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円キャリートレード継続! 金利先高感が 強まった通貨を中心にクロス円チェック! ブログ

円キャリートレード継続! 金利先高感が 強まった通貨を中心にクロス円チェック!

■イエレン議長、最後(?)の議会証言はハト派 昨日、7月12日(水)に、注目されていたイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長による半期に一度の議会証言が行われました。

 この、慣例となっている米上下両院におけるFRB議長の金融政策に関する証言ですが、イエレン議長にとって「おそらく最後になるだろう」ということもあってか、いつも以上に市場の注目が集まったといえます。

イエレンFRB議長の任期は2018年2月3日まで。最後の議会証言になりそうで、市場の注目度は高かったが… (C) Bloomberg/Getty Images

 議会証言に先立って、FRBが日本時間21時30分に公表した証言原稿には、「向こう数年にわたって政策金利の段階的な引き上げを継続する必要がある」との見方を示した一方、「インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向」、「経済に対するインフレの反応が重要な不確実性」との見解が示されました。

 また、「金利は中立水準に達するまで大きく上昇する必要ない」と考えていることが判明したほか、「米財政政策も不確実性をもたらしている」と、全般的にハト派な内容となりました。

■タカ派な期待が裏目に… 米ドル/円はポジション調整 その後、日本時間23時から開始された米下院金融サービス委員会における証言では、「バランスシートの縮小を年内の比較的早期に開始する」ことが確認できたものの、具体的な計画はそれ以上、明らかになりませんでした。

【参考記事】

●米バランスシート縮小開始は9月が濃厚!? ユーロ中心の円キャリートレード戦略維持(7月6日、今井雅人)

 市場は、それまでに、かなりタカ派的な内容を期待していたこともあってか、米ドル売りで反応しました。

 特に、米ドル/円は議会証言の前日7月11日(火)に114.495円と、目先の重要なレジスタンスレベルとして意識されていた5月11日(木)の高値114.37円を上抜けて、買いに勢いがついていた後だっただけに、短期筋を中心としたポジション調整の売りに押されることとなりました。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 米長期金利も、2.30%台まで低下しています。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 7月11日(火)のNY市場に、ブレイナードFRB理事も「最近のインフレ軟化を踏まえて金利軌道を検証する必要がある」との見解を示していましたが、全般的に前のめりに傾いてしまっていた市場のセンチメントを「少々冷やす」きっかけになったのかもしれません。

 為替市場を見てみると、米長期金利の動向が…
円キャリートレード継続! 金利先高感が 強まった通貨を中心にクロス円チェック! ブログ

円キャリートレード継続! 金利先高感が 強まった通貨を中心にクロス円チェック!

■イエレン議長、最後(?)の議会証言はハト派 昨日、7月12日(水)に、注目されていたイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長による半期に一度の議会証言が行われました。

 この、慣例となっている米上下両院におけるFRB議長の金融政策に関する証言ですが、イエレン議長にとって「おそらく最後になるだろう」ということもあってか、いつも以上に市場の注目が集まったといえます。

イエレンFRB議長の任期は2018年2月3日まで。最後の議会証言になりそうで、市場の注目度は高かったが… (C) Bloomberg/Getty Images

 議会証言に先立って、FRBが日本時間21時30分に公表した証言原稿には、「向こう数年にわたって政策金利の段階的な引き上げを継続する必要がある」との見方を示した一方、「インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向」、「経済に対するインフレの反応が重要な不確実性」との見解が示されました。

 また、「金利は中立水準に達するまで大きく上昇する必要ない」と考えていることが判明したほか、「米財政政策も不確実性をもたらしている」と、全般的にハト派な内容となりました。

■タカ派な期待が裏目に… 米ドル/円はポジション調整 その後、日本時間23時から開始された米下院金融サービス委員会における証言では、「バランスシートの縮小を年内の比較的早期に開始する」ことが確認できたものの、具体的な計画はそれ以上、明らかになりませんでした。

【参考記事】

●米バランスシート縮小開始は9月が濃厚!? ユーロ中心の円キャリートレード戦略維持(7月6日、今井雅人)

 市場は、それまでに、かなりタカ派的な内容を期待していたこともあってか、米ドル売りで反応しました。

 特に、米ドル/円は議会証言の前日7月11日(火)に114.495円と、目先の重要なレジスタンスレベルとして意識されていた5月11日(木)の高値114.37円を上抜けて、買いに勢いがついていた後だっただけに、短期筋を中心としたポジション調整の売りに押されることとなりました。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 米長期金利も、2.30%台まで低下しています。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 7月11日(火)のNY市場に、ブレイナードFRB理事も「最近のインフレ軟化を踏まえて金利軌道を検証する必要がある」との見解を示していましたが、全般的に前のめりに傾いてしまっていた市場のセンチメントを「少々冷やす」きっかけになったのかもしれません。

 為替市場を見てみると、米長期金利の動向が…
ループイフダン 2017年7月運用状況 ブログ

ループイフダン 2017年7月運用状況

ループイフダンの1ヶ月分の運用状況をまとめていきます。7月13日~31日までの運用経過を定期的に追加していきます。1回1回は小さな利益ですが、積み上がっていくと大きなものになっていくという推移がお見せできるのではないかと思っております。ループイフダン検証中
NYダウ 8月に配当相当額が大きくなる理由 ブログ

NYダウ 8月に配当相当額が大きくなる理由

くりっく株365のNYダウは、月に数回配当相当額が発生します。ここ一年の月別の配当相当額をみると来月8月は他の月に比べてかなり大きな実績となっています。これには簡単な理由があります。配当相当額目的で買いポジションを長期保有する方にとっては、大切なポイントかもしれません。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
米ドル/円は日足のボックス相場に注目! 単純に米ドル買いとはいかない理由とは? ブログ

米ドル/円は日足のボックス相場に注目! 単純に米ドル買いとはいかない理由とは?

■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

 米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。

 93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
米ドル/円は日足のボックス相場に注目! 単純に米ドル買いとはいかない理由とは? ブログ

米ドル/円は日足のボックス相場に注目! 単純に米ドル買いとはいかない理由とは?

■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

 米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。

 93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT) NISA2018年候補銘柄 ブログ

バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT) NISA2018年候補銘柄

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