ブログ
今夜の注目材料は?7/18
東京市場のドル/円は、一時112円台を割り込んで下落。追加利上げ期待が後退しているのに加え、米議会でヘルスケア法案に対する反対票が増加したと報じられた事も重しとなったようです。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 7/18(火)17:30☆ 英6月消費者物価指数17:30☆ 英6月小売物価指数17:30☆ 英6月生産者物価指数18:00☆ 独7月ZEW景気期待指数18:00 ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45 米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30 米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30 米6月輸入物価指数未定 NZフォンテラ社乳製品電子入札23:00 米7月NAHB住宅市場指数29:00 米5月対内証券投資29:00 米IBM第2四半期決算 ※☆は特に注目の材料 米議会でヘルスケア(オバマケア代替)法案の合意に手間取れば、市場が期待を寄せる「歴史的な減税」の実施も後ずれする公算が大きくなります。市場の関心が再び政治に向かうきっかけとなる可能性もあるため、米ヘルスケア法案絡みの続報に注意です。なお、本日は米経済指標もいくつか発表予定ですが、重要統計は見当たらずドル相場への影響は限られそうです。
「老子」実は相場の教科書? 株式・FXでポジションを持ったら失敗しないためにおすすめします。
FXでも株式でもポジションを持った後と前では投資家の気持ちに微妙に変化が出るものです。例えば、「上がりそうだ」と買いポジションを作ったとしましょう。ポジションを作ったあとは「上がって欲しい」という気持ちに変化します。この心の変化を意識しておけるようになると、ポジション操作での失敗は確実に減らせます。その時に役立ちそうなのが「老子」です。孔子とともに東洋思想界の巨頭ともいうべき老子の考えfが、なぜ相場運用で役立つのかを今回はご紹介させていただきます。
☆7月前半の騰落ランキングが出ました♪
7月前半の騰落率から算出した「通貨強弱ランキング」が出ました♪今回最も買われたのは「ブラジルレアル」、一方、最も売られたのは「スイスフラン」でした。
ブラジルレアルはなんと、6月の最下位から一気に首位に躍り出ました!一方、しばらく上位で健闘していたNZドルは12位に転落しています。
日本円は14位と6月に続き低位で安定してしまっているようですが、今後もこの流れが続くのでしょうか。
7月後半の通貨強弱ランキングも要注目ですよ!
7/14に発表されたIMMポジション
以下、ポイントです。
・円
112125枚ショートと、前週比37089枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約3.5万枚の大幅増となっている。ドル/円相場は前月後半からの上昇基調に乗って今月11日に3月以来となる114.40円台に上昇しており、円先安感が強まった様子が窺える
・カナダドル
8604枚ショートと、前週比30768枚減。内訳を見るとショートが前週の約7.4万枚から約5.4万枚に減少すると共に、ロングは約3.4万枚から4.6万枚に増加している。算出対象(7/5-11)翌日の加中銀(BOC)理事会での利上げ観測が高まる中、ショートポジションを手仕舞う動きが強まったようだ
図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
通貨枚数前週比円112125枚ショート37089枚増ユーロ83788枚ロング6324枚増ポンド24138枚ショート3629枚減スイスフラン208枚ロング321枚増カナダドル8604枚ショート30768枚減豪ドル36806枚ロング4392枚増メキシコペソ97859枚ロング13000枚増ニュージーランドドル31905枚ロング2772枚増
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
17/07/1417/07/07Long40,77843,648Short152,903118,684Net-112,125-75,036
・円
112125枚ショートと、前週比37089枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約3.5万枚の大幅増となっている。ドル/円相場は前月後半からの上昇基調に乗って今月11日に3月以来となる114.40円台に上昇しており、円先安感が強まった様子が窺える
・カナダドル
8604枚ショートと、前週比30768枚減。内訳を見るとショートが前週の約7.4万枚から約5.4万枚に減少すると共に、ロングは約3.4万枚から4.6万枚に増加している。算出対象(7/5-11)翌日の加中銀(BOC)理事会での利上げ観測が高まる中、ショートポジションを手仕舞う動きが強まったようだ
図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
通貨枚数前週比円112125枚ショート37089枚増ユーロ83788枚ロング6324枚増ポンド24138枚ショート3629枚減スイスフラン208枚ロング321枚増カナダドル8604枚ショート30768枚減豪ドル36806枚ロング4392枚増メキシコペソ97859枚ロング13000枚増ニュージーランドドル31905枚ロング2772枚増
図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
17/07/1417/07/07Long40,77843,648Short152,903118,684Net-112,125-75,036
今日のテクニカル見通し:ドル/円
ドル/円相場は、今月に入り5月高値(114.362円)を突破するも、心理的節目の114.50円を前に伸び悩み。足元で日足の一目均衡表の転換線を下抜けたほか、本日の東京市場でわずかながら今月安値を更新しており、目先的には下値模索の動きが先行しやすくなっていると見ます。目先は75日線や200日線といった、チャートポイントで反発するか注目です。
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)
○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。
○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。
○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)
○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)
○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。
○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。
○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)
○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)
----------7/17ドル円相場概況--------------------- OP 112.477HI 112.863LO 112.325CL 112.624 東京市場は、海の日の祝日につき動意限定。前週末の米CPI&小売ショックの余韻が残り小緩む場面もあったが、中国GDPの好結果などもあって午後には112.70円台へ持ち直した。欧州市場は欧州国債利回りが低下する中、ユーロ円やポンド円の下落が重しとなり112.30円台へと弱含んだ。NY市場に入ると、112.325円の安値を付けたのち、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り観測などで112.863円の高値まで急反発。ただ、フィキシングタイム通過後は、米長期金利の低下や米国株の弱含みが重しとなり、112.50円台に押し戻されるなど上値が重かった。 -----------7/17主な出来事---------------------------- 11:00 (中国) 6月鉱工業生産 (前年比) +7.6%前回+6.5% 予想+6.5% 11:00 (中国) 4-6月期GDP (前年比) +6.9% 前回+6.9% 予想+6.8% 11:00 (中国) 6月小売売上高 (前年比) +11.0%前回+10.7% 予想+10.6% 16:00 (トルコ) 4月失業率 10.5%前回11.7% 予想11.0% 18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.3% 前回+1.3% 予想+1.3% 21:30 (米) 7月NY連銀製造業景況指数 9.80前回19.80 予想15.00 21:30 (加) 5月国際証券取引高 +294.6億CAD 前回+106.0億CAD→+106.1億CAD ------------7/17株式・債券・商品----------------------
---------7/18きょうの注目材料------------------------- <国内>なし <海外>07:45 4-6月期NZ消費者物価指数10:30 RBA議事録17:30 英6月消費者物価指数17:30 英6月小売物価指数17:30 英6月生産者物価指数18:00 独7月ZEW景気期待指数18:00 ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45 米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30 米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30 米6月輸入物価指数23:00 米7月NAHB住宅市場指数29:00 米5月対内証券投資29:00 米IBM第2四半期決算 --------7/18きょうのひとこと------------------------- 米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。 本日もよろしくお願いいたします。
---------7/18きょうの注目材料------------------------- <国内>なし <海外>07:45 4-6月期NZ消費者物価指数10:30 RBA議事録17:30 英6月消費者物価指数17:30 英6月小売物価指数17:30 英6月生産者物価指数18:00 独7月ZEW景気期待指数18:00 ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45 米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30 米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30 米6月輸入物価指数23:00 米7月NAHB住宅市場指数29:00 米5月対内証券投資29:00 米IBM第2四半期決算 --------7/18きょうのひとこと------------------------- 米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。 本日もよろしくお願いいたします。
+10,899円 米ドル円売り戦略 最終的に利益を出すのが難しい理由
先週より稼働させた「トライオートFX 米ドル円売り設定」がポジションを持ち始めています。これによって、これまで動かしていた「米ドル円買い」と合わせて約1年ぶりの米ドル円両建て設定状況となっています。トライオートFX検証ブログ 半自動売買6つのメリット
14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月)
----------7/14ドル円相場概況--------------------- OP 113.286HI 113.574LO 112.259CL 112.520 東京市場は、3連休前の実質5・10日とあって実需のドル買いが先行すると113.574円まで上昇。しかし、仲値公示後はじり安の展開となり、午後には113.20円前後まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利が低下する中、113.00円前後まで続落。NY市場に入ると、米6月消費者物価指数と米6月小売売上高のダブルパンチを浴びて5分で50銭の急落を演じた。その後も米長期金利が低下幅を拡大する中、ドル売り圧力は収まらず112.259円まで下値を切り下げた。その後は、米国株の上昇に支えられて買い戻しが入ったが、長期金利の巻き戻しにもかかわらず112.70円台で頭打ちになると112.50円付近に押し戻されてクローズした。 -----------7/14主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月貿易収支(季調前)+214億EUR前回+179億EUR 21:30 (米) 6月消費者物価指数 (前月比)0.0%前回-0.1%予想+0.1%(米) 6月消費者物価指数 (前年比)+1.6%前回+1.9%予想+1.7%(米) 6月消費者物価指数 (コア:前年比)+1.7%前回+1.7%予想+1.7% 21:30 (米) 6月小売売上高 (前月比)-0.2%前回-0.3%→-0.1%予想+0.1%(米) 6月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.2%前回-0.3%予想+0.2% 22:15 (米) 6月鉱工業生産 (前月比)+0.4%前回0.0%→+0.1%予想+0.3%(米) 6月設備稼働率76.6%前回76.6%→76.4%予想76.8% 23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報93.1前回95.1予想95.0 23:00 (米) 5月企業在庫 (前月比)+0.3%前回-0.2%予想+0.3% ------------7/14株式・債券・商品---------------------- 日経平均 20118.86(△19.05)上海総合3222.42(△4.25) 英FT 7242.13(▼15.16)独DAX12733.41(▼60.59) NYダウ21637.74 (△84.65) 日10年債0.078% (▼0.001) 豪10年債2.718% (△0.031)英10年債1.310% (△0.008)独10年債0.597% (▼0.006)米2年債 1.356% (▼0.007)米10年債2.332% (▼0.013) NY原油 46.54(△0.46)NY金 1227.50(△10.20) --------7/17きょうの注目材料------------------------- <国内>海の日の祝日で休場 <海外>11:00 中国6月鉱工業生産11:00 中国6月小売売上高11:00 中国4-6月期GDP16:00 トルコ4月失業率18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値21:30 カナダ5月国際証券投資21:30 米7月NY連銀製造業景気指数 --------7/17きょうのひとこと------------------------ 米6月消費者物価指数は、たしかに期待外れでしたが、コア指数が前年比+1.7%と底堅い伸びを示しており低インフレ懸念が高まるほどではないと感じます。それより、米6月小売売上高が除自動車で2カ月連続で減少した事のほうが消費大国アメリカの景気先行きに対する不安を抱かせます。ドル円は200日移動平均線(111.741)や6-7月の上げ幅の半値押し(111.639)のサポートを試す展開がやってきそうです。 今週もよろしくお願いいたします。