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ドル/円と金利の逆相関は解消されない! 円高と米ドル安を加速させる要因とは? ブログ

ドル/円と金利の逆相関は解消されない! 円高と米ドル安を加速させる要因とは?

■ここ最近はアジア時間で円高が加速 良好な米国の雇用統計で、米長期金利が上昇して、株価が急落するという展開になってから、市場が完全にリスクオフの流れになってしまっています。

 特に、中国が、本日(2月15日)から春節(旧正月)の休暇に入っていますが、それまでにポジションを整理したいという動きが、ここ数日、加速していました。

 ここ数日間は、欧米時間よりアジア時間で円高が加速していることが、そのことを示唆しています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

■米長期金利は2.9%まで上昇したけど… 長く続いてきた米国の長期金利と米ドル/円の正の相関関係が崩れてしまっていることは、前回のコラムで紹介しました。

【参考記事】

●市場の混乱は一時的と考えるのはなぜ? 108円台が底堅いドル/円の下げは一服か(2月8日、今井雅人)

 ここ最近の動きを見ても、米国の長期金利はさらに上昇して、10年物国債で2.9%を上回る水準となってきていますが、それでも、為替は円高に向かっています。

【参考記事】

●米長期金利が「30年レジスタンス」を突破! 日米株の乱高下に警戒! 米ドル/円は…!?(2月12日、西原宏一&大橋ひろこ)

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

 つまり、米国の長期金利と米ドル相場は、逆相関の関係に変ってしまった状態が続いているということです。

米長期金利(右軸)と米ドル/円(左軸) 週足(2017年~)(出所:Bloomberg)

 リスクオフ相場で重要なことは、ポジションがどう傾いて…
米ドル/円は107円を割り込んで売りシグナル 点灯!100円近辺までサポート見当たらない ブログ

米ドル/円は107円を割り込んで売りシグナル 点灯!100円近辺までサポート見当たらない

■米ドル/円は2012年12月末まで2年以上ボックス相場だった 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

 米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。

 93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
米ドル/円は107円を割り込んで売りシグナル 点灯!100円近辺までサポート見当たらない ブログ

米ドル/円は107円を割り込んで売りシグナル 点灯!100円近辺までサポート見当たらない

■米ドル/円は2012年12月末まで2年以上ボックス相場だった 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

 米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。

 93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
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暴落相場でできることとは? ユーロ/円、 英ポンド/円のターゲットは一旦キャンセル ブログ

暴落相場でできることとは? ユーロ/円、 英ポンド/円のターゲットは一旦キャンセル

■米ドル全面安一服と、主要クロス円変調の兆しに注目! 相場環境は急変している。米国株の大幅下落が引き金であったが、為替相場における注目ポイントは以下の2つであると思う。

 1つは、米ドル全面安が一服していること。もう1つは、ユーロ/円をはじめ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)に変調の兆しが出ていることだ。

 米国株安が必ずしも米ドル安を伴うとは限らないが、今回の米国株の急落(NYダウの2月5日(月)の下落は史上最大記録、2月8日(木)も1000ドル超の下落幅だった)がきつく、米ドルがさらに売られてもおかしくないのに、ドルインデックスは底堅く推移している。この兆しを見逃すべきではないと思う。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)

 相場は複雑でありながらシンプルなので、「過激な株安でも、米ドル安が連動していなければ米ドル自体が選好される」、もしくは「ここまでの米ドル安が行きすぎであった」というほか、答えはない。今回の局面は、明らかに後者の方ではないかと思う。

 要するに、昨年(2017年)年初を起点とした米ドル安は、すでにクライマックスの段階に入り、すでに底打ちしたか、そろそろ底打ちを図る局面に来ているという結論が得られる。

 こうなると、当然のように、米ドルの対極として買われてきたユーロは、すでに頭打ちになったか、そろそろ頭打ちになる公算が大きいとみるべきだ。

■相場異変、米ドルの買い戻ししか道がない理由とは? 問題を、相場の内部構造で考えると、やはり、米通貨先物市場における投機筋の動向が気になる。

 主要8つの通貨に対して、1月30日(火)まで米ドル売りの持ち高が連続5週拡大し、ユーロの買い越しは記録開始以来の高い水準を示していた。

IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(ユーロ/米ドル) 1月30日時点 よって、米ドル売りが飽和状態というか、典型的なオーバーシュートの状態だったので、相場に異変があって、ポジションの整理や削減に動くなら、米ドルの買い戻ししか道がない。

 この視点で問題を捉えると、これからの市況を予想しやすいかと思う。別に、米国株の動向がこれからどうなるかを予想できなくても、為替マーケットにおけるトレンドは、大まかに測れる。

 つまり、ポジションの整理と削減が続く可能性が大きいから、ユーロ安・米ドル高が続く公算も高い、ということだ。

■異変も暴落も相場の一部、冷静に付き合うしかない 米国株の暴落は、日本株を含め、世界株の急落をもたらし、これからも大きな影響力を発揮するのは間違いない。米国株急落の原因や背景についてはいろいろと分析がなされ、今は溢れるほどあるから、ここでは検証しないが、米金利の急上昇が株の圧迫要素として効いていることは間違いなかろう。

 相場というものは、不確実性を伴う生き物だ。不確実性があるからこそ相場が生き、なくなれば相場自体が死んでしまう。異変にしても、暴落にしても、相場の一部なので、冷静に付き合っていくしかない。これから相場がどうなるかについて、断定的な結論が出せる個人や集団が存在しないのも、相場の不確実性の一部として考えれば納得できる。

 言いたいのは1つだけ。相場の見通しについて誰も100%の確信を持てないなら、できることはただ1つ、ポジションの圧縮だ。これは個人投資家の弱者にしても、ウォール街の強者にしても共通した行動パターンなので、大した違いはないはずだ。相場の変動率が高まれば高まるほど、こういった動きが鮮明になり、また想定されやすい。

 ゆえに、ポジションの圧縮や削減が進み、売り越されている米ドルは買われ、ユーロをはじめとして、買い越されている外貨は売られるはずだ。米ドル以外の通貨で例外なのは円。円も大幅な売り越しなので、円は買われる可能性がある。

■米ドル/円は107.33円割れの有無がポイントに ただし、米ドル/円は下のチャート上で示したように、大型トライアングルにあり、このトライアングルのブレイク待ちの状況なので、円売りポジションの整理は、昨年(2017年)安値107.33円割れの有無が1つの検証ポイントになってこよう。

米ドル/円 週足(出所:Bloomberg)

 2017年安値を割り込めなければ、なお、このトライアングル内に値動きが制限される可能性もある。

 もっとも、米ドル/円は昨年(2017年)11月に上値トライに…