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相関分析チャート体験事例 為替・CFD・貴金属・先物などを同時重複表示できる便利機能で私がやっている事
サクソバンク証券に口座を保有している方には、一度は使って欲しいのが「相関分析チャート」です。為替・債券・CFD・先物などの多数の銘柄を同じチャート上に重ねて表示できるもので、2つだけでな3銘柄・4銘柄といくつも表示することができます。参考までに、私の使い方をご紹介させていただきます。サクソバンクFX 詳細
2日のドル/円相場ときょうのひとこと(3/5 月)
----------3/2ドル円相場-------------------------- 日銀総裁「出口」に言及で円高進行、米大統領「貿易戦争、勝つのは簡単」でドル安が進行すると、昨年来安値を更新して105.20円台へ。救いは米国株の下げ渋りで、ひとまず105円台後半に値を戻してクローズした。 OP106.249 HI106.292 LO105.251 CL105.721 -----------3/2主な出来事--------------------------- 14:30 黒田日銀総裁「2019年ごろに物価目標達成なら出口を検討」 16:00 (独)1月小売売上高指数 (前月比) -0.7%前回-1.9%→-1.1%予想+0.7% 18:30 (英) 2月建設業PMI 51.4前回50.2 予想50.5 19:00 (ユーロ圏) 1月生産者物価指数 (前年比) +1.5% 前回+2.2% 予想+1.6% 19:50 トランプ米大統領「(米国が)通商面で実質的に全ての国に対し何十億ドルも失っているとき、貿易戦争は有用で勝つのも簡単だ」 22:30 (加) 12月GDP (前月比) +0.1%前回+0.4% 予想+0.1% 22:30 (加) 10-12月期GDP (前期比年率) +1.7%前回+1.7%→+1.5%予想+2.0% 23:15 メイ英首相、Brexit後のEUとの通商関係について演説「将来的にEU法は英国に適用されない」「英国とEUは移行期間の時間は制限付きであること明確にしている」 「英離脱交渉では両側とも望み通りにはならない」「悪い合意ならない方がまし」 24:00 (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 99.7 前回99.9 予想99.5 ------------3/2株式・債券・商品--------------------- 日経平均 21181.64▼542.83豪ASX 5928.896▼44.446上海総合 3254.528 ▼19.227英FT 7069.90▼105.74独DAX 11913.71▼277.23NYダウ 24538.06▼70.92 日10年債利回り 0.0680%△0.0250豪10年債利回り 2.734%▼0.018英10年債利回り 1.474%△0.007独10年債利回り0.651%△0.008米2年債利回り 2.2418%△0.0301米10年債利回り 2.8643%△0.0565 NY原油 61.25 △0.26NY金 1323.40△18.20 ------------3/5きょうの注目材料--------------------- <国内> 14:15 雨宮氏と若田部氏、所信聴取 <海外> 09:30 豪1月住宅建設許可件数10:45 中国2月財新サービス業PMI17:50 仏2月サービス業PMI改定値17:55 独2月サービス業PMI改定値18:00 ユーロ圏2月サービス業PMI改定値18:30 英2月サービス業PMI19:00 ユーロ圏1月小売売上高24:00 米2月ISM非製造業景況指数27:15 クオールズFRB副議長、講演 ------------3/5きょうのひとこと---------------------- ドル円は先週末に一時105.251円まで下落して2016年11月月以来の安値を付けました。心理的節目の105円を再び射程圏内に捉えており、世界的な株安が続けば105円割れの可能性も否定できない状況です。ただ、4日に判明した独社会民主党(SPD)の党員投票の結果、大連立が成立しメルケル首相の続投が決定的となった事や、イタリアの総選挙で大きな波乱がなかった事から、欧州政治リスクはひとまず後退しました。トランプ政権の関税強化や日銀の出口観測に対する市場の反応はやや行きすぎとの見方もあるだけに、株価が落ち着けば意外な反発を見せる可能性もあります。少し気が早いかもしれませんが「2番底」の可能性も視野に入れつつ、少し様子を見たいと思います。 本日もよろしくお願いいたします。
FXオプション 魅力と破綻リスク ~ 口座開設前に絶対に理解しておいて欲しい事
FXオプションには大きな魅力があります。その反面、大きな損失を経験している人も多いという大きな破綻リスクも持っています。今回の記事が、FXオプション正しい理解のための一助となれば幸いです。当連載を初めて読まれる方は第一回からお読みになることをおすすめします。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法FX積立このページの中ほどにある「2018年度 純ドルコスト平均法FX積立2018」が当連載の目次となっております。
主要クロス円の大逆転が意味するのは 米ドル安の終焉!ただし米ドル/円だけは…
■主要クロス円は新たな変動レンジへ移行! 円高が進行している。執筆中の現時点で、米ドル/円は再び106円の節目にトライ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)もそろって下値打診を試している。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
ユーロ/円をはじめ、クロス円の大逆転は本コラム(2月16日、23日コラムをご参照)にて繰り返し指摘したとおりだが、ここに来て2つのポイントを指摘しておきたい。
【参考記事】
●過大評価されるユーロと過小評価される円、是正する道はユーロ/円の大逆転のみ!(2018年2月16日、陳満咲杜)
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
まずは、ユーロ/円、英ポンド/円や豪ドル/円がそろって新たな変動レンジに入っていること。もちろん、その変動レンジは「外貨安・円高」のレンジである。
■ユーロ/円はメインレジスタンスゾーンを割り込む ユーロ/円は、2017年8月高値や11月安値で形成されたサポートゾーンが最も重要であったが、完全に下放れした以上、トップアウトを認定することはもちろん、ここからの変動レンジも下方修正されるだろう。
ユーロ/円 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
今年(2018年)1月安値は133円の節目前後に位置している。上放れできず、昨日(3月1日)の安値打診につながったわけだから、新たなレンジの上限は133円近辺と見なすのが適切であろう。
レンジの下限は前回のコラムでも強調したように、126円台~128円台にまず据え置くが、場合によっては上限の下方修正も十分あり得るだろう。
【参考記事】
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
何しろ、元々のメインサポートゾーンが破れたのだから、一転してこれがレジスタンスゾーンと化してもおかしくない。ここから切り返しがあっても131円台後半~132円台前半に留まる可能性が大きい。
■英ポンド/円はサポートゾーンとサポートライン両方割り込む 英ポンド/円はより大幅な下落を達成したので、週足で見ないと全体像をつかめない。
2016年12月高値、2017年5月、7月高値で形成された元々のレジスタンスゾーンが、2017年10月や11月安値で再確認されたわけだから、ここがメインサポートゾーンとして重要な意味を持つことが示されていた。
よって、足元ではそのゾーンを大きく割り込んでいる以上、ブル(上昇)トレンドの終焉、また、変動レンジの下方修正は当然であろう。
英ポンド/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
2016年安値から引かれるメインサポートラインを大きく下回ったことも然り。新たなレンジは、143円台後半(2016年安値を起点とした全上昇幅の38.2%反落位置)~148円の節目前後とするのが適切であろう。
■豪ドル/円の新レンジは79円前半~83円前半か 豪ドル/円も週足で確認しておきたい。
豪ドル/円は2017年11月安値を大きく割り込んだ以上、2017年9月高値を「ヘッド」とする「ヘッド&ショルダーズ(※)」のフォーメーションを完成させたと言える。そして、この「ヘッド&ショルダーズ」はスパンの短いパターン(黄色の曲線で表示)やスパンの長いパターン(黄緑色の曲線で表示)の両パターンを示唆している。
(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされているもの。チャートの形を人の頭と両肩に見立てて、「ヘッド&ショルダーズ」と呼ばれている。仏像が3体並んでいるように見えるため、「三尊型」と呼ばれることもある)
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
したがって、豪ドル/円はこれからさらに大幅な下値余地を拡大してもおかしくないから、近々の変動レンジを79円前半~83円前半というように、下方修正するべきかとみる。
主要クロス円における変動レンジを下方修正する必要があれば…
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
ユーロ/円をはじめ、クロス円の大逆転は本コラム(2月16日、23日コラムをご参照)にて繰り返し指摘したとおりだが、ここに来て2つのポイントを指摘しておきたい。
【参考記事】
●過大評価されるユーロと過小評価される円、是正する道はユーロ/円の大逆転のみ!(2018年2月16日、陳満咲杜)
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
まずは、ユーロ/円、英ポンド/円や豪ドル/円がそろって新たな変動レンジに入っていること。もちろん、その変動レンジは「外貨安・円高」のレンジである。
■ユーロ/円はメインレジスタンスゾーンを割り込む ユーロ/円は、2017年8月高値や11月安値で形成されたサポートゾーンが最も重要であったが、完全に下放れした以上、トップアウトを認定することはもちろん、ここからの変動レンジも下方修正されるだろう。
ユーロ/円 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
今年(2018年)1月安値は133円の節目前後に位置している。上放れできず、昨日(3月1日)の安値打診につながったわけだから、新たなレンジの上限は133円近辺と見なすのが適切であろう。
レンジの下限は前回のコラムでも強調したように、126円台~128円台にまず据え置くが、場合によっては上限の下方修正も十分あり得るだろう。
【参考記事】
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
何しろ、元々のメインサポートゾーンが破れたのだから、一転してこれがレジスタンスゾーンと化してもおかしくない。ここから切り返しがあっても131円台後半~132円台前半に留まる可能性が大きい。
■英ポンド/円はサポートゾーンとサポートライン両方割り込む 英ポンド/円はより大幅な下落を達成したので、週足で見ないと全体像をつかめない。
2016年12月高値、2017年5月、7月高値で形成された元々のレジスタンスゾーンが、2017年10月や11月安値で再確認されたわけだから、ここがメインサポートゾーンとして重要な意味を持つことが示されていた。
よって、足元ではそのゾーンを大きく割り込んでいる以上、ブル(上昇)トレンドの終焉、また、変動レンジの下方修正は当然であろう。
英ポンド/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
2016年安値から引かれるメインサポートラインを大きく下回ったことも然り。新たなレンジは、143円台後半(2016年安値を起点とした全上昇幅の38.2%反落位置)~148円の節目前後とするのが適切であろう。
■豪ドル/円の新レンジは79円前半~83円前半か 豪ドル/円も週足で確認しておきたい。
豪ドル/円は2017年11月安値を大きく割り込んだ以上、2017年9月高値を「ヘッド」とする「ヘッド&ショルダーズ(※)」のフォーメーションを完成させたと言える。そして、この「ヘッド&ショルダーズ」はスパンの短いパターン(黄色の曲線で表示)やスパンの長いパターン(黄緑色の曲線で表示)の両パターンを示唆している。
(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされているもの。チャートの形を人の頭と両肩に見立てて、「ヘッド&ショルダーズ」と呼ばれている。仏像が3体並んでいるように見えるため、「三尊型」と呼ばれることもある)
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
したがって、豪ドル/円はこれからさらに大幅な下値余地を拡大してもおかしくないから、近々の変動レンジを79円前半~83円前半というように、下方修正するべきかとみる。
主要クロス円における変動レンジを下方修正する必要があれば…
主要クロス円の大逆転が意味するのは 米ドル安の終焉!ただし米ドル/円だけは…
■主要クロス円は新たな変動レンジへ移行! 円高が進行している。執筆中の現時点で、米ドル/円は再び106円の節目にトライ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)もそろって下値打診を試している。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
ユーロ/円をはじめ、クロス円の大逆転は本コラム(2月16日、23日コラムをご参照)にて繰り返し指摘したとおりだが、ここに来て2つのポイントを指摘しておきたい。
【参考記事】
●過大評価されるユーロと過小評価される円、是正する道はユーロ/円の大逆転のみ!(2018年2月16日、陳満咲杜)
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
まずは、ユーロ/円、英ポンド/円や豪ドル/円がそろって新たな変動レンジに入っていること。もちろん、その変動レンジは「外貨安・円高」のレンジである。
■ユーロ/円はメインレジスタンスゾーンを割り込む ユーロ/円は、2017年8月高値や11月安値で形成されたサポートゾーンが最も重要であったが、完全に下放れした以上、トップアウトを認定することはもちろん、ここからの変動レンジも下方修正されるだろう。
ユーロ/円 日足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
今年(2018年)1月安値は133円の節目前後に位置している。上放れできず、昨日(3月1日)の安値打診につながったわけだから、新たなレンジの上限は133円近辺と見なすのが適切であろう。
レンジの下限は前回のコラムでも強調したように、126円台~128円台にまず据え置くが、場合によっては上限の下方修正も十分あり得るだろう。
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●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
何しろ、元々のメインサポートゾーンが破れたのだから、一転してこれがレジスタンスゾーンと化してもおかしくない。ここから切り返しがあっても131円台後半~132円台前半に留まる可能性が大きい。
■英ポンド/円はサポートゾーンとサポートライン両方割り込む 英ポンド/円はより大幅な下落を達成したので、週足で見ないと全体像をつかめない。
2016年12月高値、2017年5月、7月高値で形成された元々のレジスタンスゾーンが、2017年10月や11月安値で再確認されたわけだから、ここがメインサポートゾーンとして重要な意味を持つことが示されていた。
よって、足元ではそのゾーンを大きく割り込んでいる以上、ブル(上昇)トレンドの終焉、また、変動レンジの下方修正は当然であろう。
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(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされているもの。チャートの形を人の頭と両肩に見立てて、「ヘッド&ショルダーズ」と呼ばれている。仏像が3体並んでいるように見えるため、「三尊型」と呼ばれることもある)
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●過大評価されるユーロと過小評価される円、是正する道はユーロ/円の大逆転のみ!(2018年2月16日、陳満咲杜)
●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
まずは、ユーロ/円、英ポンド/円や豪ドル/円がそろって新たな変動レンジに入っていること。もちろん、その変動レンジは「外貨安・円高」のレンジである。
■ユーロ/円はメインレジスタンスゾーンを割り込む ユーロ/円は、2017年8月高値や11月安値で形成されたサポートゾーンが最も重要であったが、完全に下放れした以上、トップアウトを認定することはもちろん、ここからの変動レンジも下方修正されるだろう。
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今年(2018年)1月安値は133円の節目前後に位置している。上放れできず、昨日(3月1日)の安値打診につながったわけだから、新たなレンジの上限は133円近辺と見なすのが適切であろう。
レンジの下限は前回のコラムでも強調したように、126円台~128円台にまず据え置くが、場合によっては上限の下方修正も十分あり得るだろう。
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●米ドル安・ユーロ高基調が終わっても、ドル/円は安値圏での保ち合いにとどまる!?(2018年2月23日、陳満咲杜)
何しろ、元々のメインサポートゾーンが破れたのだから、一転してこれがレジスタンスゾーンと化してもおかしくない。ここから切り返しがあっても131円台後半~132円台前半に留まる可能性が大きい。
■英ポンド/円はサポートゾーンとサポートライン両方割り込む 英ポンド/円はより大幅な下落を達成したので、週足で見ないと全体像をつかめない。
2016年12月高値、2017年5月、7月高値で形成された元々のレジスタンスゾーンが、2017年10月や11月安値で再確認されたわけだから、ここがメインサポートゾーンとして重要な意味を持つことが示されていた。
よって、足元ではそのゾーンを大きく割り込んでいる以上、ブル(上昇)トレンドの終焉、また、変動レンジの下方修正は当然であろう。
英ポンド/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
2016年安値から引かれるメインサポートラインを大きく下回ったことも然り。新たなレンジは、143円台後半(2016年安値を起点とした全上昇幅の38.2%反落位置)~148円の節目前後とするのが適切であろう。
■豪ドル/円の新レンジは79円前半~83円前半か 豪ドル/円も週足で確認しておきたい。
豪ドル/円は2017年11月安値を大きく割り込んだ以上、2017年9月高値を「ヘッド」とする「ヘッド&ショルダーズ(※)」のフォーメーションを完成させたと言える。そして、この「ヘッド&ショルダーズ」はスパンの短いパターン(黄色の曲線で表示)やスパンの長いパターン(黄緑色の曲線で表示)の両パターンを示唆している。
(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされているもの。チャートの形を人の頭と両肩に見立てて、「ヘッド&ショルダーズ」と呼ばれている。仏像が3体並んでいるように見えるため、「三尊型」と呼ばれることもある)
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:IG証券)
したがって、豪ドル/円はこれからさらに大幅な下値余地を拡大してもおかしくないから、近々の変動レンジを79円前半~83円前半というように、下方修正するべきかとみる。
主要クロス円における変動レンジを下方修正する必要があれば…
燃費上昇中により節約額もアップ 節約で投資信託2018年3月
「格安スマホ乗換」「毎月の楽天スーパーポイント」「車買い替えによる燃費向上分」の3つを積立原資として投資信託購入を続けるこの企画も、早いもので8ヶ月目に入ります。こういう形でも、毎月1万円くらいは積立出来るようになってきています。積立総額も5万円を超えてきました。何年も続けていけば50万円・100万円という運用額になるのも可能かもしれないですね。楽しみながら、やっていきます。投資信託初心者向け 節約とカード買物ポイントで運用中
ユーロ/円がここまで崩れた理由は何? 調整が終われば為替相場も下げ止まる
■株式市場は依然として不安定な動き… 各国の株式市場は、依然として不安定な動きをしています。そこで、今年(2018年)に入ってからの動きをもう一度、振り返ってみます。
世界の株式市場に大きな影響を与えたのは、米国の株式市場でした。代表的な指標であるNYダウは、昨年(2017年)からの上昇基調を継続して年初から上昇を続け、2万6000ドル台半ばに到達しました。
その後、インフレ関連の指標が強かったことを要因とする米長期金利の上昇をきっかけとしてNYダウは急落し、2月9日(金)には2万3360ドルまで下落する展開となりました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
2月9日(金)を過ぎると徐々に回復してきましたが、足元ではまた少し、不安定になってきています。
■米利上げは確実。鍵は金融政策に関するメッセージ 米国の長期金利は、一時ほどの勢いはありませんが、それでも年初から見れば、かなり高い水準になっています。
米国債10年物の利回りを見ると、年初は2.4%台から上昇し、一時は2.95%あたりまで上昇しました。
【参考記事】
●米長期金利が「30年レジスタンス」を突破! 日米株の乱高下に警戒! 米ドル/円は…!?(2月12日、西原宏一&大橋ひろこ)
そこから少し緩んではいますが、それでも足元の水準は2.86%程度で、年初から比べれば、かなり高いということがわかります。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
米国では3月20日(火)~21日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されますが、ここでは、政策金利を0.25%引き上げることが確実視されています。
米政策金利の推移※FRBのデータを基にザイFX!が作成
このときに、金融政策についてどういうメッセージが出されるのかが、大きな鍵になってくると思っています。
■今は強気相場のあとの避けられない調整局面 日本の株式市場の方ですが、こちらも基本的には、米国の株式の動きに連動する形となっているのがわかります。
日経平均を見ると、1月に2万4000円台まで上昇しましたが、その後は急落し、一時2万1000円を割り込む局面もありました。そして、その後、やや回復しましたが、足元は2万1000円台にとどまっています。
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
株式市場がこうした動きをしている背景は、やはり、昨年(2017年)の強気相場の影響だと考えています。
強気相場が続くと、どうしてもそのあとに調整局面が起きるというのは避けられないことで、今はそういう段階にあるということだと思います。
そういう点で為替市場を見てみると、今年(2018年)に入ってからの…
世界の株式市場に大きな影響を与えたのは、米国の株式市場でした。代表的な指標であるNYダウは、昨年(2017年)からの上昇基調を継続して年初から上昇を続け、2万6000ドル台半ばに到達しました。
その後、インフレ関連の指標が強かったことを要因とする米長期金利の上昇をきっかけとしてNYダウは急落し、2月9日(金)には2万3360ドルまで下落する展開となりました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
2月9日(金)を過ぎると徐々に回復してきましたが、足元ではまた少し、不安定になってきています。
■米利上げは確実。鍵は金融政策に関するメッセージ 米国の長期金利は、一時ほどの勢いはありませんが、それでも年初から見れば、かなり高い水準になっています。
米国債10年物の利回りを見ると、年初は2.4%台から上昇し、一時は2.95%あたりまで上昇しました。
【参考記事】
●米長期金利が「30年レジスタンス」を突破! 日米株の乱高下に警戒! 米ドル/円は…!?(2月12日、西原宏一&大橋ひろこ)
そこから少し緩んではいますが、それでも足元の水準は2.86%程度で、年初から比べれば、かなり高いということがわかります。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
米国では3月20日(火)~21日(水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されますが、ここでは、政策金利を0.25%引き上げることが確実視されています。
米政策金利の推移※FRBのデータを基にザイFX!が作成
このときに、金融政策についてどういうメッセージが出されるのかが、大きな鍵になってくると思っています。
■今は強気相場のあとの避けられない調整局面 日本の株式市場の方ですが、こちらも基本的には、米国の株式の動きに連動する形となっているのがわかります。
日経平均を見ると、1月に2万4000円台まで上昇しましたが、その後は急落し、一時2万1000円を割り込む局面もありました。そして、その後、やや回復しましたが、足元は2万1000円台にとどまっています。
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
株式市場がこうした動きをしている背景は、やはり、昨年(2017年)の強気相場の影響だと考えています。
強気相場が続くと、どうしてもそのあとに調整局面が起きるというのは避けられないことで、今はそういう段階にあるということだと思います。
そういう点で為替市場を見てみると、今年(2018年)に入ってからの…
円高の流れはクロス円を中心に継続! ポンド/円は半値戻しに届かず140円割れへ
■米ドル/円はオプションが絡んだ攻防へ みなさん、こんにちは。
前回のコラムでご紹介させていただいたように、米ドル/円は、2月16日(金)に105.50円台に到達して以来、調整局面入り。
今年(2018年)に入ってからの円高のスピードが極めて速いので、これは仕方ないところ。
【参考記事】
●米ドル/円は一気に目標の105円台へ到達! いったん調整後、次のステージは100円へ(2月22日、西原宏一)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
加えて、マーケットでは、米ドル/円の巨大なオプションが話題になっています。
まず、107.00円
マーケット参加者によれば、3月9日(金)までは、米ドル/円の107.00円のオプションが80億ドルあるとのこと。
一方、ダウンサイドですが、3月7日(水)まで105.50円に51億ドル残存しているとのこと。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
マーケットはオプションだけで動くわけではありませんが、これだけ巨額なオプションの行使期限が控えていると、米ドル/円マーケットに少なからず影響を及ぼします。
このオプションの影響を考慮すれば、当面、米ドル/円は105.50円~107.00円の±50pips、つまり105.00円~107.50円程度のレンジ圏内で推移する可能性が高まります。
米ドル/円 週足(出所:Bloomberg)
これにより、方向性では取りにくいかもしれませんが、今年(2018年)に入って米ドル/円のボラティリティが上がっていることを考えると、このレンジ圏内(105.00円~107.50円程度)で何度も往復する可能性が高いといえます。考え方によっては、悪い相場ではありません。
個人的には最終的にブレイクするのはダウンサイドだと思っているので、押し目でロングにせず、あくまでも米ドル/円のコアショートを維持しながら、セル・オン・ラリーの予定です。
【参考記事】
●米ドル/円は一気に目標の105円台へ到達! いったん調整後、次のステージは100円へ(2月22日、西原宏一)
米ドル/円が105.55円に到達して以来…
前回のコラムでご紹介させていただいたように、米ドル/円は、2月16日(金)に105.50円台に到達して以来、調整局面入り。
今年(2018年)に入ってからの円高のスピードが極めて速いので、これは仕方ないところ。
【参考記事】
●米ドル/円は一気に目標の105円台へ到達! いったん調整後、次のステージは100円へ(2月22日、西原宏一)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
加えて、マーケットでは、米ドル/円の巨大なオプションが話題になっています。
まず、107.00円
マーケット参加者によれば、3月9日(金)までは、米ドル/円の107.00円のオプションが80億ドルあるとのこと。
一方、ダウンサイドですが、3月7日(水)まで105.50円に51億ドル残存しているとのこと。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
マーケットはオプションだけで動くわけではありませんが、これだけ巨額なオプションの行使期限が控えていると、米ドル/円マーケットに少なからず影響を及ぼします。
このオプションの影響を考慮すれば、当面、米ドル/円は105.50円~107.00円の±50pips、つまり105.00円~107.50円程度のレンジ圏内で推移する可能性が高まります。
米ドル/円 週足(出所:Bloomberg)
これにより、方向性では取りにくいかもしれませんが、今年(2018年)に入って米ドル/円のボラティリティが上がっていることを考えると、このレンジ圏内(105.00円~107.50円程度)で何度も往復する可能性が高いといえます。考え方によっては、悪い相場ではありません。
個人的には最終的にブレイクするのはダウンサイドだと思っているので、押し目でロングにせず、あくまでも米ドル/円のコアショートを維持しながら、セル・オン・ラリーの予定です。
【参考記事】
●米ドル/円は一気に目標の105円台へ到達! いったん調整後、次のステージは100円へ(2月22日、西原宏一)
米ドル/円が105.55円に到達して以来…
FX積立 2018年3月運用状況
毎月コツコツ続けているFX積立、2018年3月の状況をまとめました。2018年3月は、レバレッジ2倍で2424豪ドル円の買いポジションを作っています。現在の豪ドル円相場が82円台とかなり下がってきたので、前月のレバレッジ1倍からレバレッジ2倍へと買い数量を増やしています。成行注文で出して、有利に約定したので右図のニコチャンマークがでています。豪ドル円相場自体は、もう少し下値がありそうな感じです。下げ相場できっちりと買っていくのが、FX積立を有利に持っていくためのコツです。ここから下げるようであれば、しっかりと買っていくつもりでおります。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況