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第11歩 FXで負けないためにすべき事 ブログ

第11歩 FXで負けないためにすべき事

一緒にされがちなことなのですが、「FXで勝つためにすべき事」と「FXで負けないためにすべき事」は分けて考えるほうが良いです。今回と次回でその辺をまとめさせていただきます。今回この連載を読まれるのが初めての方は、第一話から読まれることをお勧めいたします。第1話:凡人の道
米ドル/円はそろそろ頭打ち…?と思って 売ったら踏み上げ相場の土台にされるかも!? ブログ

米ドル/円はそろそろ頭打ち…?と思って 売ったら踏み上げ相場の土台にされるかも!?

■ドルインデックスに新たなサイン点灯! 為替市場は一進一退しながら、また新たなサインを点灯している模様だ。米ドル高基調は維持されているものの、その勢いが低下していく可能性が示唆されたとみる。

 ドルインデックスの日足に照らしてみるとわかるように、3月7日(木)のECB(欧州中央銀行)会合後に大幅続伸し、昨年(2018年)高値をブレイクする勢いを示したが、先週末(3月8日)から一転して続落、3月13日(水)には7日(木)安値を割り込み、7日(木)の大陽線を「帳消し」した形となった。このサインはやはり、無視できないかと思う。

ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)

 なにしろ、前回のコラムでも強調したように、3月7日(木)にECBが打ち出したハト派政策は、多くの市場関係者にとってサプライズであった。

【参考記事】

●ドル/円は下落調整があれば、2019年内に120円の大台にトライする可能性が高まる!?(2019年3月8日、陳満咲杜)

 サプライズだったからこそ、ユーロ/米ドルもいったん昨年(2018年)安値を割り込んだわけだが、本来ならこのままベア(下落)トレンドを継続し、さらに下値余地を広げることになるかと思われた。しかし、先週末(3月8日)からほぼ一貫して切り返し、1.13ドルの節目回復もあって、目下、下落モメンタムをだいぶ緩和されたようにみえる。

ユーロ/米ドル 日足 

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足) 

■英ポンドの強さが米ドルの軟調を浮き彫りに そのほかの主要外貨では、延々とEU(欧州連合)離脱問題に悩まされる英ポンド/米ドルが13日(水)に大幅続伸し、一時1.3385ドルと、昨年(2018年)6月中旬以来の高値を更新した。

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足) 

 英議会の2度目の離脱案否決で英ポンドが買われたのは、いわゆる「合意なき離脱」はもうないという思惑が支配的になってきたからだ。

 実際の状況はなお流動的だが、目先の英ポンド切り返し継続、また強気変動の維持は、米ドルの軟調を浮き彫りにする。

 利下げ観測がある豪ドルさえ、安値圏に留まってはいるものの、3月8日(金)から小幅ながら反発しており、「底割れ」を回避している模様。

豪ドル/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 日足) 

 要するに、目下、米ドル全面高の局面にはほど遠い。

■ドルインデックスはユーロ急落に乗れなかったから失速? ドルインデックスで言えば、3月7日(木)のECB会合でユーロの急落に乗れず、昨年(2018年)高値を更新できなかったところが大きく、モメンタムの低下を招いたと思われる。

 米ドル全体の失速を、いろいろ理由付けて解釈してもよいが、重要なのは原因ではなく、これからの流れだ。米ドル全体の流れやそのモメンタムを把握できれば、これからの流れもある程度推測できるから、こちらに専念したい。

 本コラムが繰り返し指摘してきたように、米ドル全面高となったとき、その上昇スピードが速く、モメンタムが強い場合は、往々にしてクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)における外貨安・円高の傾向が強くなる。その時は米ドル/円も頭打ちとなりやすく、また、反落しやすい傾向にある。

 反面、米ドルに対する主要外貨のパフォーマンスがバラバラで、また、全体のモメンタムが低下する時は、クロス円における外貨高・円安の傾向が強く、逆に米ドル/円は支えられやすく、また上昇しやすい環境にあるケースが多い。

 このような視点を大事して、目下の米ドル/円の状況を再考しておきたい。米ドル全体の上昇については前述のように明らかなので、米ドル/円の調整(反落)はまた後ずれになる公算が大きい。

 このようなロジックは、当然のようにクロス円との整合性で考えないといけない。英ポンド/円の2019年年初来高値更新、また、ユーロ/円の124円節目割れ回避、そして、豪ドル/円の2月安値割れ回避は、共に、目先なお円売り継続の可能性を示唆している。

英ポンド/円 日足 

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 日足) 

ユーロ/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 日足)  

豪ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)  

 ファンダメンタルズ上の理由として、英EU離脱の…
2019年10連休の日経225取引はくりっく株365で決まり。 注目しておくべき日経225 2つの朗報 ブログ

2019年10連休の日経225取引はくりっく株365で決まり。 注目しておくべき日経225 2つの朗報

株式市場が休みとなる2019年のゴ-ルデンウィーク期間、この時期にも利益を狙うのであれば、くりっつく株365が狙い目です。スケジュールと注意点が発表されています。最近気づいたことですが日経225にはもう一つ朗報とも言える変化が起きています。後半部分でそれについて書かせて頂きました。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
EU離脱期限の延期が可決されない可能性!? 基本戦略は対円・対ユーロでの米ドル買い ブログ

EU離脱期限の延期が可決されない可能性!? 基本戦略は対円・対ユーロでの米ドル買い

■混迷を深めるブレグジット問題… この1週間で、英国のEU離脱(ブレグジット)問題は、益々、混迷を深めています。

 英国政府は3月13日(水)、英国議会の審議に提出する「EU離脱の延期に関する動議案」を明らかにしました。

 英国議会が、EU(欧州連合)首脳会議の前日、3月20日(水)までに、英国・EUでまとめた離脱案を承認した場合には、6月30日(日)までの一時的な延長をEUに申し出ることになります。

【参考記事】

●英ポンドの運命を握る3日間! 採決次第で方向性が決まる!? 米ドル/円は当面底堅そう(3月11日、西原宏一&大橋ひろこ)

●英離脱修正案の採決にサプライズはある? 結果次第で英ポンドのポジティブ要因に!?(3月12日、バカラ村)

 しかし、これも可決されない可能性が、十分あります。その場合は、今後どうなっていくのか、まったくメドが立たない状況となってしまいます。

英下院では3月12日(火)に離脱協定案、翌13日(水)に合意なき離脱の是非を問う採決がいずれも否決された。14日(木)には離脱日の延期を問う採決が予定されているが、今井さんは可決されない可能性は十分にあり、まったくメドが立たない状況だと指摘する。写真はメイ英首相 (C)Matt Cardy/Getty Images News

■市場にも疲労感。以前よりも影響は弱まった 一方、英国議会は3月13日(水)、英国が「EUと合意なく離脱することに反対する動議」を可決しました。

 また、EU残留派は、国民投票の再実施に持ち込みたいと、虎視眈々とチャンスを狙っています。

 この問題の先行きは、依然として、まったくわからないとしか言いようがない状況に陥っています。

【参考記事】

●EU離脱を巡る再国民投票の可能性浮上! 英ポンド/円は節目の150円突破も視野に!?(2月28日、西原宏一)

 しかし、この問題に関しては、あまりにも長い泥仕合が続いているために、市場にも疲労感が見えてきており、反応が鈍くなってきました。

 もちろん、今後も市場の材料となるでしょうが、その影響は以前より、弱まったとみておきたいと思います。

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足)

英ポンド/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 日足)

■しばらく、レンジ相場からの脱却は困難かも… さて、それ以外の材料や市場の動向に目を向けてみます。

 米中貿易交渉の行方も、現在は、両国での実務者会議の最中であるので、今のところ、大きな影響が出る様子はありません。

 そういうこともあり、直近の1週間は、株式市場、為替市場ともに、方向感の出ないジグザグの相場展開となっています。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 もうしばらくは、このレンジ相場の中から抜け出すことは難しいと思います。

 そう考える理由は、最近の相場は…
英・合意なき離脱の可能性は、ほぼ消滅。 円売り需要を背景に米ドル/円は115円へ! ブログ

英・合意なき離脱の可能性は、ほぼ消滅。 円売り需要を背景に米ドル/円は115円へ!

■「英ポンドの運命を決める3日間」の行方はどうなった みなさん、こんにちは。

 今週(3月11日~)の注目は、なんといってもブレグジット(英国のEU離脱)に絡む英ポンドの動向。

 なぜなら、「英ポンドの運命を握る3日間」を控えていたためです。

【参考記事】

●英ポンドの運命を握る3日間! 採決次第で方向性が決まる!? 米ドル/円は当面底堅そう(3月11日、西原宏一&大橋ひろこ)

 まず、3月12日(火)にメイ英首相のEU(欧州連合)離脱修正案の採決。

 これはすでに否決されましたので、3月13日(水)にノーディールブレグジット(合意なきEU離脱)の是非を問う採決へと進みます。

■ノーディールブレグジットは否決されるも… そして、本稿を執筆している日本時間3月14日(木)未明、ノーディールブレグジットが否決されました。

 ここでは、超党派による修正案での採決が行われ、どのような状況においても「ノーディールブレグジット」は拒否するということで、312対308で否決。

 ギリギリですが、これでノーディールブレグジットの可能性は、ほぼ消滅しました。

 よって、英ポンドの暴落の可能性は、かなり低くなったことになります。

 しかし、メイ首相が自身のEU離脱案の3回目の採決を準備していると、英紙タイムズが報道。

 これに、反応してマーケットでは、一度急落していたユーロ/英ポンドの買い戻しが活発化。逆に、英ポンド/米ドルは反落しました。

ユーロ/英ポンド 30分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/英ポンド 30分足)

英ポンド/米ドル 30分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 30分足)

 「ノーディールブレグジット」は否決されたので、次は「離脱延期をEUに申請したいか?」について、3月14日(木)に採決が行われる予定です。

 ある意味、ボールはEUの手に。

 引き続き、ブレグジットの行方が混沌としている、英ポンドの動向には注目。

 一方、米ドル/円は…
【Rivival セントラル短資FX】 スワップ派がもとめていた2つの改善進行中 ブログ

【Rivival セントラル短資FX】 スワップ派がもとめていた2つの改善進行中

セントラル短資が、久々に大きな動きを始めています。動きがなかったと書くと失礼なのですが、ここ数年は私のようなスワップ投資・両建て運用するには使いにくい口座となっていたため、ログインもほとんどしない状態になっていたのです。50万通貨以上の取引と敷居は高目ですが、新規口座開設者抜けの最大30万円のキャッシュバックキャンペーンも始まっていますので、この大きな変化は私達にも大きなチャンスになるかもしれません。私達スワップ投資をする者にとって見逃せない大きな変化が2つ起きています。
トルコリラ円 2019年売買使えそうな売買シグナル「ここ数年暴落時に売りシグナルの実積」 ブログ

トルコリラ円 2019年売買使えそうな売買シグナル「ここ数年暴落時に売りシグナルの実積」

テクニカル指標の売買シグナルを売買の目安にされている方も多いと思います。ご存知の方も多いのですが、通貨ペアによって相性の良いテクニカル指標は違います。その相性は、年度によっても違ってきます。今回は、トルコリラ円で2019年に使えそうなテクニカル指標を探してみました。こういうテクニカル指標探して信頼しているのが「外為どっとコム ぴたんこテクニカル」です。外為どっとコム 半自動売買口座としての使い方