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ふるさと納税2020年 概要と活用法 ブログ

ふるさと納税2020年 概要と活用法


もうお馴染みになってきているふるさと納税は、応援したい自治体に寄附が出来る制度です2020年も、これまで通り利用できることになっています。ふるさと納税の仕組みと種類・手続きについてまとめました。ふるさと納税 人気の理由ふるさと納税は、自分の応援したい自治体に寄付をすることで、その後に2000円を超えた部分が税金還付などの形で戻ってくるという制度です。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。多くの自治体では地域の名産品などのお礼の品も用意されています。寄付金の「使い道」が指定でき、...
配当金税金 4つの方法徹底比較 税金還付のチャンス ブログ

配当金税金 4つの方法徹底比較 税金還付のチャンス


前回まで、確定申告の流れにのりながら税金を節約できるポイントをご説明させていただきました。必要経費 所得控除 税額控除 ここからは、税金を減らすのに有効と思われる対策についてご紹介させていただきます。税金を減らす方法は沢山あります。私が紹介するものはほんの一部ですが参考になれば幸いです。今回は「配当金の税金対策」です。通常株式の配当金は、受取る際に20.315%の税金が源泉徴収されています。この税金、実はほとんどの方はその一部を税金還付という形で減らせるものとなっています。そのままにしておくのは、...
FRBの「君子豹変」は一番のリスクに対する 先手!ドル/円は年初来安値更新しない? ブログ

FRBの「君子豹変」は一番のリスクに対する 先手!ドル/円は年初来安値更新しない?

■市場の焦点は米利下げで、暗い見通しが多い マーケットの焦点は米利下げの可能性やその回数にあるだろう。利下げは景気後退を暗示し、米国株も先駆けて下落してくるのではないかと、巷では暗い見通しが多いようだ。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 当然のように、米ドル安の見通しも多くなり、米ドルの頭打ちを景気後退のサインとして解釈する論調まで聞こえる。

 しかし、FRB(米連邦準備制度理事会)議長が利下げの可能性を示唆する前に、米ドル高一服の兆しがすでに出ていたから、米利下げ見通しの高まりで米ドルが反落してきた、といった見方は、間違いとは言い切れないものの、少なくとも「後解釈」の疑いがある。

 実際、5月24日(金)の本コラムの最後でも指摘したように、そもそも米ドルの対極となるユーロは、いったん底打ちのサインを点灯していたから、米ドル全体の上昇一服も当然の成り行きと見なされ、米利下げ観測の高まりは、その「後付け」の材料として効いてきた、という見方もできる。

【参考記事】

●なぜ、2008年安値を境に米ドル安の時代は終わったのか? リーマンショックの再来は?(2019年5月24日、陳満咲杜)

ユーロ/米ドル 日足(出所:Bloomberg)

 より重要なのは、利下げの可能性やその回数に関する予想は、目先の米長期金利に織り込まれたはずなので、利下げがあるから米長期金利が下げ続けるとは限らないということだ。

 また、利下げがあるから、米国株はベア(下落)トレンドへ転換するだろう、あるいは米景気が後退するだろうといった発想も怪しい。

 実際、FRB議長の示唆以降、米国株はむしろ連続して反騰してきたから、利下げが株式市場を支える側面を無視できない。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

■FRBの「君子豹変」は米中対立長期化対策 米国の景気拡大期が間もなく10年となり、間違いなく史上最長を記録する。そのうち、FRBが利下げを敢行すれば、世界でもっとも柔軟性をもって景気対策を行う中銀となり、景気を支えていく可能性は大きいだろう。マーケットはすでにFRBの姿勢を評価しており、米株高を通じて景気拡大期がさらに拡張される可能性も、無視できないだろう。

 というのは、たった半年で、従来の利上げのスタンスから一転して利下げを暗示というFRBの「君子豹変」は、ほかでもない、一番のリスク要素とみられる米中貿易戦争や米中対立の長期化に先手を打った判断だと思われる。

 マーケットはその姿勢を評価し、また安心感を覚えるから、まず米国株のブルトレンド継続をもってセンチメントの改善をはかり、その後、景気拡張につながるだろうとも推測される。

 本コラムで何回も指摘したように、米国株はブル(上昇)構造を…
+56,580円含み益 スワップポイントサヤ取りで地道に利益を積上げるコツ ブログ

+56,580円含み益 スワップポイントサヤ取りで地道に利益を積上げるコツ

両建てポジションを維持していくだけで利益が積み上がるスワップポイントサヤ取ち、相場観のいらない運用法であるからこそ、日々の管理が大切になります。でも、日々の管理といっても「スワップポイント差変動の確認」と「たまにポジション状況を確認」する程度なんですけどね。余裕資金をきっちり確保して、手堅くやっていくための記事をまとめました。
米利下げ、年内2回は織り込み済みか! 米ドル/円は107.75円を抜けると104円台へ ブログ

米利下げ、年内2回は織り込み済みか! 米ドル/円は107.75円を抜けると104円台へ

■トランプの関税発言で、メキシコペソは下落 みなさん、こんにちは。

 先週(5月27日~)、以下のトランプ大統領のコメントにより、メキシコペソ、米ドル/円、そして、米国株とも下落。

「6月10日からメキシコからの全製品に5%関税」-トランプ大統領

【参考記事】

●米ドル/円を買う理由はない!? 107.75円を抜けると104円台も視野に…(6月3日、西原宏一&大橋ひろこ)

メキシコペソ/円 日足(出所:Bloomberg)

 トランプ大統領は5月31日(金)早朝、メキシコからの輸入品に関税を課し、関税率は当初の5%から最高25%まで引き上げる可能性があると表明しています。

 これは、メキシコが米国への不法移民流入を止めるまで続けると表明。

 米国の西海岸にいる友人によれば、民主党寄りの米3大メディアはあまり報道していませんが、メキシコから米国への不法移民の流入がすごい勢いで増えてきている模様。

 壁の建設もうまく進んでいないたため、トランプ大統領はメキシコに協力を要請する形になったようです(協力を求めるというより、メキシコが不法移民を放置するなという意味ですが…)。

■メキシコへの関税報道で、市場はプチパニックに さらに、トランプ大統領はメキシコと中国からの輸入品に対する関税引き上げの正当性を主張。

 負担を避けるために「企業は米国に移ってくる」とし、「関税とは実に美しい言葉だ」とコメント。

 マーケット参加者の注目が「米中貿易戦争」に集まっているところに、突然の「メキシコへの関税」という報道に、マーケットは、ちょっとしたパニックとなり、急速に株安が進みました。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 この急速な株安は、「円高」要因。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 一方、FRB(米連邦準備制度理事会)の…
市場の米利下げ織り込みは過剰すぎる! 当面は米ドル安・円高の揺り戻し相場か ブログ

市場の米利下げ織り込みは過剰すぎる! 当面は米ドル安・円高の揺り戻し相場か

■トランプ大統領、今度はメキシコを標的に! 米国と中国の貿易交渉が暗礁に乗り上げている状況の中で、今度は、トランプ米大統領がメキシコに対して追加関税をかけると発言したことで、市場がさらに混乱する展開となっています。

【参考記事】

●米ドル高でも米ドル/円は、なぜ上昇しない? 米中貿易交渉に中国が秘密兵器を投入!?(5月30日、今井雅人)

●トランプの対メキシコ関税ツイートで株もドル/円も下落。でも、これならかわいい方!?(5月31日、陳満咲杜)

 世界的に金利低下、債券価格の急騰、株安、そして、為替市場では米ドル安と円高が進行する展開となってきました。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

世界の通貨VS円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 4時間足)

 しかし、この動きはいったん、これで終わるのではないかと私は考えています。その理由を、これからお話したいと思います。

■市場は3回の米利下げを織り込み! 一番わかりやすいのは、金利の市場であるので、これで説明をしたいと思います。

 米国の政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)レートの先物市場は、今年(2019年)の前半は、2.4%近辺でずっと落ち着いていました。現在の政策金利の誘導目標が2.25%~2.50%であるので、市場はこれからしばらく、金利が据え置かれると予想していたということです。

 そのFFレート先物が、4月頃から徐々に低下し始め、特に、米中貿易交渉が決裂してからはスピードが加速しました。

 その結果、直近ではFFレート先物は、1.7%台まで低下しています。

※BloombergのデータをもとにザイFX!が作成

 つまり、2カ月程度の間に、FFレート先物先物は、0.7%近く低下したということになります。通常、政策金利の1回の利下げ幅は0.25%なので、これは、ほぼ3回分の利下げを織り込んでしまったということです。

【参考記事】

●米ドル/円を買う理由はない!? 107.75円を抜けると104円台も視野に…(6月3日、西原宏一&大橋ひろこ)

●年内2回の米利下げ予想!? リスク回避から米ドル安に。ユーロ/米ドルは1.15ドルへ(6月4日、バカラ村)

■市場の反応は過剰すぎるのでは…? 状況は、国債市場も同じです。

 米国10年物の国債利回り(=長期金利)を見ても、昨年(2018年)は3.2%程度まで上昇していたのですが、今年(2019年)に入ってからは、2.7%台近辺で推移をしていました。

 それが、4月から一気に低下を始めて、直近では2.1%台にまで低下してきています。ものすごく速いスピードです。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 確かに、米中の貿易交渉問題は、大変、深刻な問題ではありますが、それにしても、ちょっと市場の反応は過剰すぎるのではないかと思います。

 FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は…