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+6,019円 豪ドル円売り+米ドル円買いの両建て堅調に推移 【ループフイフダンFX運用2019年7月2日 40ヶ月目】 ブログ

+6,019円 豪ドル円売り+米ドル円買いの両建て堅調に推移 【ループフイフダンFX運用2019年7月2日 40ヶ月目】

ループイフダン運用40ヶ月目に入りました。6月後半に「豪ドル円」と「米ドル円」で手動売買・自動売買をそれぞれ追加しています。成績内容とともに記事にまとめてみました。ループイフダンFX 2019年6月成績ループイフダンFX2019年6月の運用成績です。6月最終成績は、+6,019円でした。前回記事のときに、豪ドル円売りポジションを利益確定してその利益分目安に米ドル円買いポジションを損きりしています。参考記事: 豪ドル円利益確定と米ドル円損きり同時実行の内容と理由米ドル円が一時107円割れまでいった時は、設定してある米ドル円買い設定の下限を超えていたので様子を見ていました。そのまま数円下まで突き抜けていくことがあるからです。今回は突き抜けずに、108円台に戻ってきたのでループイフダンの設定範囲内に戻り、自動売買を再開しています。7月1日・2日で4回くらい決済していて、良い感じです。この調子で利益を伸ばしてくれるのを期待しています。ループイフダンFXの特徴2019年7月2日時点のループイフダン口座設定は、以下のようになっています。ループイフダン 現在の設定豪ドル円手動売りと米ドル円自動売買設定を追加しています。豪ドル円手動売りポジション3万通貨為替相場全体にもう人崩れしそうなところがあるので入れてあるポジションです。豪ドル円3万通貨売りポジション 75.360円売りポジションですので、スワップポイントはマイナスになります。現状、ループイフダン口座の豪ドル円マイナススワップポイントは1万通貨で―50円ですので、3万通貨で-150円くらい発生しています。このマイナススワップポイントは、米ドル円買いポジションで発生する受取と同じくらいにしてあります。下げ相場が一服というくらいのタイミングで決済する予定のポジションです。米ドル円買い 自動売買設定米ドル円買いでいれてある自動売買設定です。25銭キザミで買い下がり1本の売買数量 1000通貨売買本数 5本現状1本目のポジションが109.462円ですので、ここから1円したくらいまで買い下がっていく内容です。設定当初は「大きな下げの可能性大きい」と思っていたので、売買本数5本と少な目のタイプにした次第です。当面、これで様子を見ていきます。現在の保有ポジション自動売買ストップさせてスワップポイント蓄積中ポジション:米ドル円買い1.5万通貨1.5万通貨の米ドル円買いポジションのみ保有しています。レバレッジとしては、1倍前半ですのでなにも気にしなくて良いレベルです。2019年度 月別成績2019年運用開始時元金 1,334,026円年月利益額2019利益利益率2019年1月9,189円9.189円0.688%2019年2月5,774円14,963円1.11%2019年3月3,203円18,166円1.36%2019年4月4,277円22,443円1.68%2019年5月1,656円24,099円1.81%2019年6月6,019円30,118円2.25%2019年7月1,124円31,242円2.34%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}こういう利益ペースでも、年間を通せばそれなりのものになります。ループイフダン 年度別成績(2016~2019)2016年運用開始からここまでの年度別成績運用原資 958,318円運用開始年月:2016年3月運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年利益額累計利益2016年185,952円185,952円2017年122,514円308,466円2018年67,242円375,708円2019年31,242円406,950円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}合計利益は、406,950円となり累計利益率で42.46%です。ループイフダン ここからの予定7月前半は、米ドル円買いの自動売買設定+豪ドル円手動売りの組み合わせでいきます。ただ、豪ドル円売りはそろそろ決済しようかと思っています。豪ドル円は、そろそろ下げも終わりそうなところがあるからです。近いうちに下げるところがあれば、その辺を狙っていくつもりでいます。今後も売買は定期的にまとめていきます。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン運用の主要ページループイフダンの特徴などループイフダンFXの特徴ループイフダン これまでの運用成績ループイフダン 現在の設定サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
FX含み損を減らすためのFXオプション活用法 2019年7月2日開始 ブログ

FX含み損を減らすためのFXオプション活用法 2019年7月2日開始

2019年6月より一時停止していたFX積立SBIFXトレード編ですが、7月以降もアフィリエイト再開の見通しがでていないので完全終了させることにしました。このポジションは、7月1日時点で40万円くらいの含み損を抱えています。このまま豪ドル円が上昇してくるのを待っても問題はありません。でも、折角のチャンスですので「含み損を効率的に減らす実験」に使うことにしました。FXオプションは、使い方次第で「含み損を減らすまたは消す手段」としても使えそうなのです。でも、現実に使えるかどうかは見たことがありませんし、私も経験したことがありません。理論通りにうまくやれるかどうかを、この含み損を抱えたポジションで実験してみます。含み損を減らすための仕掛けFXオプション売りを使って、買い平均値を下げてプレミアムを受取っていくことで現実の含み損を減らしていくのがこの方法です。仕掛けは以下の手順で行います。FXポジション決済:損きり額確定FXオプションポジション作成:プレミアム受取により利益額確定満期まで保有していく。この方法は、メリットとリスクの両方あります。順番に書いていきますので、真似をされる場合はリスクまでをきっちりとご理解されてからにしてください。まずは、私の行ったポジション操作です。FXポジション決済:損きり額確定まずは、FXポジションの損きりです。今回の損きり額は、-680,615円+268,346=-412,269円です。損きりした豪ドル円買いポジションの平均値は80.23円でした。保有ポジション数量は約16万通貨です。ここで「え?損きりするの?」と驚いてしまうかもしれません。これしょうがないんです。FXオプション口座にポジションを移すためには損きり実行必須になります。ただ、ご安心ください。この部分は、数分後に回収できます。FXオプションポジション作成次にFXオプション口座で豪ドル円プットオプション売りを作成します。作ったポジション内容はこうなっています。通貨ペア:豪ドル円作成時の豪ドル円値:75.81円形態:プットオプション売り数量:16万通貨権利行使価格:78円権利行使期日:12月11日プレミアム:3.278プレミアム受取額:524,480円このポジションには、重要な要素がいくつかあります。一つづつ説明していきますね。作成時点の豪ドル円値は、75.81円です。昨日午前中に豪ドル円が上昇しているときにポジションを作っています。FXオプションのプトオプション売りというのは、「上昇時に利益・下落時に損失」となる性質のポジションです。豪ドル円買いポジションと同じ性質なのですが「利益は限定・損失は無限大」というところが違います。12月11日の権利行使日に豪ドル円が78円未満となればこのプットオプション売りは、78円の豪ドル円買いポジションに変身します。FX口座で損きりしたポジションの買い平吉は80.23円でした。買い平均値78円に下がる豪ドル円が、このまま75円台くらいで推移して12月までいくと78円の豪ドル円買いポジションとなる可能性も高いので、その意味ではこの時点で豪ドル円の買い平均値を80.23円⇒78円に下げたという感じにもなっています。FXオプションで保有しているポジション数量は16万通貨でFXとほぼ同じです。プットオプション売りポジションは、ポジション作成時にプレミアム代金を受け取れます。今回のプレミアムは、3.278で16万通貨保有ですので、計算式はこうなります。3.278×16万=524,480円524,480円の利益をいきなりだしているということです。損きり分-412,269円はここで相殺できています。先程、FXの損きりを「この部分は、数分後に回収できます。」と書いたカラクリがこれです。ただ、このプットオプションの利益あℌこれが上限になります。この後、豪ドル円がどのような値動きをしようとこれ以上利益は増えません。ここ、とっても重要です。プットオプションは、「利益限定・損失無限大」という性質があります。利益を制限されるため、含み損が増大しそうな局面では、既存ポジションを有利にするために使えます。今回の「FX含み損を減らすためのFXオプション活用法」は、この特徴を利用しています。大分混乱してきている部分もあると思いますので、最後に特徴をまとめておきます。FX含み損を減らすためのFXオプション活用法 まとめこの「FX含み損を減らすためのFXオプション活用法」のポイントをまとめておきます。豪ドル円買値は、80.23円⇒78円になる。プレミアム受取で>524,480円ある。FXオプション利益はここが上限12月11日権利行使日に豪ドル円値が権利行使価格を下回れば78円で豪ドル円買いポジションが発生権利行使日に豪ドル円値が権利行使価格を上回ればポジション消滅して終了権利行使日に豪ドル円が下落している状況であれば、本来の買い平均値80.23円を2円以上下回る豪ドル円買いポジションが作れるので、これだけでも含み損を大幅に減らせます。プレミアム受取524,480円は、豪ドル円スワップポイント25円で16万通貨のポジション(1日400円)で考えれば、約1311日分のスワップポイントに相当します。*計算式:524,480円÷400円=1311.1日豪ドル円が下げた場合に、現状よりも有利に出来るというところの理解は問題ないかと思います。ただ、豪ドル円が上げた場合には悔しい想いをするかもしれません。利益上限は524,480円ですので、豪ドル円が85円・90円と上昇するような展開だとFXポジションのままだったら受け取れるはずだった利益が受け取れないからです。なので、この方法は「豪ドル円が長期低迷しそうだ」という見通しが無ければ使うべきではありません。FX含み損を減らすためのFXオプション活用法 現在の収支FX損きりFXオプション合計収支>-412,269円524,480円112,211円table.tbl_gfzc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_gfzc{width:100%;}table.tbl_gfzc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_gfzc th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_gfzc,table.tbl_gfzc td,table.tbl_gfzc th{border:solid 1px #C0C0C0;}留意しておくべきリスクもいくつかあります。このあと豪ドル円が5円以上大きく下げた場合、FXオプションの値がつかなくなり売買が出来なくなる可能性あり途中決済すると、FXオプション利益が減る。1番目は、十分に覚悟しておかねばならないです。値が付かないということは決済ができないということですので、「満期まで保有する」しかなくなります。最悪のことを考えるのであれば、暴落で余裕証拠金が枯渇して損きりもできずに口座崩壊まで待たねばならないという恐ろしい状況も起こりえます。この部分については、私は問題ありません。もともとFX積立口座は上昇するまで豪ドル円が30円台になっても持ちこたえられるように余裕資金を入れています。その資金を全額FXオプション口座に入金しておくので、対応はできるとみています。将来の大利を放棄するかわりに、手堅く買い平均値を下げていく。FX含み損を減らすためのFXオプション活用法は、一言でまとめるとこうなります。実際に、どのようになるかは定期的に記事にまとめていきます。
【USDJPY】テキストマイニングAI人気加速中 希望と懸念 【10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編2019年7月1日】 ブログ

【USDJPY】テキストマイニングAI人気加速中 希望と懸念 【10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編2019年7月1日】

無料で使えるAI自動売買ストラテジ【USDJPY】テキストマイニングAIの人気が加速中です。人気上昇とともに、セレクターによる売買数量も増えてきています。その売買状況などを含めて記事にまとめました。10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編2019年7月1日ここ1週間の売買状況です。利益となったり損失となったりで、全体としては損失が多目の週になりました。勝ち続けることは出来ないので、こういうのはしょうがないですね。ここ1週間の成績はパッとしないのですが、【USDJPY】テキストマイニングAIの人気自体は凄い勢いです。右から2番目のセレクターというのが、このストラテジー「【USDJPY】テキストマイニングAI」で自動売買をしている人数です。この人数が1255人、最大人数は2000人までとなっています。先週1000人超えたと思っていたら、更に255人も増えています。この調子だと2000人到達まであと数日かもしれません。それとともに留意すべきは、投資数量が2000万通貨を超えていることです。1回の売買判断で2000万通貨が動くということでもあります。この辺は、「妙にスベル」などの現象が起きるかどうかはたまにチャックしていこうかと思っています。少々スベッても成績が落ち着いていればいいんですけどね。100万円で10万通貨まで売買数量を増やしていこうかと思っていたのですが、最大5万通貨に抑えておきます。資金的には余裕が出来るので、別のストラテジーを発掘していくつもりです。みんなのシストレは、1000通貨からできます。10万円からでも本格的な自動売買可能です。【USDJPY】テキストマイニングAI 資金配分とルール売買数量の目安は、公式ページの推奨証拠金を参考に2倍くらいの余裕を持たせる金額で決めています。公式ページでの推奨証拠金は約5万円です。このまま5万円というのもありかもしれませんが、相場の急変動を考慮してもう少し余裕を持たせています。10万円で1万通貨売買100万円の運用資金を入れてあって、【USDJPY】テキストマイニングAIには50万円を配分していまうs。50万円の運用資金なので最大5万通貨という具合です。運用資金10万円なら、1万通貨くらいで設定する感じになります。リスクコントロール画面で「合計損失25万円以上になったら建玉を決済して新規取引を一旦停止する」という設定もしておきました。簡単ですが、これが【USDJPY】テキストマイニングAIの売買ルールです。。10万円で1万通貨目安で設定。利益で資金増加したら5万円単位くらいで売買数量増を検討する。裁量での手動決済はしない。最大損失は運用資金の半分(資金10万円であれば5万円の損失となったら売買停止)まずは、これで様子を見てみます。みんなのシストレ 自動売買成績状況確定損益含み損益現在運用資産18,980円-25,919円993,061円table.tbl_eecl{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_eecl{width:100%;}table.tbl_eecl td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_eecl th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_eecl,table.tbl_eecl td,table.tbl_eecl th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:21019年5月13日運用元金:1,000,000円(2019年6月25日に増額)先週末にとった米ドル円売りポジションが含み損という状況で全体としては運用元金100万円割れです。まあ、ここはしょうがないです。【USDJPY】テキストマイニングAIの成績自体は、ここ2週間横ばいです。私が気に入っているのが、「手堅く損きり」してくれるところです。今までのところ、大き目の損きりはありません。ただ、売買判断は1日3回ですので、短時間で大きく動くようなときには、大き目の損きりが発生することはあり得ます。大き目の損失自体はいずれは起きる現象ですので避けようがありません。重要なことは、そういうときに「強制ロスカット」でその後売買が出来なくなる事態です。そうならないように、短期の利益率を高めようとは考えないようにしています。短期の利益率を高めようとすれば、余裕資金を少な目気味になるので、急激な変動で一気に資金を失うリスクが高まるからです。強制ロスカットされる可能性を極力薄くすることを意識して、手堅く資金を増やしていく方針でやっていきます。みんなのシストレは、1000通貨からできます。10万円からでも本格的な自動売買可能です。10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編 関連ページみんなのシストレ 運用関連ページ20万円で運用開始 「みんなのシストレ」に期待したくなった2つの理由公式ページとリアル口座の損益差公開 みんなのシストレ運用元金30万円に増額 みんなのFX自動売買 1カ月目運用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
専業主婦(配偶者控除対象外)のiDeco(イデコ)活用法 2020年 ブログ

専業主婦(配偶者控除対象外)のiDeco(イデコ)活用法 2020年


専業主婦なのに税制改正によって配偶者控除の対象になっていないという方も読者の中には多いかもしれません。ご主人の所得が一定額以上となると、配偶者控除自体が受けられません。参考記事:配偶者控除・配偶者特別控除こういうケースでのiDeCo(イデコ)活用法をご紹介します。無税枠を大幅に増やすという発想 この場合、社会保険料の扶養家族から外れる基準である100~130万円まではFXで利益を出していけるという見方もできます。でも、他に所得控除などが無ければ住民税基礎控除33万円以上の利益を超えれば無税ではなく...
リーマンショック時より低い米長期金利は 行き過ぎ! 米ドル/円の反発はこれからだ ブログ

リーマンショック時より低い米長期金利は 行き過ぎ! 米ドル/円の反発はこれからだ

■米中対立で暗い雰囲気だったマーケット。足元では冷静に 本稿執筆時点でG20(20カ国・地域首脳会合)は進行中。米中首脳会談の結果を待っている間、相場は一進一退を繰り返す。

世界が注目する米中首脳会談は2019年6月29日(土)11時30分から大阪市で行われる予定だ。写真は2017年11月の米中首脳会談時のもの (C)Bloomberg/Getty Images

 米中「一時休戦」と伝わるなか、「ミセス・ワタナベ」らの円売りポジションが膨らんでいると報道されているが、市場センチメントはおおむね懐疑的だと思う。

 米中対立の深刻化に鑑み、今回の首脳会談が合意なしとなる可能性をマーケットは冷静に織り込んでいるとも思われる。

 長期化、深刻化の様子を見せる米中対立は1回の首脳会談で片付けられないという考え方は正常であり、また正しい。

 半面、首脳会談さえ実施されないといった極端にネガティブな考え方の後退で、足元の相場も正常化されつつあるかと思う。

【参考記事】

●リスクオフの円高はナンセンス! 中国中央TVの映画は米中首脳会談実施のサイン!?(6月21日、陳満咲杜)

●2011年から2015年の強気相場が再び!?米ドル/円は長期で考えれば逆張りの好機!(6月14日、陳満咲杜)

 なにしろ、米中軋轢ばかりに目が向き、いかにもリーマンショックの再来のような暗い見通しが一時、市場センチメントを支配していたから、足元のほうがより現実的、より冷静な雰囲気だと感じる。

■「ミセス・ワタナベ」の逆張りはレンジ相場で成功してきた したがって、日本の個人投資家が円売りポジションを積み上げたからといって、仮に今回の米中首脳会談で合意がなかったとしても大したショックにはならず、急速な円高にもならないかとみる。

 そもそも、個人投資家の多くは米中合意に関する期待感で円売りを仕掛けたのではなく、値ごろ感による判断だと推測される。このような個人投資家の動きは、大きなレンジ相場において十分に成果を上げてきた経緯があり、これは見逃せない。

 最近の好例はやはり、今回10連休となったゴールデンウィーク前に「ミセス・ワタナベ」が取った行動であろう。

 10連休中に円が買われるという「ジンクス」が効いていたかどうかは定かではないが、日本の個人投資家の多くは円買いポジションを積み上げていた。

 10連休中は大きな値動きがなかったが、連休明け後の円高進行で「ミセス・ワタナベ」は勝利を収め、「値ごろ感」による逆張りが成功していた経緯があった。

 詰まるところ、「ミセス・ワタナベ」は逆張りが好きで、だからこそ大きなレンジ相場において成果を発揮しやすい。

 ゆえに、足元もレンジ相場であり、そのレンジの下限が近付いているなら、今回も「ミセス・ワタナベ」の判断は正しい、ということになるから、個人投資家の逆張り行動パターン自体、必ずしも失敗とは言い切れない。

■米ドル/円の107円割れが円高のクライマックスだった可能性 一方、プロたちの行動は主にCFTC(米商品先物取引委員会)による統計でうかがえるが、レバレッジ系ファンドの円のネットロングは6月18日(火)時点で8454枚に過ぎず、これから増やしていく余地が大きいと思われる。

 逆説的に言うと、あんなに暗い見通しがあふれていたにもかかわらず、いわゆるプロたちは円買いに積極的になりきれなかったのは、やはり何かほかの理由(わけ)があったに違いない。

 いずれにせよ、プロたちの行動の原因や理由は往々にして事後でないとわからない。現時点であれこれ言っても仕方がないから、相場のことは相場に聞くしかない。

 日米安保条約破棄やFRB(米連邦準備制度理事会)議長降格といったトランプ米大統領の問題発言で、米ドル/円は一時、107円の節目を割り込んだ。

 筆者が繰り返し指摘してきたように、米ドル/円の107円割れが年初の急落時と同様に「オーバーシュート」の状況をもたらしたのなら、円高の「クライマックス」もすでに過ぎた可能性がある。

【参考記事】

●2011年から2015年の強気相場が再び!? 米ドル/円は長期で考えれば逆張りの好機!(6月14日、陳満咲杜)

●トランプの対メキシコ関税ツイートで株もドル/円も下落。でも、これならかわいい方!?(5月31日、陳満咲杜)

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

 ここからはやはり、年初来安値の更新の有無がもっともわかりやすいバロメーターになるのではないかと思う。

 もうひとつ、重要な推測は…
トルコリラ円 2回連続損きりの巻【10万円で始めるトルコリラ円自動売買 2019年6月28日】 ブログ

トルコリラ円 2回連続損きりの巻【10万円で始めるトルコリラ円自動売買 2019年6月28日】

トルコリラ円の売買シグナルに従っての自動売買を続けています。参考記事:10万円で始めるトルコリラ円自動売買昨日、先日作ったトルコリラ円売りポジションを決済しています。トルコリラ円 2回連続損きり今回の売買は損きりとなっています。売買損3600円+マイナススワップポイント666円で合計4366円の損きりになりました。前回損きりは、6月19日記事です。1回目損きり:-5,456円 トルコリラ円損きり 10万円で始めるトルコリラ円自動売買ここのところトルコリラ円は、比較的小さな範囲で往来を繰り返してきています。なので、トレンドが出来そうになると流れが転換するような感じの値動きになっています。使っている売買シグナルは、トレンドが出来たときに仕掛けていくタイプなので、こういう展開だと損きりが連続して続きます。万能の自動売買は存在せず、必ず長所と短所があります。これは避けられない部分なので、粛々と続けていきます。幸い、売買に使っているGMOクリック証券FXネオ口座は、売りポジションでのマイナススワップポイント負担が小さい口座です。損きり時に、マイナススワップポイント負担が少ないのは、有難いです。トルコリラ円自動売買の売買ルール売買ルール概要運用資金:10万円(資金追加なし)運用通貨ペア:トルコリラ円売買数量:2万通貨以内ナンピン:なし売買判断:売買シグナルに従う売買傾向:売り中心でたまに買い運用停止目安:運用資金が5万円以下となったとき運用資金固定・売買シグナルを使った自動売買です。自動売買といっても注文は手動で出します。トルコリラ円は、スプレッドがとっても大きく拡大する時期があります。完全自動売買にすると、その時期に刈られてしまう可能性もあります。トルコリラ円の良い自動売買EAがなかなか出てこないのは、こういう理由もあるのかもしれませんね。手動注文にすれば、異常スプレッド時期などの対応も柔軟にできます。簡単ですが、こんな感じでやっていきます。使う口座は、トルコリラ円売りポジションでマイナススワップポイト負担の小さい口座を使用します。GMOクリック証券FXネオ口座が、トルコリラ円売りポジションのマイナススワップポイントが低負担で安定しているので使っています。参考:GMOクリック証券FXネオ口座トルコリラ円自動売買 成績と今後の予定運用開始時資金:10万円運用開始日:2019年5月6日売買損益スワップポイント累計合計利益5200円-2067円3133円table.tbl_zplp{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_zplp{width:100%;}table.tbl_zplp td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_zplp th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_zplp,table.tbl_zplp td,table.tbl_zplp th{border:solid 1px #C0C0C0;}為替損益:売買での単純損益スワップポイント累計:ポジション保有によって日々発生したスワップポイント累計合計損益:現実の損益(為替損益+スワップポイント損益)運用元金10万円で利益3133円を出しているという状況です。ここからも売買シグナルが発生したら売買注文を出していきます。トルコリラ円は、スワップポイント差が開いた状況も続いています。参考記事:スワップポイントサヤ取り トルコリラ円無理なく利益を積み上げていくのに良い方法です。FXは、いろんな利益の出し方があります。目先の上げ下げは気にせず、自分に合う方法で利益を出していきましょう。基準高めですが、最大30000円の口座開設キャッシュバックキャンペーンも実施中です。トルコリラ円自動売買 関連ページトルコリラ円自動売買 概要と記録10万円で始めるトルコリラ円自動売買 きっかけと概要トルコリラ円 運用記録カテゴリーサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米中首脳会談後、米ドル/円は下落再開へ。 依然として、100円に向けた下落過程にあり ブログ

米中首脳会談後、米ドル/円は下落再開へ。 依然として、100円に向けた下落過程にあり

■FRBの年3回利下げ予測には違和感 みなさん、こんにちは。

 先週(6月17日~)のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、利下げへの道筋がより明確になったことを背景に、米ドル/円は続落。

 ブルームバーグによると、次回のFOMC(7月30日~31日)での0.25%の利下げの織り込み度は100%。0.50%の利下げ織り込み度は、一時38%まで上昇していました。

 前回のコラムでも触れましたが、米国の景気が良好で、米国株が史上最高値圏近くで推移している環境であるにも関わらず、(予防的措置として?)来月(7月)の0.25%の利下げ、年末までに3回もの利下げが行われると予測することに、個人的には違和感を持ったままです。

【参考記事】

●7月FOMCの利下げ織り込み度は100%。米国債利回り低下でドル/円は下落継続!(6月20日、西原宏一)

■米ドル/円は107円割れで下げ止まる ただ、そうした予測は根強く、米国株は続伸。

 米国株はおしなべて、史上最高値近辺まで急伸しました。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 一方、米金利の低下で米ドル/円も続落。

 米ドル/円は久しぶりに107.00円を割り込み、一時106.78円まで下落。

 ただ、米ドル/円の107.00円レベルは(1月3日のフラッシュ・クラッシュによる瞬間的な104.87円までの急落を除くと)、今年(2019年)のほぼ安値圏となります。

米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)

 そのため、この107.00円がテクニカル的に非常に重要なサポートとなります。

 その重要なサポートレベルである107.00円レベルでは、本邦機関投資家の米ドル買いが断続的に持ち込まれたこともあり、米ドル/円は下げ止まり。

 加えて、マーケット参加者の懸念を代弁するかのようにセントルイス連銀のブラード総裁が、「FRBが7月に利下げする確率が高まったとするも、0.50%は行き過ぎだ」と指摘。

 このブラード総裁のコメントをきっかけに米金利先物市場での来月(7月)の0.50%の利下げ織り込み度は、38%から一気に20%に急低下。これにより、米ドル/円は107円台ミドルを回復しました。

 一方、ムニューシン米財務長官は、米中の合意まで約90%のところまできていたと強調。さらにロス商務長官も、通商協議の再開に期待を示した模様。

米中の合意まで約90%のところまできていたと、ムニューシン米財務長官は強調。G20サミットでの米中首脳会談の行方は… (C)Bloomberg/Getty Images

 こうした米高官からの一連のコメントにより、米ドル/円は108円台を回復。本邦執筆時点では、一時108.12円まで反発しています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

 一方、トランプ大統領はG20サミットでの…
+3,540円 米ドル円買いポジション FXオプション効果で利益確保 【米ドル円オプション運用2019年6月27日】 ブログ

+3,540円 米ドル円買いポジション FXオプション効果で利益確保 【米ドル円オプション運用2019年6月27日】

6月27日時点、米ドル円下落が一段落した感がでてきています。私の「FXオプションを使った米ドル円買いポジション」も決済をしています。その内容と既存ポジションの概要などについてまとめました。米ドル円三方よし戦略については下記ページにて詳しくまとめています。参考記事:米ドル円三方よし戦略まずは、決済内容からご覧くださいませ。+3,540円 スワップポイントよりも強力なプレミアム利益サクソバンク証券で本日米ドル円買いポジション3万通貨を決済しています。買値108.00円で決済は107.719円ということで、画像上は-8,430円の損きりになっています。でもですね。実は、このポジションは作成時からの収支でいくと利益なんです。決済した米ドル円買いポジション3万通貨は、もともとFXオプションでプットオプション売りとして作ったポジションです。参考記事:米ドル円3万買い相当FXオプションで追加当時の記事から該当部分を抜き出してみます。米ドル円値108.48円時点で作成したもので、以下の内容になっています。通貨ペア:米ドル円種類:プットオプション売り権利行使価格:108.00円権利行使期日:6月26日清算方法:スポット(参考記事:スポットとは売買数量 3万通貨プレミアム:0.399補足情報ポジション作成時のの米ドル円値108.48円このポジションの最大利益:0.399×3万通貨=1.197万円米ドル円108.48円の時に作った権利行使価格108.00円の米ドル円プットオプション売りポジションです。プットオプション売りを作った際に、プレミアム代金11,970円を利益として受け取っています。このポジションが権利行使日の昨日米ドル円108.00円の買いFXポジションに変身していたのを、本日決済したという具合です。なので、収支はこうなります。プレミアム利益11,970円ーFX損きりー8,430円=3.540円利益先程、このポジションは作成時からの収支でいくと利益だったというのはこういう意味なんです。この2週間米ドル円はよく下がりましたよね。ポジション作った108.48円の頃は、「ここから大きく下がるとは正直思えない」という気持ちだったのですが一時は106円台突入までありました。今日は盛り返してきていますけど、まだまだわかりません。トータルで利益となるうちに決済したというのが、今回の売買ということでもあります。108.48円⇒107.719円まで約75銭下げても利益確保できた。約75銭下げても利益が確保できた・・・私にとっては、ここが一番大きな収穫です。FXでもスワップポイントの蓄積を利用して似たようなことはできます。でも、80円くらいのスワップポイントで75銭相当貯めるには3カ月前後の日数が必要です。それがFXオプションを使えば、2週間程度でできます。この方法は、勝ち易いということは確認できました。これよりも前に作った米ドル円買いポジション5万通貨はまだ残してあります。時期を見ながら、新規ポジションを作り、今後も有利に運用していければと考えています。この先で、長期保有で作成してある、20万通貨の米ドル円プットオプション売りの状況なども、確認していきましょう。米ドル円三方よし戦略記事を何度かみて頂いている方は、次を飛ばし読みして下さいませ。米ドル円三方よし戦略 概略この米ドル円三方よし戦略は以下の特徴があります。米ドル円が上がってよし米ドル円が下がってもよし米ドル円が動かなくてもよし米ドル円相場がどのように動いても、自分にとっては良い結果になるはずなのでが、この運用法のポジションです。伊藤忠商事の経営理念などで有名な近江商人の「三方よし」にあやかり、「米ドル円三方よし戦略」と呼んでいます。FXオプションを使うことで、これが可能になります。今回の戦略は、以下のような方に有効です。今回戦略の目論見長期的には円安になるだろうとみている。でも、短期的には円高もありそうだ。円高時に米ドル円買いポジションを有利な値でつくりたい。もしくは、このまま円安になっても利益をとりたい。こう考えている方には、米ドル円がどのように動いても三方よしとなるのが今回の戦略です。こう考えていない方には、三方よしになるとは限らないかもしれないのでご注意ください。日米の経済成長格差を見る限り、一時的には円高傾向となっても、長期的には円安傾向になるのが自然だろうと私はみています。米ドル円買いポジションを持ち続ければ長期的に問題はないと思っています。でも、超長期保有というのはそれなりのリスクも取り続けないといけません。出来るならば「買いポジションを米ドル円が下がったところで作っておきたい」という気持ちもあります。今回の「米ドル円三方よし戦略」でそれができるかもしれません。やり方は簡単です。米ドル円のプットオプション売りを長期保有するだけだからです。米ドル円プットオプション売りは以下のような性質を持ちます。「売り」の性質上、オプション値が上がれば損失・下がれば利益となります。期日までは、米ドル円上げなら下がり(利益増あるいは損失減))、米ドル円下げなら上がる(利益減あるいは損失増)。日数が経てば時間的価値減少とともに下がりやすい(利益増または損失減)。利益が取りやすいものの利益上限は限定される。大きな円高となれば、相応の含み損となる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも上がればプレミアム分の利益を受け取れる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも下がればプレミアム分の利益を受け取って買いポジションが発生する。つまり、「米ドル円三方よし戦略」に合わせて表現しなおすとこうなります。上げてよし:単純に利益」となります。下げてよし:利益+現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを保有できます。動かなくてよし:時間的価値減少により利益が増え易くなります。なんか・・・・本当にそうなるの?・・・・って感じですよね(笑)。どうなるかは、今後の状況でお見せしていきます。尚、要注意は下げ相場です。米ドル円プットオプション売りは、米ドル円買いポジションと同じ宿命を負っています。つまり、米ドル円下げ相場では含み損となるということです。この含み損も、現在値で米ドル円買いポジションを作ったよりは少なくて済むのですが、10円・20円の円高となればそれなりの含み損となりえます。このリスクは、資金管理や損きりで臨機応変に対応していきます。この戦略での大切な条件は、プットオプション売りの権利行使価格を現在値よりも安値を選ぶことです。こうすることで短期的に円高になりそうだと思ったときには、「現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを作る布石」としてFXオプションが使えることになります。まあ、この説明は実際にポジションを作って、その推移を見ていかないとわからない部分もあります。今後も、この戦略で作ったポジション状況をお見せ居ながら、解説させていただきますので、参考になれば幸いです。長期で保有している米ドル円プットオプション売りポジションは2本あります。長期保有ポジション内容三方よし戦略で長期保有中の2本のポジション内容をご紹介します。今保有中の米ドル円プットオプション売りポジションの内容はこうなっています。長期保有ポジション状況 保有ポジション共通事項運用通貨ペア:米ドル円FXオプション:プットオプション売り保有数量:各ポジション10万通貨ポジション分類権利行使価格権利行使日約定値(プレミアム値)ポジションA110.00円9月4日2.35ポジションB111.00円10月9日2.046table.tbl_gzow{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_gzow{width:100%;}table.tbl_gzow td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_gzow th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_gzow,table.tbl_gzow td,table.tbl_gzow th{border:solid 1px #C0C0C0;}補足すると、このポジションの最大利益は(2.35+2.046)×10万通貨=439,600円です。権利行使期日に権利行使価格を下回れば米ドル円買いポジションが初声売るのは、先程の短期ポジションと同じです。長期ポジションは、受け取れるプレミアムがスプレッド換算で2円以上あるため、もしも米ドル円買いポジション発生となっても、短期以上に有利になり易くなっています。そのメリットを活用していくところを、このサイトでお見せしたいと思っています。このメリットの理解のため、これまでの成績と長期ポジションの含み損益推移も作成していますのでご覧ください。米ドル円三方よし戦略 成績と含み損益推移米ドル円三方よし戦略で保有中のポジションです。この画像ではよくわからないと思います。FXポジション1本とFXオプション長期ポジション2本があるのですが、それぞれ以下のようになっています。ここまでの損益確定分この戦略での総合成績です。項目損益FXオプション損益23,170円FXスワップポイント5,850円FX売買損益-8,430円合計20,590円table.tbl_yjno{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_yjno{width:100%;}table.tbl_yjno td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_yjno th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_yjno,table.tbl_yjno td,table.tbl_yjno th{border:solid 1px #C0C0C0;}FXオプションより変身保有中のFXポジション権利行使日にFXポジションとなって保有中の米ドル円買いポジションの内容です。買い平均値数量含み損益109.50円5万通貨-71,250円table.tbl_qcea{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_qcea{width:100%;}table.tbl_qcea td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_qcea th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_qcea,table.tbl_qcea td,table.tbl_qcea th{border:solid 1px #C0C0C0;}FXオプション⇒FXポジションへの変身時の内容と仕組は、先程のリンク記事で詳しく書いていあります。変身後は純粋な米ドル円買いポジションとなるため、スワップポイントも発生します。2つの長期ポジション 損失抑制効果FXオプションで米ドル円買いポジション相当のポジションを持つと、下落時に含み損増加を抑制してくれる「損失抑制効果」があります。以下の推移で、その損失抑制効果を確認することができます。月日米ドル円値含み損益4月29日111.61円90,500円5月9日110.06円-93,500円5月17日109.97円-74,100円5月31日109.44円-99,800円6月11日108.60円-204,700円6月27日108.075円-240,800円table.tbl_haib{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_haib{width:100%;}table.tbl_haib td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_haib th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_haib,table.tbl_haib td,table.tbl_haib th{border:solid 1px #C0C0C0;}参考記事4月29日 米ドル円三方よし戦略状況記事5月9日 米ドル円本当に下落 米ドル円三方良し戦略最初の試練5月17日 米ドル円三方良し戦略運用状況5月31日 含み損益推移状況6月11日 米ドル円3万買い相当FXオプションで追加損失抑制効果は具体的に計算できます。どの期間でも良いのですが、例えば6月11日と6月27日をご覧ください。米ドル円は、6月11日108.60円⇒6月27日108.075円と52.5銭下げています。FXで米ドル円買いポジション20万通貨を保有していれば、20万通貨×52.5銭=105,000円の含み損増加となるところです。でも、FXオプションで保有していたことで、-204,700円⇒240,800円ですので含み損増加は36,100円に抑えられています。この損失増加抑制効果は、権利行使価格から5円程度下落するまでかなりの力を発揮してくれます。参考記事:損失抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスク今後も、この効果を享受しながら運用を続けていきます。今後の方針今後の売買予定は、米ドル円の値動きによってわかれます。米ドル円がここから一押しあるようであれば、その辺で次の短期ポジションを入れる予定です。まだまだ下げそうなところはあるものの、米ドルがいつまでも売られ続ける展開は想定しにくいです。そろそろ底をつくような動きがあるとみているので、FXオプションを使った有利なポジションを作るには、格好の場と考えています。売買があれば、随時記事にまとめていきます。この記事と同じような売買が出来るのは、日本で唯一「売り」も出来るバニラ・オプションを提供するサクソバンク証券だけです。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況FXオプションについて米ドル円三方よし戦略 FXオプション運用記録損失抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米ドル/円は100円割れ? それとも110円へ!? カギ握る米中首脳会談から目が離せない! ブログ

米ドル/円は100円割れ? それとも110円へ!? カギ握る米中首脳会談から目が離せない!

■先週は米ドル安の1週間。でも、この流れは続かない!? 先週(6月17日~)は、18日(火)~19日(水)に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)において、早期利下げの可能性が示されたことを受けて、金利市場では米ドル金利の低下、為替市場では全体的に米ドル安が進行した1週間でした。

【参考記事】

●FOMC後の米ドル安は一時的!? 米ドル/円107円割れは回避か。注目は米中会談へ!(6月20日、今井雅人)

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

 米国の10年物国債の金利(=長期金利)も、20日(木)に一時、1.97%台まで低下しましたが、その後も、あまり反発することもなく、2%の水準近辺でとどまっています。

 長期金利は一時期、3.2%程度まで上昇していたことを考えると、相当な金利低下をしてきたということがわかります。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 ただ、こうした傾向は、すでに市場は織り込んでいます。

 また、他の国も、米国に追随して金融緩和を実行していくでしょうから、これ以上、この材料で米ドル安が進行することはないと思っています。

■投機筋の米ドルポジションは、ほぼフラットに 先週末(6月21日)に発表された、IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(6月18日時点)を見ると、投機筋の円とユーロに対する米ドルの買い越し(=米ドルロング)がともに、かなり減少していることがわかります。

IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(米ドル/円)6月18日時点※CFTCのデータを基にザイFX!が作成

IMM(国際通貨先物市場)のポジション状況(ユーロ/米ドル)6月18日時点※CFTCのデータを基にザイFX!が作成

 おそらく、今週末(6月28日)に発表される数字(6月25日時点)は、円・ユーロともに、米ドルの買い越しが、ほぼない状態になっているのではないかと、私は予想しています。

 そうであれば益々、今後、米ドル安が進行する圧力は、弱まってくるのではないかと考えています。

■いよいよG20。米中首脳会談はどうなる? そんな中、今週(6月24日~)は、いよいよ注目のG20(20か国・地域)サミットが、大阪で開催されます(28日~29日)。

 現在、米国を中心に、世界的に統一感がまったくなくなってきている中でのG20サミットですので、議長国の日本も、とても難しい舵取りを求められています。

 廃プラスチックなどへの対策では、一致できるとは思いますが、肝心の貿易問題や、保護主義に関しては、残念ながら、玉虫色の結果になることは、ほぼ確実です。

 このような状況であるので、G20サミット自体は、それほど金融市場で注目されているわけではありませんが、今回、注目度が高いわけは、サミットに合わせて行われる、米中首脳会談があるからです。会談は、29日(土)の11時30分から予定されています。

【参考記事】

●リスクオフの円高はナンセンス! 中国中央TVの映画は米中首脳会談実施のサイン!?(6月21日、陳満咲杜)

G20の場で開催されることが決まった米中首脳会談は、6月29日(土)11時30分から行われる予定。貿易交渉に進展が見られるか、それとも決裂するか、今井氏は、その一点に市場の注目が集中すると指摘 (C)Bloomberg/Getty Images

 注目点は、非常に単純です…