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米長期金利の低下はすでに限界で下値は 限定的。ドル/円は「きっかけ待ち」の段階か ブログ

米長期金利の低下はすでに限界で下値は 限定的。ドル/円は「きっかけ待ち」の段階か

■米国株は中長期的に上昇し続けるだろう 米株三大指数はそろって史上最高値を再更新した(ナスダック総合指数は終値ベース)。利下げ期待で買われたと解釈されているが、構造上の強さは6月7日(金)の本コラムにて指摘済みだった。最新の状況に照らして、もう1回確認してみよう。

【参考記事】

●FRBの「君子豹変」は一番のリスクに対する先手!ドル/円は年初来安値更新しない?(2019年6月7日、陳満咲杜)

 以前のコラムですでに述べているように、三大指数はともに「ヘッド&ショルダーズ・ボトム(※)」のフォーメーションを示している。目先の上放れもあって、それは一段と成立しやすく、また、これから上値余地を一層拡大していくのではないかと思われる。

(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」とはチャートのパターンの1つで、大底を示す典型的な形とされている。「三尊底」とも呼ばれる。また、「三尊底」の逆で、天井を示す典型的な形が「ヘッド&ショルダーズ」(三尊型))

NYダウ 週足(出所:Bloomberg)

S&P500 週足(出所:Bloomberg)

ナスダック 週足(出所:Bloomberg)

 もちろん、材料次第で反落し、高値波乱になったり、場合によっては途中でまた大きな調整があってもおかしくないが、中長期スパンにおける強気構造は不変であることを再度強調しておきたい。

 以前にも強調したように、米株三大指数の高値更新のタイミングがばらばらだったから、一時、NYダウの出遅れを根拠にして米株トップアウトを主張する論調もあったが、ロジック的には間違いであった。足元の市況は、その誤りを指摘しているようにみえる。

■日経平均は情けない。円高と消費税増税が圧迫 反面、日経平均は「情けない」。足元かろうじて200日移動平均線(200日線)を回復した程度で、2018年高値どころか、4月高値の更新さえ果たしていない。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 日経平均の出遅れ自体、単純な現象ではないが、最も重要なのは、やはり円高と消費税増税による圧迫感がもたらした結果である、ということではないかと思う。

 消費税増税によるセンチメント上の圧力は無視できない。そして、そうだとしても、円高の進行がより現実的な圧力だと見られる。

 たびたび指摘してきたように、足元の円高はリスクオフの表れ云々ではなく、米長期金利の急落がもたらした現象として認識すべきで、米株の歴史的な高値更新が続いている中、リスクオフ云々と言うのはナンセンスだ。

■米長期金利の急落はクライマックスの段階とみる 実際、米中首脳会談後、米長期金利(10年国債利回り)は一段と低下してきた。米長期金利の急落は、すでに「クライマックス」の段階にあると思われるが、やはり、「事実の買戻し」を待っているようで、「事実の買戻し」なしでは本格的な底打ちのサインを形成しない可能性がある。

米長期金利(10年国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 「事実の買い戻し」というと、やはり米利下げの実施を指す。米長期金利の急落が米利下げ観測を織り込もうとする結果であれば、ここまで進行している金利の下落は「噂の売り」であり、また、利下げ実施が近づくにつれ、底打ちのサインを形成していく可能性も高まるだろう。

 利下げが確実視されている以上、足元の値動きは、ほぼすべての予想を織り込んでいるから、利下げが実施される前後において「事実の買戻し」も確実視されるわけだ。

 もっとも、目先の米長期金利の急落は典型的な「オーバーシュート」の結果であり、2008年年末時より低い水準にあること自体、「行きすぎ」を示唆することは、前回のコラムで指摘したとおりだ。

【参考記事】

●リーマンショック時より低い米長期金利は行き過ぎ! 米ドル/円の反発はこれからだ(2019年6月28日、陳満咲杜)

 米利下げは2019年内1回ではなく、2、3回、また1回50pipsなど「過激」な予想まで織り込んでいるとも思われるだけに、米長期金利の低下はすでに限界に近いことを再度強調しておきたい。

 したがって、日銀政策の限界に対する焦躁感もあって…
+46,410円利益先取 米ドル円プットオプション売り3万追加【米ドル円三方よし戦略 2019年7月5日】 ブログ

+46,410円利益先取 米ドル円プットオプション売り3万追加【米ドル円三方よし戦略 2019年7月5日】

米ドル円プットオプションでの新規ポジションを作成しています。その内容と今後の目論見をまとめました。このポジションは、米ドル円三方よし戦略によるものです。参考記事:米ドル円三方よし戦略7月5日時点の概況などまとめています。+46410円 作成ポジション内容今回作成した米ドル円プットオプション売りの約定内容です。この概要は以下のようになっています。米ドル円プットオプション売り 内容作成日:2019年7月5日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107,825円権利行使価格:107.00円権利行使期日:11月6日売買数量3万通貨プレミアム:1.547利益上限:1,547×3万通貨=46,410円このポジションを作った際に、プレミアム利益46,410円は受け取っています。この利益が、このプットオプション売りポジションでの最大利益になります。この後、中途決済をするときは、売買プレミアム分の支払い分が発生します。プレミアム支払額が大きくなる場合は、FX同様損きりということになります。満期にプレミアムがゼロになるか、権利行使でFXポジションが発生したときに満額確定という感じになります。この流れ、わかりにくいですよね。今回の権利行使価格107円のプットオプション売りで説明しなおすと、権利行使日11月6日の状況によって以下のようになります。権利行使時点の米ドル円107円以上:FXオプションポジション消滅にて終了。プレミアム受取分の利益確定権利行使時点の米ドル円107円未満:FX口座で107円の米ドル円買いポジション発生+プレミアム受取分の利益11月6日までに中途決済した場合(決済時のプレミアム支払金額によって損益発生)今回のプレミアム受取利益は、スプレッド換算で1.547円分になります。なので、仮に米ドル円が下落してFX口座で米ドル円買いポジションが発生しても、損益分岐点は107-1.547=105.452円となります。米ドル円が105.432円割れまで下がれば、プレミアム受取利益を上回る含み損の米ドル円買いポジションが発生することになります。いつものことですが、勝ち易いポジションではあるが、絶対に勝てる訳ではないポジションです。わかりやすく説明できたかどうかこころもとないですが、運用しながら何度も説明していきますので、少しづつ理解していただければと思います。米ドル円三方よし戦略 概略この米ドル円三方よし戦略は以下の特徴があります。米ドル円が上がってよし米ドル円が下がってもよし米ドル円が動かなくてもよし米ドル円相場がどのように動いても、自分にとっては良い結果になるはずなのでが、この運用法のポジションです。伊藤忠商事の経営理念などで有名な近江商人の「三方よし」にあやかり、「米ドル円三方よし戦略」と呼んでいます。FXオプションを使うことで、これが可能になります。今回の戦略は、以下のような方に有効です。今回戦略の目論見長期的には円安になるだろうとみている。でも、短期的には円高もありそうだ。円高時に米ドル円買いポジションを有利な値でつくりたい。もしくは、このまま円安になっても利益をとりたい。こう考えている方には、米ドル円がどのように動いても三方よしとなるのが今回の戦略です。こう考えていない方には、三方よしになるとは限らないかもしれないのでご注意ください。日米の経済成長格差を見る限り、一時的には円高傾向となっても、長期的には円安傾向になるのが自然だろうと私はみています。米ドル円買いポジションを持ち続ければ長期的に問題はないと思っています。でも、超長期保有というのはそれなりのリスクも取り続けないといけません。出来るならば「買いポジションを米ドル円が下がったところで作っておきたい」という気持ちもあります。今回の「米ドル円三方よし戦略」でそれができるかもしれません。やり方は簡単です。米ドル円のプットオプション売りを長期保有するだけだからです。プットオプション売りの仕組み米ドル円プットオプション売りは上図のような性質を持ちます。「売り」の性質上、オプション値が上がれば損失・下がれば利益となります。FXオプションの仕組みは下記ページにてまとめています。参考記事:FXオプションの仕組み今後の値動きでどうなるかを列挙するとこうなります。期日までは、米ドル円上げなら下がり(利益増あるいは損失減))、米ドル円下げなら上がる(利益減あるいは損失増)。日数が経てば時間的価値減少とともに下がりやすい(利益増または損失減)。利益が取りやすいものの利益上限は限定される。大きな円高となれば、相応の含み損となる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも上がればプレミアム分の利益を受け取れる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも下がればプレミアム分の利益を受け取って買いポジションが発生する。つまり、「米ドル円三方よし戦略」に合わせて表現しなおすとこうなります。上げてよし:単純に利益」となります。下げてよし:利益+現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを保有できます。動かなくてよし:時間的価値減少により利益が増え易くなります。なんか・・・・本当にそうなるの?・・・・って感じですよね(笑)。どうなるかは、今後の状況でお見せしていきます。尚、要注意は下げ相場です。米ドル円プットオプション売りは、米ドル円買いポジションと同じ宿命を負っています。つまり、米ドル円下げ相場では含み損となるということです。この含み損も、現在値で米ドル円買いポジションを作ったよりは少なくて済むのですが、10円・20円の円高となればそれなりの含み損となりえます。このリスクは、資金管理や損きりで臨機応変に対応していきます。この戦略での大切な条件は、プットオプション売りの権利行使価格を現在値よりも安値を選ぶことです。こうすることで短期的に円高になりそうだと思ったときには、「現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを作る布石」としてFXオプションが使えることになります。まあ、この説明は実際にポジションを作って、その推移を見ていかないとわからない部分もあります。今後も、この戦略で作ったポジション状況をお見せ居ながら、解説させていただきますので、参考になれば幸いです。現在、長期で保有している米ドル円プットオプション売りポジションは3本+FXに変換したポジション1本があります。保有ポジション詳細 米ドル円三方よし戦略現在保有中の4本のポジションです。米ドル円 FXオプション詳細米ドル円プットオプション売り 1本目作成日:2019年3月21日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:110.740円権利行使価格:110.00権利行使期日:9月4日売買数量10万通貨プレミアム:2.358利益上限:2.358×10万通貨=235,800円米ドル円プットオプション売り 2本目作成日:2019年4月26日FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:111.600円権利行使価格:111.00円権利行使期日:10月9日売買数量10万通貨プレミアム:2.046利益上限:2.046×10万通貨=204,600円米ドル円プットオプション売り 3本目作成日:2019年7月5日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107,825円権利行使価格:107.00円権利行使期日:11月6日売買数量3万通貨プレミアム:1.547利益上限:1,547×3万通貨=46,410円米ドル円 FXポジション詳細このポジションは、FXオプションの権利行使日にFXポジションに変換されて、そのまま保有しているものです。米ドル円 FX買いポジション作成日:2019年6月5日FXポジション内容:米ドル円買い作成時点の米ドル円:108.500円数量5万通貨ここまでの成績利益確定分この戦略での総合成績です。項目損益FXオプション損益(保有中)486,810円FXオプション損益(終了分)23,170円①FXオプション合計損益509,980円FXスワップポイント12,201円FX売買損益-8,430円②FX損益合計3,771円(①+②)総損益513,751円table.tbl_yjno{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_yjno{width:100%;}table.tbl_yjno td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_yjno th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_yjno,table.tbl_yjno td,table.tbl_yjno th{border:solid 1px #C0C0C0;}ここまで利益確定した合計金額が、(①+②)総損益の金額です。利益だけみていると「なんてすごい」と思ってしまうかもしれません。米ドル円の下げ相場を「米ドル円買い」で攻めているので、当然ながら含み損があります。その数字をまとめておきます。現在の含み損米ドル円値107.883円項目損益FX-80,900円FXオプション-728,520円合計-809,420円table.tbl_wqih{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_wqih{width:100%;}table.tbl_wqih td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_wqih th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_wqih,table.tbl_wqih td,table.tbl_wqih th{border:solid 1px #C0C0C0;}既に発生している利益が513,751円あるものの、含み損が-809,420円あるので、差引含み損295,669円あります。この含み損の中には、FXポジションの含み損(-80,900円+12,201円)が含まれているので、FXオプション部分だけでみれば226,970円の含み損です。この状況は、スワップ投資をして保有ポジションが含み損となっているときとほぼ同じです。円高時に是非確認して頂きたいのが、含み損抑制効果です。このFXオプションは、米ドル円が110.740円のときに10万通貨、111.600円のときに10万通貨作っています。単純で米ドル円買いポジションを作っていれば、現在の107.883円時点では、スワップポイントを考慮しても45万円くらいの含み損を抱えている状況です。それが226,970円程度で済んでいます。こんな効果を確認しながら、米ドル円三方よし戦略を続けていきます。最後に今後の予定です。米ドル円三方よし戦略 今後の予定ここから米ドル円が大きく下落するようであれば、追加ポジションを予定しています。米ドル円は、今後金利低下も見込まれているので当面弱含みに推移しそうです。とはいうものの、大きく売り込まれる可能性は薄いとみています。むしろ、この金利低下見通しで下げている時期に少しづつ仕込んでいくことで、利益上乗せと安値の米ドル円買いポジションが作っていければよいと考えています。ここは、少々の含み損には目をつぶり、攻めていく予定です。
雇用統計前の一手 【くりっく株365 NYダウー日経225サヤ取り20019年7月5日】 ブログ

雇用統計前の一手 【くりっく株365 NYダウー日経225サヤ取り20019年7月5日】

 本日、新規のポジションを入れています。 雇用統計前となったのはたまたまです。日々記入している場帖での売買判断で入れています。雇用統計前の一手本日作ったポジションは上の2行です。売買をまとめておきますね。7月3日売買日経225:5枚売りNYダウ:5枚買い7月5日売買NYダウ:5枚売り日経225:5枚買い7月3日に、「縮小⇒拡大」を狙うサヤ取りポジションを仕掛けています。本日7月5日に、今度は「拡大⇒縮小」狙いのポジションを仕掛けて完全両建てとなっています。NYダウと日経225の価格差(サヤ)を利益に変えていくのが、このくりっく株365サヤ取りです。ここのところ、NYダウと日経225は数日~数週間の短期で価格差(サヤ)変動傾向が変わる傾向があります。今回も前回ポジションから数日しか経っていないものの、仕掛けてみた次第です。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績CFDサヤ取り(くりっく株365サヤ取り)運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,246,845円775,202円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年度損益がマイナス転落です。まあ、まだ7月前半ですのであと約6カ月あります。ここからいつもの売買を続けて、取り戻せるよう頑張ります。今後の展開:7月5日版NYダウー日経225の価格差変動に合わせた売買を続けていきます。ただ、長期的には「拡大傾向」が続くとみています。なので、今回の完全両建てポジションも「拡大⇒縮小」の動きがでて利益になったら外す感じでいます。拡大傾向が続いて利益が大きく狙える「縮小⇒拡大」は残してポジション操作をしていきます。NYダウもいつまでも好調という訳ではないと思ってはいます。でも、こういう流れは、終わりそうで終わらないようなところがあります。基本的に「大勢についていく」という姿勢で、やっていきます。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米金利低下でも、なぜ米ドル安は進まない? 米中交渉進展しても円高を警戒するべき!? ブログ

米金利低下でも、なぜ米ドル安は進まない? 米中交渉進展しても円高を警戒するべき!?

■米中が互いに歩み寄り。最悪の事態は回避 注目されていた米中首脳会談が、6月29日(土)に行われました。

 結果は、

● 引き続き、協議を続ける

● その間、米国は3000億ドルあまりに及ぶ中国からの輸入品目に対する追加関税を見送る

● 米国は、中国通信機器大手ファーウェイへの輸出禁止を一部、解除する

というものでした。

 とりあえず、最悪の事態は避けられたということです。

【参考記事】

●米ドル/円は100円割れ? それとも110円へ!? カギ握る米中首脳会談から目が離せない!(6月27日、今井雅人)

●米中休戦と米朝会談はサプライズだったが、リスクオンは長くない。米ドル/円は戻り売り(7月1日、西原宏一&大橋ひろこ)

注目された米中首脳会談(6/29)では、協議継続、関税第4弾の先送り、ファーウェイに対する禁輸措置の一部解除と、最悪の事態は避けられた格好に。写真は2019年6月に開催された大阪G20時のもの (C)Visual China Group/Getty Images

 米国でも、追加関税やファーウェイに対する措置については、産業界から強い反発があったため、トランプ米大統領としても、強硬一辺倒というわけには、いかなかったのだと思います。

 加えて、中国側も一段の歩み寄りを見せているのかもしれません。

■米中交渉進展でも円安は限定的!? ただ、これは、いったん危機が避けられたというだけで、根本的な解決ではありません。これから、本格的に協議が再開されるので、今後の状況をしっかり見守りたいと思います。

 一応、頭の整理をしておくと、決裂すれば、「株安からの円高」という展開になる可能性が高いということです。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

 逆の場合は、「株高からの円安」という流れになるということだと思いますが、私は、それ以外の要因が、円高になりやすい状況になっていると思うので、円安になった場合でも、その幅は限定的ではないかと考えています。

■金利の低下余地がない日本。円高圧力へ!? そう思う理由は、各国の長期金利(10年物国債利回り)の動向にあります。

 今年(2019年)に入ってから、先進国を中心に、各国の長期金利が低下してきています。ですから、米国の長期金利が低下してきても、一方的に米ドル安が進行していかないわけです。

米ドルVS世界の通貨 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 週足)

 ただ、金利の低下幅を見ると、国によって異なってきます。米国、英国、ドイツ、オーストラリアなどの長期金利の低下幅に比べて、日本の長期金利の低下幅が、際立って小さいことがわかります。

※BloombergのデータをもとにザイFX!が作成

 それは、元々、日本の長期金利は、他の国の長期金利よりも水準が低く、下方向が限られているということ。加えて、日銀が現在、長期金利をゼロ%から上下0.2%程度の水準の間で推移させる方針をとっていることに要因があります。

 現在の日本の長期金利は、マイナス0.15%程度なので、日銀の運営方針から考えると、もうこれ以上、長期金利は低下しないということになります。

 この方針を日銀が変更しない限り、金利面からはどちらかといえば、円高圧力がかかりやすいということを、頭に入れておいてほしいです。

 また、これから、日米貿易交渉が始まります…
G20サミット後のリスクオン相場は一時的! 次期ECB総裁にラガルド氏指名でユーロは? ブログ

G20サミット後のリスクオン相場は一時的! 次期ECB総裁にラガルド氏指名でユーロは?

■G20サミット後、表面的にはリスクオンに みなさん、こんにちは。

 注目の米中首脳会談は、終了。

 結果は…

(1) 貿易戦争で米中休戦を宣言

(2) トランプ米大統領が3000億ドル(約32兆3600億円)相当の中国製品への追加関税発動を先送り

(3) 両国は交渉再開で合意

 さらにトランプ大統領は、ファーウェイに対する禁輸措置を緩和し、米企業に、同社への製品売却の再開を認めるとコメント。ただ、「国家安全保障上の重大な問題がない機器についてだ」と付け加えています。

G20サミットでの米中首脳会談を受けて貿易戦争は休戦。G20サミット後、マーケットは表面的にはリスクオンの動きに (C)Visual China Group/Getty Images

 結果としては、ある程度、マーケットのコンセンサスどおりではあります。

 G20サミット後のマーケットの反応ですが、まずリスクオフを警戒して、さまざまなヘッジをかけていたポジションの巻き戻しが起きています。

 表面的にはリスクオンの動きとなり、「株高・債券安(金利高)・円安・ビットコイン安」。

 ただ、その影響も長続きしません(今週公開した「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」を参照)。

【参考記事】

●米中休戦と米朝会談はサプライズだったが、リスクオンは長くない。米ドル/円は戻り売り(7月1日、西原宏一&大橋ひろこ)

■米長期金利に合わせて、米ドル/円は振れる展開 米10年債利回りは、一時2.04%まで急反発。

 その後はじり安の展開となり、あっさり2.00%を割り込んで、一時1.93%台まで下落。

米長期金利(10年物国債利回り) 1時間足(出所:Bloomberg)

 米金利の影響で、米ドル/円は一時108.53円まで反発するも、7月3日(水)には、あっさり107.53円まで下落。

 米中首脳会談前(6月28日)の米ドル/円は、107.85円で引けていましたので、今週(7月1日~)は窓開けで始まっていたのですが、あっという間に窓を埋めて反落する展開に。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 一方、米金利の低下を受け、米国株だけは堅調。

 7月3日(水)のS&P500は、前日比プラス0.8%ほど上昇して、3日連続で終値ベースの最高値を更新。NYダウも上昇し、2万7000ドル目前の2万6966ドルでクローズしました。

S&P500 日足(出所:Bloomberg)

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 米国株の上昇は、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ予測のみならず、世界的な緩和期待も要因となっています。

 今週(7月1日~)は…
NYダウー日経225サヤ取り 痛恨の損きり -2,262,365円 ブログ

NYダウー日経225サヤ取り 痛恨の損きり -2,262,365円

 NYダウー日経225のサヤ取りポジション損きりです。 ここからの売買方針などを含めてまとめました。痛恨の-2,262,365円 損きり2回の分けて損きりを行っています。画像の手数料は片道しか出ていないので、今回の収支は以下のような内訳になります。売買差損益:-2,507,000円金利・配当相当額:253,815円手数料:4590×2=9180円差引損益:-2,262,365円今回のサヤ取り決済は、2回の損きり合計で-2,262,365円でした。苦しい状況であることは、前回記事でも書いてはいました。参考記事:約44万円利益されど苦境は続く くりっく株365サヤ取り2019年6月もともとこの損きりポジションは、「NYダウー日経225の拡大⇒縮小を狙った仕掛け」です。このポジションのままで今後利益まで、いずれ利益になる可能性もは充分にあります。ただ、それを待ち続けるのも良い選択肢とも思えません。米国経済と日本経済の成長力格差を考慮すれば、今後更に拡大傾向で推移するシナリオもあります。その辺を考慮の上、場帳をみながら損きりを実行した次第です。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績CFDサヤ取り(くりっく株365サヤ取り)運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,246,845円775,202円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年度損益がマイナス転落です。まあ、まだ7月前半ですのであと約6カ月あります。ここからいつもの売買を続けて、取り戻せるよう頑張ります。今後の展開:短期変動傾向への対処NYダウー日経225の価格差変動は、数ヶ月単位で起きています。ただ、ここのところ数週間で変化するような動きが出てきています。これと似たような動きは、昨年末から今年度初頭にもありました。短期変動が多い時期は、利益もちょこちょこと出しやすい反面、突然の大きな波に飲み込まれて大きな損失を出すリスクがあります。これに対応するため、1回の売買枚数を当面減らします。これまで1回NYダウ:10枚ー日経225:10枚だったのをNYダウ:5枚ー日経225:5枚と半分にします。あとは、いつもどおり1日1分の場帳記入をしながら売買を続けていきます。久々の大きな損きりとなりましたが、めげずにまいります。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米ドル円自動売買 7月の売買方針【トライオートFX運用39ヶ月目2019年7月4日】 ブログ

米ドル円自動売買 7月の売買方針【トライオートFX運用39ヶ月目2019年7月4日】

トライオートFX運用39ヶ月目に入りました。この記事では、2019年6月までの運用記録と7月の売買方針についてまとめています。2019年6月トライオートFX成績2019年6月の最終成績は、+1,818円でした。豪ドル円売りポジションの利益確定を行い、その利益を目安に米ドル円買いポジションの損きりをしています。それによって、口座全体の余裕資金が増加して全体的に身軽になっています。6月末に、再度豪ドル円売りポジションを10万通貨入れています。まだまだ円高気味の展開がありそうなので、そのための対応としてのポジションとなっています。自動売買設定状況これが現在稼働中の「米ドル円買い設定」です。現在の自動売買設定状況は、前週からは変わっていません。6月初旬には、第一波と第二波があったのですが、第一波分のポジション約5万通貨を全て損きりして消滅しています。先程ちょっと書いた「豪ドル円利益確定分を米ドル円含み損ポジションと相殺する売買」によるものです。これによって、第二波が残っている状況です。第一波が亡くなったので、管理画面でのネーミングを「重攻第二波」から「重攻第一波」に変更しています。なので、現在稼働中の自動売買は「重攻第一波」ということになります。この重攻設定の詳細は下記ページでまとめています。参考記事:「重攻」設定 トライオートFXならではのメリット設定内容は、こんな感じです。通貨ペア:米ドル円売買方針:買い値幅:30銭売買本数:10本1本の売買数量:4=4千通貨損きり設定:なし1つの設定で最大10本の買いポジションが発生します。為替変動状況に合わせて、こういう設定を重ねて入れていくのが、私のトライオートFX運用スタイルになっています。このように小分けにすることで、リピート系自動売買のデメリット部分でもある損失加速のリスクを防ぐ効果があります。関連記事:リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスクリピート系自動売買は、大きな為替変動時にポジションが大きく増加しながら含み損を増やすという現象が起きます。それが、投資家の恐怖を大きく増幅させることで、大失敗を招く元にもなります。こういうリスク管理をきっちりやっていけば、トライオートFXで手堅く稼いでいけるようになります。トライオートは、一旦設定を止めておいて時間をおいて再稼働させたりすることができます。今回のケースは、稼働したままですが一部停止ということも出来るので、今後の相場展開次第ではそういう使い方をする可能性もあります。自由度の高いトライオートFXだからこそできる技です。トライオートFXの特徴 まとめ以下、「トライオートFX月別・年度別成績」「トライオートFX 6月運用方針」と続きます。2019年度 月別成績2019年度運用開始時元金 5,718,717円年月利益額2019利益利益率2019年1月362,480円362,480円6.34%2019年2月17,584円380,064円6.64%2019年3月19,373円399,437円6.98%2019年4月19,062円418,499円7.32%2019年5月44,830円463,329円8.10%2019年6月1,818円465,147円8.13%2019年7月0円465,147円8.13%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}年間利益50万円まであと一歩です。出来れば100万円までいきたいところです。頑張ってまいります。年度別成績(2016~2019年)運用原資 4,858,316円運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。2016年5月運用開始、運用開始時資金は100万円でした。2度資金追加していて、その合計額が運用原資です。年利益額累計利益2016年2,679円2,679円2017年303,461円306,140円2018年554,261円860,401円2019年465,147円1,325,548円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}そろそろ昨年の利益に追いつきそうです。最後にここからの売買方針をまとめました。トライオートFX 7月運用方針7月は、重攻第二波の追加設定を予定しています。稼働中の重攻第一波は、すでに10本の買いポジションが発生していて、米ドル円が111円台まで上昇しないと自動売買が再開されません。まだ下げそうなところもあったので、手動での豪ドル円売りポジション10万通貨を入れてあはあります。米ドル円が落ち着いてきたと判断できる状況となれば、4千通貨×10本くらいの米ドル円買い新設定を入れるつもりでいます。どこで追加するかは、雇用統計を超えたくらいで考えていきます。トライオートFXの関連ページトライオートFX運用の主要ページトライオートFXの始め方と検証トライオートFX 運用記録と売買方針サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
NYダウー日経225サヤ取り 痛恨の損きり -2,262,365円 ブログ

NYダウー日経225サヤ取り 痛恨の損きり -2,262,365円

 NYダウー日経225のサヤ取りポジション損きりです。 ここからの売買方針などを含めてまとめました。痛恨の-2,262,365円 損きり2回の分けて損きりを行っています。画像の手数料は片道しか出ていないので、今回の収支は以下のような内訳になります。売買差損益:-2,507,000円金利・配当相当額:253,815円手数料:4590×2=9180円差引損益:-2,262,365円今回のサヤ取り決済は、2回の損きり合計で-2,262,365円でした。苦しい状況であることは、前回記事でも書いてはいました。参考記事:約44万円利益されど苦境は続く くりっく株365サヤ取り2019年6月もともとこの損きりポジションは、「NYダウー日経225の拡大⇒縮小を狙った仕掛け」です。このポジションのままで今後利益まで、いずれ利益になる可能性もは充分にあります。ただ、それを待ち続けるのも良い選択肢とも思えません。米国経済と日本経済の成長力格差を考慮すれば、今後更に拡大傾向で推移するシナリオもあります。その辺を考慮の上、場帳をみながら損きりを実行した次第です。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績CFDサヤ取り(くりっく株365サヤ取り)運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,246,845円775,202円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年度損益がマイナス転落です。まあ、まだ7月前半ですのであと約6カ月あります。ここからいつもの売買を続けて、取り戻せるよう頑張ります。今後の展開:短期変動傾向への対処NYダウー日経225の価格差変動は、数ヶ月単位で起きています。ただ、ここのところ数週間で変化するような動きが出てきています。これと似たような動きは、昨年末から今年度初頭にもありました。短期変動が多い時期は、利益もちょこちょこと出しやすい反面、突然の大きな波に飲み込まれて大きな損失を出すリスクがあります。これに対応するため、1回の売買枚数を当面減らします。これまで1回NYダウ:10枚ー日経225:10枚だったのをNYダウ:5枚ー日経225:5枚と半分にします。あとは、いつもどおり1日1分の場帳記入をしながら売買を続けていきます。久々の大きな損きりとなりましたが、めげずにまいります。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
+6,824円 メキシコペソ円自動売買設定動きなし(悲)【トラリピ運用29ヶ月目(2019年7月3日)運用資産126万円】(コピー) ブログ

+6,824円 メキシコペソ円自動売買設定動きなし(悲)【トラリピ運用29ヶ月目(2019年7月3日)運用資産126万円】(コピー)

 6月成績確定、7月の仕掛け方針などについてまとめました。 トラリピの手数料完全無料化が今月より始まっています。これまで手数料負担を意識して躊躇しがちだった保有ポジションの手動決済なども、ストレス少なくできるようになりそうです。手数料完全無料化を、こんごの機動的な運用に繋げていきます。トラリピの特徴などはここでは、下記ページにてまとめています。マネースクエア トラリピ検証中私のトラリピ運用の特徴運用実積⇒月1万円利益ペースで2017年3月より運用中運用開始時資金は100万円決済トレールを活用した設定がおおいです。自動売買主力で、たまに手動での豪ドル円売りをいれます。相場急変などでの強制ロスカットはいまのところありません。完全放置の自動売買ではありませんが、運用通貨ペアを絞って手動売買を組み合わせることにより、リスクを抑えて運用効率を高めているつもりです。では、はじめましょうトラリピ2019年6月成績6月の最終成績は、6,826円でした。メキシコペソ円買いでの自動売買を設定してあるのですが、月半ばから売買少な目になっています。設定当初は、コツコツ売買していたのですが、それが相当ゆっくりになっている状況です。でも、少しづつい動き出してはいるようなので気長に待つつもりです。メキシコペソ円の自動売買設定の値幅変更は今のところ考えていません。今週からに期待しておきます。次は、現在の設定内容と考え方です。トラリピ現在の設定と考え方現在、トラリピ口座で稼働させてある設定は2通貨ペアあります。そのうちのメキシコペソ円値下がり対策としてくりっく365口座も使っているという感じですので、合計3種類の仕掛けになっています。通貨別には、「米ドル円買い」と「メキシコペソ円両建て」です。整理するとこんな感じになります。米ドル円買い(トラリピ口座)メキシコペソ円買い(トラリピ口座)メキシコペソ円売り(くりっく365口座)考え方などの詳細は、下記記事にてまとめています。参考記事:トラリピ設定 【2019年6月 最新版】ここでは、簡略に説明させていただきます。トラリピ口座メキシコペソ円売りポジション口座:くりっく365各設定内容は以下のようになっています。米ドル円 買い設定(トラリピ口座)トラリピ口座画面の上2つは「米ドル円買い設定」です。1番上の設定内容はこうなっています。仕掛けた値幅:米ドル円111.14~120.94円最大ポジション数:50本1本の売買数量:1000通貨売買方針:20銭買い下がり利益確定:10銭決済トレール設定:あり損きり:なし2本目の設定は、途中でおまけでつけたようなもので、似たような設定ですのでここでは割愛させていただきます。メキシコペソ円 買い設定(トラリピ口座)6月3日にいれた「メキシコペソ円20万通貨買い設定」です。最初の入れた10万通貨とあわせると最大30万通貨の買いポジションとなります。以下の内容です。仕掛けた値幅:メキシコペソ円5.500~4.500円最大ポジション数:20本1本の売買数量:1万通貨売買方針:20銭買い下がり利益確定:5銭決済トレール設定:なし損きり:なし最初に設定した「メキシコペソ円買い設定 10本」も大まかな内容は同じです。この30万通貨買いポジションは、メキシコペソ円4.5円まで買い下がっていきます。30本の買い設定がどんな感じになっているのかは、このチャートがわかりやすいかと思います。濃くなっている部分が、2つの設定が重なっている部分です。メキシコペソ円値幅帯でいくと、5.25-5.5円の部分が、2つの設定が動いてくれるところになっています。メキシコペソ円買いは、これから活躍してくれそうなのですが、その一方で「大きく下落しそうなところ」もあります。そのリスクに備えて作成してあるのが、くりっく365口座でのメキシコペソ円売りポジションです。メキシコペソ円 売りポジション30万通貨(くりっく365口座)先程の画像くりっく365口座のポジションです。30万通貨のメキシコペソ円売りポジションを長期保有していきます。メキシコペソ円を売る根拠は「大きな流れ」です。メキシコペソ円 2001年からの主な高低年月ピーク値変動幅2001年12月14.9682005年1月9.00039.9%下落2005年12月11.64229.3%上昇2009年2月6.09047.7%下落2010年5月7.74821.4%上昇2012年6月5.33231.2%下落2014年11月8.72063.5%上昇2016年11月4.96943.0%下落2017年7月6.43129.4%上昇table.tbl_ocda{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_ocda{width:100%;}table.tbl_ocda td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_ocda th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_ocda,table.tbl_ocda td,table.tbl_ocda th{border:solid 1px #C0C0C0;}参考記事:メキシコペソ円売り 20年の値動きを素直に読んでみたくりっく365口座のメキシコペソ円売りポジションは、基本的には売買しません。トラリピ口座のメキシコペソ円買い設定の状況と連動させて「決済」「ポジション追加」などを検討していきます。メキシコペソ円は、急激に下がる局面はあるでしょうが、大体の時期は往来相場が続くとみているます。なので、その中で利益をある程度積み上げていければという目論見です。最終的には、「トラリピ口座メキシコペソ円収支」+「くりっく365口座メキシコペソ円収支」の合計額で利益を取れれば良いと考えています。以上が、大まかな菅家方です。今後も運用状況を定期的にまとめていく予定です。先程全体の成績をご覧頂きましたが、月別・年度別の成績は以下のようになっています。トラリピ運用 ここまでの総合成績トラリピの月別成績の棒グラフです。月平均1万ペースなのですが、月別にみると結構な差があります。長期目線でみて短期の成績は気にしないとうまくいくようです。トラリピ口座、2019年度の月別成績はこんな感じです。トラリピ 月別運用成績2019年度運用元金 1,197,817円トラリピ運用原資 1,000,000円年月利益額2019利益利益率2019年1月2,115円2,115円0.17%2019年2月15,594円17,709円1.47%2019年3月18,022円35,731円2.98%2019年4月8,904円44,635円3.72%2019年5月17,882円62,517円5.22%2019年6月6,826円69,343円5.79%2019年7月0円69,343円5.79%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}為替相場の流れは、2018年から2019年にかけて大きく変化してきています。トラリピ運用は、その動きに敏感に対応する必要はありません。早く動き過ぎると逆に不利になるところもあるからです。大きな流を見ながら、ゆっくりと変化していく方が無難に運用できます。その辺をお見せしていければと思っています。トラリピ 年度別成績運用開始年月 2017年3月運用原資 100万円運用原資は2017年は増減していたのですが、2018年からは元金100万円で固定しています。年利益額累計利益2017年135,334円135,334円2018年62,483円197,817円2019年69,343円267,160円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年の年間利益が前年度2018年を超えました。この調子でいきたいものです。最後に「ここからの方針」です。ここからの方針含み損状況など2019年損益累計利益含み損益69,343円267,160円-158,404円運用原資ここまでの利益率運用開始年月1,000,000円27.16%2017年3月(29カ月目)*含み損益内訳は、トラリピ口座―111,284円+くりっく365口座メキシコペソ円含み損益ー47,120円=-158,404円です。table.tbl_adcc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_adcc{width:100%;}table.tbl_adcc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_adcc th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_adcc,table.tbl_adcc td,table.tbl_adcc th{border:solid 1px #C0C0C0;}ゆったり運用が続いています。マネースクエア社は、手数料完全無料化のあとも新規キャンペーンを追加するなど、積極的な動きが続いています。7月1日からは、リピート回数でポイントが獲得できるキャンペーンを実施中です。100回で1000ポイント200回でで7-8月の合計取引高1万通貨あたり40ポイントをプレゼント。売買回数が多い設定をされている方には、お得なキャンペーンですねぇ。私の場合は、前月10回程度のリピート回数なので、100回までは相当あります。なので、このキャンペーンはスルーしておきます。自分に合うキャンペーンがでてきたら意識して取り組む方針でいます。トラリピ自動売買、7月は当面いまのままいきます。新規成立50万通貨ごとに10000ポイント(8000円相当)で最大60000ポイント(48000円相当)キャッシュバックキャンペーンも実施中です。トラリピの関連ページトラリピ運用の主要ページトラリピ 検証中トップページトラリピ 運用記録トラリピ設定内容と考え方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
iDeCo+(イデコプラス)概要と活用法2020年 掛金23000円で年間10万円の効果とは? ブログ

iDeCo+(イデコプラス)概要と活用法2020年 掛金23000円で年間10万円の効果とは?


iDeCo+(イデコプラス)は、掛金をかえなくても余裕資金を増やす方法として使えます。iDeCo+(イデコプラス)の概略と、その活用法についてまとめました。。iDeCo+(イデコプラス)始まる。掛金の一部を会社が負担する形式が、iDeCo+(イデコプラス)です。この制度が使える方は、諸経費を減らす手段として活用できるかもしれません。私自身、2019年にiDeCo(イデコ)からiDeCo+(イデコプラス)に変更しています。その概要とともに私が最近始めたやり方をご紹介します。そもそもiDeCo+(イデ...