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+75,495円 【くりっく株365 NYダウー日経225サヤ取り20019年7月18日】 ブログ

+75,495円 【くりっく株365 NYダウー日経225サヤ取り20019年7月18日】

 ポジション決済で利益でました。でも、ちょっと早かったみたいです。 細かい動きが多く、読みにくいところです。売買枚数を減らして、コツコツやっています。+75,495円 建玉整理にて決済一番左上が今回の利益です。手数料と配当相当額・利益相当額部分があるので、それを加味して計算すると以下のようになります。利益79,500円ー金利・配当相当額945円ー手数料3060円=75,495円今回の売買は、3段階でやっています。①「縮小⇒拡大狙い」NYダウ買いー日経2256仕掛け②「一時的な拡大⇒縮小狙い」:NYダウ売りうー日経225買い追加①と②を相殺して消滅(建玉整理最初の①ポジションを作ってから、②の反対ポジションを作成、最終的には両方を相殺する建玉整理という方法でポジションを消滅させています。建玉整理は、くりっく365とくりっく株365だけの独自制度です。参考記事:「くりっく365 建玉整理機能」の使い方 両建て派必須知識この方法は、「スプレッド負担が半分で済む」「証拠金が半分で済む」などのメリットがあります。一般の口座での両建てでは、2つのポジションそれぞれを決済する櫃王があるので、2つのポzションのスプレッド負担がそのまま投資家負担になります。建玉整理では、それが半分に出来るのでその分利益が増えるというカラクリです。これでポジションゼロです。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績CFDサヤ取り(くりっく株365サヤ取り)運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,171,350円850,697円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}年度収支のマイナス部分、重いです(悲)。ここのところ、NYダウと日経225の価格差(サヤ)変動は、短期で不安定なので売買枚数を10枚⇒5枚に減らしています。いつもの半分の枚数の売買なので、利益額も半分程度になります。当面は、マイナス部分はコツコツの利益で埋めていくしかない状況です。焦ることなく、いつもの売買を心掛けてやっていきます。最近のサヤ変動と今後の予定ここのところのNYダウー日経225のサヤ変動もご覧ください。NYダウー日経225 サヤ取り場帳状況価格差(サヤ) 7月10日~7月17日月日NYダウ日経225価格差(サヤ)7月10日268152160452117月11日270282167253567月12日272772165856197月15日273182166856507月16日273012155457477月17日27190214345756table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}一時的に縮小とみせて、一気に拡大してきています。現在はポジションゼロで様子を見ているところです。次のポジション作成のタイミングを待っています。しかし、この半年でNYダウー日経225のサヤは随分動きました。昨年2000前後まで縮小していたのが、現在は6000まであと少しです。これだけ拡大すると「そろそろ縮小するか」という気持ちにもなります。ただ、大勢は「縮小⇒拡大(NYダウ買いー日経225売り)」の流れと見ています。ここ数日で一気に拡大しているので、目先は「拡大⇒縮小(NYダウ売りー日経225買い)」の仕掛けも有効そうです。どちらの仕掛けも有り得るという目が日々のサヤ変動をみながら、次の一手を決めていきます。先日記事でも書いたのですが、くりっく株365のスプレッド縮小はほぼ定着してきています。参考記事:くりっく株365スプレッド 5~6に縮小今日の朝も、日経225が8~10・NYダウが4~6のスプレッドで推移しています。スプレッド縮小は、2つの銘柄を両建てするサヤ取りでは、そのまま利益上乗せに出来る部分です。この追い風を利益上乗せにきっちりとつなげていきたいところです。日々1分の場帳記入をしながら売買判断を続けていきます。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米国の覇権が続くとみている方に向く積立開始 【月1万円のFX積立 覇国積立米国編】 ブログ

米国の覇権が続くとみている方に向く積立開始 【月1万円のFX積立 覇国積立米国編】

現在起きている米国と中国の貿易協議は、次世代の覇国をめぐる争いでもあります。積立でもっとも効果の高い方法の一つは、「今後の成長でもっとも恩恵を受けるであろう国に投資すること」です。最も恩恵を受ける国の一つは「世界の中心となる覇者の国=覇国」です。ここでは、2019年時点の米国が今後も世界の中心国であるという想定のもとに、米ドルへのFX積立をしていきます。積立額は、毎月1万円です。1回目の積立は、2019年7月より始めています。いつものことではありますが、売買ルールはやりながら整備していきます(汗)。ここれは、開始時ルールと口座状況をご紹介させていただきます。月1万円のFX積立 覇国積立米国編毎月の積立ルール運用口座:100通貨売買のできるマネーパートナーズFXnano運用開始時資金:10万円毎月の積立額:1万円毎月の売買額:0~400米ドル売買頻度:月1回+連続注文いずれ使うかもしれない方法:そのほかの自動売買による注文運用開始時に10万円を入金します。この後は、毎月1万円積立てて米ドル円買いポジションを作っていきます。ポジションの作り方は、3種類使う予定です。単純な注文で作成する米ドル円買いポジション。連続注文による米ドル円買い⇒売り⇒買いのリピート系自動売買移動平均線などを使った自動売買マネーパートナーズFXnanoは、通常注文とともにトラリピのようなリピート系自動売買もできます。連続注文と呼ぶ注文方法なのですが、1本1本設定しないといけないのですが手数料無料で使えます。時期に応じて、通常注文+連続注文に分けて利益の上乗せとして活用できればと思っています。もう一つ、マネーパートナーズには移動平均線などを使った自動売買の機能もあります。まだ使ったことはないのですが、これも手数料無料で他のVPSを借りる費用も必要なく使えます。マネーパートナーズ独自のこれら機能を使って、FX積立をやっていきます。利益確定ルールこのFX積立での利益確定パターンは3つ想定しています。上昇後の往来で利益確定連続注文で利益確定その他の自動売買で利益確定米ドル円は、往来相場⇒大きく動いて⇒往来相場を繰り返す傾向があります。上げと下げが交互に出るようなところもあるため、「大きく上昇したら上げ止まったあたりで利益確定」をしていくつもりでいます。このタイミングは、リピート系自動売買などの設定タイミングと似たような感じでみていきます。数週間くらいの大きな流れですので、特殊な技術は要りません。最初の概要としては、こんなところです。FX積立 2019年7月口座状況口座管理画面です。マネーパートナーズFXnano口座上の段に110,000円(当初運用資金10万円+最初の積立金1万円)が入っているのが確認できるかと思います。既にポジションを保有しているので、含み損なんてのも出ていますね。そのポジションがこちらです。現在400通貨の米ドル円買いポジションを保有中です。最初に200通貨を通常の成行注文で作成しています。その後に、108,70円と108.40円でそれぞれ100通貨の連続注文を出していて、最初の買いポジションが発生したという感じになっています。連続注文は、いずれも「利食い30pips」+「連続回数3回(続けて注文を入力するボタンを3回押す)」で設定してあります。この内容は、8月の積立時までこのままです。基本的に毎月の手間はできるだけかけずに放ったらかしでいきます。細かい内容と詳細は、近いうちにまとめてまいります。いまなら口座開設だけで1000円もらえます。口座開設まだの方は貰っておいて損はありません。
利益8万円超え 米ドル円ストラテジー 順調に利益を伸ばす【10万円から始めるFX自動売買2019年7月17日】 ブログ

利益8万円超え 米ドル円ストラテジー 順調に利益を伸ばす【10万円から始めるFX自動売買2019年7月17日】

みんなのシストレでの自動売買、前回よりも利益が更に伸びています。稼働しているストラテジー、優秀です。私のここでの自動売買は、100万円で運用しています。でも千通貨単位で売買数量を設定できるので、ポジション数を調整することで10万円からでも問題なく始められます。ここまでの状況とこれからの予定などをまとめました。+81,054円 2019年7月17日7月10日からの売買記録です。今週は4勝3敗、利大損小パターンの売買で利益を伸ばしています。ここのところ、売買頻度が上がってきています。前回までは、1日1回程度だったのですが、最近は1日2回くらいの売買をすることがよくあります。まあ、ストラテジー判断による一時的な現象かもしれません。軽く気に止めておく程度にしておきます。みんなのシストレ 口座残高状況現在のみんなのシストレ、資金状況です。100万円の元金が1,081,054円まで増加しています。含み損が-19,849円ありますが、これはいつものことです。このまま損失が大きくなることもあるのですが、長く続けていくことで取り戻せれば問題はありません。売買数量は、5万⇒7万に増やしています。まだ、もうちょっといけるかなと思って増やしたのですが、状況をみて減らすかもしれません。【USDJPY】テキストマイニングAI 資金配分とルール現在、みんなのシストレ運用で使っているストラテジーが、【USDJPY】テキストマイニングAIです。7月17日現在、ストラテジーの上限人数2000人に達しているため、新規の申し込みができません。誰かがこのストラテジーを停止して、空きがでたら新規申込も出来るという順番待ちの状況です。このストラテジーの売買数量の目安は、公式ページの推奨証拠金を参考に2倍くらいの余裕を持たせる金額で決めています。公式ページでの推奨証拠金は約5万円です。このまま5万円というのもありかもしれませんが、相場の急変動を考慮してもう少し余裕を持たせています。10万円で1万通貨売買100万円の運用資金を入れてあって、【USDJPY】テキストマイニングAIには50万円を配分していまうs。50万円の運用資金なので最大5万通貨という具合です。運用資金10万円なら、1万通貨くらいで設定する感じになります。リスクコントロール画面で「合計損失50万円以上になったら建玉を決済して新規取引を一旦停止する」という設定もしておきました。簡単ですが、これが【USDJPY】テキストマイニングAIの売買ルールです。。10万円で1万通貨目安で設定。利益で資金増加したら5万円単位くらいで売買数量増を検討する。裁量での手動決済はしない。最大損失は運用資金の半分(資金10万円であれば5万円の損失となったら売買停止)セレクターの投資総数量注意、スプレッド拡大などの弊害の可能性ありあとは運用しながら修正していきます。セレクターの投資総数量注意一番最後のセレクターの投資総数量について補足させていただきます。画像の薄赤色部分、3912.5lotが7月17日現在のセレクター投資総数量です。セレクター投資総数量は、このストラテジーを選んだ投資家の設定した売買数量の合計数量です。つまり、1回の売買で発生するポジション数量ということです。現状、このストラテジーだけで1回につき、約4000万通貨の米ドル円注文が出ているということになります。この数値が大きくなりすぎると、いずれ「スプレッド拡大」などの弊害がでてくる可能性があります。この辺は、定期的にスプレッドチェックなどして確認していきます。みんなのシストレ ここまでの成績とここでの注意点確定損益含み損益現在運用資産81,054円-19,849円1,061,205円table.tbl_eecl{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_eecl{width:100%;}table.tbl_eecl td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_eecl th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_eecl,table.tbl_eecl td,table.tbl_eecl th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:21019年5月13日運用元金:1,000,000円(2019年6月25日に増額)ここまでのところ、順調な増え方です。運用資金を6月に増やしたというのもありますが、ストラテジーの調子自体が良いです。1日1~2回くらいの決済がある状況で、損きり・利益確定の両方を繰り返しながらの増加です。いずれ、不調期のようなものもあるとは思うんですけどね。先程触れたセレクター投資総数量の3912.5lotは気がかりなところではあります。ただ、一時は4000万通貨を超えていたので、少し減ってはいます。この辺で落ち着いてくれれば良いのですが、多分好調になると激増することになるはずです。その辺が、好調期のピークになるかもしれませんので、経過観察はしっかりと続けていきます。このストラテジーが、好調と不調の両方の波を乗り切って利益を残していけるようであれば、これから長期間使っていけるという本当の手応えがつかめるはずです。このストラテジー2000人の上限枠に達しているのですが、たまに空きがでます。運よく、空きがあるようであれば稼働検討しても面白いのではないかと思います。10万円くらいで売買数量は1000通貨から始めて、自動売買に慣れてきたら資金と売買数量を増やしていくのがおすすめのやり方です。10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編 関連ページみんなのシストレ 運用関連ページ20万円で運用開始 「みんなのシストレ」に期待したくなった2つの理由公式ページとリアル口座の損益差公開 みんなのシストレ運用元金30万円に増額 みんなのFX自動売買 1カ月目運用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
【FX含み損対策に有効】米ドル円買いポジション値を下げる仕掛(109.50⇒109.00円)こんな不思議な売買をどうやったらできるか解説・・・しかも、お小遣い付き(笑)! ブログ

【FX含み損対策に有効】米ドル円買いポジション値を下げる仕掛(109.50⇒109.00円)こんな不思議な売買をどうやったらできるか解説・・・しかも、お小遣い付き(笑)!

米ドル円買いポジションの買値を下げる取引をしています。今回は109.50⇒109.00円へと50銭下げられる予定です。この取引は、単純なFX売買によるものではなく、FXオプションを活用したもので、公開運用を続けている米ドル円三方よし戦略によるものです。参考記事:米ドル円三方よし戦略この仕掛けには、「制約」もあります。その部分も含めて解説記事としてまとめてみました。実際に買値を下げることができる取引ですので全FXユーザーに有効な方法をご紹介します。米ドル円買値を50銭下げる仕掛け(お小遣いつき!)内容まずは、米ドル円買値を下げる仕掛け(お小遣いつき!)の売買とはどのようなものかを売買の流れとともに説明させていただきます。。行った取引は2つです。2つの取引内容109.50円米ドル円買いポジション5万通貨 損きり109.00円米ドル円プットオプション売り5万通貨 新規作成それぞれ補足があります。米ドレ円買いポジション損きり額 -67,880円先程の米ドル円買いポジションの損きり額はー83,200円です。このポジションには、これまで発生したスワップポイントが加味されていません。この15,320円のスワップポイントを合算した金額が実際の損きり額になります。米ドル円109.50円の損きり額計算:-83,200円+スワップポイント15,320円=-67,880円この後に米ドル円プットオプション売りを作成しています。米ドル円109.00円となるかもしれない仕掛け次に、将来米ドル円109.00円となるかもしれない仕掛けがこちらです。米ドル円プットオプション売りポジション5万通貨です。権利行使価格109,00円で権利行使日は8月7日、約3種間後になっています。プットオプション売りの特徴などは、FXオプション総合ページでもまとめています。参考記事:FXオプションの仕組みと効果この中の「FXオプション⇒FX買いポジションに変身されることも可能」のところで説明していることを今回やっています。受取プレミアムは72,900円です。この仕掛けは、権利行使日の米ドル円値で扱いが分かれます。米ドル円109.00円未満:FXで109.00円の米ドル円買いポジション発生米ドル円109.00円以上:FXオプションポジション消滅して取引終了いずれの場合も、プレミアム受取利益72,900円は一緒です。米ドル円現在値は、108円前後です。このまま8月7日までいけば、FX口座で米ドル円109.00円の買いポジションが発生します。でも、上昇に転じて109円を超えるようだと、このプレミアム受取分の利益が利益上限になって取引終了となります。この利益上限が、記事冒頭で書いたこの仕掛けの「制約」部分です。私の米ドル円見通しでは、「米ドル円は当面もっと下げる可能性がある」とみています。なので、保有米ドル円ポジションの買値を下げておけるのであればやっておきたいという気持ちです。FXオプションを使えば、それが可能になります。この2つの売買の合計収支もまとめておきます。合計収支(お小遣い部分)項目損益額FX損益-67,880円FXオプション損益72,900円合計5,020円table.tbl_oneq{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_oneq{width:100%;}table.tbl_oneq td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_oneq th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_oneq,table.tbl_oneq td,table.tbl_oneq th{border:solid 1px #C0C0C0;}2つの売買の合計利益5,020円です。この5,020円がお小遣い部分です。この仕掛けの主たる目的は、将来の米ドル円買値を109.50⇒109.00円に下げることです。これだったら、FXで米ドル円買いポジションを持ったままでもスワップポイント受取で似たようなことになるだろうと思った方もいるかもしれません。でも、スワップポイントの累積では、8月7日までの3週間程度で50銭相当の金額は望めません。8月7日まで20日程度なので、スワップポイントで埋められるのは10~15銭程度です。この仕掛けで有れば、権利行使日に米ドル円が109.00円以下であれば確実に買値を50銭下げておけます。これが達成できたうえに、利益も出たのでお小遣いと表現させていただきました、「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。米ドル円三方よし戦略についても興味のある方はこの先もご覧ください。米ドル円三方よし戦略 概略この米ドル円三方よし戦略は以下の特徴があります。米ドル円が上がってよし米ドル円が下がってもよし米ドル円が動かなくてもよし米ドル円相場がどのように動いても、自分にとっては良い結果になるはずなのでが、この運用法のポジションです。伊藤忠商事の経営理念などで有名な近江商人の「三方よし」にあやかり、「米ドル円三方よし戦略」と呼んでいます。FXオプションを使うことで、これが可能になります。今回の戦略は、以下のような方に有効です。今回戦略の目論見長期的には円安になるだろうとみている。でも、短期的には円高もありそうだ。円高時に米ドル円買いポジションを有利な値でつくりたい。もしくは、このまま円安になっても利益をとりたい。こう考えている方には、米ドル円がどのように動いても三方よしとなるのが今回の戦略です。こう考えていない方には、三方よしになるとは限らないかもしれないのでご注意ください。日米の経済成長格差を見る限り、一時的には円高傾向となっても、長期的には円安傾向になるのが自然だろうと私はみています。米ドル円買いポジションを持ち続ければ長期的に問題はないと思っています。でも、超長期保有というのはそれなりのリスクも取り続けないといけません。出来るならば「買いポジションを米ドル円が下がったところで作っておきたい」という気持ちもあります。今回の「米ドル円三方よし戦略」でそれができるかもしれません。やり方は簡単です。米ドル円のプットオプション売りを長期保有するだけだからです。プットオプション売りの仕組み米ドル円プットオプション売りは上図のような性質を持ちます。「売り」の性質上、オプション値が上がれば損失・下がれば利益となります。FXオプションの仕組みは下記ページにてまとめています。参考記事:FXオプションの仕組み今後の値動きでどうなるかを列挙するとこうなります。期日までは、米ドル円上げなら下がり(利益増あるいは損失減))、米ドル円下げなら上がる(利益減あるいは損失増)。日数が経てば時間的価値減少とともに下がりやすい(利益増または損失減)。利益が取りやすいものの利益上限は限定される。大きな円高となれば、相応の含み損となる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも上がればプレミアム分の利益を受け取れる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも下がればプレミアム分の利益を受け取って買いポジションが発生する。つまり、「米ドル円三方よし戦略」に合わせて表現しなおすとこうなります。上げてよし:単純に利益」となります。下げてよし:利益+現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを保有できます。動かなくてよし:時間的価値減少により利益が増え易くなります。なんか・・・・本当にそうなるの?・・・・って感じですよね(笑)。どうなるかは、今後の状況でお見せしていきます。尚、要注意は下げ相場です。米ドル円プットオプション売りは、米ドル円買いポジションと同じ宿命を負っています。つまり、米ドル円下げ相場では含み損となるということです。この含み損も、現在値で米ドル円買いポジションを作ったよりは少なくて済むのですが、10円・20円の円高となればそれなりの含み損となりえます。このリスクは、資金管理や損きりで臨機応変に対応していきます。この戦略での大切な条件は、プットオプション売りの権利行使価格を現在値よりも安値を選ぶことです。こうすることで短期的に円高になりそうだと思ったときには、「現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを作る布石」としてFXオプションが使えることになります。まあ、この説明は実際にポジションを作って、その推移を見ていかないとわからない部分もあります。今後も、この戦略で作ったポジション状況をお見せ居ながら、解説させていただきます。米ドル円三方よし戦略 FXオプション保有ポジション状況米ドル円三方よし戦略で保有中のFXオプションポジションは、4本あります。すべて米ドル円プットオプション売り(FXの米ドル円買いポジションと似た性質を持つ)ポジションです。つまり、「米ドル円が上昇すれば利益・米ドル円が下落すれば損失」ということです。この画像の一番右の損益部分が、「プレミアム受取利益ー含み損益」の実質の利益部分になっています。含み損抑制効果は、以下の2つを比較すると確認できます。FXオプション差引損益FXポジションだったら発生していたはずの含み損上記画像の実際に保有中のポジションをこの視点で説明していきます。米ドル円現在値は107.98円です。米ドル円プットオプション売り 1本目先程の画像、1番上のポジションです。作成日:2019年3月21日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:110.740円権利行使価格:110.00権利行使期日:9月4日売買数量10万通貨プレミアム:2.358利益上限:2.358×10万通貨=235,800円プレミアム現在値は2.579です。2019年7月16日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益235,800円含み損ー257,900円差引損益-22,100円table.tbl_hrjz{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_hrjz{width:100%;}table.tbl_hrjz td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_hrjz th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_hrjz,table.tbl_hrjz td,table.tbl_hrjz th{border:solid 1px #C0C0C0;}米ドル円110.74円のときに作った10万通貨のポジションですので、2.76円下落しています。FXポジションであれば276,000円の含み損となるところですが、現在22,100円の含み損で済んでいます。米ドル円プットオプション売り 2本目上から2番目のポジションです。作成日:2019年4月26日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:111.600円権利行使価格:111.00円権利行使期日:10月9日売買数量10万通貨プレミアム:2.046利益上限:2.046×10万通貨=204,600円プレミアム現在値は3.846です。2019年7月16日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益204,600円含み損ー384,600円差引損益-180,000円10万円くらいの含み損ですが、ポジションを作ったときの米ドル円値は111.60円でした。111.60-107.98ですので、そこから3.62円下落しています。10万通貨のFX買いポジションであればスワップポイント受取を加味しても362,000円程度の含み損となっているはずのポジションです。米ドル円プットオプション売り 3本目作成日:2019年7月5日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107,825円権利行使価格:107.00円権利行使期日:11月6日売買数量3万通貨プレミアム:1.547利益上限:1,547×3万通貨=46,410円プレミアム現在値は1.445です。2019年7月16日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益46,410円含み損ー43,380円差引損益3,030円このポジションは、作成時の米ドル円値107.825円です。そこからは、15.5銭上昇しています。売買数量3万通貨ですので、FXポジションであれば4,650円の含み益となっているところです。しかしながら、プットオプション売りは「利益上限が決まっている」という特徴があります。このポジションでの利益上限は、46,410円です。このため、このFXオプションポジションの差引損益は3,030円に留まっています。上げ相場では利益が限定されるのですが、下げ相場では含み損増加抑制効果を発揮してくれているということになります。米ドル円プットオプション売り 4本目作成日:2019年7月15日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107,836円権利行使価格:109.00円権利行使期日:8月7日売買数量5万通貨プレミアム:1.458利益上限:1,458×5万通貨=72,900円プレミアム現在値は1.398です。2019年7月16日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益72,900円含み損ー69,900円差引損益3,000円このポジションは、作成時の米ドル円値107.836円です。そこからは、14.4銭上昇しています。売買数量5万通貨ですので、FX米ドル円買いポジションであれば7,200円の含み益となっているところです。しかしながら、プットオプション売りは「利益上限が決まっている」という特徴がありますので、利益額は抑えられています。このポジションは、本日前半で紹介したポジションです。プレミアム現在値は1.398は、途中決済したくなったときの売買値です。ここまでの成績利益確定分この戦略での総合成績です。項目損益FXオプション損益(保有中)559,710円FXオプション損益(終了分)23,170円①FXオプション合計損益582,880円FXスワップポイント15,320円FX売買損益-91,630円②FX損益合計-76,310円(①+②)総損益506,570円table.tbl_yjno{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_yjno{width:100%;}table.tbl_yjno td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_yjno th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_yjno,table.tbl_yjno td,table.tbl_yjno th{border:solid 1px #C0C0C0;}ここまで利益確定した合計金額が、(①+②)総損益の金額です。FXポジションを損きりして、FXオプションで利益を追加した形になっています。まとめ今回の売買を、一つの文章にまとめるとこうなります。利益上限という制約を受け入れることで、買値を下げる可能性という見返りを得られる。FXオプションを使い始めて半年くらい経ち、その有効活用が形になってきたと感じています。プットオプションとコールオプションなどのFXオプションの「売り」には、利益上限という制約があります。でも、これのお蔭で「買値を下げる」つまり「含み損を減らす」といった使い方ができます。これまで含み損で苦しんだ経験をお持ちの方であれば、どなたでも一度は思ったことがあるはずです。「この含み損をどうにかして減らせないものだろうか」これが、FXオプションをうまく活用することで出来てしまいます。どの代償は「利益上限が決まる」という「制約」です。今回のポジションも、このあと米ドル円が110円声になるようなことがあっても利益は決められた上限以上には増えません。それを我慢することで、買値を着実に下げていって含み損も抑制していけるということでもあります。プットオプション売りには、大きく下げればFX同様に含み損が膨らむというリスクもあります。下落が暴落規模となれば、今回のような仕掛けで買値を1円や2円下げたって、焼け石に水ということだってありえます。万能の杖はありません。でも、起こりうる最悪の状況に対策を確実に打っていくことが出来るようになれば、大きく負けることは無くなっていきます。その確実な一手として、FXオプションは有効に使えます。まだ活用されていない方は、私の運用記録を見ながら研究されてみてください。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況FXオプションについて米ドル円三方よし戦略 FXオプション運用記録含み損抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
豪ドル円スプレッド0.4銭遂に実現 2019年7月 スワップポイント・スプレッド比較作成 このまま独走の可能性有り ブログ

豪ドル円スプレッド0.4銭遂に実現 2019年7月 スワップポイント・スプレッド比較作成 このまま独走の可能性有り

みんなのFXが豪ドル円0.4銭での提供中です。他口座を大きく引き離すこの水準、追随できないFX口座も多いかもしれません。現状のスワップポイント状況とスプレッド状況の2つの面で比較してみました。
FX・CFD編:夫婦口座使い分ポイントと考え方 ブログ

FX・CFD編:夫婦口座使い分ポイントと考え方


「仮想通貨・ソーシャルレンティング編」「株式投資編」と分けて説明してきた夫婦口座使い分け、最後は「FX・CFD編」です。このブログ読者でも一番取引が多い分野です。FX・CFD編:夫婦口座使い分ポイント使い分け検討時に注視すべき重要ポイント申告分離の雑所得となる先物・FX・CFD・FXオプションと損益合算対象はが広い。3年間の損失繰越も可能自営業・専業主婦は国民健康保険料にも影響でる。このグループは、申告分離の雑所得扱いで20.315%の税率になります。利益を大きく出しても税率が上がる心配はありませ...
「米利下げ後に円高が進む説」への懐疑。 円高ピークを示唆する2つのフォーメーション ブログ

「米利下げ後に円高が進む説」への懐疑。 円高ピークを示唆する2つのフォーメーション

■重要なのは、市場センチメントに惑わされないこと 前回のコラムでは、米長期金利の底打ちや反騰の可能性を強調した。

【参考記事】

●米長期金利の低下はすでに限界で下値は限定的。ドル/円は「きっかけ待ち」の段階か(2019年7月5日、陳満咲杜)

 先週末(2019年7月5日)に発表された、想定より良かった米雇用統計を受け、その兆しはすでに出ており、米長期金利(米10年物国債の利回り) は一時2.14%台に乗せた。

米長期金利(米10年物国債の利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 マーケットの心はそもそも秋の空。6月米雇用統計を受け、50bpsの利下げといった過激な予想はいったん後退したものの、一昨日(7月10日)のFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言が「ハト派」と見なされ、そのような観測がまた巻き戻された。

 いずれにせよ、マーケットのセンチメントは移り変わりやすく、材料に大きく左右されるのも常態なので、今さらサプライズ云々と言うものではなかろう。

 重要なのは、市場センチメントに惑わされず、相場の内部構造に従うことだ。米国株の史上最高値更新が続いている現状では、リスクオフ云々の言説に左右されず、冷静かつ常識的に考えれば、おのずと答えが出てくるのではないかと思う。

■リスクオフを理由に円高を主張するのは現実的でない 本コラムでも取り上げたように、米国が11年も続く景気拡大サイクルにある中で、米長期金利が2008年年末時点の水準よりも下回っていたことはやはり行きすぎであろう。

【参考記事】

●リーマンショック時より低い米長期金利は行き過ぎ! 米ドル/円の反発はこれからだ(2019年6月28日、陳満咲杜)

 こういった認識や考え方は、いわゆる常識の範囲でおのずと得られるものだから、別にエコノミスト、あるいはアナリストの解釈を聞かなくてもできるはずだ。

 そして、米株三大指数がバラバラで、そろって高値更新ができていないうちは、米株高の可能性を疑い、リスクオフの可能性を警戒するのは仕方がないが、三大指数がそろって史上最高値を更新し続ける現在、なお、リスクオフ云々で米長期金利の一段の低下、また、円高の可能性を主張するのは、やはり現実的ではないと思う。

■利下げ幅は大半織り込み済みで市場は反応せず? さらに、市場センチメントに流されないように注意しなければならない。

 今月(7月)、米利下げがあること自体には懸念がない。相場が波乱含みになりやすいのは利下げ幅に関する憶測や思惑に関してだろう。だが、重要なのはそこではないと思う。利下げ幅がどうであれ、重要なのは相場がその大半を織り込んだかどうかにあるはずだ。

 結論から申し上げると、利下げ自体はもちろん、利下げ幅の可能性に関しても相場はその大半を織り込んでいる公算が大きい。

 相場は常に将来を見据えて値段を形成していくから、あらゆる推測や思惑を織り込み、また、先駆けて反応している。実際、利下げが実施されたあとは、利下げ幅がどうであれ、相場が事後的に反応してくることはないだろう。

 ゆえに、米利下げ後、一段と円高が進むといった論調に、筆者は懐疑的だ。仮に利下げ後、一段と円高が進む市況が見られる場合、それはきっと新しい材料の浮上など別の要素で動かされたのであって、現時点の材料を改めて反映したものではないはずだ。この意味では、円高のピークはすでに過ぎた可能性が大きいかとみる。

 もちろん、今月(7月)、利下げが実施されると、次回の利下げ時期や利下げ幅に関する論議や推測がまた市場センチメントを支配し、さらに円高をもたらす可能性はある。

 しかし、よく考えてみればわかるように、そもそも市場は年内2、3回の利下げありといった思惑を織り込んだ上で今のレートを形成しているから、やはり、次回の利下げに関する思惑で大幅に円高の余地が拡大するとは限らない。

■円高ピークを示唆する2つのフォーメーション たびたび指摘してきように、米株高が「ホンモノ」で、かつ継続されているうちは、リスクオフの円高があっても上値限定なので、円高のピークがすぎたか、近づいているという可能性を無視できない。

 米ドル/円は、6月安値から波乱含みながら切り返しを継続している。足元の日足では、2つのフォーメーションの形成可能性について注意を喚起したい。

 1つは、4月高値を起点とした全下落波が「下落ウェッジ」を形成していたが、7月からその上放れを果たしていること。

 もう1つは6月25日(火)安値を「ヘッド」と見なし、6月5日(水)前後の安値や7月3日(水)安値を「ショルダー」とみる場合、「ヘッド&ショルダーズ・ボトム(※)」(三尊底)を形成しているようにみえることだ。

(※編集部注:「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」とはチャートのパターンの1つで、大底を示す典型的な形とされている。「三尊底」とも呼ばれる。また、「三尊底」の逆で、天井を示す典型的な形が「ヘッド&ショルダーズ」(三尊型))

米ドル/円 日足(出所:FXブロードネット)

 さらに、細かく見ていくとわかるように…
確定利益20万円乗せ FXオプションで豪ドル円買値を下げる乗換実行 【豪ドル円による資産倍増計画 2019年7月12日】 ブログ

確定利益20万円乗せ FXオプションで豪ドル円買値を下げる乗換実行 【豪ドル円による資産倍増計画 2019年7月12日】

 豪ドル円買値を有利にするための乗換売買をしています。 含み損はあるもののFXオプションによる利益確定分も20万円を超えました。FXオプションを使って資産倍増計画運用に利益を上乗せする目論見が徐々に形になってきています。この運用法は、もともとFXだけでやっていたのですが、2019年からはFXオプションも絡めて「より低リスク+収益アップ」実現を目論んでいます。参考記事:豪ドル円資産倍増計画 2019年からの運用体制概要ここで使っているFXオプションは、プットオプション売りです。FXオプション(プットオプション売り)を使う効果について利益上限という制約がある代わりに「利益となりやすい+買値を安くできる」とうう特徴を持つのがプットオプション売りです。この特徴を活かして、この運用法では以下のことを実現していきます。利益の上乗せ。現在値よりも安値でFXの豪ドル円買いポジションをつくる定期的に運用状況を解説を入れながら、お見せししていくことで、理解が深まるような記事作りを心掛けていきます。まずは今回の売買からご覧くださいませ。FXオプションで豪ドル円買値を下げる乗換実行本日2つの売買をしています。豪ドル円78円 プットオプション売り2万通貨決済豪ドル円76円 プットオプション売り3万通貨新規売買数量は2万通貨⇒3万通貨と増えているものの、権利行使価格を78円⇒76円に下げるための売買です。FXオプション⇒FXオプションで権利行使価格を下げるための乗換売買です。豪ドル円プットオプション売りポジションは、権利行使日に豪ドル円が権利行使価格よりも下げていると権利行使価格でFXの豪ドル円買いポジションに変換するという性質を持ちます。豪ドル円買いポジションですので、出来るだけ安値であることが望ましいです。今回の売買で、将来発生するかもしれない豪ドル円買いポジションを78円⇒76円にできたということになります。本日損失をほとんど出さずに買値を下げる売買が出来そうだったので実行した次第です。収支がわかりにくいと思うので、整理しておきます。乗換売買 収支まとめ画像1番目で決済したポジションは、昨日記事の1本目のポジションです。参考記事:FXオプションの含み損抑制効果(豪ドル円)【2019年7月11日】昨日の収支はこうなっていました。2019年7月11日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益46,800円含み損ー58,800円差引損益-12,000円table.tbl_hrjz{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_hrjz{width:100%;}table.tbl_hrjz td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_hrjz th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_hrjz,table.tbl_hrjz td,table.tbl_hrjz th{border:solid 1px #C0C0C0;}この含み損部分が、本日決済時には-50,360円になっています。なので、このポジションの最終収支は、以下の計算式になります。プレミアム受取利益46,800円ー決済-50,360円=-3,560円損きり2番目の画像が新規の豪ドル円プットオプション売りです。このポジション作成時にプレミアム利益利益は63,120円を受け取っています。FXオプションの「売り」は、「ポジション発生時に利益を受け取る仕組み」になっています。FXの売買は決済時に利益を受け取るので、逆になっているんです。ちなみに、FXオプションの「買い」はFX同様決済時に利益を受け取ります。最初は戸惑うのですが、慣れてくると「最初に利益を貰うというのもなかなか良い」という気持ちになったりします。まあ、私の場合ですけどね(汗)。今回のポジションは、権利行使価格76円で権利行使日は来年の1月8日です。権利行使日に豪ドル円が76円割れているようであれば、76円の豪ドル円買いポジションになります。権利行使日に豪ドル円が76円以上であれば、プレミアム価値はゼロとなり今k内受け取った利益63,120円満額受取が確定します。今回のように途中決済する可能性もあります。いずれに転んでも、私にとっては問題のないポジションです。どういうことになるかは、豪ドル円の相場次第ということになります。現在保有中のポジション状況を確認してみましょう。資産倍増計画ステップ1:保有ポジション状況現在保有中のポジションは、4本あります。一番上のポジションが本日決済したもので収支がー3,560円になっています。その内訳は先程の計算式の通りです。FXオプションの仕組み自体については、以下のページにてまとめています。参考記事:FXオプションとは 3つの売買パタンーを図で説明FXオプションのプレミアムを構成する大きな要素は「時間的価値」と「ボラティリティ」です。日数経過とともに、時間的価値は確実に減少していくため為替値が動かなければプレミアムは確実に値下がりしていきます。これが、プットオプション売りの利益の根源ともなる部分です。7月12日現在時点豪ドル円は75.720円です。豪ドル円プットオプション売り 1本目上から2番目のポジションです。作成日:2019年4月17日FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り作成時点の豪ドル円:80.350円権利行使価格:78.00円権利行使期日:10月2日売買数量2万通貨プレミアム:1.251利益上限:1.251×2万通貨=25,020円プレミアム現在値は2.808です。2019年7月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益25,020円含み損ー56,160円差引損益-31,140円豪ドル円80.350円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、80.350⇒75.720ですので9.26万円の含み損になっているところです。それが31,140円の含み損で済んでいます。豪ドル円プットオプション売り 2本目作成日:2019年5月22日作成時点の豪ドル円値 76.13円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:76.00円権利行使期日:11月6日売買数量:3万通貨プレミアム:2.18利益上限:2.18×3万通貨=65,520円プレミアム現在値は1.723です。2019年7月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益65,520円含み損ー51,690円差引損益13,830円豪ドル円76.13円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、76.13⇒75.720ですので12,300円くらいの含み損になっているところです。それが13,830円の利益になっています。豪ドル円プットオプション売り 3本目作成日:2019年6月18日作成時点の豪ドル円値 74.06円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:74.00円権利行使期日:11月27日売買数量:3万通貨プレミアム:2.000利益上限:2.013×3万通貨=60,000円プレミアム現在値は1.052です。2019年7月11日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益60,000円含み損ー31,560円差引損益28,440円豪ドル円74.06円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、74.06⇒75.72ですので49,800円くらいの利益になっているところです。しかしながらこのFXオプションポジションの利益額は、28,440円に留まっています。これは、プットオプション売りの利益上限が決まっているためで、このポジションの場合は最大利益60000円までとなっています。豪ドル円プットオプション売り 4本目作成日:2019年7月12日作成時点の豪ドル円値 75.72円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:76.00円権利行使期日:2010年1月8日売買数量:3万通貨プレミアム:2.104利益上限:2.013×3万通貨=60,000円プレミアム現在値は2.222です。2019年7月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益63,120円含み損ー66,660円差引損益-3,540円このポジションは、本日作成のためFXオプションの売買のスプレッド相当部分がそのまま含み損になっています。最初の3つのポジションと同様に、日数経過と為替変動とともに損益が発生することになります。全体収支まとめ項目金額利益(プレミアム受取総額など)260,460円損失(決済・満期清算など)-50,360円合計損益206,070円table.tbl_tcfd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_tcfd{width:100%;}table.tbl_tcfd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_tcfd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_tcfd,table.tbl_tcfd td,table.tbl_tcfd th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:2019年3月11日保有ポジションの含み損益は先程の個別明細参照ください。含み損はあるものの、確定利益は20万円を超えています。今回の乗換は、ちょっと悩みました。ここで乗り換えると、権利行使価格が76円に下がる。これ自体は良いことです。でも、もしも豪ドル円がこのあと上昇してしまえば、このポジションはFXポジションにはならずに数万円の利益のみということになります。豪ドル円買いポジションを安値で作るという趣旨からは良いことではあるのですが、あまりにも買いポジションがふやせないというのも寂しい気がしたのです。でも、これで「安全性」は高まります。安全性を高めながら売買を続けていけば大怪我はしにくくなります。ここからも、安全第一を重視してやっていくつもりです。豪ドル円は、そろそろ底をつきそうなところがあるのですが、まだまだ油断はできません。ゆったりした値動きに惑わされずにやっていきましょう。FXオプション売りが出来るのはサクソバンク証券だけです。FX口座開設後にオプション口座開設手続きができます。資産倍増計画 関連記事ここから先は、資産倍増計画関連の内部記事です。豪ドル円資産倍増計画 2019年からの運用体制概要ステップ1:FXオプションで豪ドル円安値圏ポジションを作っていく編ステップ2:資産倍増計画 運用全体状況全体まとめ:豪ドル円による資産倍増計画 総まとめページ損失抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
市場の過剰反応は利益を上げるチャンス! 米ドル/円は当面、逆張り戦略が有効か? ブログ

市場の過剰反応は利益を上げるチャンス! 米ドル/円は当面、逆張り戦略が有効か?

■強かった米雇用統計。米ドル高転換の予想もあるが… 先週、7月5日(金)に発表された、米国の雇用統計6月分は、非農業部門の就業者数が22万4000人の増加と、予想の16万人増加を大きく上回りました。この水準は、5カ月ぶりの伸びとなります。

※米労働省労働統計局のデータをもとにザイFX!が作成

 この結果を受けて、米国の長期金利(10年物国債利回り)が急上昇し、2%を超えてきました。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 また、為替市場でも米ドル高の展開となりました。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

 この発表のあと、今後、米ドル高に転換していくと予想している人がいるようですが、私はまったく、そう思いません。

【参考記事】

●強い雇用統計。今週はパウエル議長証言に注目! 材料顕在化でユーロ/円戻り売りか(7月8日、西原宏一&大橋ひろこ)

■米ドル高は市場の歪みが原因! まず、頭に入れてほしいことは、そもそも、この雇用統計発表前に、市場はかなり歪んでいたということです。

 米国の短期金利の先物市場を見ると、指標(雇用統計)の発表前は、7月に実施されるFOMC(米連邦公開市場委員会)において、0.5%の利下げが決定される水準まで織り込んでいました。

 ここ数年、FOMCでは、利下げにしろ、利上げにしろ、1回につき0.25%の金利変更を実施してきました。それにも関わらず、今回、0.5%の利下げを織り込んでいたわけです。

※2008年12月以降は誘導目標レンジの上限を掲載

※FRBのデータをもとにザイFX!が作成

 仮に、リーマンショック級の危機が現在、発生しているのであれば、ある程度は理解できます。しかし、現状を見ると、確かに景気は以前に比べて腰折れしてきているものの、危機が発生しているわけではありません。つまり、そもそも市場の反応が、過剰だったということです。

 それが、今回の雇用統計によって、水を差されただけにすぎません。

【参考記事】

●市場の米利下げ織り込みは過剰すぎる! 当面は米ドル安・円高の揺り戻し相場か(6月6日、今井雅人)

■パウエル議長が利下げ示唆。米ドルは再び反落へ すでにFOMCでは、先行きは利下げ方向にあることは、示されていたわけです。今回の雇用統計の結果だけで、その方向が変わるわけではありません。

 すぐ、そのことに市場も気がついて、冷静な反応になってくるだろうと考えていましたが、実際、そうなってきました。

 7月10日(水)の議会証言で、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が「米国の景気拡大が鈍化してきている」ことや、「利下げの必要がある」ことを明らかにすると、再び、米ドルは反落しています。

【参考記事】

●7月FOMCでの0.50%利下げ予測が再燃! ドル/円は目先104円台、中期的に100円へ(7月11日、西原宏一)

7月10日(水)に下院金融サービス委員会での証言で、7月FOMCで利下げを行う可能性があることを示唆したパウエルFRB議長 (C)Bloomberg/Getty Images News

米ドルVS世界の通貨 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足)

 市場の先行きを考えるときは…