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10連敗! AIストラテジーは本当に失敗から学べるのか? 【10万円から始めるFX自動売買2019年8月16日】 ブログ

10連敗! AIストラテジーは本当に失敗から学べるのか? 【10万円から始めるFX自動売買2019年8月16日】

AIストラテジーによる自動売買、連敗がやっと止まりました。ここからの方針などをまとめました。10連敗でストップ AI自動売買ストラテジー8月5日から続いていた損きり、10連敗でやっと止まりました。この連敗を何もせずに耐え続けるのは、なかなかきつかったです。いずれはこういう事もあるだろうとは思っていたんですけどね。こういうのは、ループイフダンのようなリピート系自動売買では起きずらいんですよね。参考記事:ループイフダン 運用記録予め「上げ」か「下げ」のどちらかの方針を決めているし、そもそも「損きり設定をなし」にしていることも多いからです。その代わりと言ってはなんですが、リピート系自動売買では含み損を抱えたポジションを保有し続けることが多いという面もあります。みんなのシストレでやっている自動売買では、今回のような連敗は今後も起こり得ます。その代わりという訳ではありませんが、損きりをするために大きな含み損は抱えにくい構造です。どちらも一長一短ありますね。今は、このAI自動売買ストラテジーが、ここからどういう売買をするかに注目しています。AIストラテジーは、トレードから学んでいく仕組みと言われています。今回の10連敗から何を学び、今後のトレードにどのように活かしていくのか。この言葉が現在にどのような売買になるのか、とても興味深いです。通常のトレーダー心理であれば、こういう連敗の後は「損失を取り戻すための売買数量を増やして勝負」とか「妙に弱気になって売買が小さくなる」という変化がでたりすることもあります。AIストラテジーは、どのような変化が出るんでしょうね。売買数量は7万通貨のまま、様子をみていくことにします。10万円くらいで売買数量は1000通貨から始めて、自動売買に慣れてきたら資金と売買数量を増やしていくのがおすすめのやり方です。みんなのシストレ 口座残高状況8月16日現在のみんなのシストレ口座状況です。10連敗により、口座残高は運用元金の100万円を大幅に割り込んでいます。今後の奮起に期待しています。今後の方針とここまでの成績確定損益含み損益現在運用資産-127,400円4,702円877,302円table.tbl_eecl{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_eecl{width:100%;}table.tbl_eecl td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_eecl th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_eecl,table.tbl_eecl td,table.tbl_eecl th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:21019年5月13日運用元金:1,000,000円(2019年6月25日に増額)調子が崩れたのが、そのままグラフの形でわかります。ここのところの連敗をみて、AIストラテジー利用者も激減しています。現在利用者は1500人くらいで、設定されてある注文数量の合計は1770万通貨くらいです。一時は、利用枠上限2000人を超えてしまって利用できない状況でした。注文数量合計も4000万通貨を超えていた時期もありました。今は、誰でも始めることができます。好調期には利用者が大幅に増えて、不調期には利用者が大幅に減る。選択型自動売買では、よく起きる現象です。私は、売買数量そのままで継続中です。売買数量はあまり動かさない方が最終的に良い結果に繋がりやすいからです。過去の使った選択型自動売買では、こういう連敗の後に更に調子を崩していくようなこともありました。AIストラテジーは、そういう可能性は薄いのではないかと思っています。経験から学んでいくという仕組みが良い方向にでてくることを期待しています。今後も、私の運用状況は定期的にお見せしていきます。選択型自動売買運用の参考になれば幸いです。10万円くらいで売買数量は1000通貨から始めて、自動売買に慣れてきたら資金と売買数量を増やしていくのがおすすめのやり方です。10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編 関連ページみんなのシストレ 運用関連ページ20万円で運用開始 「みんなのシストレ」に期待したくなった2つの理由公式ページとリアル口座の損益差公開 みんなのシストレ運用元金30万円に増額 みんなのFX自動売買 1カ月目運用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米国債に逆イールド発生で米景気後退か? NYダウは800ドル安! 米ドル/円は…!? ブログ

米国債に逆イールド発生で米景気後退か? NYダウは800ドル安! 米ドル/円は…!?

■アルゼンチン情勢、香港デモなどリスクオフ要因多数… みなさん、こんにちは。

 今週(8月12日~)は、多くのリスクオフ要因が飛び出し、リスクアセットの本丸である米国株が大幅下落。

NYダウ 週足(出所:Bloomberg)

 まず、8月12日(月)の海外市場では、アルゼンチンと香港の情勢が混乱へ。

 アルゼンチンで行われた大統領予備選で、現職のマクリ大統領が、ポピュリストの野党候補、フェルナンデス元首相に予想外の大差をつけられて2位となったことで、マクリ大統領の進めてきた市場寄りの経済政策から離れ、通貨や資本の統制への回帰を示唆するではないか?との懸念が台頭。

【参考記事】

●アルゼンチンでトリプル大暴落! 大統領予備選で野党候補圧勝し、またデフォルト!?

 結果、アルゼンチン資産は総崩れ。

 アルゼンチンペソは対米ドルで、一時30%超の急落。

 CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場では、5年以内のデフォルト確率が75%を示唆しました。

アルゼンチンペソ/米ドル 日足※通常は「米ドル/アルゼンチンペソ」ですが、アルゼンチンペソの下落をわかりやすくするため、「アルゼンチン/米ドル」のチャートを掲載しています。

(出所:Bloomberg)

メルバル指数 日足(出所:Bloomberg)

 これは、大きなリスクオフ要因です。

 一方、香港国際空港は8月12日(月)夕方、この日の残りの全便を運休にすると発表。

 デモ隊によるメインターミナルでの抗議活動は4日目に入り、6月上旬のデモ開始以来、香港経済にとって最大の混乱に拡大しました。

■米中貿易戦争も沈静化せず、米国株は急落 さらに、米中貿易戦争も沈静化せず。

 米当局が8月1日(木)に発表した追加関税第4弾の中で、一部製品については、9月1日(日)から12月15日(日)まで発動を延期すると報道されたことから米国株は一時反発。

 ただ、この一部製品というのは、携帯電話、ノート型パソコン、ビデオゲーム機、玩具といったものであり、新学期を控えた学用品の購入やクリスマスショッピングに配慮したことがうかがえます。

 これは、アップルにとって朗報。

 9月20日(金)発売ともウワサされている新型iPhoneの需要がもっとも高まる期間を、関税の影響を受けずに販売できることになるためです。アップル株は一時5.8%急騰しました。

 つまり、この延期は米国の都合で延期したものであり、米中の通商協議に何らかの発展があったわけではありません。

 加えて、ナバロ大統領補佐官が、トランプ大統領は貿易協議で中国に譲歩する用意はないと、指摘。

 結果、追加関税第4弾の中で、一部製品については12月15日(日)まで発動を延期するという報道での反発は1日も持たず、米国株は続落しました。

 NYダウは、過去数回、ブルトラップを形成して急反落していますが、今回も前回の高値を大きく上抜いて、7月16日(火)には、一時2万7398ドルまで急伸。

 しかし、2万7000ドル台での滞空時間は短く、前述のアルゼンチンの混乱などもあり、2万7000ドルを割り込むと、一気に2万5400ドル台まで急反落しています。

 結果、今回もブルトラップとなって、米国株はトップアウトした可能性が高まっています。

NYダウ 週足(出所:Bloomberg)

 そして、今週(8月12日~)の米国株の中でも…
月1万円積立 20年後の資産額 1億円作るのに必要な利回りは●●%? ブログ

月1万円積立 20年後の資産額 1億円作るのに必要な利回りは●●%?

月1万円の積立を続けたら、20年でどれくらいの資産が作れるのかを利益率別に計算しました。計算上、1億円の資産つくりも可能です。さて、その利益率はいくらになるでしょうね。簡単にできる積立投資の将来資産額計算方法積立投資での将来作れる資金のシミュレーションは、金融庁で提供しているツールがおすすめです。参考記事:金融庁 資産運用シミュレーション入力する項目は、3つだけです。毎月の積立額想定利回り積立期間これらを入力して、「計算する」ボタンをクリックするだけです。このページでは、他にも「目標額のために毎月いくら積み立てたら良いか」とか「目標額のためにどれだけの期間積立たら良いか」などの試算もできます。積立投資の目標額設定などで便利に使えるページです。私も、21019年7月より始めた覇国積立の試算をしてみました。参考記事:【覇国積立】ドルコスト平均法での資産つくり月1万円で20年も続けたらどれくらいの資産が作れるかの試算です。5%積立複利運用10%積立複利運用15%積立複利運用20%積立複利運用30%積立複利運用この5パターンでやってみました。5%積立複利運用月1万円の積立で年利5%を確保できた場合のシミュレーションです。20年後には、4.110,337円の資金となります。単純に1万円積立をした場合の元金は240万円です。運用によって1,710,337円増えることになりますね。10%積立複利運用10%の複利運用ができた場合のシミュレーションです。20年後には、7,593,688円まで増えます。5%に比べると相当増えることになります。毎月1万円積立の元金240万円は同じですので、運用によって5,193,688円増えることになります。15%積立複利運用15%の複利運用ができると20年後の資産額は更に大きく増えます。14,972,395円です。5%・10%同様に20年間の積立総額は240万円です。運用によって12,572,688円増えることになります。20%積立複利運用20年間、これくらいの利率が確保できたら最高ですね。20%複利運用での資産額は、31,096,518円です。この利回りを確保できれば、積立原資240万円で、3000万円越えまでいきます。でも、これでも1億円には届かないんです。1億円に届かせるには、更に高い利回りが必要になります。30%積立複利運用年利30%で運用できた場合、20年後の資産額は149,495,186円と1億円を超えます。細かく計算すると、大体28%くらいで1億円達成できるシミュレーションができます。いくつかのパターンのシミュレーション結果を並べてみましたが、現実的に可能そうなのは20%までかなと思っています。もしかすると、相場環境が最高に良い時期が続くかもしれませんので、最後の30%も否定はせずにやっていくつもりです。覇国積立では、FX積立・CFD積立・株式積立の3分野でそれぞれ月1万円づつ積立ていきます。3つのうちどれかが高い利回りになってくれれば良いという気持ちでいます。月1万円積立で手堅く利益率5%達成 2つの方法ちなみに、運用利回り5%は2つの積立ではかなり確保し易い状況です。その2つの方法をご紹介します。その1:米ドル円の積立投資2019年8月現在の米ドル円スワップポイントは1万通貨で約70円です・これは。覇国積立米国編で使っているマネーパートナーズFXnano口座のスワップポイントです。1年間に受け取れるスワップポイント:70円×365日=25,550円1万通貨の米ドル円買いポジション保有で1年間で25,550円のスワップポイントが受け取れます。仮に、口座に50万円入金して1万通貨の買いポジションを保有していたとすれば、スワップポイントだけの利回りはこうなります。25,550円÷50万円=5.11%これでスワップポイント利回り5%確保という感じになります。50万円で1万通貨の米ドル円買いポジション保有は、レバレッジ換算でレバレッジ2倍というところです。米ドル円でレバレッジ2倍でのポジション保有は、どちらかというと低リスク運用の部類に入ります。この手の運用を高利回りの新興国通貨でやるのは、正直おすすめしません。新興国通貨は長期的には下げ易い傾向にあるからです。表向きのスワップポイントがどれだけ高くても、通貨安で相殺、あるいはそれ以上の損失となることもあります。米ドル円であれば、短期的に大き目の下落となっても、長期的には戻ってきます。つまり、低リスクでありながら、手堅く5%くらいの利回りを確保することが出来る訳です。米ドル円は、下げ続ける可能性の少ない通貨ペアですので、今回の積立投資の運用通貨としています。100通貨からの売買も出来るので、様々な運用ができます。その2:高利回り株の積立投資株式積立で利回り5%を確保し易くするための方法として「高配当株で積立投資をする」という方法があります。ただ、高配当株は低成長であることも多いので、銘柄選択には注意が必要です。私が選んだ株は、伊藤忠商事です。伊藤忠商事は、8月15日株価2031円、1株当たりの配当金は85円です。現在株価水準だと、配当利回りは85円÷2031円=4.19%になります。税金を20.315%取られるので、実質手取り利回りは4.19×(1-0.20315)=約3.3388%です。税金高いですよねぇ。ただ、配当金の税金はかなりの方が20.315%以下に出来るはずですので、以下のページを参考にしてみてください。参考記事:配当金税金 4つの方法人によって、配当金の税率は様々ではあるものの、伊藤忠商事を積立形式で買って配当金を受け取っていけば、配当金受取りだけで3.3~4%くらいの利回りが確保できる状況です。あとは、株価が2%くらい上昇すれば利益率5%達成ということになります。伊藤忠商事は、通常100株からしか注文ができません。でも、SBIネオモバイル証券を使えば、1株単位で買うことができます。スマホでしか注文が出せないなどの制約はありますが、毎月1回成行注文で買っていくので、私の積立投資では問題はありません。参考記事:口座開設からここまでの気づきまとめ 1株投資+Tポイント投資のSBI証券ネオモバイル月1万円積立ながら、毎月数株ずつ購入してじっくり増やしていく予定です。
円高相場 米ドル円買いでシンプルに攻める。 【ループフイフダンFX運用2019年8月15日】 ブログ

円高相場 米ドル円買いでシンプルに攻める。 【ループフイフダンFX運用2019年8月15日】

久々の全面円高という様相になってきています。昨日の上げで一息つくかと思っていたのですが、本日は再度下げている状況で、更に下値を試しそうな流れです。こんな中でも、ループイフダンFX運用は「米ドル円買い」設定中心で継続中です。現在の状況などをまとめました。+20,214円 ループイフダン 売買状況8月に入ってからのループイフダン口座売買状況です。合計利益は+20,214円です。手動売買の豪ドル円売りポジションの決済利益があったのが大きいです。ループイフダン口座は、こんな感じになっています。口座残高1,390,819円と140万円まであと1万円を切っています。含み損は113,767円あるのですが、気にするほどの水準ではありません。米ドル円買い設定中心で攻めているものの、ポジションを小分けにしている効果が含み損増加が抑えられています。これからも、今の方針でいきます。今後の予定そろそろ、米ドル円・豪ドル円も下げ止まるかなと思ってはいたのですが、どうも怪しくなってきています。状況次第では、再度「豪ドル円売りポジション」を入れる可能性もあります。豪ドル円が70円割れとなれば、下げが加速する可能性があるとみています。各種豪ドル円系ブログをみても、久々の70円割れのため、60円台での買いは想定していない方が多いようです。この状況で、大きな売りが発生すれば豪ドル円は一気に崩れるかもしれません。ここで豪ドル円売りポジションを作っておけば、崩れが発生したときに収益源に出来るかもしれないという気持ちがあります。まあ、あまり欲張るとよくないので、慎重に考えてみます。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン 現在の設定現在、米ドル円自動売買設定のみです。。米ドル円買い 自動売買設定米ドル円買いでいれてある自動売買設定です。25銭キザミで買い下がり1本の売買数量 1000通貨売買本数 10本現状、一番高値のポジションが109.103円です。10本ですので、一番下の買いポジションが106.832円になっています。米ドル円105円台では売買はしないので、スワップポイントを貯めるだけという感じになっています。ループイフダンは米ドル円スワップポイントが業界最高水準にあるので、こういう局面ではその特徴が活かせます。当面、これで様子を見ながら、追加設定を検討しています。2019年度 月別成績2019年運用開始時元金 1,334,026円年月利益額2019利益利益率2019年1月9,189円9.189円0.688%2019年2月5,774円14,963円1.11%2019年3月3,203円18,166円1.36%2019年4月4,277円22,443円1.68%2019年5月1,656円24,099円1.81%2019年6月6,019円30,118円2.25%2019年7月2,494円32,612円2.44%2019年8月20,214円52,826円3.96%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}こういう利益ペースでも、年間を通せばそれなりのものになります。ループイフダン 年度別成績(2016~2019)2016年運用開始からここまでの年度別成績運用原資 958,318円運用開始年月:2016年3月運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年利益額累計利益2016年185,952円185,952円2017年122,514円308,466円2018年67,242円375,708円2019年52,826円428,534円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}合計利益は、428,534円となり累計利益率で44.72%です。2019年の年間利益も、2018年度利益にあと一歩というところまで伸びてきています。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン運用の主要ページループイフダンの特徴などループイフダンFXの特徴ループイフダン これまでの運用成績ループイフダン 現在の設定サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
サヤ取りが低リスクは幻?・・くりっく株365サヤ取りが低リスクである本当の理由 ブログ

サヤ取りが低リスクは幻?・・くりっく株365サヤ取りが低リスクである本当の理由

サヤ取りだからリスクは低いというのは幻想です。サヤ取りには、「リスクの高いサヤ取り」と「リスクの低いサヤ取り」の2種類あります。2種類のサヤ取りの違いと、NYダウー日経225が低リスクである本当の理由をまとめました。全てのサヤ取りが低リスクは幻?NYダウと日経225の価格差(サヤ)を利益に変えていく運用法が、ここでやっているNYダウー日経225サヤ取りです。これは、運用法の分類上は「異銘柄サヤ取り」と呼ばれています。他にも、同銘柄サヤ取りというものもあり、これはスワップポイントサヤ取りがそれにあたります。スワップポイントサヤ取りは、豪ドル円という同じ通貨ペアで両建てを行うため、為替変動リスクを抑え込んだ運用が可能になります。このため、リスクはあるものの、余裕資金を十分に持たせることで、かなりの低リスク運用ができます。これに対して、ここでやっているNYダウー日経225サヤ取りは、大きなリターンは望めるものの、スワップポイントサヤ取りよりはリスクの高いサヤ取りになります。それでも、一般的にサヤ取りは、低リスクで比較的安全と言われています。NYダウと日経225と関連性の強い2国間の株価指数の両建て売買だから損をしにくいという側面があるなどがその理由になっています。それでもリスクはありますし、損をしない訳ではありません。実際、2019年にこんな損きりも出しています。参考記事:NYダウー日経225サヤ取り 痛恨の損きりこれは、年初にNYダウの下落を狙って、一時的に「NYダウ売り」だけを入れたのが、失敗の始まりでした。サヤ取りとしてはルール違反したために、その後の売買がおかしくなったのだと反省しています。こういう損きりは出しているものの、私自身はNYダウー日経225のサヤ取りを続けています。実際に売買して実感できる理由私が続ける理由として、「サヤ取りは、暴騰・暴落に巻き込まれにくい」ということがあります。NYダウや日経225の暴騰・暴落とその価格差(サヤ)変動は別の流れになっているんです。こういうのは、市販のサヤ取り教科書には書いてありません。例えば、7月末から8月にかけてのNYダウの大きな下げ相場です。暴落というほどではないかもしれませんが、27400期の円⇒25000近辺まで短期間で2400も下げました。これだけ下げても、私の運用には大きな変化はありません。8月前半に1回利益確定を出しただけです。参考記事:後から見れば「間一髪」NYダウ買いポジション逃げ切り記事タイトル上は、「助かった」という感じなんですけどね(汗)。雰囲気に呑まれて大損というリスク「NYダウや日経225の暴騰・暴落と、その価格差(サヤ)変動は別の流れになっている」というのは、現実の運用上は結構大きなメリットなんです。それは、「周囲の雰囲気に呑まれずに済む」からです。暴騰・暴落のときって、独特の雰囲気があるんですよね。暴騰にせよ、暴落にせよ、その値動きが大きければ大きいほど、投資家の熱狂的売買や阿鼻叫喚が激しくなります。投資家としては、日中値動きを見ているだけで、その独特の雰囲気に呑まれやすくなるものです。だれでも一度は経験していると思うんです・大天井で買いポジションを持ってしまって、その後の大損の種を作った。大暴落でびびって損きりしたらそこが底だった。私も何度も経験あります。でも、サヤ取りでは少ないんです。この理由が大事です。良く言われることですが・・・投資というものは、冷静に売買判断が出来れば大きく負けることは少なくなります。運用法がどのようなものであっても、「いつも冷静に売買できる」ならそれだけで負けにくくなるものです。でも、そう簡単には出来ません。暴騰・暴落の独特の雰囲気に呑まれずに冷静に売買をするというのは、それだけ困難なことだからです。サヤ取りの売買タイミングは、暴騰・暴落とは別のものになります。それ故に、興奮することもなく絶望に打ちひしがれることもありません。この良さは、実際の売買をお見せしながら感じていただけるように記事を書いていくつもりです。NYダウー日経225のサヤ取りで使っているのはくりっく株365です。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうこの後、「ここまでの成績」「サヤ取り 次の売買タイミング」と続きます。サヤ取り売買に興味があれば、最後までお付き合いくださいませ。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績くりっく株365サヤ取り 運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,098,345円922,702円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}始めてから3年目です。ルールを守っていけば大怪我をしないという自信はあるのですが、たまに我慢出来なくなってしまうところがあります。私の悪いクセであり未熟なところです。2019年以降、この未熟さを克服することが私の課題です。サヤ取り 次の売買タイミングNYダウー日経225の売買判断に使っている場帳(NYダウ・日経225の価格差を記入する帳簿)の最近の状況です。NYダウー日経225 サヤ取り場帳状況月日NYダウ日経225価格差(サヤ)8月1日265362100355338月2日264442090255428月5日255322017753558月6日259212061153108月7日259342058153538月8日263662076955978月9日262582050457548月9日262582050457548月12日258632026056038月13日26318207375581table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}ここのところ方向性のない動きが続いています。7月からの流れを辿った感じでは、「徐々に縮小」の動きかなと思っています。次の仕掛け場としては、もう少し縮小したところを狙っています。参考:サヤ取り仕掛けパターンNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りNYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買いここで狙っているのは、前者のNYダウ買いー日経225売りの仕掛けです。ここのところ短期変動が続いているので、早ければ数日後にでも次の仕掛けタイミングになるかもしれません。毎日1分程度のこの場帳記入を続けながら、その時期を待ちます。日中の値動きは見ませんし、売買判断の参考にはしません。1日単位の大きな流れを見ながら売買を続けていきます。ルール違反をせずに、いつもの売買で利益を積み上げていくつもりです。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
確定申告で税金を減らすもっとも確実な方法 ブログ

確定申告で税金を減らすもっとも確実な方法

投資家のための税金対策、今回が最終回です。来年からはe-Taxの予定私も、2020年2月の申告からは、e-Taxにするつもりです。かれこれ15年以上、毎年手書き申告書で確定申告を続けてきました。「私の申告分は、複雑だからe-Taxでは無理」勝手にそう思い込んでいました。でも、最近調べなおしてみると「すべてe-Taxで出来るようになっている」ことに気づきました。事前準備も必要なようなので、今のうちにやっておくつもりでいます。知っている人ほど得をする税金の仕組み日本に限らずでしょうが、税金の仕組みは「知っている人ほど得をする」ようにできています。先日もこんな売買をしています。参考記事:米国債売却 円高活用で税金を3分の1減らす この米国債売却は、「中国が米国債売りを仕掛ける可能性がでてきた」というのが直接の理由です。その直接の理由に「円高なので税金も減らせるので調度良い」という理由も加わり、売却をすることにしたものです。もともと、米ドル円が110円前後であれば、9~10万円くらいの税金を払う予定でした。米ドル円が115円以上などになれば、税金は更に数万円増えます。それが、円高のお蔭で日本円換算の利益が減らせるという環境を活かすことで税金を6万円まで減らせた訳です。米ドル円は、永遠に円高が続く通貨ペアではありません。なので、円高時期に米ドル円に戻しておいて円安時期を待つだけで日本円での評価額も回復します。無論、いつもいつもこういうことが出来る訳ではありません。ただ、米国債に限らずその税金の仕組みを知っておくだけで、「税金の少ない時期」を活用することができるようになります。税金を減らすもっとも確実な方法ここまでいろいろ書いてきましたが、「税金を減らす方法」はいろいろとあります。脱税に近い怪しい方法も含めれば、無限にあります。でも、脱税などで思い罰を受けるのは誰でも嫌です。私も嫌なので、その手の方法は使いません。合法の範囲内で税金を減らす方法で税金を減らせる方法を記事として書いています。ここまで続けてきて感じている、もっとも効果的な方法は一つです。税金について疑問に思ったことを調べていくようにする。つまり、税金の勉強を続けていくということです。税金の世界は、とても深いです。税理士という資格が難関資格であるように、勉強しても勉強しても知らないことが次から次へとでてきます。それでも、自分で勉強していけば「税金を減らせる方法」が一つづつ見つかってきます。私の税金対策は、この形でやってきました。税金について、ネット上で調べたことや、本などで得た知識が積み上がり、有効な税金対策に繋がっています。税理士さんのような専門家にお願いするのも一つの方法です。でも、依頼料もかかるので数百万円規模の税金を毎年払うような段階にならないとメリットは薄いです。地道ではありますが、自分で調べながら、確定申告で使ってみるのが一番です。私が、実際にやっていることはここでまとめていきますので、それを元に皆さんの知識を乗せていって頂ければよいと思います。良い方法があれば、是非教えてくださいね。税金を減らせば手元に残る利益が増えていく。きっちりした税金知識を身に着けていくことで、手元に残るお金も増えていきます。運用で資金を増やし、税金も節約することで、最終的に残る資金も増やしていく。大きな資産を効率的に作っていくためには、3つの技術が必要になります。貯めること増やすこと。守ること。税金対策は「守ること」の中心的存在です。新しい投資分野に取り組む際には、「この分野の税制がどうなっているのか」を把握することは、資産を大きく増やすうえで大切なことです。大きな利益を出せても、税金を半分持っていかれるような状況であれば、手元に残るお金は半分になってしまいます。毎年大きな利益を出せるものではありません。損失になる年だってあります。税金で半分もっていかれたら、それだけで最終的に勝てる見込みが薄くならざるを得ません。「必ず勝つつもりでいる」からこそ、この税金の知識は重要です。これからも、運用で増やした資金をきっちりと守り抜き、未来の大きな資産つくりに繋げていきましょう。
メキシコペソ円乗換 含み益86,100円 スワップポイントサヤ取り管理簿2019年8月13日 ブログ

メキシコペソ円乗換 含み益86,100円 スワップポイントサヤ取り管理簿2019年8月13日

スワップポイントサヤ取り、2019年8月13日の状況をまとめました。含み益+86,100円まで増えてきています。日々更新している「スワップポイントサヤ取り 最適組合せ」ですが、今週に入りちょっと動きが出てきています。米ドル円・英ポンド円・ユーロドルなど日替わりですが、拡大傾向をみせ始めています。ここのところ、ずっとスワップポイント差が縮小した状況が続いていたので、期待しているところです。今日はメキシコペソ円の乗換売買をしています。メキシコペソ円売りポジションを保有していたGMOクリック証券FXネオ口座のスワップポイントが上昇しています。これによって、買いポジションとの日々のスワップポイント差利益が10万通貨で10円程度まで縮小したためです。いつもであれば、「両方のポジション決済で終了」とするところですが、今回は「乗換」で対応しています。メキシコペソ円 乗換売買乗換というのは、売買数量同じで売りポジション口座をA口座⇒B口座という具合に別の口座に変更することです。具体的にはこんな売買です。GMOクリック証券FXネオ口座ポジション決済 ⇒ みんなのFXで新規売りポジションこれによって、買いポジション口座はそのままで売りポジションは「みんなのFX」口座に移動したことになります。GMOクリック証券 累積スワップポイント確認画面GMOクリック証券 約定記録GMOクリック証券は、日々のスワップポイントがそのまま口座残高として反映されるタイプです。このため、過去の累積スワップポイントを示す画面と決済約定画面の2つの画像を用意しました。参考記事:FX口座別 スワップポイント発生タイプ分類 2019年最新情報この売買での合計損益は、(254000+255000)-45400=463,600円利益となります。ただ、この利益は今回の生成としては計上はしないでおきます。それは、メキシコペソ円買いポジションにほぼ同額の含み損がでたままになっているからです。ここで利益を計上してしまうと、この後暫くは含み損状態の管理簿をみないといけなくなります。こういうのは気分的に嫌なものなんです。今後、メキシコペソ円の両建てポジション全部を決済する時期がきたら、今回の利益も併せて計上するつもりでいます。ここで46万円利益を計上出来れば、累計利益600万円に一気に近づくんですけどね。まあ、いずれは達成できるはずなので、焦らずにいきます。毎日比較しながら、チャンスがあればコツコツと仕掛けながら利益を貯めていきましょう。スワップポイントサヤ取り 本日の最適組合せ
米ドル円100円割れまでを想定した買い設定 トラリピ設定追加 2019年8月13日 ブログ

米ドル円100円割れまでを想定した買い設定 トラリピ設定追加 2019年8月13日

トラリピ口座にて米ドル円買いの新規設定を入れています。米ドル円100円割れを想定したものになっています。その内容をご紹介させていただきます。米ドル円105.394円から99.400円までの買い下がり設定です。画像でわかってしまうかもしれませんが、設定内容は以下のようになっています。1本の売買数量1000通貨売買本数 最大10本利益金額 300円(30銭)決済トレール:あり損きり設定:なし現在トラリピ口座には、運用資金が約127万円あり、米ドル円買いポジションを21,000通貨保有しています。自己ルールで、最大レバレッジを4倍以内としているため、この資金規模で作れる米ドル円買いポジションは最大4.5万通貨ほどとなります。今回最大ポジション1万通貨の米ドル円買い設定を追加したので、このまま最大ポジションまでいけば保有米ドル円買いポジションは31,000通貨になる予定です。ここから留意すべき事まだ余裕はあります。ただ、ここまで下がってくると「下げの底が見えない」という得体のしれない恐怖心のようなものもでてきます。根拠もなしに、相場に恐れを抱くのはトレーダーの心理としては失格です。でも、人間としてしょうがない部分ですよね。私は、こういう恐怖心は否定せずに素直に受け入れるようにしています。つまり、「恐怖心がでてきたときは新規の追加設定をしない」という感じです。今のところ、まだ恐怖心はありません。でも、米ドル円が100円割れとなる局面が現実に到来すればわかりません。今回の設定、1本1本の買い下がり幅が70銭ほどといつもに比べて相当広くなっています。米ドル円の値動きは、今後相当粗くなりそうな気もするのでこれでもリピートしてくれればという思惑があります。もしかすると、それほど売買はしてくれないかもしれません。この局面は、それでも良いかなと思っています。米ドル円がこのまま下げていったときに、「勝負をかける」余力を残しておくという腹積もりです。状況に応じて、「米ドル円または豪ドル円の売り設定」を入れる可能性もあります。一気に大きく崩れそうなところもある局面です。無理な設定は避けて安全第一で乗り切っていくつもりです。余裕資金をきっちり確保した運用が出来ればそれほど心配は要りません。いつも通りに、堅実にやっていきましょう。トラリピの関連ページトラリピ運用の主要ページトラリピ 検証中トップページトラリピ 運用記録トラリピ設定内容と考え方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
MAiMATE「マイメイト」の始め方 「登録申込」から「誕生」まで・・画像7枚で説明しています。 ブログ

MAiMATE「マイメイト」の始め方 「登録申込」から「誕生」まで・・画像7枚で説明しています。

インヴァスト証券で、先週末金曜日に新しいサービスが始まっています。その名もMAiMATE「マイメイト」です。自分でAIエージェントを作り育てていき、優秀な売買判断のできるパートナーへと育てていく。こんなサービスなんですけど、一体どういうことになるのか、ワクワクしますね。始めるのは、簡単なんです。「ユーザー自身がいくつかの質問に答えていくだけで自分だけのAIエージェントを作る」最初にすべきことはこれだけです。生まれたばかりのAIエージェントは、トレードの概念すらも分からない状態ですので、ランダムに売り、買い、継続保有、決済などを何度も試すのだそうです。最初は成績もよくないのですが、成績を向上できるように頑張るのだそうです。失敗を重ねながら成長していく。人間みたいですね。このMAiMATE「マイメイト」には、プロ棋士に勝ったことでも有名なフーフルのアルファ碁などでも使われている強化学習型のアルゴリズムを採用しているのだそうです。MAiMATE「マイメイト」には「教育」という概念もあります。自分で書いていてなんですが、このサービス「やらずにはいられない」・・・と思ってしまったんです。サービス使うのに必要なのは、インヴカスト証券の口座だけです。既に口座がある方は、すぐに始められます。私も今日から始めまましたので、その手順をご紹介させていただきます。まあ、説明も不要なくらい簡単にできてしまうんですけどね。MAiMATE「マイメイト」 始め方登録開始まず「新規登録」をクリックします、。登録項目入力メールアドレス・名前・パスワードなどを入力します。利用規約を読み、同意にチェックを入れて、「sign up」をクリックします。認証番号入力メールアドレスに認証コードが送信されるので、その番号をここで入力します。これで登録が終わりです。次は、AIエージェント作成です。AIエージェント作成5つの質問に答える通貨は何にするか。指標は何にするか。など、簡単な5つの質問に答えていきます。答えがあるわけではないので、最初は自分の直感でやってしまって良いかと思います。完了⇒誕生待ち全ての入力を無事終わると、この画面となります。誕生するまでに最長1日くらいかかるそうです。朝方作った私のAIエージェントは、午後1時現在もまだ誕生していません。誕生したら、「褒めたり」「励ましたり」しながら育てていくようです。生まれたら、いろいろと試していくつもりです。半日後、誕生!半日くらいして、私のAIエージェントが遂に誕生しました。早速、最初の評価(”いいね”という誉め言葉)を与えたばかりの画面です。今後は、学習をしていくことで段々と精度の高い売買ができるように成長させていくことになります。うまくいけば、自分の分身を作るようなこともできるかもしれません。楽しみです。ここから、ゆっくりと育てていくつもりです。インヴァスト証券は、これまで自動売買のトライオートFXを中心に使ってきました。いずれは、このMAiMATE「マイメイト」も活用していければと思っています。自分の分身を育てるつもりで取り組んでみます。
FXの買値を下げる売買(米ドル円109⇒108円) 良いことばかりではない部分を解説 ブログ

FXの買値を下げる売買(米ドル円109⇒108円) 良いことばかりではない部分を解説

FX口座で保有中の米ドル円109円の買いポジションの買値を下げる売買を実施しています。円高を活かして、FXオプションを使って高値のFXポジション買値を下げていくことで、相場上昇期に利益を出しやすくなるための措置です。この方法の効果と留意点などもまとめました。米ドル円買ポジション109⇒108円に下げる売買とは先週末に、買値109円の米ドル円買いポジションを108円に下げるための売買をしています。この米ドル円買いポジションは、もともとFXオプションの権利行使によって発生したポジションです。参考記事:FXオプションの権利行使ってどんなの?この記事で使った画像の一番上の買いポジションを、「再度FXオプションを使って買い値を下げるための取引」をしたというのが今回の売買です。USDJPY 5万通貨買い 109,00円となっているポジションです。買値を下げるといっても複雑なことはやっていません。今回やった売買は、2つです。FX:米ドル円109円買いポジションを決済(-152,300円損きりFXオプション:米ドル円108円のプットオプション売りポジション作成(+174,550円利益合計損益:174,550円-152,300円=22,250円FXポジションを損きりしてFXオプションポジションを作り利益を得た。その合計損益が、+22,250円ということになります。FXオプション作成時の画像です。ポジションの内容がわかりにくいと思いますので、書きだしておきますね。作成日:2019年8月9日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:105.954円権利行使価格:108.00円権利行使期日:12月11日売買数量5万通貨プレミアム:3.491利益上限:3.491×5万通貨=174,550円実際に米ドル円買値109⇒108円のFXポジションになるには条件があります。具体的に書くと、権利行使日の12月11日の米ドル円相場が108円未満であることです。8月12日時点の米ドル円値が105.450円ですので、今のままで行けば12月11日の権利行使日に米ドル円買いポジションが発生することになります。この方法の効果は3つあります。条件を満たせば米ドル円買値109円⇒108円に下げられるもしも権利行使日に米ドル円が108円以上であれば単純に利益で終了する。スワップポイントの蓄積よりも利益をだしやすくできる。権利行使日に108円未満という条件を満たせば、この売買前の109円よりも買値の低い米ドル円買いポジションが発生します。買値が下がった分だけ、米ドル円相場が上昇転換すれば、利益が出しやすくなります。逆に、108円以上となれば、プットオプション売りポジションはこのまま消滅します。ここまで読んできて、米ドル円買いポジションを保有し続けてスワップポイントを貯めていった場合とどちらが高いかと思った方もいるかもしれません。この部分、比較してみましょう。サクソバンク証券、本日の米ドル円買いポジションは1万通貨で50円です。スプレッド換算で0.5銭のスプレッドに相当する水準です。本日より、権利行使日12月11日までの日数は、19日(8月残日数)+30日(9月日数)+31日(10月日数)+30日(11月日数)+11日(12月分)=121日です。スワップポイントが今後変動しないと想定すると以下の計算となります。スワップポイント受取予定額:0.5銭×121日=60.5銭FXポジションで単純にスワップポイントを受け取っていった場合、スワップポイント累積で60.5銭くらいの買値を下げる効果が期待できます。これに対して、今回の売買による買値を減らす効果はこうなります。買値を下げる効果は、「権利行使価格による買値低下」と「受取利益部分」の2つあります。権利行使価格による買値低下:109⇒108円で1円低下受取利益:先程ぼ売買記録での合計利益22,250円をスプレッド換算。22,500円÷5万通貨=45銭合計効果:1円+45銭=145銭(1.45円)FXオプションを使うことで、買値を145銭(1.45円)下げる効果が期待できます。60.5銭と145銭ですので、米ドル円が108円未満で推移してくれる分には、確実にFXの買値を下げる方法として力を発揮してくれることになります。FXオプションをこういう使い方をすることで、円高期を買値を下げる好機としていけるわけです。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。ただ、権利行使日までは4ヶ月もあります。この後、何が起こるのかはわかりません。定期的にポジション状況をチェックしながら、何か変化がおきても適切に対応していくつもりです。この売買は、米ドル円三方よし戦略でのものです。米ドル円三方よし戦略 概略この取引は、FX+FXオプションによる連携運用で資産を増やしていく運用法「米ドル円三方よし戦略」です。参考記事:米ドル円三方よし戦略この米ドル円三方よし戦略は以下の特徴があります。米ドル円が上がってよし米ドル円が下がってもよし米ドル円が動かなくてもよし米ドル円相場がどのように動いても、自分にとっては良い結果になるはずなのでが、この運用法のポジションです。伊藤忠商事の経営理念などで有名な近江商人の「三方よし」にあやかり、「米ドル円三方よし戦略」と呼んでいます。FXオプションを使うことで、これが可能になります。今回の戦略は、以下のような方に有効です。今回戦略の目論見長期的には円安になるだろうとみている。でも、短期的には円高もありそうだ。円高時に米ドル円買いポジションを有利な値でつくりたい。もしくは、このまま円安になっても利益をとりたい。こう考えている方には、米ドル円がどのように動いても三方よしとなるのが今回の戦略です。こう考えていない方には、三方よしになるとは限らないかもしれないのでご注意ください。日米の経済成長格差を見る限り、一時的には円高傾向となっても、長期的には円安傾向になるのが自然だろうと私はみています。米ドル円買いポジションを持ち続ければ長期的に問題はないと思っています。でも、超長期保有というのはそれなりのリスクも取り続けないといけません。出来るならば「買いポジションを米ドル円が下がったところで作っておきたい」という気持ちもあります。今回の「米ドル円三方よし戦略」でそれができるかもしれません。やり方は簡単です。米ドル円のプットオプション売りを長期保有するだけだからです。プットオプション売りの仕組み米ドル円プットオプション売りは上図のような性質を持ちます。「売り」の性質上、オプション値が上がれば損失・下がれば利益となります。FXオプションの仕組みは下記ページにてまとめています。参考記事:FXオプションの仕組み今後の値動きでどうなるかを列挙するとこうなります。期日までは、米ドル円上げなら下がり(利益増あるいは損失減))、米ドル円下げなら上がる(利益減あるいは損失増)。日数が経てば時間的価値減少とともに下がりやすい(利益増または損失減)。利益が取りやすいものの利益上限は限定される。大きな円高となれば、相応の含み損となる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも上がればプレミアム分の利益を受け取れる。米ドル円が期日に権利行使価格よりも下がればプレミアム分の利益を受け取って買いポジションが発生する。つまり、「米ドル円三方よし戦略」に合わせて表現しなおすとこうなります。上げてよし:単純に利益」となります。下げてよし:利益+現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを保有できます。動かなくてよし:時間的価値減少により利益が増え易くなります。なんか・・・・本当にそうなるの?・・・・って感じですよね(笑)。どうなるかは、今後の状況でお見せしていきます。尚、要注意は下げ相場です。米ドル円プットオプション売りは、米ドル円買いポジションと同じ宿命を負っています。つまり、米ドル円下げ相場では含み損となるということです。この含み損も、現在値で米ドル円買いポジションを作ったよりは少なくて済むのですが、10円・20円の円高となればそれなりの含み損となりえます。このリスクは、資金管理や損きりで臨機応変に対応していきます。この戦略での大切な条件は、プットオプション売りの権利行使価格を現在値よりも安値を選ぶことです。こうすることで短期的に円高になりそうだと思ったときには、「現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを作る布石」としてFXオプションが使えることになります。まあ、この説明は実際にポジションを作って、その推移を見ていかないとわからない部分もあります。今後も、この戦略で作ったポジション状況をお見せしながら、解説させていただきます。米ドル円三方よし戦略 FXオプション保有ポジション状況ここで確認して頂きたいこと。ここでは、現実のポジションをもとに、プットオプション売りの2つのポイントを解説させていただきます。下げ相場:含み損を抑制する効果がどのようなものか上げ相場:利益が限定されるということがどのようなものか参考記事:FXオプションの含み損抑制効果と測定のための基礎資料(米ドル円)つまり、相場が下落したときにFXでの含み損よりも小さくなる、または利益になってしまうという特徴です。現在「米ドル円三方良し戦略」で保有中のポジションがこちらです。米ドル円三方よし戦略で保有中のFXオプションポジションは、4本あります。3本が米ドル円プットオプション売り(FXの米ドル円買いポジションと似た性質を持つポジション)、残り1本がプットオプション売り⇒FXの米ドル円買いとなったポジションです。米ドル円現在値は105.500円です。米ドル円プットオプション売り 1本目先程の画像、一番上のポジションです。作成日:2019年3月21日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:110.740円権利行使価格:110.00権利行使期日:9月4日売買数量10万通貨プレミアム:2.358利益上限:2.358×10万通貨=235,800円プレミアム現在値は4.600です。2019年8月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益235,800円含み損ー460,000円差引損益ー224,200円table.tbl_hrjz{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_hrjz{width:100%;}table.tbl_hrjz td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_hrjz th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_hrjz,table.tbl_hrjz td,table.tbl_hrjz th{border:solid 1px #C0C0C0;}米ドル円110.74円のポジションですので、米ドル円現在値105.500円は5.24円下落している状況です。FXポジションであれば524,000円の含み損となるところですが、現在224,200円の含み損で済んでいます。米ドル円プットオプション売り 2本目上から2番目のポジションです。作成日:2019年4月26日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:111.600円権利行使価格:111.00円権利行使期日:10月9日売買数量10万通貨プレミアム:2.046利益上限:2.046×10万通貨=204,600円プレミアム現在値は5.908です。2019年8月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益204,600円含み損ー590,800円差引損益-386,200円ポジションを作ったときの米ドル円値は111.60円でした。111.60-現在値105.500円ですので、そこから6.100円下落しています。10万通貨のFX買いポジションであれば610,000円の含み損となっているはずのポジションです。それが386,200円に抑制されています。米ドル円プットオプション売り 3本目下から2番目のポジションです。作成日:2019年7月5日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107,825円権利行使価格:107.00円権利行使期日:11月6日売買数量3万通貨プレミアム:1.547利益上限:1,547×3万通貨=46,410円プレミアム現在値は2.851です。2019年8月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益46,410円含み損ー85,530円差引損益ー39,120円このポジションは、作成時の米ドル円値107.825円です。現在値は、105.500円ですので、2.325の下落です。売買数量3万通貨ですので、FXポジションであれば69,750円の含み損となっているところです。米ドル円プットオプション売り 4本目一番下のポジションです。今回作成したポジションです。作成日:2019年8月9日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:105.954円権利行使価格:108.00円権利行使期日:12月11日売買数量5万通貨プレミアム:3.491利益上限:3.491×5万通貨=174,550円プレミアム現在値は3.951です。2019年8月12日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益174,550円含み損ー197,550円差引損益ー23,000円このポジションは、作成時の米ドル円値105.954円です。現在値は、105.500円ですので、0.454円の下落です。売買数量5万通貨ですので、FXポジションであれば22,700円の含み損となっているところです。このポジションでは、現在値が下落しているにも関わらず、FXオプションの含み損抑制効果がでていません。これは、ポジションを作って間もないためです。FXオプションの売買にもスプレッドがあります。日数経過とともに、時間的価値減少などにより利益が出やすくなります。利益確定分成績と今後の予定この戦略での総合成績です。項目損益FXオプション部分オプション損益FXオプション損益(保有中)734,260円FXオプション損益(終了分)23,170円①FXオプション合計損益757,430円FX部分FX損益FXスワップポイント受取累計16,553円FX売買損益-243,930円②FX損益合計-227,377円総合計総損益(①+②)総損益530,053円table.tbl_yjno{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_yjno{width:100%;}table.tbl_yjno td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_yjno th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_yjno,table.tbl_yjno td,table.tbl_yjno th{border:solid 1px #C0C0C0;}ここまで利益確定した合計金額が、(①+②)総損益の金額です。前回(①+②)総損益は506,570円でした。前回記事:FXオプションの権利行使ってどんなの? 【米ドル円三方よし戦略 2019年8月8日】(最後の方にまとめてあります)今回の売買で、少し利益を上乗せしています。上乗せ利益:530053円-506570円=23,583円ただ、円高傾向はまだまだ続きそうでので、FXオプションとしての含み損も簡単には減りそうにありません。FXオプションの含み損抑制効果で心理的には大分楽なのですが、それでも「もう少し米ドル円が上昇してくれると楽」なんですけどねぇ。9月権利行使のポジションが1本あります。このままいけば、米ドル円買いポジションが発生する予定です。その後どうするかは、今後の状況をみながら考えることにします。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況FXオプションについて米ドル円三方よし戦略 FXオプション運用記録含み損抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ