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豪ドル円売りポジション5万投下 【トライオートFX2019年8月22日 運用開始40カ月経過】 ブログ

豪ドル円売りポジション5万投下 【トライオートFX2019年8月22日 運用開始40カ月経過】

トライオートFX口座にて豪ドル円売りポジションを入れています。その思惑や現在の状況などをまとめました。豪ドル円売りポジション5万通貨豪ドル円売りポジション5万通貨です。売値は82.028円です。今回の売りポジションは、米ドル円買いポジションの値下がり対策で入れたものです。米ドル円の下げ方が想定以上に早いと感じています。7月末に109円前後で作成した米ドル円買いのトライオート自動売買設定は、105円前半まで買い下がれる仕掛けです。当面は、この設定でいけるだろう。そう思っていたのですが、稼働してから2週間もしないうちに一番下の買いポジションまで作ってしまう勢いで下げています。8月22日現在は、106円台で落ち着いてきてはいるものの、ここから再下落の可能性は意識しておかねばなりません。そこでん、米ドル円値下がり対策として「豪ドル円の手動売り」を入れたということです。米ドル円売りではなく、豪ドル円売りとしているのを疑問に思う方もいるかもしれません。lこれは、米ドル円が下げる時は、豪ドル円も同様に下げていくことが多いという傾向を利用したものです。なので、目論見がはずれて「米ドル円下落・豪ドル円上昇」なんてことが起きるリスクのあるポジションです。当面はこれで様子を見ていきます。トライオートFX 設定状況自動売買 米ドル円買い設定現在この「重攻第二波」が動いています。内容はこうなっています。設定タイプ:追尾型通貨ペア:米ドル円売買方針:買い1本の数量:5千通貨利益確定は40銭損きり設定:なし設定当時の思惑と考え方は、この記事でまとめています。参考記事:米ドル円新規仕掛け「重攻第二波」始動 2019年7月18日第一波も稼働中なのですが、111.134円が最後の買いポジションとなっていて、その後は買いポジションが発生しない設定にしてあります。米ドル円が111円台まで上昇するまでは、この第二波のみが売買をする状況ということです。このように小分けにすることで、リピート系自動売買のデメリット部分でもある損失加速のリスクを防ぐ効果があります。関連記事:リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスクリピート系自動売買は、大きな為替変動時にポジションが大きく増加しながら含み損を増やすという現象が起きます。それが、投資家の恐怖を大きく増幅させることで、大失敗を招く元にもなります。こういうリスク管理をきっちりやっていけば、トライオートFXで手堅く稼いでいけるようになります。トライオートは、一旦設定を止めておいて時間をおいて再稼働させたりすることができます。今回のケースは、稼働したままですが一部停止ということも出来るので、今後の相場展開次第ではそういう使い方をする可能性もあります。自由度の高いトライオートFXだからこそできる技です。もう一つ「手動売買 豪ドル円」のポジションも保有中です。手動売買 豪ドル円売り本日記事で紹介した豪ドル円売りポジション5万通貨です。売値は82.028円です。自動売買設定の米ドル円の値下がり対策として入れたものです。私は両建てを良く使うのですが、トライオートFXでは「買いは自動売買・売りは手動売買」という形でやることが多いです。このパターン、慣れるとやり易いです。トライオートFXの特徴 まとめ以下、「トライオートFX月別・年度別成績」に続きます。2019年度 月別成績2019年度運用開始時元金 5,718,717円年月利益額2019利益利益率2019年1月362,480円362,480円6.34%2019年2月17,584円380,064円6.64%2019年3月19,373円399,437円6.98%2019年4月19,062円418,499円7.32%2019年5月44,830円463,329円8.10%2019年6月1,818円465,147円8.13%2019年7月6,422円471,596円8.24%2019年8月74,318円545,914円9.55%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}年間利益50万円まであと一歩です。出来れば100万円までいきたいところです。頑張ってまいります。年度別成績(2016~2019年)運用原資 4,858,316円運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。2016年5月運用開始、運用開始時資金は100万円でした。2度資金追加していて、その合計額が運用原資です。年利益額累計利益2016年2,679円2,679円2017年303,461円306,140円2018年554,261円860,401円2019年545,914円1,406,315円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年度利益が2018年度とほぼ同額になっています。年度末までまだまだ日がありますので、利益を大きく伸ばせるよう頑張っていきます。トライオートFXの関連ページトライオートFX運用の主要ページトライオートFXの始め方と検証トライオートFX 運用記録と売買方針自動売買ビルダーの使い方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
日経225売り・NYダウ買いで出動 【くりっく株365サヤ取り 2019年8月21日】 ブログ

日経225売り・NYダウ買いで出動 【くりっく株365サヤ取り 2019年8月21日】

NYダウ買い+日経225売りの仕掛けを入れています。くりっく株365サヤ取り2019年8月21日の売買と見通しをまとめました。日経225売りーNYダウ買い今回仕掛けたくりっく株365サヤ取りポジションです。「買い」と「売り」の両方を仕掛けるのがサヤ取りの基本です。NYダウ買い5枚:25923日経225売り5枚:20536日経225は現在20630ですので、20536で売ったポジションは含み損になっています。でも、NYダウ買いポジションが利益となっているため、全体の収支は相殺されています。このサヤ取りの損益は、2つの銘柄の価格差(サヤ)で発生します。NYダウと日経225の価格差は、縮小と拡大を繰り返していて、それを利用します。流れを読みながら、利益を出していくのが、くりっく株365サヤ取りです。具体的な仕掛けパターンは2つあります。参考:サヤ取り仕掛けパターンNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りNYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い今回は、1番目のNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りをしています。この後、目論見通りにNYダウと日経225の価格差が拡大していけば利益となります。目論見に反して縮小していくようであればこのポジション自体は含み損となるため、次の一手を投下することになります。取り合えず1週間くらい様子を見てから、次の売買を考える感じでやっています。この売買で使っているのは「場帳(バチョウ)」と呼ばれる毎日の終値を記入した帳簿です。現在の場帳状況は、この記事の最後の方に載せていますので、興味のある方は最後までお読みになってみてください。シンプルで古典的な方法ですが、これでも利益を出していくことができます。ここのところ、くりっく株365はスプレッドが狭くなっています。このお蔭で、この売買も利益を出しやすくなっています。有難いことです。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうこの後、「ここまでの成績」「サヤ取り 次の売買タイミング」と続きます。サヤ取り売買に興味があれば、最後までお付き合いくださいませ。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績くりっく株365サヤ取り 運用成績運用原資:7,797,081円2019年運用元金 9,819,128円(くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座合計)運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,098,345円922,702円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}始めてから3年目です。ルールを守っていけば大怪我をしないという自信はあるのですが、たまに我慢出来なくなってしまうところがあります。私の悪いクセであり未熟なところです。2019年以降、この未熟さを克服することが私の課題です。サヤ取り 場帳状況とまとめくりっく株365サヤ取りに使っている場帳(NYダウ・日経225の価格差を記入する帳簿)の最近の状況です。NYダウー日経225 サヤ取り場帳状況月日NYダウ日経225価格差(サヤ)8月13日263182093755818月14日254532009753568月15日255732033252418月16日259112057953328月19日261182062254968月20日25930204595471table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}5241まで縮小してから少し拡大したという状況です。個別でみると、NYダウは7月に目先の天井をつけたような形になっています。ここから大きく下落するかどうかはわかりませんが、警戒すべきところに入っています。くりっく株365サヤ取りとしては、この辺の個別の状況はそれほど気にする必要はありません。NYダウが下げれば日経225も下げることが多いので、その価格差変動としてみれば大きなものではないからです。このため、株式市場が暴騰・暴落しても冷めた目で相場全体を見ていることができます。いつでも冷静な判断がし易いというのは、くりっく株365サヤ取りのメリットでもあります。このメリットを活かしながら、ゆったりとした売買で利益を積み上げていければと思っています。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の特徴と4銘柄の特徴くりっく株365の活用記録サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
世界恐慌を投資で勝ち残るためのシナリオ【覇国積立 第2回】 ブログ

世界恐慌を投資で勝ち残るためのシナリオ【覇国積立 第2回】

米中の争いが過熱したときに、誰もが想定する最悪のシナリオの一つは「世界大恐慌」でしょう。今回の月1万円積立は、それを想定したものにしています。その基本方針を記事にまとめました。世界恐慌への対策この覇国積立期間に「世界恐慌が起きたらどうするのか?」と思っているかたもいるかもしれません。実のところ、こういう不安を持っているというメールはまだ頂いておりません(苦笑)。ただ、私自身は今回の積立を行うに際して、「真剣に考えた部分」ですので記事にまとめさせていただきます。米中の争いが激化することで、中国の景気減速は加速しかねません。今回、米国が仕掛けた時期はかなり絶妙なタイミングでした。米国経済が好調を維持できている状況で、中国が天井感を見せ始めている。ここで米国が中国に関税をかけて自国企業を保護する動きをすれば、短期的には一石二鳥の効果が得られるかもしれないからです。自国企業保護による好景気の長期化中国経済減速加速による米国の優位性の維持短期的には米国に良いことが多くても、長期的には多くの経済学者・知識人が指摘する「世界経済全体への悪影響」は避けられないところです。その最たるものが「世界大恐慌」でしょう。世界大恐慌となれば、どこの国の株価も総崩れとなります。この積立でそのようなことが起きた場合の対応策を書かせて頂きます。世界恐慌到来ならば「攻める」…予定大恐慌となったとき。この積立は「攻め続ける」予定でいます。世界中が大混乱となれば、株価は大暴落し、為替市場は大混乱となるでしょう。それでも、私は積立を続けます。「過去の歴史の教訓」を信じているからです。過去に大きな経済危機は何度もありました。数年~10年以上世界経済が停滞した時期もありました。それでも、世界は立ち直り発展してきました。後からみれば、あの恐慌時は「絶好の買い場」だったというのが歴史の教訓です。世界の株式市場が大きく下げるような時期が到来しても、いつものペースで買い続けることが出来れば、5年・10年後に大きな資産を作れる可能性は高まります。とはいっても・・・・「攻める」と勇ましく書きましたが、内容はそれほど大したものではありません。「月1万円積立のルールの中で攻め続ける」これだけだからです。資金を上乗せして攻めたりはしません。大恐慌のような場合、「資金を上乗せして攻める」やり方は裏目にでやすいものです。ここは、破滅しないために重要な部分です。本当の大恐慌ともなれば、その期間や影響は5年や10年続きます。投資家心理として、資金を追加してでも攻めたくなるのはほぼ間違いなく「暴落初期」の頃です。なので、こういう時期に攻めるのは「非常に危険」です。この後の更なる暴落は想像を絶するものになるのが大恐慌の現実だからです。でも、「危険な時期」かどうかは後からみないとわからないものです。このリスクを考慮して、私は資金を追加してまで攻めることはしません。その代わり、大恐慌でもいつも通り買い続けます。怖くて買えないような時もあるかもしれません。そういう時でも「積立」だけは続けます。5年でも10年でも買い続けて保有ポジションの買い平均値を下げていきます。そうしていくことで、相場が好転した後には一気に資産増加が加速していく恩恵を享受できるはずです。この方針で挑んでいくつもりです。言葉で書くほど、このシナリオ通りに行動するのは難しいのはわかっています。それ故、いまから油断なく毎月の積立をルール通りに余裕資金を維持しながら続けていく所存です。
手動売買でループイフダンを安定化させる 【ループフイフダンFX運用2019年8月20日】 ブログ

手動売買でループイフダンを安定化させる 【ループフイフダンFX運用2019年8月20日】

手動売買で豪ドル円売りを追加しています。相場全体が再度崩れそうなところもあるので、自動売買運用を安定して続けていくための措置です。手動売買でループイフダン自動売買を安定化させる本日朝方に入れた3万通貨の豪ドル円売りポジションです。自動売買でやってりう米ドル円をはじめとして、為替相場全体が崩れそうなところがあります。こういう時は、手動売買で豪ドル円などの売りポジションを入れています。手動売買で下げたときの備えをしておくことで、自動売買でやっている米ドル円買いも安定して続けられるようになります。「手動売買でループイフダン自動売買を安定させる」そんな趣旨でやっています。自動売買の両建てでも安定すると思われがちですが、現実にはそうはなりません。自動売買での両建て設定は、相場に枠をはめるような感じになるので、大きな値動きのときには崩壊し易いところがあります。ここ数年は、米ドル円・豪ドル円ともに為替の値動きが緩慢だったので良かったかもしれませんが、今後はわかりません。大きな変革期でもあるので、大きな変動を考慮した運用体制を作っていくことが大切だと私は思っています。今回の手動注文での豪ドル円売りポジションですが、長くポジションを保有し続けるために「スワップポイント収支をプラスにすること」にも配慮しています。スワップポイント収支とは、自動売買で保有する米ドル円買いポジションで日々スワップポイント受取と手動売買で作った豪ドル円売りポジションでのスワップポイント支払の差額です。ループイフダン口座の米ドル円買いスワップポイント受取は71円で、保有ポジション2.5万通貨ですので、毎日受け取っているスワップポイントは71円×2.5万=177.5円です。ループイフダン口座の豪ドル円売りスワップポイント支払いは-35円で、保有ポジション3万通貨ですので、毎日発生しているスワップポイント支払いはー35×3万=-105円です。豪ドル円は米ドル円に引きずられて下げることが多いので、もしも米ドル円の大きな下落があっても豪ドル円売りポジションの利益で補ってくれる感じになります。米ドル円の自動売買は、動かしたままです。暫くは、この両建てでループイフダン運用を続けていきます。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン 現在の設定自動売買米ドル円買い設定+手動売買豪ドル円売り設定で運用中です。米ドル円買い 自動売買設定米ドル円買いでいれてある自動売買設定です。25銭キザミで買い下がり1本の売買数量 1000通貨売買本数 10本現状、一番高値のポジションが109.103円です。10本ですので、一番下の買いポジションが106.832円になっています。米ドル円105円台では売買はしないので、スワップポイントを貯めるだけという感じになっています。ループイフダンは米ドル円スワップポイントが業界最高水準にあるので、こういう局面ではその特徴が活かせます。当面、これで様子を見ながら、追加設定を検討しています。豪ドル円売りポジション(手動売買)8月20日に作成した豪ドル円売りポジション3万通貨です。豪ドル円は、米ドル円が崩れたときに一緒に崩れやすいので、米ドル円買いポジションの値下がり対策として作成したポジションです。こういう手動売買ポジションを定期的に入れていくことで、ループイフダン口座全体を安定させる効果があります。このポジションは、状況の応じて手動決済します。2019年度 月別成績2019年運用開始時元金 1,334,026円年月利益額2019利益利益率2019年1月9,189円9.189円0.688%2019年2月5,774円14,963円1.11%2019年3月3,203円18,166円1.36%2019年4月4,277円22,443円1.68%2019年5月1,656円24,099円1.81%2019年6月6,019円30,118円2.25%2019年7月2,494円32,612円2.44%2019年8月20,214円52,826円3.96%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}こういう利益ペースでも、年間を通せばそれなりのものになります。ループイフダン 年度別成績(2016~2019)2016年運用開始からここまでの年度別成績運用原資 958,318円運用開始年月:2016年3月運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。年利益額累計利益2016年185,952円185,952円2017年122,514円308,466円2018年67,242円375,708円2019年52,826円428,534円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}合計利益は、428,534円となり累計利益率で44.72%です。2019年の年間利益も、2018年度利益にあと一歩というところまで伸びてきています。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン運用の主要ページループイフダンの特徴などループイフダンFXの特徴ループイフダン これまでの運用成績ループイフダン 現在の設定サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
豪ドル円3.5円下落 プットオプション売りで悲鳴・・・とならないように慎重にやっています。 【豪ドル円による資産倍増計画 2019年8月19日】 ブログ

豪ドル円3.5円下落 プットオプション売りで悲鳴・・・とならないように慎重にやっています。 【豪ドル円による資産倍増計画 2019年8月19日】

 ポジションは増やさずに静観しています。 豪ドル円が安値圏で推移しています。FXオプションを使って豪ドル円の安値ポジションを作るには良い機会なのですが、新規ポジションは控えています。それは、今回のような大きな下落がFXオプションを始めてから初めての経験のためです。私自身、FXオプションは2019年の2月より本格的に始めました。始めてから、豪ドル円で5円以上動くような大きな値動きは今回が初めてです。FXオプションは、FXと違う特殊な部分があります。今回の下げでは、その影響がどのようなものかを観察するようにしています。今後も長く続けていくために、資金には十分に余裕を持たせてあります。今回は、前回からのポジションの変化についてまとめました。ここで使っているFXオプションは、プットオプション売りです。FXオプション(プットオプション売り)を使う効果について利益上限という制約がある代わりに「利益となりやすい+買値を安くできる」とうう特徴を持つのがプットオプション売りです。この特徴を活かして、この運用法では以下のことを実現していきます。利益の上乗せ。現在値よりも安値でFXの豪ドル円買いポジションをつくる前回記事での豪ドル円は75,72円だったのですが現在は72.075円まで3.5円以上下げています。前回記事:確定利益20万円乗せ FXオプションで豪ドル円買値を下げる乗換実行 【豪ドル円による資産倍増計画 2019年7月12日】この変動でのポジション状況変化を比べたりすると、FXオプション理解の参考にして頂けると思います。資産倍増計画ステップ1:保有ポジション状況資産倍増計画のステップ1の意味は、資産倍増計画運用体制でまとめています。参考記事:豪ドル円資産倍増計画 2019年からの運用体制概要現実に保有しているポジションがこちらです。4本のプットオプション売りポジション保有中です。FXオプションの仕組み自体については、以下のページにてまとめています。参考記事:FXオプションとは 3つの売買パタンーを図で説明FXオプションのプレミアムを構成する大きな要素は「時間的価値」と「ボラティリティ」です。日数経過とともに、時間的価値は確実に減少していくため為替値が動かなければプレミアムは確実に値下がりしていきます。これが、プットオプション売りの利益の根源ともなる部分です。8月19日現在時点豪ドル円は72.075円です。豪ドル円プットオプション売り 1本目1番上のポジションです。作成日:2019年4月17日FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り作成時点の豪ドル円:80.350円権利行使価格:78.00円権利行使期日:10月2日売買数量2万通貨プレミアム:1.251利益上限:1.251×2万通貨=25,020円プレミアム現在値は6.120です。2019年8月19日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益25,020円含み損ー122.400円差引損益-97,380円豪ドル円80.350円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、80.350⇒72.075ですので2万通貨で16.55万円の含み損になっているところです。それが97,380円の含み損で済んでいます。豪ドル円プットオプション売り 2本目上から2番目のポジションです。作成日:2019年5月22日作成時点の豪ドル円値 76.13円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:76.00円権利行使期日:11月6日売買数量:3万通貨プレミアム:2.18利益上限:2.18×3万通貨=65,520円プレミアム現在値は4.417です。2019年8月19日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益65,520円含み損ー132,510円差引損益-66.990円豪ドル円76.13円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、76.13⇒72.075で3万通貨保有すので121,650円くらいの含み損になっているところです。それが66.990円の含み損で済んでいます。豪ドル円プットオプション売り 3本目上から3番目のポジションです。作成日:2019年6月18日作成時点の豪ドル円値 74.06円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:74.00円権利行使期日:11月27日売買数量:3万通貨プレミアム:2.000利益上限:2.013×3万通貨=60,000円プレミアム現在値は2.971です。2019年8月19日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益60,000円含み損ー89,130円差引損益ー29,130円豪ドル円74.06円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、74.06⇒72.075ですので59,550円くらいの損失になっているところです。それが、29,130円の含み損で済んでいます。豪ドル円プットオプション売り 4本目作成日:2019年7月12日作成時点の豪ドル円値 75.72円FXオプション内容:豪ドル円 プットオプション売り権利行使価格:76.00円権利行使期日:2010年1月8日売買数量:3万通貨プレミアム:2.104利益上限:2.013×3万通貨=60,000円プレミアム現在値は4.839です。2019年8月19日現在、このポジションの損益状況項目損益プレミアム受取利益63,120円含み損ー145,170円差引損益-82,050円豪ドル円75.72円の時に作ったポジションです。FXの買いポジションであれば、75.72⇒72.075ですので3万通貨で109,350円くらいの損失になっているところです。それが、82,050円の含み損で済んでいます。全体収支と今後の方針など項目金額確定利益(プレミアム受取総額など)260,460円確定損失(決済・満期清算など)-50,360円合計確定損益206,070円table.tbl_tcfd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_tcfd{width:100%;}table.tbl_tcfd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_tcfd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_tcfd,table.tbl_tcfd td,table.tbl_tcfd th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:2019年3月11日保有ポジションの含み損益は先程の個別明細参照ください。確定利益20万円以上とはなっていますが、保有ポジションの含み損が膨らんできています。個別ポジション4本の差引損益合計金額は、-275,550円です。個別ポジションで説明を入れていますが、FXでポジションを保有したよりは合計で数十万円少ない含み損です。そうはいっても、これだけ長期間豪ドル円が弱含みで推移すると心理的重荷ですよね。プットオプション売り・コールオプション売りは、仕組み上利益が出しやすい構造になっています。それでも、不利に動けば今回のような含み損を抱えることもあります。本日の記録はその現実のお見せしている感じになります。ただ、私の方針としては、この状況は「想定内」のものです。基本的には、期日までこのプットオプション売りを保有する予定にしています。ただ、ここから大きく崩れるようなことがあれば、FXオプションの値が付かなくなる事態も想定されるので、FXオプション損きり⇒FXでポジション作成し直しという対応も有ります。状況をみながら、動いていきます。FXオプション売りが出来るのはサクソバンク証券だけです。FX口座開設後にオプション口座開設手続きができます。資産倍増計画 関連記事ここから先は、資産倍増計画関連の内部記事です。豪ドル円資産倍増計画 2019年からの運用体制概要ステップ1:FXオプションで豪ドル円安値圏ポジションを作っていく編ステップ2:資産倍増計画 運用全体状況全体まとめ:豪ドル円による資産倍増計画 総まとめページ損失抑制効果とその「限界」のまとめ FXオプションリスクサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
積立投資で利益を上げる一番の方法【覇国積立 考え方の基本】 ブログ

積立投資で利益を上げる一番の方法【覇国積立 考え方の基本】

2019年7月よりまったりと3つの月1万円積立を始めています。全体をまとめて「覇国積立」と呼んでいるのですが、今回はこの積立の考え方などをまとめました。積立投資で利益を上げる一番の方法積立投資で、大きな利益を上げるためにもっとも良い方法があります。「将来。最も繁栄する国に投資すること」10年後・20年後に繁栄しそうな国をみつけて毎月積立投資をしていけば、投資対象が倒産などしない限り、誰でも大きな資産を作れます。「将来最も繁栄する国」を見つけられれば、積立投資は8割がた成功したといっても過言ではありません。でも、これって簡単そうで現実にはなかなか出来ないんです。現在繁栄している国が、将来も繁栄し続けるという保証はどこにもありません。かといって、いま調子の良い新興国が将来まで成長し続けることも現実には難しいものです。2019年現在ある程度予想ができそうなのは、「将来世界の中心国=覇国となる国」です。候補は3国あります。3国まで絞れる状況であれば、「分散投資」が有効になります。将来覇国となりそうな3つの候補国に積立投資をしていけば、10年・20年先には大きな資産が作れるかもしれません。という目論見で、7月より3つの積立を始めています。まだ、始めたばかりなので、ルールも固まってはいません。ただ、月1万円積立で手軽にできるものですので、どなたでも一緒にやっていきやすいかなと思っています。3つの積立の総称は、「覇国積立(ハコクツミタテ)」です。覇国とは、「覇権国」の略です。世界の覇権国=最強国としてリーダーシップを取っていく国をいいます。覇国積立は、この候補となる3国に積立投資をしていくというものです。覇国は、歴とともに交替するものです。欧州の富豪たちも、覇国の移り変わりとともに投資対象を選別してきました。「将来覇国となりそうな国に投資をしていく」資金規模は違いますが、これと似たようなことをこれからやっていくつもりでいます。国家盛衰と覇国交替の必然性歴史は繰り返す。されど、まったく同じ歴史は繰り返さない。投資の世界でよく言われる言葉ですが、これは世界史にも当てはまります。特に、国家の盛衰などは、お決まりの如くおなじような事を繰り返しています。荒廃した時代を乗り切った後には繁栄があります。繁栄がある程度続くと腐敗が始まります。腐敗が続き定着すると国家の衰退がはっきりしてきます。衰退が続くと、その国は存亡の危機に立たされます。存亡の危機の混乱が続けば、国家は荒廃していく。ほぼ例外なくこの繰り返しです。世界のリーダーというべき、覇権国家も例外ではありません。最強国となり、その繁栄が永遠に続くかと思われた覇権国もいずれは、その座を追われるときがきます。現在の世界最強国家は米国です。2019年現在、米国に挑んでいるのが中国です。歴史の流れからいけば、今回の米中の争いは「起こるべくして起きた事」でもあります。きっかけを作ったのはトランプ大統領かもしれませんが、この流れは大統領が変わっても終わらないでしょう。中国が成長し続ける限り、米国への挑戦は続くと私はみています。米国も簡単に覇権を中国に渡すことはありません。それ故に、争いは長引くでしょう。さて、覇権国と投資運用にはわかりやすい傾向があります。覇権国の株価は大きく上昇しやすい。覇権国の通貨も長期的に上昇しやすい。株価の指標の一つにPER(株価収益率)というものがあります。この倍率が高いほど「買われ過ぎ」を示すもので、株式投資家であればだれでも知っている指標です。PERが高ければ高いほど「割高」を示し、低ければ低いほど「割安」を示します。2019年8月現在のPER(株価収益率)を国別にみてみるとこんな感じになっています。米国:約20倍先進国平均 約17倍中国:約13倍日本:約12倍前後ドイツ:約11倍前後米国が抜きんでて高くなっています。先進国平均が17倍といっても、これは米国が全体を引き上げているだけです。日本やドイツのPERは、米国の半分程度に留まっています。これだけをみて、「米国株は割高だからやめておこう」という売買判断は普通はしません。米国株は、割高ではあるものの「まだまだ上昇する」と見ている投資家が多いからです。日本株が割安に見えても、「それほど上値はない」と見ている投資家が多いために、積極的に買う投資家はそれほど多くはありません。米国の成長力が評価されているうちは、割高に見えても株価は更に上昇していきます。為替にもその影響はでてきます。5年くらいで見れば、上げたり下げたりしている米ドルも、10年・20年という大きな期間でみれば、ほとんどの通貨に対して上昇しています。その証拠金、10年・20年単位でみると米ドルに対して上げ気味に推移しているのは「日本円」を含めわずかです。日本も米国を脅かすほどの力を持った時期もあるので、その名残でもあります。話を世界の覇権に戻します。現在の米中の状況は、今後も長く続くでしょう。今は米国が圧倒的に優勢ですが、今後はどうなるかわかりません。過去の歴史をみても、最初は劣勢だった国が最後には追い抜いてしまったことがよくあるからです。今の状況だけをみて、10年・20年先のことを決めてしまうのは早計すぎます。覇権交替が起こるかもしれない時代に、投資家はどうすれば利益を得ていけるか。私なりの答えの一つが、今回の「覇国積立」ということです。覇国積立 3つの候補国2019年8月現在、将来世界で覇国となりうる国は3つあるとみています。米国中国ドイツこの3国です。積立は既に始めています。参考記事:【覇国積立】ドルコスト平均法での資産つくり 米国と中国ばかりがクローズアップされるのですが、EUの盟主であるドイツも可能性があるとみています。米国と中国が激しくあらそれば争うほど、両国が傷つく展開が想定されるからです。大いに傷つく形となったときに、無傷なまま力を貯めておける国が台頭してくるという流れもあります。所謂、「漁夫の利」です。「漁夫の利」と書くと、「運が良かっただけ」と解釈されがちですが、そんな単純なものではありません。そもそも米国が覇国となれたのも「漁夫の利」的な要素が大きかったのです。米国が英国から独立して新興国として力をつけ始めていた当時、欧州諸国は勢力争いに明け暮れていました。「太陽の沈まぬ国」と言われた英国とフランスやドイツとの争いです。欧州諸国の争いは激化して大戦へと発展していきます。 2つの大戦戦争が終わった頃には、ドイツもフランスも英国もボロボロとなりました。米国は、この間欧州の勢力争いには参加せずに、力を溜め続けました。その結果、米国はどこの国もかなわない強国になり世界の覇国として君臨し続けることになったのです。過去の歴史を振り返ってみれば・・・私は、現状のドイツは欧州諸国が争い続けた時期の米国と同じような立場にいるとみています。なので、今回の覇国積立の対象国としてドイツを入れました。つまり、「本命米国・二番手中国・大穴ドイツ」という位置づけです。ところで・・・・日本人に覇国であることの本当のメリットは、多分理解できません。私も、実際のところ「別に2番手でもいいんじゃない」と思っています。純粋に投資家として、「覇国に投資した方が利益が大きくなる」ということを感じているだけです。でも、米国・中国・ドイツは違います。中心国として世界を動かしていくことが、どれだけのメリットがあり利益を生み出すかをこれらのの国々はよく知っています。なので、短期間でこの争いの結果はでません。いつもそうですが、投資というのは「結果が出てから動く」とそれほど大きな利益は得られないものでもあります。 どこが覇国になろうと利益を得ていくための月1万円積立、それが今回始めた覇国積立です。
円高はあっても、米ドル安にはならない!? 荒れ相場で勝者になるためのトレードは? ブログ

円高はあっても、米ドル安にはならない!? 荒れ相場で勝者になるためのトレードは?

■米中貿易戦争で相場は乱高下 ここ1週間ほどは、相場が乱高下してきています。すべてはトランプ米大統領が仕掛けた、米中貿易戦争の影響です。

 今週(8月12日~)、その影響が出た、典型的な出来事がありました。

 8月13日(火)にトランプ米大統領が、一部の中国製品の関税延期を表明。USTR(米通商代表部)は声明で、「コンピューター、ビデオゲーム端末、一部の玩具、パソコンのモニター、一部の履物や衣料品などに対する関税措置の発動を12月15日(日)まで延期する」と表明しました。

 また、これとは別の製品群も、「安全性や国家安全保障などの観点から除外される」ことを明らかにしました。

トランプ大統領は8月13日(火)、9月1日(日)に予定していた中国に対する関税第4弾のうち、一部製品に対する措置を延期すると発表 (C) Chip Somodevilla/Getty Images News

 トランプ米大統領は記者団に対し、「一部関税の影響が米消費者に及ばないよう、クリスマスなどの年末商戦に配慮し、決定した」と述べています。

■過剰反応を悟って逆流。今後も続く…!? この発表により、米国の株式市場が急上昇し、リスクオンから円安が進む局面がありました。

 しかし、翌日(14日)、その影響は一気に吹き飛び、NYダウは1日で800ドル以上も下落。為替相場も円高に急展開しました。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

世界の通貨VS円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 1時間足)

 今回の措置は、米国内での消費に影響があることを考慮したものであり、交渉が前進した結果ではないというのが実情でした。

 そのため、発表直後は市場も驚いてリスクオンで反応しましたが、冷静になると過剰反応であったことを悟り、逆流を起こすという流れとなっています。

 こうした反応は、特に金利市場で顕著で、長短金利のイールドが逆イールドになったり、すぐ修正をしたりという展開が続いています。

 現在の相場展開は、政治的な理由で市場が荒れてきたときの典型のような動きを見せています。

 こういうときは、噂レベルの話にも敏感に反応して、一瞬にして乱高下するような事態も、よく起きます。今後も、そういう展開が続くと思います。

【参考記事】

●米国債に逆イールド発生で米景気後退か? NYダウは800ドル安! 米ドル/円は…!?(8月15日、西原宏一)

●株価を暴落させた逆イールドとは? 逆イールドは景気後退の予兆って本当?

 さて、ここで相場展開を改めて…
世界経済が大混乱なのに米ドル/円は 底割れを回避。それが意味するものは? ブログ

世界経済が大混乱なのに米ドル/円は 底割れを回避。それが意味するものは?

■世界の債券市場で逆イールドが広がっている ファンダメンタルズは最悪にみえる。なにしろ、逆イールド(長短金利差の逆転)は世界の債券市場で広がりをみせ、米国のみでなく、英国、カナダ、ノルウェーでもみられ、中国でさえ長短金利差が接近している。

 米10年物国債利回り(米長期金利)は一時1.495%まで低下、3年ぶりに1.5%の大台割れとなり、このままでは2016年安値(1.382%)に接近、またはそこを割り込むことも連想される。

米長期金利 日足(出所:Bloomberg)

 長期金利が急低下し、逆イールドが発生することは景気後退(リセッション)のシグナルと解釈される──経済学の教科書にはこのように書かれており、市場参加者なら誰でも緊張感を持ち、一層のリスクオフを覚悟しているところだ。債券市場が発生したシグナルを、誰も軽視できないからである。

【参考記事】

●株価を暴落させた逆イールドとは? 逆イールドは景気後退の予兆って本当?

 それにしても、今の債券市場を「完全におかしい」とみる市場関係者は少なくないようだ。というのは、「悪名高い」日本国債でさえ、欧州の最高格付け債市場のどこよりも高く、「魅力的な投資先」としてみる投資家が現れたからだ。

 ドイツ、フランス、オーストリア、ベルギーなどの国の国債利回りが軒並みマイナス圏に沈み、5年もの日本国債は、マイナス幅が同じ年限のドイツ国債より小さいから、「選好」されたというわけだ。

欧州の高格付け国と日本の5年債利回りの推移 日足(出所:Bloomberg)

 要するに、“世界的な債券逆イールド”は、長短金利差のみでなく、「デフレの象徴」であった日本国債利回りとの逆転でもみられ、市場参加者の総意として「市場心理がいかに悲観的か」を示すバロメーターとなっているのだ。

■問題山積でも底堅い米ドル/円、どちらが真の示唆? 無理もない。8月14日(水)に米国株がまた大きく反落し、世界同時株安が示唆していたように、経済と政治の変調が激しく、また不透明感が一段と増しているからだ。

 悪化したファンダメンタルズとしては、中国、ドイツの最近の経済指標の悪化が代表的なものだが、中国人民元安がもたらした通貨戦争の思惑も根深いと言える。

 米中摩擦による中国経済減速は、日本を含め、対中輸出国への影響が大きい。トランプ米大統領の「自国優先主義」が危惧され、諸国の金融緩和戦争も目に余る。

 香港騒乱の地政学リスクに加え、アルゼンチン危機の再来に見られるポピュリストの台頭などなど、不安要素が数えきれないほど噴出しており、リスクオフの流れについていくしかないという考え方自体、むしろ当然の成り行きと思われる。

 さらに、お盆といえば、日本市場の薄商いが連想され、また、投機筋の跋扈がウワサされる。こんなにファンダメンタルズが悪化しており、混乱の最中で暗い見通ししか聞こえない今年(2019年)のお盆に、仕掛け的な円買いを実行すれば、ほぼ確実に利益を上げられると思われても、ロジック的には間違いとは言い切れない。

 しかし、一部市場参加者の意表を突く形となったが、米ドル/円は執筆中の現時点で106円の節目を回復しており、この間の安値(8月12日)も105.05円に留まっていた。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 つまるところ、最悪の市場環境や暗い市場心理と相異なり、米ドル/円にみる円高のモメンタムは極めて限定的であり、また、為替相場全体の変動率も8月にしては小さい。

 ここで考えなければならない問題はただ1つ、どちらが真の示唆か、ということに尽きる。

 言ってみれば、周知のとおりのファンダメンタルズなら、米ドル/円は今100円の大台にトライしてもおかしくなかろう。

 しかし、目先、2019年1月安値割れを回避しているようにみえる値動きがホンモノであれば、逆に相場の内部構造をより鮮明に指示してくれているのではないかとみる。

 その内部構造については、先週(8月9日)のコラムで…
月5万円利益ペーズ維持 2019年度利益が前年度利益と並ぶ 【トライオートFX2019年8月16日 運用開始40カ月経過】 ブログ

月5万円利益ペーズ維持 2019年度利益が前年度利益と並ぶ 【トライオートFX2019年8月16日 運用開始40カ月経過】

2019年8月に入ってからのトライオートFXが好調です。8月段階ですが、昨年2018年度利益を超えました。+74,318円 2019年8月利益8月の運用成績です。決済利益86,400円+スワップポイント累積―12,082円=74,318円の利益です。8月前半に、6月に売りポジションとして入れてあった豪ドル円売りポジションを決済しています。ポジション作成時記事:トライオートFX運用39ヶ月目今月のスワップポイントがマイナス超過となっているのは、このポジションが原因です。8月中旬に入り、米ドル円の動きが良くなっているためトライオートFXの自動売買設定も動きが活発になってきています。この辺での値動きが続けば、更なる利益上乗せが出来そうです。まだ自動売買運用とは直接関係ないのですが、トライオートFXを提供しているインヴァスト証券が「AIパートナーを育てるという新規格」であるMAiMATE「マイメイト」を始めています。参考記事:MAiMATE「マイメイト」 登録方法から誕生まで私も利用開始しています。最初に作ったのは、一旦止めて再度作り直しています。新しく作ったAIエージェントがこちらです。誕生して数日ですが、元気に売買シグナルを出してくれています。トライオートFX口座を持っていれば無料利用できるサービスです。励ましたり叱ったりすると、成長に影響を与えるそうです。うまくやれば、自分の分身のような売買判断をする存在を育てられるかもしれません。おそらくですが、このAIエージェントの売買シグナルは、将来的にはリアル口座の自動売買に結び付けていくことになるという気がします。そして、このサービス早目に利用始めた方が有利です。。AIエージェントを育てるには時間がかかるからです。作って数日や数週間では、その売買シグナルは信憑性も薄く、参考にもできません。今のうちに、いろんな事を試して「育て方」や「活用法」を模索していくつもりでいます。これからのトライオートFX運用、楽しみがまた一つ増えました。トライオートFX 設定状況現在この「重攻第二波」が動いています。内容はこうなっています。設定タイプ:追尾型通貨ペア:米ドル円売買方針:買い1本の数量:5千通貨利益確定は40銭損きり設定:なし設定当時の思惑と考え方は、この記事でまとめています。参考記事:米ドル円新規仕掛け「重攻第二波」始動 2019年7月18日第一波も稼働中なのですが、111.134円が最後の買いポジションとなっていて、その後は買いポジションが発生しない設定にしてあります。米ドル円が111円台まで上昇するまでは、この第二波のみが売買をする状況ということです。このように小分けにすることで、リピート系自動売買のデメリット部分でもある損失加速のリスクを防ぐ効果があります。関連記事:リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスクリピート系自動売買は、大きな為替変動時にポジションが大きく増加しながら含み損を増やすという現象が起きます。それが、投資家の恐怖を大きく増幅させることで、大失敗を招く元にもなります。こういうリスク管理をきっちりやっていけば、トライオートFXで手堅く稼いでいけるようになります。トライオートは、一旦設定を止めておいて時間をおいて再稼働させたりすることができます。今回のケースは、稼働したままですが一部停止ということも出来るので、今後の相場展開次第ではそういう使い方をする可能性もあります。自由度の高いトライオートFXだからこそできる技です。トライオートFXの特徴 まとめ手動売買で保有していた「豪ドル円売りポジション」は、8月に入ってから決済しています。損益は、次回のトライオート運用記事に載せさせていただきます。以下、「トライオートFX月別・年度別成績」「トライオートFX 8月運用方針」と続きます。2019年度 月別成績2019年度運用開始時元金 5,718,717円年月利益額2019利益利益率2019年1月362,480円362,480円6.34%2019年2月17,584円380,064円6.64%2019年3月19,373円399,437円6.98%2019年4月19,062円418,499円7.32%2019年5月44,830円463,329円8.10%2019年6月1,818円465,147円8.13%2019年7月6,422円471,596円8.24%2019年8月74,318円545,914円9.55%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}年間利益50万円まであと一歩です。出来れば100万円までいきたいところです。頑張ってまいります。年度別成績(2016~2019年)運用原資 4,858,316円運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。2016年5月運用開始、運用開始時資金は100万円でした。2度資金追加していて、その合計額が運用原資です。年利益額累計利益2016年2,679円2,679円2017年303,461円306,140円2018年554,261円860,401円2019年545,914円1,406,315円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年度利益が2018年度とほぼ同額になっています。あと9000円なので、抜くのは時間の問題です。2019年は、まだ4か月あるので「どこまで利益を伸ばせるか」が今後の課題です。トライオートFXの関連ページトライオートFX運用の主要ページトライオートFXの始め方と検証トライオートFX 運用記録と売買方針自動売買ビルダーの使い方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ