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米ドル円RSI70超 10万通貨プットオプション買い投下 ブログ

米ドル円RSI70超 10万通貨プットオプション買い投下

米ドル円がRSI70超になったため、売買ルールに基づき新規ポジションを作っていますこの運用法は以下の特長があります。FXオプションからのスワップ投資 5つの特長安値でFXポジションを作るのに有効FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げるFXオプションでプレミアム受取利益が発生。FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う月5~10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10~20万より変更)による定期収入米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益米ドル円RSI70超 売買ルール該当米ドル円昨日の上げで一気にRSI70超です。RSI70超は、この運用法売買ルールで、新規ポジションを検討する目安にしています。参考記事:判断基準とポジションの取り方【FXオプション⇒FX変換後の運用ルール】この記事中「天井圏の判断と攻め方」の部分です。過去のチャートをみると、「天井圏」となることも多いのですが、まだまだ米ドル円上昇の勢いもあるので、今回はわかりません。ただ、こういう「勢いがあるなぁ」というときが天井になるというのもよくあることです。そこで「損失限定」のプットオプション買いを新規ポジションとして作成しています。米ドル円プットオプション10万通貨買いプットオプション買いの約定画面です。いつも思うのですが、もうちょっと「かっこ良い」約定画面にして欲しいですね。サイトに乗せる画像としてはちょっと寂しい感じがするんですよね。そんなことはさておき・・・作ったポジション詳細はこうなっています。米ドル円プットオプション買い作成日:2020年2月20日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い作成時点の米ドル円:111.265円権利行使価格:110.000円権利行使期日:3月18日売買数量10万通貨プレミアム:0.310損失上限:0.319×10万通貨=31,000円損益分岐点:110.00-0.310=109.690円プットオプション買いは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。このポジションの最大損失は、31,000円です。米ドル円は、新しい上げ相場の入り口の可能性があります。天井臭いといっても、FXの売りポジションで勝負して上げ相場となれば将来的には大きな含み損となる可能性もあり得ます。その辺を考慮して、損失限定のプットオプション買いを使ったという次第です。権利行使期日が3月18日ですので、約1ヶ月の勝負ポジションです。権利行使期日に権利行使価格の110円以下とならねば今回のプットオプション買いのプレミアム代金31,000円は0円となります。大きく下落すれば、利益も大きくなるのですが、果たしてどうなるでしょうね。損失限定ということもありますが、気負わずに観察していきます。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプションからのスワップ投資 保有ポジション状況この運用で保有しているポジションは、「FXオプションのポジション」と「FXポジション」の2種類に分かれます。FXポジションは、FXオプションの権利行使によって発生したものをくりっく365口座に移動させたものです。それぞれの状況を定期的に確認しています。FXオプション部分(2月20日)現在保有中のポジションはこちらです。保有中のFXオプションポジションは5本です。米ドル円現在値は111.265円です。米ドル円プットオプション買い作成日:2020年1月6日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い作成時点の米ドル円:107.866円権利行使価格:107.000円権利行使期日:2月26日売買数量30万通貨プレミアム:0.745損失上限:0.745×30万通貨=223,500円損益分岐点:109.00-2.001=106.999円プレミアム現在値は0.000です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム支払損失ー223,500円含み益0円差引損益-223,500円プットオプション買いは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となり「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。このポジションは「米イラン衝突」による米ドル円下落にに備えて作成したポジションです。権利行使日の2月25日に、107円よりも下げるような局面となれば大きな利益となる可能性があります。ただ、権利行使日に107円以上であればプレミアム価値はゼロとなり、ポジション作成時に支払ったプレミアム代金の全額損失となります。残念ながら、このポジションは権利行使日の最終損失濃厚ですね。米ドル円プットオプション売り作成日:2020年1月9日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:109.110円権利行使価格:109.00権利行使期日:2020年6月24日売買数量10万通貨プレミアム:2.001利益上限:2.001×10万通貨=200,100円損益分岐点:109.00-2.001=106.999円プレミアム現在値は0.881です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益200,100円含み損-88,100円差引損益112,000円プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」となり「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。1本目ののプットオプション買いとは真逆のポジションです。権利行使日まではまだ日数があるのですが、差引利益部分が着実に伸びてきています。。米ドル円プットオプション売り作成日:2020年2月3日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:108.450円権利行使価格:106.000円権利行使期日:3月25日売買数量10万通貨プレミアム:0.356利益上限:0.356×10万通貨=35,600円損益分岐点:106.000ー0.356=105.644円プレミアム現在値は0.069です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益35,600円含み損-6,900円差引損益28,700円このポジションは、スワップポイント同等額部分を低リスクで取るという目的で実験的に作ったポジションです。参考記事:低リスクでスワップポイント同等額を堅実に取る方法3月25日の権利行使日に米ドル円が106円割れしなければ、10万通貨買いポジションで受け取れるスワップポイントよりも3割程度多い利益が確定します。本日の米ドル円相場が大崩れしない限り、最終利益は確保できそうです。コールオプション売り作成日:2020年2月14日FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り作成時点の米ドル円:109.841円権利行使価格:110.000円権利行使期日:3月25日売買数量10万通貨プレミアム:0.467利益上限:0.467×10万通貨=46,700円損益分岐点:110.00+0.467=110.467円プレミアム現在値は1.497です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益46,700円含み損-149,700円差引損益-103,000円コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。米ドル円が往来相場を続けるという見通しで作ったポジションだったのですが、一気に突き抜けています。このまま権利行使期日までいけば、最終損失るとなる予定です。その場合は、上昇で利益が増加しているFX口座の米ドル円買いポジションの利益確定との相殺も検討する予定です。米ドル円プットオプション買い作成日:2020年2月20日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い作成時点の米ドル円:111.265円権利行使価格:110.000円権利行使期日:3月18日売買数量10万通貨プレミアム:0.310損失上限:0.310×10万通貨=31,000円損益分岐点:110.00-0.310=109.690円プレミアム現在値は0.232です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム支払損失ー31,000円含み益23,200円差引損益-7,800円プットオプション買いは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となり「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。このポジションは、RSI70超になったら仕掛けるとの売買ルールに基づくポジションです。参考記事:判断基準とポジションの取り方【FXオプション⇒FX変換後の運用ルール】この記事中「天井圏の判断と攻め方」の部分です。この後も米ドル円が上げ続ければ、損失となるのですがその証言は31,000円で済みます。RSI70超となった後は大きく崩れることもあるので、こういう使い方も有効だと思っています。FXポジション部分(2月20日)現在保有中のポジションは、米ドル円買いポジション10万通貨です。この保有ポジションは、FXオプションの権利行使日にFXポジションとなったものを損きりして、くりっく365口座で建て直したものです。参考記事:FXの実質買値を下げる方法と手順の事例FXポジションをサクソバンク証券からくりっく365に移動させたのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。参考:2月6日のスワップポイントくりっく365 233円(4日分)⇒1日換算58.25円サクソバンク証券 37円スワップポイント差は21.25円あります。2020年2月20日 総合損益とここからの方針2020年2月20日時点の各項目の損益項目損益FXオプション損益982,395円FX損益(確定分)-735,302円FX+FXオプション(含み損益)287,760円総合損益(含み損益考慮)534,853円米ドル円現在値111.265円table.tbl_krep{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_krep{width:100%;}table.tbl_krep td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_krep th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_krep,table.tbl_krep td,table.tbl_krep th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:2019年3月21日運用通貨:米ドル円買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)含み損益も入れた総合損益が534,853円となり、50万円を超えています。前週では総合損益479,813円でした。参考:【FXオプションからのスワップ投資 2020年2月13日】米ドル円は110.06円⇒111.265円と1円以上の円安です。含み益の伸び方としては鈍い感じがしますね。これは、私のFXオプションが「下げ相場に強い体制」にしてあるためです。円安でFX口座の含み益が増加中でも、FXオプションがブレーキをかけた形になっています。上げ相場でも下げ相場でも大きな含み損を抱えずに、安定して資産を増やしていくのが、この運用法の目的でもあります。こういうパターンもあるのがしょうがないのかもしれません。今回の事例は、対処法も含めて、今後の課題にしていきます。米ドル円買いポジション保有で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況「FXオプションからのスワップ投資」やり方とルール運用記録と気づき「FXオプションからのスワップ投資」FXオプション 具体的な作成事例FXオプションとはサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
トルコリラ円スワップポイント30%激減の理由 一体何が起きているのか? ブログ

トルコリラ円スワップポイント30%激減の理由 一体何が起きているのか?

毎日午前中に集計しているスワップポイントですが、トルコリラ円で大きな変動が起きています。FX各社が2月19日にトルコリラ円スワップポイントを一斉に引き下げてきている感じです。本日夜にもトルコ中銀で0.5%程度の引き下げがあると予想はされているのですが、それ以上の引き下がり方です。私の方で記事としてまとめてあった2月14日と2月19日で比較してみると、その変動ぶりが確認できます。2月19日状況トルコリラ円買い 高スワップポイント受取上位口座FX口座名スプレッド買いトライオートFX1.6銭46ヒロセ通商原則固定1.9銭32くりっく3653-5銭31GMOクリック証券FXネオ1.7銭原則固定(※例外あり)27みんなのFX原則固定1.8銭20LIGHT FX原則固定1.8銭20FXプライム byGMO4.8銭~最大203.8銭(※例外あり)172020年2月14日状況トルコリラ円買い 高スワップポイント受取上位口座FX口座名スプレッド買いくりっく3653-5銭50.3トライオートFX1.6銭46ヒロセ通商原則固定1.9銭45みんなのFX原則固定1.8銭30LIGHT FX原則固定1.8銭30GMOクリック証券FXネオ1.7銭原則固定(※例外あり)29FXプライム byGMO4.8銭~最大203.8銭(※例外あり)29トライオートFXだけが同値で変動なしなのですが、それ以外は軒並み10円以上下げています。50円⇒31円と30円⇒20円という下がり方ですので、全体的に前回より30%以上減っている感じです。政策金利を1%や2%下げたレベルの減り方ではありませんよね。現状維持のトライオートFX口座も明日発表分以降はわかりません。この変動の原因は、政策金利だけではなさそうですね。トルコは、シリアでのイドリブ県をめぐる争いでロシアなどと揉めています。米国も絡んできていて、すでに内戦状態となっています。2月16日:米トルコ首脳、電話会談 シリア情勢巡り 2月18日:シリア大統領「進軍継続」 トルコと衝突辞さず 2月19日:イドリブ県を処遇めぐるロシアとトルコの交渉決裂スワップポイント水準は、政策金利並みに回復するかどうかは、この辺の混乱がどの方向に進むかにかかっていそうです。私は、日々のスワップポイント観察を続けます。table.duirbk{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.duirbk td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.duirbk th.colh{padding:5px;background-color:#CADAAA;color:#000;}table.duirbk th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.duirbk,table.duirbk td,table.duirbk th{border:solid 1px #C0C0C0;}
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/19 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/19 水)

 -------------2/18ドル円相場------------------------- アップル売上高下ブレ見通しで株安・円高(109.656まで)も、独ZEW悪化と米NY連銀改善という景況感のコントラストでユーロ安・ドル高が進むと対円でもドルの買い戻しが進み109.944まで反発。 OP109.826 HI109.944  LO109.656 CL109.873  -----------2/18主な出来事--------------------------- 09:30 RBA議事録「2月会合で追加利下げについて協議した」「経済成長や雇用、CPIを支えるためにさらなる緩和の用意がある」「金利が長期にわたって低水準に留まる必要があるという見方は妥当」「雇用市場を含め、メンバーは注意深く見ていく」「新型コロナウイルスは世界経済にとって新たな不確実性リスク」「一段の利下げが雇用やインフレ目標を早める可能性」 18:30 イギリス1月失業保険申請件数 0.55万件 前回1.49万件(0.26万件) イギリス1月失業率  3.4% 前回3.5%(3.4%) 18:30  イギリス10-12月失業率(ILO方式) 3.8% 前回3.8% 予想3.8%イギリス10-12月週平均賃金(前年比)+2.9%前回+3.2%予想+3.0% 19:00 ドイツ2月ZEW景況感調査(期待指数) 8.7 前回26.7 予想21.5 ワムバッハZEW所長「新型ウイルスの感染拡大が世界貿易にマイナスの影響を及ぼすとの懸念がドイツの景況感の冷え込みにつながっている」 19:00 ユーロ2月ZEW景況感調査 10.4 前回25.6  22:30 アメリカ2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 12.9 前回4.8 予想5.0  --------2/19株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23193.80▼329.44豪ASX  7113.701 ▼11.399上海総合 2984.972△1.350英FT   7382.01▼51.24独DAX  13681.19▼102.70NYダウ 29232.19▼165.89 日10年債利回り -0.0600%▼0.0270豪10年債利回り 1.033%▼0.018英10年債利回り 0.611%▼0.030独10年債利回り -0.407%▼0.006米02年債利回り 1.4116%▼0.0163米10年債利回り 1.5610%▼0.0238 NY原油 52.05±0.00NY金 1603.60△17.20 ------------2/19注目材料---------------------------- <国内>08:50  1月貿易統計(通関ベース)08:50  12月機械受注 <海外>07:15  オアRBNZ総裁議会証言17:00  南ア1月消費者物価指数17:30  スウェーデン1月消費者物価指数18:00  ユーロ圏12月経常収支18:30  英1月消費者物価指数18:30  英1月小売物価指数18:30  英1月生産者物価指数19:00  ユーロ圏12月建設支出20:00  トルコ中銀政策金利22:10  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演22:30  メスター米クリーブランド連銀総裁講演22:30  米1月生産者物価指数22:30  米1月住宅着工件数22:30  米1月建設許可件数22:30  カナダ1月消費者物価指数25:45  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演27:30  カプラン米ダラス連銀総裁講演28:00  FOMC議事録(1月28-29日分) ------------2/19きょうのひとこと-------------------- 独2月ZEW景況感調査が大幅に低下した一方で、米2月NY連銀製造業景気指数は上昇。欧米の景況感のコントラストが鮮明となり、ユーロ/ドルはほぼ3年ぶりに1.08ドル台を割り込みました。ドル円については、プチ・アップルショックで109.60円台に下落しましたが、米2月NY連銀製造業景気指数の発表後には109.90円台へと持ち直しました。対ユーロでのドル高圧力がリスク回避の円高圧力を中和した格好です。 本日もよろしくお願いいたします。
「損するかもしれないリスク」と「大損するリスク」 2つの損失リスクをFXオプションで確実に軽減する方法 ブログ

「損するかもしれないリスク」と「大損するリスク」 2つの損失リスクをFXオプションで確実に軽減する方法

FXオプションを使うことで確実に制御できる損失リスクとそのやり方についてまとめました。今回の記事は、連載を自分で読み直していて「伝えきれていない部分」と感じたので補足させていただきます。FXオプションでの損失リスク「損失限定」とか「損しにくい」などと似たような表現を使ってきました。ここは混乱しがちな部分なのでここで整理させていただきます。FXオプション 2つの損失リスクについてFXオプションでは、損失リスクは2つに分けて考えると良いと思います。2つの損失リスク損するかもしれないリスク大損するリスクFXでは、この2つは運用スタイルによって違ってきます。高勝率運用(数銭単位でこまめに利益をだしていく)⇒損しにくいが、損失を出したときは大き目になりやすい。損きりを多用する運用法⇒損し易いが、1回辺りの損失額は少な目FXでは売買のやり方で変わってくる部分なので、無理に分けて考える必要はないんですよね。FXオプションでは、作る「ポジション」によって「損失リスク」が大きく違ってきます。なので、FXオプションを使えばFXでは不可能な損失リスの制御ができてしまうのです。やり方は簡単で、FXオプションを「買い」で仕掛けるか「売り」で仕掛けるかの違いです。それだけで、「損失リスクの取り方」が違ってきます。「損するかもしれないリスク」を減らす「売り」ポジションそのトレードが「損失になりやすいかどうか」についての部分が、「損するかもしれないリスク」です。この「損するかもしれないリスク」を減らすには、FXオプションでは「売り」を使うことで可能となります。「損するかもしれないリスク」を減らすポジションコールオプション売りプットオプション売りいずれも「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。同時に、この2つの「売り」は確率的に「利益となりやすい」傾向があります。裏を返せば、「損するかもしれないリスクを減らしたポジション」が自然にできるということです。具体的にそれがどのようなものか、この画像をご覧ください。損するかもしれないリスクを減らすこの画像は、米ドル円レート109.83円でのプットオプションの売買画面です。薄赤色部分が、損しにくいポジションを作りたいときに仕掛ける部分です。この画像で作るポジションは「プットオプション売り」です。「上げ相場で利益・下げ相場で損失」という性質を持ちます。権利行使価格別に、プレミアム価格を抜き出してみましょう。プットオプション売り 権利行使価格とプレミアム権利行使価格107.00円:プレミアム0.176権利行使価格107.50円:プレミアム0.239権利行使価格108.00円:プレミアム0.322権利行使価格108.50円;プレミアム0.427権利行使価格109.00円:プレミアム0.566権利行使価格109.50円:プレミアム0.750記事を書いている日が2月17日で、この画像の権利行使日が4月8日です。それぞれ、権利行使日にこれらの権利行使価格まで下がらなければプレミアムは満額受け取れます。仮に権利行使価格よりも下がったとしてもプレミアム以上下がらねば最終利益は確保できます。最終利益が確保できるラインを、私は「損益分岐点」と呼んでいます。例えば、権利行使価格107円のプットオプション売りを仕掛けた場合の損益分岐点はこうなります。損益分岐点計算損益分岐点=権利行使価格107円ー0.176=106.824円米ドル円レート109.83円で仕掛けて、106.824円よりも下がらねば損失にはなりませn。この条件であれば、最終的に損失になる可能性は大分薄いですよね。これが、「損するかもしれないリスクを減らす」という意味です。この「売り」は、「出来るだけ損をしたくない」あるいは「高勝率で勝ちやすいトレードをしたい」というときに使えます。でも、このポジションは損しにくいけれど損失は限定されていません。為替相場の展開次第では大きな損失をこうむる可能性もあります。「損しにくい」よりも「損失限定」を防ぐことの方を重要視するのであれば、次の「大損するリスクを減らす」ポジションが有効になります。「大損するリスク」を減らす「買い」ポジションこれは、「損失額自体が大きくなるかどうかのリスク」です。FXオプションは、あらかじめ「大損しないようにする」ということができます。それが、「大損するリスクを減らす」という意味です。これに該当するポジションが以下の2つです。大損するリスクを減らす2つのポジションコールオプション買いプットオプション買い2つとも、「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。ポジション作成時の必要資金も少なく済む傾向があり、損失自体も限定されます。実際のポジションは以下の画像で説明させていただきます。大損するリスクを減らす先程の画像1と同時館の米ドル円プットオプション買いできるプレミアム表です。薄赤色部分となっているところが、プットオプション買いができる権利行使価格です。これも画像該当部分を抜き出してみましょう。プットオプション買い 権利行使価格とプレミアム権利行使価格107.00円:プレミアム0.243権利行使価格107.50円:プレミアム0.306権利行使価格108.00円:プレミアム0.388権利行使価格108.50円:プレミアム0.493権利行使価格109.00円:プレミアム0.633権利行使価格109.50円:プレミアム0.818権利行使価格110.00円:プレミアム1.058権利行使価格110.50円:プレミアム1.363権利行使価格111.00円:プレミアム1,729権利行使価格111.50円:プレミアム2,142プットオプション買いでは、このプレミアム部分が「損失上限」となります。損失上限ですので、これからどのような相場変動があってもこれ以上は損しないということです。権利行使価格107円のプットオプションを10万通貨保有した場合0.243×10万通貨=24,300円このポジションは米ドル円が107円を割るところまで下げないと大きく上昇することはありません。この時点の米ドル円レートが米ドル円レート109.83円ですので、最終利益を出すには厳しいポジションです。でも、最大損失は24,300円に限定されます。米ドル円がどれだけ上昇しようとも損失額が増えることはありません。FXオプションで、コールオプション買いやプットオプション買いを使う限り、「大損するリスクを減らす」ことが確実にできます。でも、損しにくいわけではありません。むしろ、確率的に損失になりやすいという特長があります。FXオプションを使うことで、2つの損失リスクのどちらかを確実に制御することができます。それは同時に「どちらの損失リスクを制御するか」を選ぶという意味でもあります。FXオプションで制御できる損失リスク「損しにくい事」を重視するか。「大損リスクを減らす事」を重視するか。どちらかを選んで制御する。両方を実現することはできません。どちらかを重視するかで目的に合ったポジションを選ぶ感じになります。 FXと組み合わせてパワーアップ「損するかもしれないリスク」と「大損するリスク」を分けて考えるのは慣れるまではややこしい部分です。でも、この仕組みのお蔭でFXオプションは「損失のコントロールがしやすい」のです。FXと組み合わせることで、この有益性はさらに拡がります。例えば、こういう売買です。FX買いポジション+コールオプション売り⇒相場上昇時には、コールオプション売りで発生する損失をFXポジションが補ってくれる。FX買いポジションではなくプットオプション売りから仕掛ける⇒利益を出しやすいポジションで攻めて、大きく下落したときは有利な値でFXポジションとして引き取るFXでは攻めきれない暴落・暴騰相場の攻略⇒大損する可能性のない「FXオプション買い」で攻める。FXとFXオプションをそれぞれ有利な局面を選んで使い分けていきます。損失額もある程度コントロールしていけるので、長期的に安定した運用にもつなげられるはずです。この組み合わせは現在も試行錯誤中ですので、実際に仕掛けたポジションで順次紹介させていただく予定です。
ループイフダン スワップポイント調査 【2020年2月18日】 ブログ

ループイフダン スワップポイント調査 【2020年2月18日】

業界最高水準の高スワップポイントを提供し続けているループイフダン口座、それが維持できているかどうか定期的に確認しています。リピート系自動売買+スワップポイントという両方を狙ったループイフダン運用を続けていくためにやっている調査です。2020年2月18日 ループイフダンスワップポイント概況本日のループイフダンスワップポイント表です。豪ドル円・NZドル円・カナダドル円などで業界首位のスワップポイントになっています。それ以外でも、米ドル円は4位・ユーロ円6位・英ポンド円9位・トルコリラ円2位など多くの通貨ペアで上位10位内に顔を出しています。この順位は、私が毎日実施している22社対象のスワップポイント調査での順位です。各社激しく競いあっていますので、全通貨ペアでスワップポイント首位というのは難しい話です。それでも、これだけ上位を維持できていうのですからループイフダンの高スワップポイント傾向は今回も継続していると断定して問題ないと思います。新型コロナウイルス関連のニュースで、為替相場も時折大きく動くのですが、米ドル円だけはそれほど動きがありません(悲)。安定しているのはストレス少なくて済むので良いことなのですが、リピート系自動売買では売買が少なくなりすぎてちょっと寂しいところです。それでも、設定は現状のままでいきます。現在保有中のポジションはこうなっています。2月18日 ループイフダン保有ポジション自動売買:米ドル円買いポジション1.8万通貨手動売買:豪ドル円売りポジション5万通貨含み損は46,073円で、運用資産全体約144万円に対する含み損率は約3.2%です。ポジション全体としては、とっても安定した状況です。利益をもっと出したいという気持ちはあるものの、流れに逆らわずのんびりいくつもりです。豪ドル円がもう少し下げたら、売りポジションの利益確定+米ドル円買いポジションの一部損きりなどで全体のポジションを軽くするかもしれません。どういうポジション操作をするかは、明日以降の流れを見ながら決めていきます。リスク抑えてやるのには、ループイフダンは本当に良い自動売買ツールです。ループイフダンは、2018年度80%の方が資産を増やしています。ループイフダン運用の主要ページループイフダンの特徴などループイフダンFXの特徴ループイフダン これまでの運用成績ループイフダン 現在の設定ループイフダン スワップポイント調査サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
ボリンジャーバンド上抜け 日経225-NYダウのサヤ取り ここからの一手 ブログ

ボリンジャーバンド上抜け 日経225-NYダウのサヤ取り ここからの一手

日経225-NYダウのサヤ変動、ここ数日で500以上と大きな動きを示しています。参考指標として使っている「サヤのボリンジャーバンド」の状況からご覧くださいませ。ボリンジャーバンド 上抜け日経225とNYダウサヤ取りで参考指標として使っている「ボリンジャーバンド」です。上抜けしています。ちょとみにくいので拡大しますね。ボリンジャーバンドの上限となる「2σライン」を超えてきています。サヤ差も5900を超えて、過去最高の拡大幅である6038まであと一歩に迫っています。ボリンジャーだけで攻めるのであれば、そろそろ縮小狙いの仕掛けを入れたいところです。参考:サヤ取り仕掛けパターンNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りNYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い縮小狙いで仕掛けるポジションは、「NYダウ売りー日経225買い」という両建てポジションです。私は、まだ仕掛けません。このボリンジャーバンドは、「勢いを見る参考指標」として活用しています。売買に使うのは、日々記入している場帳です。場帳からの見通しを絶対のものとして売買するのが私の「日経225-NYダウサヤ取り」の基本です。場帳の状況もご覧くださいませ。場帳からみた相場見通し 2020年2月18日まずは、ここのところのサヤ変動状況をご覧ください。サヤ取り場帳状況月日NYダウ日経225価格差(サヤ)2月4日287892337354162月5日292372367655612月6日293262397153552月7日28045366053852月10日292422368355592月11日292292388253472月12日295232395853552月13日294342371357212月14日293952352558702月17日2945423504>5950table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}場帳でみても、ここのところの拡大傾向にさらに勢いがついてきています。先程のボリンジャーバンドのサヤ差と場帳のサヤ値が少し違うのは、この場帳値がGMOクリック証券のCFD値だからです。くりっく株365と同じような動きなのですが、見ていて傾向をつかみやすいので最近の売買ではGMOクリック証券値を使っています。どちらの値を使うかは、時期ごとに傾向をつかみやすい方を選んでいます。前置きはこの辺にして・・・正直なところ、そろそろ拡大傾向も終わりに近いとみていたんですけどね。拡大の最終局面なのかもしれませんが、勢いがあります。こういう勢いのあるときに逆張りで縮小へを入れるような飛び乗りは、避けるようにしています。拡大傾向が続く間は様子を見ておき、勢いが弱まって流れが変わったあたりで次のポジションを検討します。多分、あと数日もすればそういう時期がくるのではないかと思います。それから、ゆっくりと考えていきます。ポジションゼロにしたのが1月23日、そろそろ1ヶ月経過します。焦らず進めば、大けがをする可能性は少なくなります。のんびりまいります。くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365 サヤ取りについてNYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法が「くりっく株365サヤ取り」です。日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。その流れを利益に変えていくものです。サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。具体的な仕掛けパターンは2つあります。参考:サヤ取り仕掛けパターンNYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:NYダウ買いー日経225売りNYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。実験段階ではありますが、岡三オンライン証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使えそうです。NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績くりっく株365サヤ取り 運用成績運用原資:7,797,081円2020年運用元金 8,353,476円年度損益額累計損益額2017年1,202,919円1,202,919円2018年819,128円2,022,047円2019年-1,465,652円556,395円2020年61,050円617,445円table.gdyecd{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gdyecd td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gdyecd th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.gdyecd,table.gdyecd td,table.gdyecd th{border:solid 1px #C0C0C0;}くりっく株365の口座を開設して最大50000円もらうくりっく株365関連ページくりっく株365運用の主要ページくりっく株365の活用記録くりっく株365の特徴と4銘柄の特徴日経225-NYダウのサヤ取りチャートの使い方サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/18 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/18 火)

 -------------2/17ドル円相場------------------------- 本邦GDPマイナス成長、米アップル売り上げ見通し下方修正など、気になるニュースはあるものの、米祝日とあって値幅は小さく、109円台後半の小競り合いの域を出ず。 OP109.842 HI109.958  LO109.718 CL109.878


 -----------2/17主な出来事--------------------------- 08:50 日本10-12月期GDP・速報値(年率換算) -6.3% 前回+1.8%(0.5%) 予想-3.7%   30:00 アップル「1-3月期の売上高は会社予想に届かない見通し」 --------2/17株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23523.24▼164.35 豪ASX  7125.10 ▼5.10上海総合 2983.62 △66.61英FT   7433.25△24.12 独DAX  13783.89△39.68NYダウ -----  日10年債利回り -0.0330%▼0.0060豪10年債利回り 1.051%△0.005英10年債利回り 0.641%△0.013独10年債利回り -0.401%±0.000米02年債利回り -----米10年債利回り ----- NY原油 -----NY金 ----- ------------2/18注目材料---------------------------- <国内>特になし <海外>09:30  RBA議事録17:30  1月スウェーデン失業率18:30  1月英雇用統計18:30  10-12月英失業率(ILO方式)18:30  10-12月英週平均賃金19:00  2月独ZEW景況感指数19:00  2月ユーロ圏ZEW景況感指数22:30  12月カナダ製造業出荷22:30  2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数24:00  2月米NAHB住宅市場指数30:00  12月対米証券投資動向-----  EU財務相理事会(ブリュッセル) ------------2/18きょうのひとこと-------------------- アップルが1-3月期の売り上げ見通しを引き下げました。新型コロナウイルスが中国の生産と需要の両面に影響しているとのことですが、それでも市場は比較的冷静です。アップルに限らず1-3月期の経済活動の落ち込みは想定済みといったところでしょうか。ウイルス騒動さえ収まれば4-6月期にV字回復するとの期待もあるのでしょう。 本日もよろしくお願いいたします。 
米ドル円10万通貨売買 RSIから見た崩れそうなところでの仕掛け 2020年2月17日 ブログ

米ドル円10万通貨売買 RSIから見た崩れそうなところでの仕掛け 2020年2月17日

RSI値が売買ルールに該当したので、売買検討のうえで注文を出しています。その考え方と内容についてまとめました。FXオプションからのスワップ投資 5つの特長安値でFXポジションを作るのに有効FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げるFXオプションでプレミアム受取利益が発生。FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う月5~10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10~20万より変更)による定期収入米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益米ドル円 RSIから見た崩れそうなところここのところの米ドル円日足チャートです。これは、FXオプションからのスワップ投資で使っている定型チャートです。下段の折れ線グラフは、RSIです。薄赤色部分をご覧ください。RSI60を超えたものの、勢いがしぼんできている。そう見えそうな局面です。こういう時には、新規ポジションの検討をしています。参考記事:【FXオプションからのスワップ投資】概要と売買ルールこの中の「FXポジション発生後の運用ルール」⇒「5:上昇後の往来相場」のところに該当します。このルールに基づき、新規ポジションを入れています。作成ポジションここで仕掛けたのが「コールオプション売り」です。コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。利益額は少ないものの、「利益となりやすい」という特長もあります。コールオプション売りについては、下記にても詳しくまとめていますので、FXオプションに慣れていない方はご一読下さいませ。参考記事:コールオプション売りを使って利益上乗せする方法新規ポジションの内容はこうなっています。今回のポジション作成日:2020年2月14日FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り作成時点の米ドル円:109.841円権利行使価格:110.000円権利行使期日:3月25日売買数量10万通貨プレミアム:0.467利益上限:0.467×10万通貨=46,700円損益分岐点:110.00+0.467=110.467円このポジションの損値季分岐点は110,467円で、権利行使期日3月25日の米ドル円がこの値よりも下であれば、最終利益が確保できます。ポジションを作った時点の米ドル円値が109.841円でしたので、下げなくても現在値近辺で推移すれば、そのまま利益になるので「利益になりやすいポジション」という訳です。無論、利益が出しやすいといっても、絶対ではありません。想定外に上昇した時の対処法想定に反して、米ドル円がここから大きく上昇することだってあり得ます。110.467円以上の上昇となれば、このコールオプション売りポジションは損失になります。そのための対処法も決めてあります。この「FXオプションからのスワップ投資」では、米ドル円買いポジション10万通貨を保有中です。もしも、米ドル円が想定以上に大きく上昇するようであれば、その米ドル円買いポジションに乗った利益との相殺を検討します。これまでのところ、この基準で同じようにポジションを数回作っていますが、少し損失になったことはあるものの、大きな損失になったことはありません。3月25日までは1ヶ月ほどありますので、今回もうまくいくことを願うこととします。この「FXオプションからのスワップ投資」では、2つの口座を使っています。米ドル円買いポジション保有で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況「FXオプションからのスワップ投資」やり方とルール運用記録と気づき「FXオプションからのスワップ投資」FXオプション 具体的な作成事例FXオプションとはサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
14日のドル円相場ときょうのひとこと(2/17 月) ブログ

14日のドル円相場ときょうのひとこと(2/17 月)

 -------------2/14ドル円相場------------------------- 中国新型ウイルス懸念でドルと円がいずれも強含む中、最後まで方向感出ず。 OP109.806 HI109.910  LO109.700 CL109.775  -----------2/14主な出来事--------------------------- 08:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)+1兆6338億円 前回-1502億円  16:00 ドイツ 10-12月期GDP・速報値(前期比) 0.0% 前回+0.1%(0.2%) 予想+0.1% ドイツ10-12月期GDP・速報値(前年同期比)+0.4% 前回+0.5% 予想+0.4%  19:00 ユーロ12月貿易収支(季調済) +222億ユーロ 前回+192億ユーロ(191億ユーロ) 予想+193億ユーロ  19:00 ユーロ10-12月期GDP・改定値(前期比) +0.1% 前回+0.1% 予想+0.1% 22:30 アメリカ1月小売売上高(前月比) +0.3% 前回+0.3%(0.2%) 予想+0.3% 22:30 アメリカ1月小売売上高(除自動車)(前月比)+0.3% 前回+0.7%(0.6%) 予想+0.3% 23:15 アメリカ1月鉱工業生産(前月比) -0.3% 前回-0.3%(-0.4%) 予想-0.2%  23:15 アメリカ1月設備稼働率 76.8% 前回77.0% 予想76.8%  24:00 アメリカ2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 100.9 前回99.8 予想99.5  24:00 アメリカ12月企業在庫(前月比) +0.1% 前回-0.2% 予想+0.1%  --------2/14株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23687.59▼140.14豪ASX  7130.205 △26.977上海総合 2917.008 △10.935英FT   7409.13▼42.90独DAX  13744.21▼1.22NYダウ 29398.08▼25.23 日10年債利回り -0.0270%△0.0070豪10年債利回り 1.047%△0.005英10年債利回り 0.628%▼0.024独10年債利回り -0.401%▼0.015米02年債利回り 1.4279%▼0.0159米10年債利回り 1.5848%▼0.0325 NY原油 52.05 △0.63NY金 1586.40△7.60 ------------2/17注目材料---------------------------- <国内>08:50  10-12月期GDP・一次速報13:30  12月鉱工業生産確報13:30  12月設備稼働率 <海外> 米国祝日(プレジデンツデー)09:00  10-12月期シンガポールGDP・確定値09:01  2月ライトムーブ英住宅価格19:00  12月ユーロ圏建設支出22:00  1月ロシア鉱工業生産22:30  12月対カナダ証券投資23:00  レーンECB専務理事講演-----  ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル) ------------2/17きょうのひとこと-------------------- 中国の新型コロナウイルスは感染の拡大が続いていますが、震源地の湖北省では感染者と死者の増加ペースが鈍化。中国金融当局が連日で巨額の資金供給を実施している事もあって、市場は比較的落ち着いています。ウイルスそのものよりも、今後の世界経済への影響のほうを気にする向きが多いようです。ここ1カ月ほどで市場にはウイルスへの「耐性」が備わったものの、しばらくは「要経過観察」という事になりそうです。  本日もよろしくお願いいたします。
FXオプション基本事項その3 ブログ

FXオプション基本事項その3

前回の続きです。前回記事:FXオプション基本事項 まとめリスクの調整の事例 その1FXオプションは、投資家がリスクを選択して運用していくことができます。米ドル円現在値が110円だったとしましょう。FXであれば、「売り」「買い」ともに110円で売買するしか選択肢はありません。FXオプションは、現在値が110円でも権利行使価格109円や106円の売買ができます。参考例:利益を制限する代わりに低リスクにするという使い方 これは、米ドル円値が108.450円のときに権利行使価格106円のプットオプション売りを仕掛けたものです。プットオプション売りですので「上げれば利益・下げれば損失」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。「下げれば損失」なのですが、この仕掛けの損益分岐点は、105.644円です。損益分岐点計算式権利行使価格106円ープレミアム0.356=105.644円3月25日の権利行使日に米ドル円が105.644円以上の水準であれば最終利益を確保できます。米ドル円が108.450円のときに105.644円より下げない限り利益になるポジションです。こうすることで・・・損するリスクは一般のFXポジションに比べると相当低くできます。この参考例で紹介したポジションは、「リスクを抑えてスワップポイント部分を着実に取っていく」という発想で仕掛けたものです。リスクを抑えながら攻めていきたい方は、これと似たような形にすることで同じように低リスクでの運用が可能になります。事例その2:「損失を少なく」して「大変動」に備える仕掛け先程とは別に「利益を出す可能性は低くなる」けど「万が一の大変動」に備えるような仕掛け方もできます。参考例:米ドル円 移動平均線のデットクロスに合わせての売買 この中での「プットオプション買い 30万通貨」部分です。これは、2020年1月に米国とイランとの間で戦争になるかもしれないと言われた時期に「万が一の米ドル円大暴落」に備えて仕掛けたポジションです。米ドル円107.866円のときに権利行使価格107円のプットオプション買いを入れています。プットオプション買いですので、「下げれば利益・上げれば損失」で「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。大きく下げるようであれば利益になるのですが、下げなければ最終損失になる「利益を出しにくいポジション」です。もしも、この後に大きく下落するようであれば、このポジションが大活躍してくれる可能性がありました。結局、そのあとは下げていないため、このポジションは最終損失になりそうな状況です。それでも、どんなに上げても損失額は増えることはありません。こういう感じでリスク調整したポジションを作れます。リスク調整 4つのポイントFXオプションでリスク調整をするときのポイントは4つあります。コールオプションとプットオプションの選択「買い」か「売り」かの選択権利行使価格権利行使期日最初の2つについては既に何度も書いてきています。上げ相場を攻めるとき、FXオプションでの選択肢は2つあります。一般的に「買い」の方が損失リスクは高目になり、「売り」の方が損失リスクは低目になります。これらのリスクをさらに下げるか下げるかは、権利行使価格と権利行使期日で調整します。「権利行使価格」を現在値より話すことでリスクは大きく変化します。米ドル円110円の時に、権利行使価格106円のプットオプション売りを仕掛ければ米ドル円が106円を割らない限り損をしない「利益を出しやすいポジション」になります。満期日である「権利行使日」を調整することで、「得られる利益」や「失う損失」も選択できます。FXオプションでは、プレミアム価格決定要素に「時間的価値」があります。権利行使日が長くなれば長くなるほどプレミアムが大きくなる一番の要因が時間的価値です。「売り」方は、このプレミアムを受け取る側ですので、権利行使日が長くなればなるほど利益も大きくできます。ただ、権利行使日までの日数が長くなればなるほど、大きな為替変動が起きる可能性も高まります。「権利行使日」を決める際には、その辺の想定もしながら行います。権利行使日以降「FXオプション⇒FXポジション」への変換FXオプションは、一定条件を満たすと、そのままFXポジションに変換して保有し続けることができます。参考:FXオプション決済(清算) 3つの種類 この記事の「その3:権利行使日(満期日)到来によるFXポジションへの変換」の部分です。私が良く使うパターンは、これです。FXポジション変換で使うパターンプットオプション売り⇒FX買いポジションプットオプション売りポジション作成時に受け取ったプレミアムは、そのままですので、使い方次第で「安値で買いポジションを作る方法」としても活用できます。実際に、これまでも実際よりも2円くらい安値の米ドル円買いポジションを作ったりしてきています。いろんな仕組みを持つFXオプションは、FXを補完する使い方をすることで、私達投資家にとって有益なものとして活用していけます。これからも、その魅力を伝えていければと思っています。