26日のドル円相場ときょうのひとこと(1/29 月)

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----------1/26ドル円相場------------------------
 
日銀総裁発言で一時昨年9月11日以来の安値へ
 
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-----------1/26主な出来事---------------------------
 
16:20 カーニー英中銀(BOE)総裁
「英成長は持ち直しの動きが見られる」「BREXITは短期的に英経済に影響を与えている」
 
17:53 ポロズ・カナダ中銀総裁
「ドルは輸出業者にとって問題であるが、主要な影響はない」
 
18:30 (英) 10-12月期GDP・速報 (前期比) +0.5%
前回+0.4% 
予想+0.4%  
(英) 10-12月期GDP・速報 (前年比) +1.5%
前回+1.7% 
予想+1.4%  
 
22:00 トランプ米大統領
「米国はみなが成長できる将来を望む」「今が仕事や投資を米国に持ってくる最適な時期」「常に米国第一を重視するが、米国第一は米国の孤立を意味しない」「TPP加盟国と個別に交渉を検討する。もしくは、道理にかなえばTPPに参加する」
 
22:30 (加) 12月消費者物価指数 (前年比) +1.9% 
前回+2.1% 
予想+1.9% 
 
22:30 (米) 12月耐久財受注 (前月比) +2.9%
前回+1.3%→+1.7%
予想+0.8%  
(米) 12月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.6%
前回-0.1%→+0.3%
予想+0.6%  
 
22:30 (米) 10-12月期GDP・速報 (前期比年率) +2.6% 
前回+3.2% 
予想+3.0% 
(米) 10-12月期個人消費・速報 (前期比年率) +3.8% 
前回+2.2%
予想 +3.7% 
 
22:30 (米) 12月卸売在庫 (前月比) +0.2
前回+0.8%→+0.7%
予想+0.4%  
 
22:55 ムニューシン米財務長官「(2日前のコメントはドルを動かそうと意図したものではない」「(コメントの内容は)公平に述べたもの」「強いドルは米国とって最大の国益」
 
23:20黒田日銀総裁
「2%のインフレ目標ないし物価安定目標の達成を非常に難しく、かつ時間のかかるものにした要因は数多くあるが、ようやく目標に近い状況にあると思う」
 
28:00「黒田総裁はインフレ見通しを修正したわけではない」-日銀筋
 
------------1/26株式・債券・商品---------------------
 
 
日経平均 23631.88▼37.61
豪ASX ------
上海総合 3558.129△9.822
英FT 7665.54△49.70
独DAX  13340.17△41.81
NYダウ 26616.71△223.92
 
日10年債利回り 0.0780%▼0.0070
豪10年債利回り -----
英10年債利回り 1.444%△0.032
独10年債利回り 0.629%△0.018
米2年債利回り 2.1163%△0.0321
米10年債利回り 2.6599%△0.0430
 
NY原油 66.14 △0.63
NY金 1357.20▼10.80
 
------------1/29きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
16:00    独12月輸入物価指数
19:45    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
22:30    米12月個人消費支出(PCE)
22:30    米12月個人所得
22:30    米12月PCEコアデフレータ
25:00    クーレECB理事、講演
NAFTA再交渉第6回会合(モントリオール、最終日)
 
------------1/29きょうのひとこと----------------------
 
以下、ロイターニュースより抜粋です
 
「黒田総裁は、国内で根強いデフレマインドがなかなか克服できないことに加え、グローバル化が要因となりインフレが抑制されているとの認識を表明。このため、日銀は強力な金融緩和を追求することで日本経済、および物価の支援を継続するとの姿勢を示した。 ただ、こうしたなかでも賃金と物価が上昇する兆しは出ているとし、インフレ期待もやや上向いていると指摘。2%としている物価安定目標の達成を困難にしている多くの要因が存在しているものの、ようやく目標に近づいてきているとの認識を示した」
 
先日のムニューシン米財務長官のケースと同じで、26日の円買いは市場が発言の一部だけを切り取って過剰に反応したと言うしかありません。ただ、それは同時にドル安・円高に賭ける市場の意気込みという面もあるのかもしれません。
 
本日もよろしくお願いいたします。 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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