昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/14 木)
2017-12-14
FOMC利上げ発表後にドル売り強まる
OP-113.516 HI-113.573 LO-112.457 CL-112.527
-----------12/13主な出来事----------------------------
08:50 (日) 10月機械受注 (前月比) +5.0%
前回-8.1%
予想+2.9%
17:00 (南ア) 11月消費者物価指数 (前年比) +4.6%
前回+4.8%
予想+4.7%
18:30 (英) 11月失業者数 +0.59万人
前回+0.11万人→+0.65万人
(英) 11月失業率 2.3%
前回2.3%
(英) 8-10月週平均賃金前年比+2.5%
前回+2.2%→+2.3%
予想+2.5%
19:00 (ユーロ圏) 10月鉱工業生産 (前月比)+0.2%
前回 -0.6%→-0.5%
予想0.0%
20:00 (南ア) 10月小売売上高 (前年比) +3.2%
前回+5.4%→+5.7%
予想+5.3%
22:30 (米) 11月消費者物価指数 (前月比) +0.4%
前回+0.1%
予想+0.4%
(米) 11月消費者物価指数 (前年比) +2.2%
前回+2.0%
予想+2.2%
(米) 11月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7%
前回+1.8%
予想+1.8%
28:00 (米) FOMC政策金利を0.25% 引上げて 1.25-1.50% へ
声明
「労働市場が引き続き強化され、経済活動が堅実な上昇を続けていることを示している」
「労働市場が引き続き強化され、経済活動が堅実な上昇を続けていることを示している」
「インフレは短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には目標の2%付近で安定すると予測」「委員会は物価の動向を注意深く監視する」
経済見通し
GDP予測 2018年末+2.1%→+2.5%、2019年末+2.0%→+2.1%
失業率 2018年末4.1%→3.9%、2019年末4.1%→3.9%
コアPCEデフレーター 2018年末+1.9%→+1.9%、2019年末+2.0%→+2.0%
金利見通し
2018年末2.125%→2.125%(0.25%利上げ3回)
2019年末2.6875%→2.6875%(0.25%利上げ2.25回)
28:30 イエレン米FRB議長
「税制改革は今後数年、経済を押し上げる公算が大きい」
「経済見通しが正当化すれば保有債の償還資金再投資を再開する用意がある」
「労働市場の過熱容認すれば急激な引き締めが必要となるリスクが高まる」
「今年確認された予想外の軟調なインフレは概ね一時的とみられる」
「パウエル次期FRB議長はFRBを非常によく理解している」
------------12/14株式・債券・商品---------------------
------------12/14きょうの注目材料---------------------
<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
08:00 ブレイナード米FRB理事、講演
09:01 11月英RICS住宅価格
09:30 11月豪雇用統計
11:00 11月中国小売売上高
11:00 11月中国鉱工業生産
16:45 11月仏消費者物価指数・改定値
17:00 7-9月期南アフリカ経常収支
17:00 12月仏製造業PMI速報値
17:00 12月仏サービス部門PMI速報値
17:30 スイス中銀、政策金利発表
17:30 12月独製造業PMI速報値
17:30 12月独サービス部門PMI速報値
18:00 12月ユーロ圏製造業PMI速報値
18:00 12月ユーロ圏サービス部門PMI速報値
18:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
18:30 11月英小売売上高指数
18:30 11月南アフリカ卸売物価指数
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
21:00 BOE政策金利発表
21:00 BOE議事録
21:45 ECB政策金利発表
22:30 ドラギECB総裁、定例記者会見
22:30 10月カナダ新築住宅価格指数
22:30 米新規失業保険申請件数
22:30 11月米小売売上高
22:30 11月米輸入物価指数
24:00 10月米企業在庫
26:25 ポロズ・カナダ中銀総裁、講演
28:00 メキシコ中銀、政策金利発表
------ EU首脳会議(ブリュッセル、15日まで)
------------12/13きょうのひとこと---------------------
CPIでドル売りの準備体操を終えていたとはいえ、FOMC後は絵に書いたような「出尽くし売り」=「Sell the Fact」の動きとなりました。FRBは米税制改革の実現を見込んで成長率見通しを上方修正したようですが、これもむしろ「実現しなければ、見通しは引き下げられる」と受け止められた模様です。その税制改革については、共和党内で上院案と下院案のすり合わせが終了したようです。法人税率は再来年ではなく来年実施、税率は21%とする事で合意したと報じられてます。あとは、上下院にそれぞれ持ち帰り改めて採決という流れでしょうから、また一歩実現に近付いたと考えて良さそうです。FOMC後のドル売りは尾を引く事はないと思っています。
本日もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所