昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/30 月)

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 ----------10/27ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.966
HI 114.448
LO 113.643
CL 113.693
 
東京市場のドル円は、ユーロ売りの受け皿としてドルが買われる流れの中で底堅く推移。日本株の上昇も支えとなり114.20円台まで強含んだ。欧州市場でも114.30円台まで買いが先行したが、ポンド円をはじめクロス円が軒並み軟化すると一時114円台を割り込むなど神経質に上下。NY市場では強い米GDPを受けて114.448円まで上昇したが買いは続かず。カタルーニャの独立宣言を受けて米債に逃避的な買いが入ると(金利低下)、114円割れへと反落。次期FRB議長にパウエル氏有力と伝わると売りに拍車がかかり113.70円前後まで続落した。その後、株価の堅調を眺めて114円付近まで値を戻すも、週末の引けにかけて再び売りが強まると113.643円の安値を付けた。
 
-----------10/27主な出来事----------------------------
 
08:30 (日) 9月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.7% 
前回+0.7% 
予想+0.7% 
 
09:30 (豪) 7-9月期生産者物価指数 (前年比) +1.6% 
前回+1.7% 
 
12:00 豪高裁、二重国籍を保持していたジョイス副首相の当選無効の判決
 
21:30 (米) 7-9月期GDP・速報 (前期比年率) +3.0%
前回+3.1% 
予想+2.6%  
21:30 (米) 7-9月期個人消費・速報 (前期比年率) +2.4% 
前回+3.3%
予想 +2.1% 
 
22:29 スペインカタルーニャ州が独立を宣言
 
23:00 トランプ大統領、次期FRB議長にパウエル理事指名へ傾く -関係筋
 
23:00 (米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 100.7 
前回101.1 
予想100.7 
 
27:25 ラホイ・スペイン首相
「カタルーニャ自治州のプチデモン首相を解任」「カタルーニャ議会を解散し、12月21日に選挙を行う」
 
------------10/27株式・債券・商品----------------------
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------------10/30きょうの注目材料---------------------

<国内>
なし
 
<海外>
16:00    9月独小売売上高指数
17:00    10月スイスKOF景気先行指数
18:30    9月英消費者信用残高
18:30    9月英マネーサプライM4
19:00    10月ユーロ圏消費者信頼感指数
21:30    9月米個人消費支出(PCE)
21:30    9月米個人所得
21:30    9月米PCEコアデフレータ
22:00    10月独消費者物価指数(CPI)速報値
 
------------10/30きょうのひとこと----------------------
 
ドル円は114円台半ばの壁にまたしても行く手を阻まれた格好です。ドルの先高感は維持しつつも、114円台のドル買いには慎重にならざるを得ないところでしょう。次期FRB議長人事や税制改革にロシアゲート疑惑(きょうにも初の訴追者が出る可能性も)など、良くも悪くも米政治に市場の関心が集まっています。(昨年末にも同じ事を言った気もしますが)大統領がトランプだけに、「良い目(カード)が出るか悪い目が出るか」が全く読めません。
 
本日もよろしくお願いいたします。

参照元:外為どっとコム総合研究所

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