22日のドル円相場ときょうのひとこと(9/25 月)

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----------9/22ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.472
HI 112.556
LO 111.652
CL 111.982
 
東京市場は、北朝鮮リスク再燃で112円割れ。北朝鮮外相の水爆実験発言をきっかけに円買いが強まると、断続的にストップロスを巻き込みながら111.652円まで下落した。その後は下げ渋ったが、112円台に戻すと上値が重い。欧州市場は、きっかけ待ちの様相で112円ちょうどを挟んでもみ合った。NY市場に入っても、株や長期金利に大きな動きなく推移。北朝鮮への警戒感はアジア市場ほどには高まらなかったが、FRB要人発言にも耳を貸すことなく小動きが継続。112.00円ちょうどを挟んだもみ合いのままクローズへと向かった。
 
-----------9/22主な出来事----------------------------
 
07:10 キム朝鮮労働党委員長(トランプ米大統領の制裁強化に対して)
・史上最高の強硬対抗措置を慎重に検討
 
09:50 李北朝鮮外相
・太平洋で過去最大級のの水爆実験も
 
16:00(仏) 9月製造業PMI・速報 56.0
前回55.8
予想55.5
(仏) 9月サービス業PMI・速報57.1
前回54.9
予想54.8
 
16:30(独) 9月製造業PMI・速報60.6
前回59.3
予想59.0
(独) 9月サービス業PMI・速報55.6
前回53.5
予想53.7
 
17:00(ユーロ圏) 9月製造業PMI・速報58.2
前回57.4
予想57.2
(ユーロ圏) 9月サービス業PMI・速報55.6
前回54.7
予想54.8
 
20:10 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
・年内にもう一度利上げが行われる可能性はある
・FF金利の新たな中立水準は2.5%程度
・今後数年間はFF金利が優先的な政策ツールになる
 
21:30(加) 8月消費者物価指数 (前月比)+0.1%
前回0.0%
予想+0.2%
(加) 8月消費者物価指数 (前年比)+1.4%
前回+1.2%
予想+1.5%
 
21:30(加) 7月小売売上高 (前月比)+0.4%
前回+0.1%→0.0%
予想+0.2%
(加) 7月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%
前回+0.7%→+0.4%
予想+0.4%
 
22:30 メイ英首相
・EUにとって最大の友人かつパートナーになることを模索する
・1月に打ち出した英国の目標、変わっていない
・離脱交渉、具体的な進展あった
・英国は単一市場と関税同盟から離脱する
・関税を課す必要はない」
・EUに移行期設定を求める
・移行期は時間制限があるべきだ」
・英国が求める移行期は2年前後
 
22:43 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁
・FRBの見通しはインフレが2%に達する確信を示す
 
コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁
22日23:35「ビットコインは一種の投機であり、通貨ではない」
 
26:48 カプラン米ダラス連銀総裁
・ハリケーンハービーから打撃を受けた第3四半期のGDPは、第4四半期に立ち直るだろう
・12月の利上げに対して予断を持っていない
・インフレ減速、一部は一過性のものではない
 
29:38
ムーディーズ、英格付けを「Aa1」から「Aa2」に引き下げ 見通しは「安定的」
 
------------9/22株式・債券・商品----------------------
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 ------------9/25きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
未定    9月月例経済報告
14:00    7月景気動向指数改定値
14:30    黒田日銀総裁、あいさつ
 
<海外>
16:00    コンスタンシオECB副総裁、講演
17:00    9月独Ifo景況感指数
18:15    メルシュECB理事、講演
21:30    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
22:00    ドラギECB総裁、講演
25:40    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
 
 
------------9/25きょうのひとこと----------------------
 
北朝鮮とアメリカの罵りあいは、いつの間にか殴りあいに変わらないか心配になってくるほどエスカレートしています。それでもリスク回避の円買いに大きく傾かないのは、日米の「金融政策の温度差」や、米減税期待に本邦解散総選挙(後の追加経済対策)などがドル買い・円売りに繋がる材料として意識されているためでしょう。ドル円相場は、強弱双方の材料が混在する中、どちらがより強いか吟味しつつ、方向感を探るタイミングに差し掛かっているようです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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