昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/15 金)

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----------9/14ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.462
HI 111.039
LO 110.066
CL 110.267
 
東京市場は、110.70円台まで買いが先行するも、北朝鮮がミサイル発射準備との報道を受けて失速。午後は110.40-50円台でもみ合った。欧州市場は110.30円台まで小緩んだが、英中銀の早期利上げ観測が浮上すると、低金利の円を売る動きが強まり110.60円台に持ち直した。NY市場に入りCPIが上ブレすると111.039円まで上昇して月初来高値を更新。しかし、CPIを受けて2.22%台まで上昇していた米10年債利回りが、北朝鮮のミサイル発射準備の(再)報道を受けて急低下すると、ドル円も失速。引けにかけても、北朝鮮リスクを避けようと断続的にドル売り円買いが出て110.20円台へと反落して取引を終えた。
 
-----------9/14主な出来事----------------------------
 
 
10:30 (豪) 8月就業者数 +5.42万人 
前回+2.79万人→+2.93万人
予想+2.00万人 
 
10:30 (豪) 8月失業率 5.6% 
前回5.6% 
予想5.6%
 
11:00 (中国) 8月鉱工業生産 (前年比) +6.0%
前回+6.4% 
予想+6.6%  
 
11:00 (中国) 8月小売売上高 (前年比)  +10.1%
前回+10.4% 
予想+10.5% 
 
16:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75% に維持
 
20:00 (英) BOE政策金利を0.25% 二維持
 (英) BOE議事録
・政策金利は7対2で据え置き
・サンダース氏、マカファーティー氏が利上げを主張
・経済が引き続き成長し、インフレ圧力が上昇し続ければ、今後数カ月以内に利上げを実施する必要
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00%に維持
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 28.4万件
前回29.8万件 
予想30.0万件  
 
21:30 (米) 8月消費者物価指数 (前月比) +0.4%
前回+0.1% 
予想+0.3%  
(米) 8月消費者物価指数 (前年比) +1.9%
前回+1.7% 
予想+1.8%  
(米) 8月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7%
前回+1.7% 
予想+1.6%  
 
21:30 (加) 7月新築住宅価格指数 (前月比) +0.4% 
前回+0.2% 
予想+0.4% 
 
24:30 カーニーBOE総裁「自分も向こう数カ月で金融緩和縮小を見込んだ1人」
 
------------9/14株式・債券・商品----------------------
 
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------------9/15きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
16:00   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演
17:50   ブリハ英MPC委員、講演
18:00   ユーロ圏7月貿易収支
21:30   米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30   米8月小売売上高
22:15   米8月鉱工業生産指数
22:15   米8月設備稼働率(予想:76.7%)
23:00   米9月消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:95.0)
23:00   米7月企業在庫(予想:前月比0.2%)
-----   ユーロ圏財務相会合(タリン)
-----   欧州連合(EU)財務相理事会(タリン、16日まで)
 
------------9/15きょうのひとこと----------------------
 
今朝7時前後にまたしても北朝鮮が東北・北海道方面に向けてミサイルを発射しました。これを受けてドル円は一時109.50円台に差し込みましたが、5・10日の仲値買いの力も借りて、発射前の水準である110.20円台に戻しています。1.昨日来の報道で発射がある程度想定されていた、2.規模やスケールが前回並み、3.実際の被害は出ていない様子、などが下げ渋りの背景と思われます。
 
本日もよろしくお願いいたします。

参照元:外為どっとコム総合研究所

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