昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/14 金)
2017-07-14
----------7/13ドル円相場概況---------------------
OP 113.161
HI 113.526
LO 112.857
CL 113.274
東京市場は、イエレン証言の余韻で上値が重い。113.526円まで謎買いが先行するも早々に息切れすると株価の伸び悩みも相まって112.857円まで反落した。欧州市場にかけても上値が重く113円台を出たり入ったりのもみ合いが続いた。NY市場では、ECB絡みの報道で欧米長期金利が上昇する中、日銀絡みの報道で円安が進行。ただ、113.50円台には乗せきれずに伸び悩むと、113.20円台に押し戻されてクローズした。
-----------7/13主な出来事----------------------------
08:01 (英) 6月RICS住宅価格 +7%
前回+17%
予想+15%
12:22 (中国) 6月貿易収支 +428.0億USD
前回+408.1億USD→+407.9億USD
予想+426.0億USD
20:00 ECB、9月会合でQEを段階的に縮小する計画を公表する可能性-WSJ
21:30 (米) 6月生産者物価指数 (前月比) +0.1%
前回0.0%
予想0.0%
(米) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.0%
前回+2.4%
予想+1.9%
(米) 6月生産者物価指数 (コア:前年比) +1.9%
前回+2.1%
予想+2.0%
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.7万件
前回24.8万→25.0万件
予想24.5万件
21:30 (加) 5月新築住宅価格指数 (前月比) +0.7%
前回+0.8%
予想+0.3%
21:30 日銀、2%物価目標達成時期について先送りを含め議論-ロイター
22:30 イエレンFRB議長、上院で証言
・ボルカールールは複雑。負担を軽減する方法を見出せる
・インフレを非常に注意深く見守っている
・インフレが2%目標を下回っていることを重々承知している
・保有資産の縮小期、長期金利はいくらか上昇へ
------------7/13株式・債券・商品----------------------
---------7/14きょうの注目材料-------------------------
<国内>
13:30 5月鉱工業生産確報
<海外>
17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:00 ユーロ圏5月貿易収支
20:00 米JPモルガン・チェース第2四半期決算
21:00 米シティ・グループ第2四半期決算
21:30☆ 米6月消費者物価指数
21:30☆ 米6月小売売上高
22:15☆ 米6月鉱工業生産指数
22:15 米6月設備稼働率
22:30 カプラン米ダラス連銀総裁、講演
23:00☆ 米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
23:00 米5月企業在庫
--------7/14きょうのひとこと-------------------------
足元の米インフレ鈍化を巡り、様々な見方が交錯する中、今夜は米6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まりそうです。また、同時刻に6月小売売上高、少しおいて6月鉱工業生産、さらに7月ミシガンと、今夜のNYタイムは材料の大盤振る舞い状態です。金曜日(日本は3連休前)とあって、消化不良を起こさないか少し心配になるほどです。
本日もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所