23日のドル円相場ときょうのひとこと(6/26 月)
2017-06-26
----------6/23ドル円相場概況---------------------
OP 111.270
HI 111.429
LO 111.153
CL 111.276
東京市場は、時間外取引のNY原油が底堅く、それつれて米長期金利も底堅く推移する中、ドル円も下値は堅かった。ただ、買い材料にも乏しく仲値公示後は上値が重く、111.20-40円台の狭いレンジでもみ合った。欧州市場は株安を背景に111.153円まで小緩むなど、上値は重かったが、引き続き決め手なくもみ合い継続。NY市場でも、経済指標や金融政策当局者の発言には大きく反応することなく111.10-30円台という狭いレンジ内での往来が続いた。終わってみれば、ハナから動かないと決めていたかのような頑なな膠着相場であった。
-----------6/23主な出来事----------------------------
16:00
(仏) 6月製造業PMI・速報 55.0
前回53.8
予想54.0
(仏) 6月サービス業PMI・速報 55.3
前回57.2
予想57.0
16:30
(独) 6月製造業PMI・速報 59.3
前回59.5
予想59.0
(独) 6月サービス業PMI・速報 53.7
前回55.4
予想55.4
17:00
(ユーロ圏) 6月製造業PMI・速報 57.3
前回57.0
予想56.8
(ユーロ圏) 6月サービス業PMI・速報 54.7
前回56.3
予想56.1
21:30
(加) 5月消費者物価指数 (前月比) +0.1%
前回+0.4%
予想+0.2%
(加) 5月消費者物価指数 (前年比) +1.3%
前回+1.6%
予想+1.5%
23:00
(米) 5月新築住宅販売件数 61.0万件
前回56.9万件(59.3万件)
予想59.0万件
25:48 ブラード米セントルイス連銀総裁
・バランスシート縮小は利上げしない会合で行う可能性
・バランスシート縮小は9月開始の可能性
26:23 メスター米クリーブランド連銀総裁
・徐々に緩和を解除すべき時
・米経済を減速するため利上げするわけではない
・最近のインフレデータにおける見通しの変化はない
・年内のバランスシート縮小を支持
------------6/23株式・債券・商品----------------------
日経平均 20132.67(△22.16)
上海総合3157.87(△10.42)
英FT 7242.13(▼15.16)
独DAX12733.41(▼60.59)
NYダウ21394.76(▼2.53)
日10年債0.0540%(△0.0120)
豪10年債2.652% (▼0.004)
英10年債1.031% (△0.016)
独10年債0.255%(△0.003)
米2年債 1.340%(0.000)
米10年債2.142%(▼0.005)
NY原油 47.83(△0.50)
NY金 1224.20(△5.30)
---------6/26きょうの注目材料-------------------------
<国内>
08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15-16日分)
<海外>
14:20 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
17:00 6月独Ifo企業景況感指数
21:30 5月米耐久財受注
24:00 ドラギECB総裁、講演
26:00 米2年債入札(260億ドル)
--------6/26きょうのひとこと------------------------
先週のドル円の値幅は1.04円と、少なくとも今年最少を記録しました。6月末=上半期末の最終週という時期的な要因もあって、このままでは今週も小動きが続いてしまうかもしれません。米6月消費者信頼感指数(27日)や米5月PCEデフレーター(30日)などの経済指標や、イエレンFRB議長(27日)らの要人発言など、材料は決して少なくないので、こうしたイベントでどこまで動意を揺り起こせるかといったところです。
今週もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所