18日のドル円相場ときょうのひとこと(12/21 月)
2020-12-21
ドル安一服。米追加経済対策協議と英・EU通商交渉の不透明感でドル買い戻し。
OP103.129 HI103.592 LO103.089 CL103.313
-----------12/18主な出来事---------------------------
08:30 日本11月消費者物価指数・除生鮮食(前年比)-0.9%
予想-0.7%
前回-0.9%
12:13 日銀、政策金利-0.10%、10年債利回り目標0.00%を据え置き
「コロナ特別プログラム、来年9月まで延長」
「各種の施策を点検、3月会合をめどに結果を公表」
「2%実現のためより効果的で持続的な金融緩和の点検」
15:30 黒田日銀総裁会見
「YCCや資産買い入れなど各種の政策を点検する」
「オーバーシュート型コミットメントやマイナス金利を見直すことはない」
「新型コロナ特別プログラムは必要なら更なる延長を検討」
「物価2%目標は主要国間の為替安定に通じている」
「2%の物価目標の達成目指して緩和を続ける」
「新たな政策を導入するかは点検の結果次第」
「より効果的・持続可能な緩和手段の検討価値が十分ある」
「為替は現時点で強く懸念するとか景気への影響考える必要はないが引き続き注視」
「より短い年限をYCCのターゲットにすることは考えていない」
16:00 ドイツ11月生産者物価指数(前月比)+0.2%
予想+0.1%
前回+0.1%
16:00 イギリス11月小売売上高(前月比) -3.8%
予想+1.2%(1.3%)
前回-4.2%
17:09 バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官
「合意への障害は大きいまま」
「合意の可能性はあるが、その道筋は狭まっている」
18:00 ドイツ 12月IFO企業景況感指数 92.1
予想90.7(90.9)
前回90.0
22:30 アメリカ7-9月期経常収支 -1785億ドル
予想-1705億ドル(-1614億ドル)
前回-1890億ドル
22:30 カナダ 10月小売売上高(前月比) 0.4%
予想+1.1%(1.9%)
前回+0.2%
24:00 アメリカ11月景気先行指数(前月比) +0.6%
予想+0.7%(0.8%)
前回+0.5%
--------12/18株式・債券・商品-------------------------
日経平均 26763.39▼43.28
豪ASX 6675.468▼81.205
上海総合 3394.896▼9.997
英FT 6529.18▼21.88
独DAX 13630.51▼36.74
NYダウ 30179.05▼124.32
日10年債利回り 0.010%▼0.001
豪10年債利回り 0.986%▼0.001
英10年債利回り 0.249%▼0.038
独10年債利回り -0.571%▼0.001
米02年債利回り 0.1210% 0.0000
米10年債利回り 0.9462%△0.0133
NY原油 49.10△0.74
NY金 1888.90▼1.50
------------12/21注目材料-----------------------------
<国内>
特になし
<海外>
17:30 11月香港消費者物価指数
24:00 12月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
27:00 米20年債入札
------------12/21きょうのひとこと---------------------
イギリスの新型コロナ異変種は感染力が7割増しだとか。さらにはEUとの通商交渉も進展なし。ポンドはダブルパンチでマドを開けて下落スタートです。米国の追加経済対策協議が暫定合意に至った事で、年内に残された重要イベントは英・EU通商交渉くらいものものです。英国が「FTAなき離脱」を回避できるか、市場は残り数日間の協議の行方に翻弄されそうです。
本日もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所