昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/11 金)
2020-09-11
-------------9/10ドル円相場-------------------------
荒ぶるユーロとポンドの脇役としてドルと円がシンクロ。
OP106.153 HI106.296 LO105.983 CL106.134
-----------9/10主な出来事---------------------------
08:50 日本7月機械受注(前月比) +6.3%
前回-7.6%
予想+1.9%
20:30 バルニエEU首席交渉官
「英国との交渉は何も進展がなかった-EU大使らに警告」
20:45 ECB政策金利を0.00%に維持(預金ファシリティ金利-0.5%に維持)
「パンデミック緊急資産購入プログラム(PEPP)を1.35兆ユーロで維持」
「PPEPは少なくとも2021年6月末まで継続」
「政策金利はインフレ目標に近づくまで現水準かそれ以下に」
21:30 ラガルドECB総裁定例記者会見
「データは強いリバウンドを示唆している」
「必要に応じて全ての政策手段を調整する用意がある」
「ECBはユーロ相場のインフレへの影響を慎重に判断する」
「ユーロの上昇については話し合ったが、ECBは為替をターゲットにしない」
「ユーロを注意深く監視する必要がある」
「ユーロの上昇が価格に悪影響を与える、これについては広範囲で話し合った」
21:30 ECBスタッフ予測
「2020年GDP見通しは-8.0%(6月予測-8.7%)」
「2021年GDP見通しは+5.0%(6月予測+5.2%)」
「2022年GDP見通しは+3.2%(6月予測+3.3%)」
「2020年HICP見通しは+0.3%(6月予測+0.3%)」
「2021年HICP見通しは+1.0%(6月予測+0.8%)」
「2022年HICP見通しは+1.3%(6月予測+1.3%)」
21:30 アメリカ8月生産者物価指数(前月比) +0.3%
前回+0.6%
予想+0.2%
アメリカ8月生産者物価指数(前年比) -0.2%
前回-0.4%
予想-0.3%
21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 88.4万件
前回88.1万件(88.4万件)
予想85.0万件
23:00 アメリカ7月卸売在庫(前月比) -0.3%
前回-1.4%
予想-0.1%
・EU、英に国内市場法案の取り下げを要請
・欧州委員会声明「離脱合意の条件に反する事は国際法違反であり、信頼を損ない、将来の関係を巡る現在進行中の交渉を脅かす」
・英国は法案の取り下げを拒否
--------9/10株式・債券・商品-------------------------
日経平均 23235.47△202.93
豪ASX 5908.517△29.888
上海総合 3234.823▼19.805
英FT 6003.32▼9.52
独DAX 13208.89▼28.32
NYダウ 27534.58▼405.89
日10年債利回り 0.028%▼0.003
豪10年債利回り 0.93%△0.04
英10年債利回り 0.23%▼0.01
独10年債利回り -0.43%△0.04
米02年債利回り 0.139%▼0.008
米10年債利回り 0.677%▼0.023
NY原油 37.30▼0.75
NY金 1964.30△9.40
------------9/11注目材料-----------------------------
<国内>
特になし
<海外>
15:00 英7月GDP
15:00 英7月貿易収支
15:00 英7月鉱工業生産指数
15:00 英7月製造業生産高
15:00 独8月消費者物価指数・改定値
15:00 独7月卸売物価指数
15:50 ビルロワ仏中銀総裁講演
16:00 トルコ7月経常収支
17:00 バイトマン独連銀総裁講演
17:50 シュナーベルECB専務理事講演
18:30 ラガルドECB総裁講演
18:45 メルシュECB専務理事講演
20:00 7月メキシコ鉱工業生産
21:00 レーンECB専務理事講演
21:30 カナダ4-6月期設備稼働率
21:30 米8月消費者物価指数
27:00 米8月財政収支
‐--- EU財務相理事会
------------9/11きょうのひとこと---------------------
ユーロが全面的に上昇しましたが、ユーロに対するドルと円の下げ方は概ね同じでした。また、ポンドが全面的に下落しましたが、ポンドに対するドルと円の上げ方も概ね同じでした。よって、ユーロ/ポンドは急騰しましたがドル/円は膠着しましたとさ。
本日もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所