昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/20 水)
2020-05-20
-------------5/19ドル円相場-------------------------
日銀臨時会合の報道で108.086まで上伸。しかしコロナワクチンの有効性に疑問の報道で米株が下落したため107円台後半に押し戻された。
OP107.280 HI108.086 LO107.255 CL107.708
-----------5/19主な出来事---------------------------
10:30 RBA議事録
「新型コロナウイルスのパンデミックにより豪経済は『前例のない』著しい縮小に直面」
「財政・金融両面の大規模な刺激策が打撃を和らげる見込み」
「基本シナリオでは今年上半期のGDPが10%、年間では6%、それぞれ減少すると予想」
12:12 トランプ米大統領(テドロスWHO事務局長への書簡で)
「30日以内に実質的な改善にコミットしない場合は資金拠出の恒久的な凍結を行う」
15:00 イギリス4月失業保険申請件数+85.65万件
前回+1.22万件(0.54万件)
イギリス4月失業率 5.8%
前回3.5%
15:00 イギリス1-3月失業率(ILO方式)3.9%
前回4.0%
予想4.4%
17:15 日銀、22日に臨時会合
18:00 ドイツ5月ZEW景況感調査(期待指数) 51.0
前回28.2
予想32.0
21:30 アメリカ4月住宅着工件数(年率換算) 89.1万件
前回121.6万件(127.6万件)
予想90.0万件
アメリカ4月建設許可件数(年率換算) 107.4万件
前回135.3万件(135.6万件)
予想100.0万件
23:20 ムニューシン米財務長官
「経済は第3、第4四半期から来年にかけて改善すると予想」
「雇用の数字はさらに悪化し、その後改善すると予想」
「6月は非常に厳しい月になるだろう」
23:36 パウエルFRB議長
「FRBと議会はさらなる景気支援を打ち出す必要」
「メインストリート貸付プログラムやその他プログラムは5月末までに整うと予想」
「新型コロナウイルスの州や地方自治体への影響を考慮することが重要」
「FRBが対応できるのは州政府および地方政府の短期的な資金需要のみ」
「長期の失業は経済を何年も圧迫する可能性」
「米経済はこれまでにない大規模なショックに直面」
---- 医科学メディアSTAT
「(モデルナの)初期段階での小規模治験データは有効性を評価する上で重要な意味を持たない」
--------5/19株式・債券・商品-------------------------
日経平均 20433.45△299.72
豪ASX 5559.521△98.980
上海総合 2898.576△23.159
英FT 6002.23▼45.36
独DAX 11075.29△16.42
NYダウ 24206.86▼390.51
日10年債利回り 0.006%△0.013
豪10年債利回り 0.979%△0.067
英10年債利回り 0.245%▼0.012
独10年債利回り -0.464%△0.003
米02年債利回り 0.1652%▼0.0120
米10年債利回り 0.6882%▼0.0375
NY原油 31.96△2.39
NY金 1745.60△11.20
------------5/20注目材料----------------------------
<国内>
08:50 3月機械受注
<海外>
10:30 中国ローンプライムレート(LPR)
15:00 4月英消費者物価指数
15:00 4月英小売物価指数
15:00 4月英卸売物価指数
17:00 3月ユーロ圏経常収支
18:00 4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・改定値
20:00 2月南アフリカ小売売上高
21:30 3月カナダ卸売売上高
21:30 4月カナダ消費者物価指数
22:30 ベイリーBOE総裁、ブロードベントBOE副総裁、カンリフBOE副総裁、議会証言
23:00 5月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
23:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
23:30 EIA週間在庫統計
25:00 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
26:00 米20年債入札
27:00 FOMC議事録(4月28-29日分)
------------5/20きょうのひとこと--------------------
日銀の臨時会合は、黒田総裁が「6月の会合を待たずに」と発言していた事からも、ある程度は既定路線です。臨時会合で打ち出すと見られる中小企業などへの資金繰り支援策についても、既に総裁が執行部への検討を指示していた事が明らかになっているものです。108円台前半の上値抵抗を突破するにはネタとしてちょっと弱いのではないでしょうか。
本日もよろしくお願いいたします。
参照元:外為どっとコム総合研究所