米ドル円買いのみで「みんなのリピート注文」で勝ち抜くためのルール
2020-05-20
「みんなのリピート注文+手動売買」の運用は、売買ルールを3つに分けて管理しています。資金管理ルール自動売買ルール主導売買ルール今回は「自動売買ルール」です。自動売買ルール 内容自動売買で使っている「みんなのリピート注文」は、「みんなのシストレ口座」で提供されている自動売買ストラテジーの一つです。私の自動売買は、「放置に近い」ものの「一定のルールで管理」しながらやっています。これは、リピート系自動売買で大失敗しないために大切な部分だと思っています。みんなのリピート注文による自動売買は、以下のルールで運営しています。自動売買ルール自動売買設定:米ドル円買い100万円で1000通貨目安(現在売買数量3000通貨)売買本数最大50本小分け基準:20本を1セットを目安とする。買いポジションが規定本数になったら新規取引停止する新規取引停止する前に保有ポジションの「自動決済停止」をする停止後は2週間自動売買しない。再稼働目安は、「底値が見えた感じがでたところ」にする売買数量増加の目安:相場下落時に余力があると判断できる時「米ドル円買いのみの設定」については、連載中ですでに説明してある部分です。参考記事:手動売買併用の優位性と運用通貨絞り込みの理由使っている「みんなのリピート注文」はこれです。薄赤色の「【USDJPY】みんなのリピート注文_買」が、現在私が使っているストラテジーです。自動売買運用通貨ペアは、手を拡げずに絞りこんでいます。既に書いたのですが、通貨ペアを絞り込むことで「運用ストレス減」「方向転換を迅速にできる」などとメリットがあります。参考記事:みんなのリピート注文運用 基本構造 その一方で、1通貨ペアに絞りこんでいることで「その通貨が大きく下落した時」のリスクも意識しておかねばなりません。自動売買ルールは、そのリスクに対応することを主目的に作成しています。自動売買数量の基準私は、「運用資金100万円で自動売買1本の売買数量1000通貨」目安でやっています。現実の売買数量は先週2000通貨⇒3000通貨に増やしています。参考記事:みんなのリピート注文 売買数量増加のお知らせ 【2020年5月12日】 運用資金500万円ですの、本当は1本の売買数量5000通貨まで増やせます。ただ、いきなり5000通貨まで増やすつもりはありません。いきなり規定上限の仕掛けをするのは、リピート系自動売買で失敗し易いパターンだからです。こういう運用は、最初のうちは「早く利益を大きく出そう」という気持ちが強くなりがちで無理をしやすいものでもあります。その気持ちのままに運用していると、ポジションが大きくなりすぎて大きな変動で一気に資金を失う原因を作ってしまいます。最初は基準よりも少な目にして、段々と増やしていく。こうした方が、無理なく利益を積み上げる流れに乗りやすいと感じています。売買本数を小分けにする自動売買で保有するポジションの本数は最大50本と決めています。ただし、完全放置で50本の自動売買ポジションを作ることはしません。私は、50本を2~3つに小分けすることで、大きな下落にも対応できる運用スタイルにしています。大きな下げ相場を、完全放置で30銭幅で50本買い下がると、30銭×50本=15円の下げまでしか買い下がれません。15円の下げで最大本数50本になるのでは、20円・30円規模の大きな下げになったときには強制ロスカットのリスクが高まります。。私は、「米ドル円30円規模の下げに対応」させるつもりで「みんなのリピート注文」を管理しています。「30円規模の下げでも最大50本の買いポジション」この形で収めていければ、強制ロスカットで口座を飛ばしてしまうリスクはかなり低くなります。そのために、「売買を小分け」にしています。「下げの勢いが激しい」あるいは「買いポジション数量が規定本数となった」ときに、自動売買を一旦止めます。その後、「下げの勢いが鈍った」あるいは「上げ転換した」と感じるようなところで自動売買を再開させます。具体的には、「20本で1セット」を目安にしています。自信のないときなどは「10本で1セット」などということもあります。この考えをルールにしたのがこの部分です。売買を小分けにしていくためのルール売買本数最大50本小分け基準:20本を1セットを目安とする。買いポジションが規定本数になったら新規取引停止する新規取引停止する前に保有ポジションの「自動決済停止」をする停止後は2週間自動売買しない。再稼働目安は、「底値が見えた感じがでたところ」にする細かく書いてあるようですが、内容は単純です。ルールとして列挙してあるのでいろいろ書いてあるように見えるだけです。規定本数になったら、自動売買を一旦止めます。みんなのリピート注文では、「新規取引停止」というボタンを押すことで自動売買が止まります。この時に注意すべきことが、「自動売買で作った買いポジションの取扱」です。そのまま新規取引停止をすると「自動売買で作ったポジションが全て決済されてしまう」仕組みになっているからです。「自動売買で作ったポジションを残す」には、対象ポジションを「自動決済停止」にしておかねばなりません。この作業をしてから「みんなのリピート注文」の「新規取引停止」をすることで、自動売買で作った買いポジションを残して「みんなのリピート注文」の自動売買を止めることができます。この後は、「下げの勢いが鈍った」あるいは「上げ転換した」と感じるところまで待ちます。私の基準では、「最低2週間は強制的に待つ」ことにしています。これ「自分の焦り」を止めるための措置です。やってみるとわかるのですが、「自動売買を止めた後」というのはすぐに再稼働したくなるものです。「止めていると損してしまう」という気持ちになってしまいがちなんです。こういう「焦り」を持ちながらすぐに自動売買を再開しても、失敗しやすいものです。大きな相場の流れは、そんなに簡単に変わるものではありません。特に、米ドル円は「動き出したら5円や10円一気に動く」傾向があります。動きが止まったと判断できるまでは数週間くらいかかることが多いです。大き目の下落であればあるほど、強制的に待つ期間を作ることで底値近辺で自動売買を再開し易くなります。こんな感じで、2週間経過して「底が見えた感じ」がでてきたら再稼働させます。売買数量増加の目安運用を続けていって、資金も増加してくれば「自動売買の売買数量増加の検討」をする時期が必ず来ます。この売買数量増加のタイミングって大切なんです。失敗例の多くが、「天井圏で買いポジション数量増加」あるいはその逆の「大底圏で売りポジション数量増加」するようなことをしてしまい苦しんでしまうパターンです。「調子良く利益がでている。もっと儲けたい」・・・こんな気持ちのときに1本の売買数量を増やそうとすると、大体そのあとに苦しい思いをします。これを避けるために作ってあるルールが自動売買一番最後の一文です。「売買数量増加の目安:相場下落時に余力があると判断できる時」米ドル円買いポジションでやっている自動売買ですので、相場下落時には相応の含み損となっています。こういう時期は「弱気」になりやすいもので、「売買数量を増やそう」という意欲が萎えやすいときです。それでも、「まだ資金に余裕があるから売買数量を増やそう」となれば増やしていこうという意味で作ったルールです。何事も絶対はありませんが、こういう時期に増やす形にすれば、大失敗はしにくいものです。
参照元:お気楽FX 相場生活入門編