昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 金)
2019-09-20
--------------9/19ドル円相場-------------------
日銀の政策据え置き(追加緩和見送り)で円が上昇し107.787まで軟化。それでも107円台後半では下値も堅く、108円台に値を戻してクローズ。
OP108.420 HI108.471 LO107.787 CL108.043
-----------9/19主な出来事--------------------------
07:45 ニュージーランド4-6月期GDP(前期比) +0.5%
前回+0.6%
予想+0.4%
10:30 オーストラリア8月新規雇用者数 +3.47万人
前回+4.11万人(3.64万人)
予想+1.50万人
オーストラリア8月失業率 5.3%
前回5.2%
予想5.2%
11:50 日銀、金融政策の現状維持を決定
15:30 黒田日銀総裁、定例記者会見
「(金融緩和の余地について)単純に名目金利を比較すると、FRBと比べると少ないかもしれない。しかしECBと比較すると金融緩和の余地がある」
「金融緩和は前回会合より前向きになった」
「適切なイールドカーブになるように必要な調整を行うことになる」
「追加緩和の場合でも、大きな変更が必要だとは思っていない」
17:00 ユーロ7月経常収支(季調済)+205億ユーロ
前回+184億ユーロ
17:30 イギリス8月小売売上高(前月比) -0.2%
前回+0.2%(0.4%)
予想0.0%
20:00 BOE、政策金利を0.75%に維持、資産買取プログラムも4350億ポンドに維持
20:00 MPC議事要旨
・金利据え置きは9対0、資産買取プログラムの維持も9対0で決定
・第3四半期GDP見通しを0.3%から0.2%へ下方修正
・今年のインフレは2%を下回る水準を維持するだろう
・円滑なブレグジットおよび世界経済が回復すれば、利上げは限定的で段階的ながらも必要だろう
21:30 アメリカ4-6月期経常収支 -1282億ドル
前回-1304億ドル(-1362億ドル)
予想-1278億ドル
21:30 アメリカ9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数12.0
前回16.8
予想11.0
21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 20.8万件
前回20.4万件(20.6万件)
予想21.3万件
23:00 アメリカ8月景気先行指数(前月比) 0.0%
前回+0.5%(0.4%)
予想+0.1%
23:00 アメリカ8月中古住宅販売件数(年率換算) 549万件
前回542万件
予想537万件
26:10 ユンケル欧州委員長
「我々はブレグジットを巡り合意できる」
「アイルランド国境問題の解決策『バックストップ(安全策)』削除の準備をしている」「10月31日までに合意できると考える」
---------9/19株式・債券・商品-----------------------
日経平均 22044.45△83.74
豪ASX 6717.476 △35.882
上海総合 2999.279 △13.620
英FT 7356.42△42.37
独DAX 12457.7△68.08
NYダウ 27094.79▼52.29
日10年債利回り -0.2120%▼0.0300
豪10年債利回り 1.060%▼0.077
英10年債利回り 0.637%▼0.006
独10年債利回り -0.507%△0.003
米2年債利回り 1.7378%▼0.0243
米10年債利回り 1.7840%▼0.0122
NY原油 58.13 △0.02
NY金 1506.20▼9.60
------------9/20注目材料---------------------------
<国内>
08:30 8月全国消費者物価指数
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
15:00 8月独生産者物価指数
17:30 8月香港消費者物価指数
18:00 リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁講演
21:15 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
21:30 7月カナダ小売売上高
23:00 9月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
24:00 ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
24:20 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
26:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
----- 米中次官級通商協議
------------9/20きょうのひとこと---------------------
ECB,FOMC,BOJという3つのビッグイベントを通過しましたが、ドル円は107.50-108.50円のレンジ内に留まっています。金融政策で動かないとなれば次の焦点はやはり米中問題でしょう。昨日から米中次官級通商協議がワシントンで始まっており、10月の(日次未定)閣僚級協議に向けた地ならしが進むか注目されます。
本日もよろしくお願いします。
参照元:外為どっとコム総合研究所