9日のドル円相場ときょうのひとこと(11/12 月)
2018-11-12
------------11/9ドル円相場--------------------------
約1カ月ぶりの114円台も戻り売りが優勢。もっとも、原油安・株安・米長期金利低下の逆風下でも下値は113.641円までにとどまるなど、底堅さも維持。
OP114.043 HI114.060 LO113.641 CL113.826
-----------11/9主な出来事---------------------------
09:30 (豪) 9月住宅ローン件数(前月比) -1.0%
前回-2.1%(-2.2%)
予想-1.0%
09:30 (豪) RBA四半期金融政策報告
「短期的に金利を変更する強い根拠はない」 「インフレや雇用の見通しはある時点での利上げの可能性を意味している」 「2018年GDP見通しを3.25%から3.5%へ上方修正」 「2019年インフレ見通しを2.0%から2.25%に引き上げ」
10:30 (中国) 10月消費者物価指数(前年比) +2.5%
前回+2.5%
予想+2.5%
10:30 (中国) 10月生産者物価指数(前年比) +3.3%
前回+3.6%
予想+3.3%
18:30 (英) 7-9月期GDP速報値(前年比) +1.5%
前回+1.2%
予想+1.5%
18:30 (英) 9月貿易収支 -97.31億ポンド
前回-111.95億ポンド(-117.24億ポンド)
予想-112.50億ポンド
18:30 (英) 9月鉱工業生産指数(前月比) 0.0%
前回+0.2%
予想-0.1%
22:30 (米) 10月卸売物価指数(前年比) + 2.9%
前回+2.6%
予想+2.5%
(米) 10月卸売物価指数・コア(前年比) +2.6%
前回+2.5%
予想+2.3%
(米) 10月卸売物価指数(前月比) +0.6%
前回+0.2%
予想+0.2%
24:00 (米) 11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値 98.3
前回98.6
予想98.0
24:00 (米) 9月卸売在庫(前月比) + 0.4%
前回+1.0%
予想+0.3%
ジョー・ジョンソン(ボリス・ジョンソン前英外相の実弟)運輸相が辞任
「国民投票前の公約とメイ首相のブレグジット案には大きな違いがある」
「話を進めるに当たり、再び国民に信を問うことは不可欠だ」
---------11/9株式・債券・商品-----------------------
日経平均 22250.25▼236.67
豪ASX 5921.849▼6.387
上海総合 2598.872 ▼36.760
英FT 7105.34▼35.34
独DAX 11529.16△1.84
NYダウ 25989.30▼201.92
日10年債利回り 0.1230%△0.0010
豪10年債利回り 2.758%△0.002
英10年債利回り 1.491%▼0.074
独10年債利回り 0.407%▼0.051
米2年債利回り 2.9241%▼0.0409
米10年債利回り 3.1819%▼0.0554
NY原油 60.19 ▼0.48
NY金 1208.60▼16.50
------------11/12きょうの注目材料---------------------
<国内>
10:10 日銀国債買入れオペ(5-10年)
----- ペンス米副大統領来日
<海外> 米債券休場(ベテランズデーの振替)
18:00 デギンドスECB副総裁、講演
28:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演
------------11/12きょうのひとこと---------------------
きょうは米振替休日で米債市場が休場(米株、商品は開場)につき、静かな一日になる可能性が高そうです。ただ、先月の演説での対中強硬発言が物議を醸したペンス米副大統領が来日するとの事なので、貿易摩擦絡みの突発発言には念のため注意です。なお、ペンス副大統領の10月4日の演説のごく一部を紹介すると、「中国共産党は関税や為替操作、技術の強制移転、知的財産の盗用、あめ玉のように配る産業補助金など、自由で公正な貿易に反する政策を多用してきた」「中国は他に類を見ない監視国家を築いた。米国の技術の助けを借りて拡大し、侵略的になっている」などと、けっこう過激な内容でした。
本日もよろしくお願いします。
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参照元:外為どっとコム総合研究所