4日の仮想通貨ビットコインは8500ドルのサポートから反発し、8700ドル付近を推移している。半減期まで残り約1週間。今後の市場動向に影響を与える指標を確認しておこう。

仮想通貨（暗号資産）ビットコインが4月30日に9500ドル近くまで上昇したことは仮想通貨投資家にとっては重要な喜ばしい出来事だったが、金（ゴールド）の投資家は思ったような利益が得られなかったようだ。

多くの仮想通貨トレーダーが注目する「仮想通貨の恐怖＆強欲指数」が、「極端な恐怖」の水準を7週間ぶりに脱した。

米連邦準備制度理事会（FRB）が作る「偽物の経済が破裂した」。米国の元大統領選候補であるロン・ポール氏は、FRBによる「マネーの印刷」と6兆6000ドル（約712兆円）に上るバランスシートの膨張に警鐘を鳴らした。最近は米株とビットコインの相関関係が高まってきており、米経済に対する悲観論が出る中でビットコインの立ち位置がどのように変化するかが問われている。

グローバル・マクロ・インベスターのラウル・パルCEOは、最新のレポート「The Unfolding」の中でビットコインが次の5年間で100万ドルに到達する可能性があると予想した。

著名テクニカル分析家のピーター・ブラント氏は、ビットコイン（BTC）は支持者が望んだような革命的なインパクトを残せていないと述べた。

20日の仮想通貨ビットコインはWTI原油先物価格が暴落するなかで7000ドルのサポートラインを維持している。今週はビットコイン価格に影響を及ぼす、または注視すべき重要ラインが目白押しとなっている。今後数日間に注目すべき５つの点を紹介しよう。