［ニューヨーク　１４日　ロイター］ - １４日のニューヨーク外為市場では、ドル指数が約７週間ぶり安値水準に下落した。米中の経済指標が振るわず、年内の米利上げ見送りを示唆する内容となった。米株式市場が終盤下落したことから、ドルはこの７週間半で１日として最大の下げ幅を記録して取引を終えた。

［１５日　ロイター］ - １４日の米国株式市場は続落して終了した。小売米最大手のウォルマート・ストアーズが通年の売上高見通しを下方修正したことを受け同社株が急落、他の大手小売銘柄も軟調となった。

［ワシントン　１４日　ロイター］ - 米議会下院は、ベイナー議長が今月末で辞任する前に法定債務上限を引き上げる法案の可決を試みる可能性がある。同議長の側近が匿名を条件に１４日、明らかにした。

［ワシントン　１４日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１４日公表した地区連銀経済報告（ベージュ・ブック）で、労働市場の引き締まりは継続しているものの、賃金の伸びにはほとんど寄与しておらず、製造業部門はこのところのドル高の痛手を受けているとの認識を示した。

［ロンドン　１４日　ロイター］ - 世界最大の金融仲介業者、英ＩＣＡＰ傘下で電子取引プラットフォームを運営するＥＢＳブローカーテックは１４日、中国人民元が取引量が３番目に多い通貨となったことを明らかにした。

［ワシントン　１４日　ロイター］ - 米労働省が１４日発表した９月の卸売物価指数（ＰＰＩ、最終需要向け財・サービス）は、季節調整済みで前月比０．５％低下となった。エネルギー関連製品価格の下落が続いたことで８カ月ぶりの大きな低下となった。物価上昇の足取りが重いことが確認されたことで、年内の利上げに疑問符が付く可能性がある。

［ベルリン　１４日　ロイター］ - ドイツ政府は１４日、２０１５年のドイツの国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は１．７％との見通しを示し、４月に示した予想の１．８％から若干引き下げた。中国やその他新興国の成長鈍化を理由に挙げた。

［東京　１４日　ロイター］ - ソフトバンクは１４日、サイバー攻撃対策の米ベンチャー企業サイバーリーズン（マサチューセッツ州）に対し、既存株主と合わせ総額５９００万ドル（約７０億８０００万円）出資したと発表した。

［マニラ　１４日　ロイター］ - フィリピンのアキノ大統領は１４日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）への参加に意欲を示した。ＴＰＰの参加国の大半がフィリピンの同盟国であることを理由に挙げた。フォーブス誌のビジネスフォーラムで述べた。

［ベルリン　１４日　ロイター］ - ドイツのヘンドリクス環境・建設相は、自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）の排ガス規制逃れ問題に関連して、規制や試験の強化を呼び掛けた。南ドイツ新聞が１４日付で報じた。