「バズーカ3」は不発、追加緩和か迷い相場乱高下 News

「バズーカ3」は不発、追加緩和か迷い相場乱高下

[東京 18日 ロイター] - 黒田日銀が再び市場の意表を突いた「バズーカ3」は不発に終わった。上場投資信託(ETF)の新たな買い入れ枠設定など量的・質的金融緩和(QQE)の強化策を打ち出したものの、マネタリーベースの目標額は据え置き。市場は追加緩和なのかどうか迷い、日本株やドル/円<JPY=EBS>は乱高下した。日本経済に与える効果も疑問視され、金融政策の手詰まり感がより鮮明になってしまったとの指摘が市場で広がっている。

来週の日本株は下値固め、海外勢の休暇入り意識され売買減少も News

来週の日本株は下値固め、海外勢の休暇入り意識され売買減少も

[東京 18日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、下値固めの展開となりそうだ。年内の重要イベントが終了し手がかり材料に欠ける。需給は悪くないものの、海外勢のクリスマス休暇入りも意識され、積極的には動きにくい。ボラティリティは徐々に鎮静化し、個別物色が中心になりそうだが、原油価格の下落に伴う海外市場の動向には引き続き注意が必要になる。

日経1万9000円割れ、日銀会合結果受け乱高下 News

日経1万9000円割れ、日銀会合結果受け乱高下

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに急反落。日銀金融政策決定会合の結果を受け、急速に買い上がる場面があったが、新たに打ち出された量的・質的金融緩和(QQE)補完策は買い材料になりにくいとの受け止めが広がるにつれ、日経平均は上げ幅を縮小。高値掴みした投資家の投げなども膨らみ、日経平均は節目1万9000円割れへと沈んだ。

ドル121円後半、日銀の緩和強化策めぐり乱高下 News

ドル121円後半、日銀の緩和強化策めぐり乱高下

[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の121.87/89円だった。日銀が緩和策の補完措置を打ち出した直後から相場は乱高下し、その後は投げ売りの動きが強まって上値が重くなった。

金融庁、新日本監査法人に課徴金と新規契約停止を命令へ=関係筋 News

金融庁、新日本監査法人に課徴金と新規契約停止を命令へ=関係筋

[東京 18日 ロイター] - 金融庁は、東芝の監査を担当してきた新日本監査法人に対し、課徴金納付命令と新規契約に関する業務の停止命令を同時に課す方針であることがわかった。課徴金額や業務停止の期間を詰めたうえで、来週に金融庁が処分を発表する。監査法人への課徴金命令は、2008年の制度導入以降、初めてとなる。

日銀が政策を微修正、ETF枠の拡充「政権サポートでない」 News

日銀が政策を微修正、ETF枠の拡充「政権サポートでない」

[東京 18日 ロイター] - 日銀は18日の金融政策決定会合で、年間80兆円の国債買い入れを柱とする従来の「量的・質的緩和(QQE)」は維持しつつ、保有国債の年限長期化や、新たなETF(上場投資信託)買い入れ枠の導入など政策の微修正パッケージを打ち出した。

日銀QQE強化:識者はこうみる News

日銀QQE強化:識者はこうみる

[東京 18日 ロイター] - 日銀は18日の金融政策決定会合で、年間80兆円の国債購入を柱とする従来の金融緩和の継続を決める一方で、新たなETF買い入れ枠の設定や長期国債の残存期間延長など量的質的金融緩和(QQE)の強化策を打ち出した。市場関係者の見方は以下の通り。

イラン、WTO加盟に前向きな姿勢表明 News

イラン、WTO加盟に前向きな姿勢表明

[ジュネーブ 17日 ロイター] - イランのネマトザデ鉱工業相は17日、世界貿易機関(WTO)閣僚会合において、同国はWTOへの加盟を協議する準備がある、と述べた。イラン核協議の合意を受け、欧米による経済制裁が解除されるのを前に、国際社会との経済的な結びつきを回復する動きが加速している。