［東京　１１日　ロイター］ - きょうの東京株式市場で日経平均株価はもみ合いの展開が想定されている。自律反発的な買いが期待されている一方、来週に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控え、見送りムードも広がりやすい。週末要因も相場の重しとなる見通しで、利益確定売りが強まれば一時的に１万９０００円を下回る可能性もある。

［ストックホルム　１０日　ロイター］ - ２０１５年のノーベル賞授賞式が１０日、スウェーデンの首都ストックホルムで行われ、医学生理学賞の大村智・北里大特別栄誉教授（８０）と物理学賞の梶田隆章・東大宇宙線研究所長（５６）にカール１６世グスタフ国王からメダルと賞状を授与された。

［ニューヨーク　１０日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが反発した。来週１５─１６日開催の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）に焦点が再び当たる中、ドルはユーロなどに対する前日の大幅な下げを幾分取り戻した。

［ニューヨーク　１０日　ロイター］ - １０日の米国株式市場は４営業日ぶりに反発して取引を終えた。一部安値拾いの買いがみられた。ただ、米利上げが予想される中、原油価格が７年ぶりの安値付近に下落し、引き続き相場の重しとなった。

［ニューヨーク　１０日　ロイター］ - １０日の原油先物相場は一段安となり、およそ７年ぶり安値に沈んだ。根強い供給過剰懸念が地合いを圧迫しているほか、ドル高も重しとなっている。

［国連　１０日　ロイター］ - 国連は１０日公表した年次報告書で、２０１５年の世界経済の成長率見通しを０．４％ポイント引き下げ２．４％とした。商品（コモディティ）価格の下落や市場のボラティリティー増大、新興国の経済減速を主な理由に挙げた。

［上海／ロンドン　　１０日　ロイター］ - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで５日続落し、終値では４年強ぶりの安値を更新した。オフショア市場では下落が加速し、オンショア市場との価格差が拡大。中国人民銀行（中央銀行）が通貨安阻止へ介入するか、市場は注目している。

［ワシントン　１０日　ロイター］ - 米労働省が１０日発表した１１月の輸入物価指数は前月比で０．４％下落した。石油製品のほか複数の項目で値下がりが続いた。原油安やドル高はしばらく輸入物価を押し下げ続けそうだ。

［ロンドン　１０日　ロイター］ - 石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は、１１月の生産量が日量２３万バレル増の同３１７０万バレルと、２００８年終盤以来の高水準を記録するなか、１０日に公表した月次報告で、来年のＯＰＥＣの原油に対する需要についてほとんど増加しないと予想し、供給過剰の拡大を示唆した。

［ワシントン　１０日　ロイター］ - 米労働省が１０日発表した５日までの週の新規失業保険週間申請件数（季節調整済み）は前週比１万３０００件増の２８万２０００件となった。予想の２６万９０００件も上回り、７月上旬以来の高水準となったものの、節目とされる３０万件は４０週連続で下回っている。