ブラジル事業売却、全く考えないわけではない=キリンHDCFO News

ブラジル事業売却、全く考えないわけではない=キリンHDCFO

[東京 21日 ロイター] - キリンホールディングス の伊藤彰浩CFO(最高財務責任者)は21日の会見で、大幅な減損損失を計上したブラジル事業について「再生に全力を尽くすことが経営に課された課題」としながらも「事業売却は、大きな経営の選択肢のなかで全く考えないわけではない」と述べた。

アングル:今年のヘッジファンド成績、一部苦戦も10%超えの勝利も News

アングル:今年のヘッジファンド成績、一部苦戦も10%超えの勝利も

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 2015年のヘッジファンドの運用成績は平均するとさえなかったが、投資家はさほど取り乱してはいない。ヘッジファンド全体では1000億ドル超の損失が出て、ゼロに近い運用成績がたびたび報告されたものの、新規で450億ドル以上の資金が流入したからだ。

景気「緩やかな回復基調」維持、弱さひきずる=12月月例経済報告 News

景気「緩やかな回復基調」維持、弱さひきずる=12月月例経済報告

[東京 21日 ロイター] - 政府は12月の月例経済報告で、国内景気の総括判断を「このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」として、先月から据え置いた。住宅建設と公共投資を下方修正、輸出や設備投資、個人消費もさえないとみており、「一部に弱さ」との表現は外せないままだ。

東芝がリストラ策発表、5500億円の最終赤字へ News

東芝がリストラ策発表、5500億円の最終赤字へ

[東京 21日 ロイター] - 東芝は21日、パソコンや映像などのライフスタイル部門で約6800人、コーポレート部門で約1000人の再配置・早期退職を実施すると発表した。この結果、2016年3月期の連結最終損益は5500億円の赤字になる見通し。

需給ギャップ、7─9月‐0.44% 生産1─3月にしっかり増加=日銀月報 News

需給ギャップ、7─9月‐0.44% 生産1─3月にしっかり増加=日銀月報

[東京 21日 ロイター] - 日銀が21日に公表した12月の金融経済月報によると、7─9月の需給ギャップはマイナス0.44%と2四半期連続のマイナスとなった。もっとも、労働需給の引き締まり傾向が続いており、4─6月のマイナス0.67%からは小幅改善した。

ドル121円前半で底堅い、株価が下げを縮小 News

ドル121円前半で底堅い、株価が下げを縮小

[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の121.38/40円だった。日経平均株価が寄り付きから軟調に推移するのをながめて下押しされたが、午後にかけて株価が下げ幅を縮めるとドル/円もジリジリ値を戻した。

視点:アベノミクスの「リセット」=竹中平蔵氏 News

視点:アベノミクスの「リセット」=竹中平蔵氏

[東京 21日] - 安保一色から経済重視へ回帰した安倍政権に必要なのは、政策の「リセット感」だと、竹中平蔵・慶応義塾大学教授は指摘する。具体策としては、公共インフラ運営を民間に委ねるコンセッション方式を活用した東京・大阪間リニア新幹線開通など、スケールの大きな政策論議の必要性を説く。

キリンHD、上場来初の最終赤字へ ブラジル子会社の減損計上 News

キリンHD、上場来初の最終赤字へ ブラジル子会社の減損計上

[東京 21日 ロイター] - キリンホールディングスは21日、2015年12月期の連結最終損益が560億円の赤字(従来予想は580億円の黒字)になるとの修正見通しを発表した。1949年のキリンビール上場以来、初めての最終赤字となる。子会社のブラジルキリンで2015年12月期に減損損失が発生、約1140億円を特別損失として計上することが主因。

日経平均は続落、アジア株堅調で下げ渋り News

日経平均は続落、アジア株堅調で下げ渋り

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落。外部環境の悪化を受けて一時335円安となる場面があった。ただ、下値では押し目買いや買い戻しなどが入り、大引けにかけて下げ幅を縮小。ドル/円<JPY=EBS>が強含んだほか、アジア株の堅調な値動きも日本株の支援材料となった。