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コラム:ドル130円へ、マイナス金利で再起動=池田雄之輔氏

[東京 3日] - すべての市場関係者にとって、「まさか」の驚きだった。日銀は1月29日、金融政策決定会合で「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を発表した。超過準備付利の引き下げすらほとんど予想されていなかった中で、一足飛びのマイナス金利政策の発動は、これ以上ないサプライズである。
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日経平均は大幅続落、原油安や円高でリスクオフ強まる

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落。原油価格の下落や円高進行で投資家のリスク回避姿勢が強まり、日経平均は一時670円安となった。国内企業決算で業績予想の下方修正が相次いだことも市場心理を悪化させた。東証1部全体の9割近い銘柄が値下がりし、全面安となった。
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独VW、3リットルモデルのリコール計画を米当局に提出 

[ワシントン 2日 ロイター] - 米カリフォルニア州大気資源局(CARB)と米環境保護局(EPA)は2日遅く、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス不正問題への対応で、排気量3.0リットルのディーゼルエンジン車に関するリコール(回収・無償修理)計画を提出したと発表した。
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豪ドル/円の下落トレンドは変わらない! 中国経済不安で「豪ドル売り」圧力持続

■豪ドル/円は月足でボックス相場を割り込む 今回は豪ドル/円の分析を行なう。まずは、月足チャートをご覧いただきたい。
 月足チャートを見ると、右端のサポート・ライン「緑の破線」に沿った上昇が続いた結果、「紫の破線」で示した「下値72円-上値90円のボックス相場」を上に抜けて、「買いシグナル」を点灯させて上昇したことがわかる。
豪ドル/円 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 この「買いシグナル」で、豪ドル/円は、105円台の高値を付けているが、105円台から86円台にまで大きく急落している。
 86円台からは、再び大きく反発(上昇)して、102円台後半の高値を付けている。
 俯瞰すると、豪ドル/円は、「赤の破線」で示したボックス相場を形成したと考える。このボックス相場「赤の破線」に注目するべき、と考えていた。
 豪ドル/円は、まず、右端のサポート・ライン「緑の破線」を割り込んで、最初の「売りシグナル」を発した、と考える。
 そして、この「売りシグナル」が発せられた時点でのターゲットは、
このボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)であったと考える。
■最近の動きは2007年、2008年頃の値動きに似ている 話を2007年、2008年頃の値動きに振るが、豪ドル/円は「ピンクの破線」でボックス相場を形成した、と考える。
豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 この頃は、ボックス相場「ピンクの破線」の内側で、サポート・ライン「緑の破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を何回か発したのだが、その都度、反発(上昇)している。
 しかし、最終的には、ボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、明確な「売りシグナル」を発した。
 昨年(2015年)の値動きが、この頃に似ている、と感じていた。つまり、時間が経過すると、ボックス相場「赤の破線」を割り込むことで明確な「売りシグナル」を発することになるのではないか、と考えていたわけだ。
 月足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、「売りシグナル」を発したと考える。
 難しく考える必要もないので、単純に従来の安値(86.00円近辺)を更新したので「売りシグナル」を発した、と考えてもかまわない。
■週足では2009年半ばから2012年までボックス相場 続いて、週足チャートをご覧いただきたい。豪ドル/円は2009年半ばから2012年までの期間、「緑の破線」で示した「下値72円-上値90円の18円幅のボックス相場」を作った。
豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
 2013年の初めに、このボックス相場を上に抜けたことで「買いシグナル」を発して、上昇を始めた。
 ボックス相場のセオリーに従うならば、ボックス相場上抜けの場合は、上限からボックス相場の値幅分上昇したところがターゲットになる。
 このケースでは、上限が90.00円、ボックス相場の値幅が18円だから、ターゲットは、108円になる。
 しかし、すでにターゲットを達成した可能性があることに留意する必要がある。
 この時点での高値は、105円台半ば(105.40円-50円)程度だ。
 ターゲットは108円程度なので、まだ2円ほど余地がある、と考える人もいることだろう。
 しかし、チャート分析でのターゲットは、そのような厳密なものではなく、「だいたいこのくらい」といった「いいかげんなもの、大まかなもの」だ。
 豪ドル/円は105円台の高値から…