昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/8 木)

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----------3/7ドル円相場--------------------------
 
コーンNEC委員長の辞任を受けて105.40円台に沈んだが、ロス商務長官などが輸入関税の適用に一定の緩和措置を設ける考えを示した事で106円台を回復するなど、米政権に振り回される形で上下した。
 
OP106.121 HI106.219 LO105.449 CL106.074
  
-----------3/7主な出来事---------------------------
 
07:30 コーン米NEC委員長が、トランプ政権の関税措置をめぐり辞任
 
09:30 (豪) 10-12月期GDP (前期比)+0.4%
前回+0.6%→+0.7%
予想 +0.5%  
(豪) 10-12月期GDP (前年比) +2.4% 
前回+2.8%→+2.9%
予想+2.5% 
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を8.00%に維持
 
22:15 (米) 2月ADP全国雇用者数 +23.5万人
前回+23.4万人→+24.4万人
予想+20.0万人  
 
22:30 (米) 1月貿易収支 -566.0億USD 
前回-531.0億USD→-539.0億USD
予想-550.0億USD 
 
22:30 (米) 10-12月期非農業部門労働生産性・確報 (前期比年率)  0.0%
前回-0.1% 
予想-0.1% 
 
22:30 (米) 10-12月期単位労働コスト・確報 (前期比年率) +2.5%
前回+2.0% 
予想+2.1%  
 
22:30 (加) 1月貿易収支 -19.1億CAD
前回-31.9億CAD→-30.5億CAD
予想-25.0億CAD  
 
22:55 ロス商務長官
「トランプ政権は輸入関税に関して『対象を絞ったアプローチ』を検討している」
 
24:00 (加) 加中銀政策金利を 1.25%に維持
 
28:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・雇用の成長は前回の報告から緩やか 
・経済の成長はほとんどの地区で緩慢から緩やか
・4地区で鉄鉱価格が海外との競争が減少し、著しく上昇 
・全ての地区で物価が上昇、ほとんどの地区で緩やかなインフレ
・1月と2月はほとんどの職種、多くの地域で労働者を補うのに苦労
 
28:55 サンダース報道官
「関税の計画は国別となるだろう」 「関税でメキシコとカナダを例外とする可能性」
 
------------3/7株式・債券・商品---------------------
 
日経平均 21252.72▼165.04
豪ASX  5901.988 ▼60.449
上海総合 3271.668 ▼17.974
英FT 7157.84△11.09
独DAX 12245.36△131.49
NYダウ 24801.36▼82.76
 
日10年債利回り 0.0500%▼0.0060
豪10年債利回り 2.794%▼0.028
英10年債利回り 1.494%▼0.027
独10年債利回り0.655%▼0.020
米2年債利回り 2.2519%△0.0020
米10年債利回り 2.8827%▼0.0036
 
NY原油 61.15 ▼1.45
NY金 1327.60▼7.60
 
------------3/8きょうの注目材料---------------------
 
<国内> 
08:50  1月経常収支/貿易収支
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) 
08:50  10-12月期GDP・二次速報 
 
<海外> 
06:45  10-12月期NZ製造業売上高 
09:01  2月英RICS住宅価格
09:30  1月豪貿易収支 
未定  2月中国貿易収支 
15:45  2月スイス失業率 
16:00  1月独製造業新規受注
21:30  米2月チャレンジャー社人員削減数
21:45  ECB定例理事会、終了後政策金利発表 
22:15  2月カナダ住宅着工件数 
22:30  ドラギECB総裁、定例記者会見 
22:30  1月カナダ新築住宅価格指数 
22:30  1月カナダ住宅建設許可件数 
22:30  米新規失業保険申請件数
 
------------3/8きょうのひとこと----------------------
 
ドル円は2日続けて日足が十字線引けとなりました。十字線には「気迷い線」という別名もあるように、下値を攻めあぐねた事で市場に気迷いムードが広がり始めた様子が示されています。今夜はECB、明日は日銀に雇用統計にトランプ関税署名と、気になるイベントが続きます。一旦、立ち止まって気持ちとポジションを整理したいタイミングという事かもしれません。
 
本日もよろしくお願いいたします。 

参照元:外為どっとコム総合研究所

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