現政策は力強い緩和もたらしている、引き締め作用なし=原田日銀委員
2017-11-30
[福島市 30日 ロイター] - 日銀の原田泰審議委員は30日、福島市内で記者会見し、金利がある水準を超えて下がり過ぎると銀行の利ざや縮小や国債運用収益の低下といった副作用で金融引き締め効果が生じる「リバーサルレート」について、「概念的にあり得る」と述べた。同時に、現在日銀が進めている「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)」は「そのような状態ではない」とし、「力強い緩和効果をもたらしている」と強調した。
参照元:ロイター: トップニュース