東芝の監査法人、15年度に原発損失要計上と指摘 16年度有報で
2017-08-10
[東京 10日 ロイター] - 東芝は10日、2017年3月期の有価証券報告書を関東財務局に提出した。それによると、PwCあらた監査法人が、17年3月期の財務諸表について「限定付き適正意見」を、内部統制に関する監査には「不適正」をそれぞれ表明した。同法人は16年度に計上した、米原発工事に関する損失約6500億円について「相当程度ないしすべての金額は前年度に計上されるべきであった」と指摘している。
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