アングル:外的要因頼みの円安、思惑先行の中銀トレードに潜む反転リスク
2017-07-05
[東京 5日 ロイター] - じりじりと円安が進んでいる。「正常化」を急ぐ米連邦準備理事会(FRB)だけでなく、欧州中央銀行(ECB)などもタカ派寄りにスタンスを変えてきたとの思惑が浮上。一方、日銀は超緩和政策を当面維持するとの見方から、中銀スタンスの違いを背景とした円売りが強まっている。ただ、思惑先行の面も強く、日本以外の外的要因の比重が高い円安の構図の下では、外的要因の変動で相場の方向性が急変するリスクも一部で意識されている。
参照元:ロイター: トップニュース