焦点:東芝、半導体事業売却に国際仲裁の隘路 再建さらに不透明に
2017-05-15
[東京 15日 ロイター] - 東芝の経営再建がさらなる隘路に陥りつつある。同社の債務超過解消の切り札となるメモリー事業の売却に対し、合弁パートナーである米ウエスタン・デジタル(WD)が国際仲裁裁判所に差し止めを申し立てた。東芝の綱川智社長は15日の会見で、売却できない場合の代替案は検討していない、と強気の姿勢を示したが、買収側にとってのリスクが高まる懸念もあり、同事業の売却がさらに難航する可能性は否定できない。
参照元:ロイター: トップニュース