ドル円は長期ではまだ上昇だが

明日の早朝にイタリアの国民投票の開票が始まります。
流動性の薄い時間帯なので、値が飛ぶ可能性もありそうですが、憲法改正の国民投票なので、相場への影響は大きくならないと思います。

ユーロドルは1.05台で反発しています。
長期では下降トレンド中の中段揉み合いというイメージは変わっておらず、波動的には揉み合いの最後の反発が始まっているところだという考えです。
チャート上はレジスタンスが1.08にあります。
長期の動きなので、戻り水準の判断が難しいですが、戻りを形成後は1.05を割っていく可能性が高いと考えています。

ドル円の方は、IMMポジションを見ると、トータルのポジション推移は、今年に入ってからずっと円買いに偏っていましたが、今週になって円売りに反転しました。
大統領選後の動きはポジション解消による上昇だという認識でしたが、IMMポジションの詳細を見ると、円買いのポジションはあまり解消されておらず、円売りが増えたために、トータルで円売りになっただけです。
とすれば、長期的にはまだ円買いのポジションが解消されるので、ドル円は上昇するように思います。

ただ短期的には急騰が早かった分、時間調整をするのではないかと思います。
今週は111-115円のレンジトレードでいいのではないかと思います。
押し目買いの方がやりやすそうですが、上限で売るのもありではないかと思っています。



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参照元:FXだけで生活しちゃおー

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