BBVAとサンタンデール、1.5億ユーロの協調融資にブロックチェーン管理基盤を活用

BBVAとSantanderが協調融資にブロックチェーン活用

ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)およびサンタンデール銀行(Banco Santander)のスペイン2行が、同国のエネルギー大手イベルドローラ(Iberdrola)向けの総額1億5,000万ユーロ(約267億円)の協調融資に、ブロックチェーン活用の管理基盤を導入した。両行が10月15日に発表した。

協調融資は、複数の金融機関が共通の契約に基づいて共同で融資を行うことを指す。今回の取引には、ブロックチェーン技術企業アイオービルダーズ(ioBuilders)が両行と共同開発した基盤が使用されたとのこと。同基盤では、融資契約の締結や融資実行から、利息や返済の管理、融資債権の持分譲渡、満期までの手続きを一元的に管理するという。

両行によると、実際の協調融資において、契約締結から満期までの一連の管理を分散型台帳技術(DLT)で行う初の事例だという。

同基盤では、融資に参加する金融機関が共通の台帳を利用する。これにより、各行が別々のデータベースの情報を照合する作業を減らし、権限を持つ参加者が契約関連の情報をリアルタイムで確認できる。

管理対象には、利息の計算・通知、元本や手数料の支払いに関する情報、期限前返済、財務制限条項の順守状況、契約上の同意手続き、金融機関間での融資債権の持分譲渡などが含まれる。こうした情報共有により、事務上の誤りのリスクや管理負担を減らせるという。

両行は今回の取引を踏まえ、基盤に参加する金融機関や機能を順次拡大し、協調融資市場の共通基盤へ発展させる方針だ。

なおBBVAは2018年11月、スペインの電力系企業レッドエレクトリカ(Red Eléctrica)向けの1億5,000万ユーロの協調融資で、ブロックチェーンを使った契約交渉・締結を実施したと発表していた。当時の発表では契約交渉・締結への活用が説明されていたのに対し、今回は利息や返済、満期まで融資の全期間を管理対象としている。

参考:BBVA・サンタンデール
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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