
この記事の要点
- Ondo、ブラックロック戦略の投資トークン3種発行
- ポートフォリオ戦略のオンチェーン提供は初の試み
まずはOndo Finance(オンド・ファイナンス)を詳しく
Ondo×ブラックロック、投資トークン3種発行
Ondo Finance(オンド・ファイナンス)は2026年9月24日、ブラックロックが同社向けに開発したポートフォリオ戦略にもとづく投資トークン「Ondo Intelligent Portfolios」3銘柄を発行しました。
各トークンは複数の資産を組み合わせたポートフォリオへのエクスポージャーを1銘柄にまとめており、ブラックロックの戦略に沿った分散投資をオンチェーンで行えるように設計されています。
こうしたポートフォリオ戦略はこれまで、証券口座や従来型ファンドなどを通じて、主に富裕層や機関投資家向けに提供されてきました。
オンドは、米国外の対象地域にいる適格投資家が、普段使用するウォレットや取引所、DeFi(分散型金融)アプリケーションなどから同様の戦略へアクセスできるようになったと説明しています。
同社は今回のローンチについて、大手資産運用会社が設計したポートフォリオ戦略を単一トークンで提供する新たなオンチェーン商品カテゴリーの創設だと位置づけています。
SBI×Ondo、日本株をトークン化
投資方針別に3銘柄、自動リバランスで運用
高利回り・分散・成長の3タイプを投入
発表された3銘柄は、インカム、分散成長、高成長とそれぞれ異なる投資方針に分かれています。
| ティッカー | 商品名 | カテゴリー |
|---|---|---|
| BLKHIon | Ondo High Income Powered by BlackRock | グローバルインカム戦略 |
| BLKDIGon | Ondo Diversified Growth Powered by BlackRock | 分散成長型配分戦略 |
| BLKGRWon | Ondo High Growth Powered by BlackRock | 高成長型配分戦略 |
ポートフォリオを構成する資産にはOndo Stocksのトークン化株式やETFが使われ、各商品には構成銘柄と目標ウェイトが設定されています。
その資産配分は固定されたままではなく、あらかじめ定めたスケジュールに沿って自動的にリバランスされ、構成内容やウェイトの変化もオンチェーンで確認できるとオンドは説明しています。
スマートコントラクトで運用、両社の分業体制
こうした資産配分の基礎となる戦略を提供するのがブラックロックで、トークンへの実装や発行後の運営、設定されたルールにもとづくリバランスはOndo側が担います。
オンドによると、資産配分や手数料などの商品ルールはスマートコントラクトに組み込まれ、設定された条件に沿って運用されます。
ブラックロックでモデルポートフォリオ戦略を統括するリサ・オコナー氏は、トークン化について「確立されたポートフォリオ構築手法を新たなチャネルや技術を通じて提供する方法を示すものだ」と述べました。
オンドの暫定CEO兼プレジデントを務めるイアン・デ・ボード氏も、この種のポートフォリオがオンチェーンで提供されるのは初めてだとして、今回のローンチをオンチェーン投資商品の新たな段階と位置づけています。
DeFi連携と資産クラス拡張の構想
オンチェーン商品として発行された3銘柄は対象地域でピアツーピアの移転が可能で、DeFiプロトコルでは担保などへの利用も想定されています。
オンドは従来型ETFとの違いとして、こうした移転性に加え、24時間利用できる点やオンチェーン上の透明性、DeFiとの相互運用性を挙げています。
今後はポートフォリオを構成する資産そのものも増やす方針で、Ondo Stocksの株式やETFに加え、パープス(無期限先物)、スポット暗号資産、オプション、先物などへの拡張を構想しています。
同社は最終的に、証券口座や仮想通貨(暗号資産)ウォレット、デリバティブ口座などに分かれている複数の投資エクスポージャーを、単一のポートフォリオトークンにまとめる方向性を示しました。
トークン化米国株263銘柄を提供
Ondo、トークン化の対象を個別株から運用へ
オンドはIntelligent Portfoliosの発表に先立つ2026年9月16日、子会社Oasis Pro Marketsが米国の投資信託取引基盤「DTCC Fund/SERV」にトークン化企業として初めて参加し、既存の金融インフラとトークン化商品の接続を進めました。
続く9月21日には、機関投資家が保有する現物株式を対応するOndo Stocksへ直接変換し、反対にトークンから現物株式へ戻せる仕組みも導入しています。
今回発表されたIntelligent Portfoliosでは、その対象が個別の株式やETFから、複数資産を組み合わせたポートフォリオ運用へと広がりました。
同社は今後もIntelligent Portfoliosの商品を追加する方針を示しており、組み入れ対象となる資産クラスや戦略提供者の拡大も進めるとしています。
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Source:Ondo Finance公式ブログ
サムネイル:AIによる生成画像






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