ビットコインが6万ドル前後で不安定に推移する中、SBIグループは暗号資産事業の拡大を進めています。
SBIホールディングスは2026年6月25日、暗号資産取引所「bitbank」を運営するビットバンク株式会社の完全子会社化に向けて、基本合意書および株式譲渡契約を締結したと発表しました。
ただし、現時点で完全子会社化が完了したわけではありません。
SBIの発表では、本取引の実行には公正取引委員会による企業結合審査のクリアランスなど、所定の前提条件を満たす必要があるとされています。
ビットバンク側の発表では、本株式譲渡の実行は2026年8月頃、本取引の完了は2026年10月頃が予定されています。
足元の仮想通貨市場は、決して強いとはいえません。
ビットコインは6万ドルを挟んで不安定に推移し、イーサリアムやソラナなどの主要アルトコインも上値の重い展開です。
仮想通貨関連株にも売りが広がり、「仮想通貨市場はしばらく厳しいのでは」と感じている人も多いと思います。
では、なぜSBIはこの相場環境が悪い中で、ビットバンクの完全子会社化に向けて動くのでしょうか。
考えられることそれは、SBIが見ているのは短期的なビットコイン価格ではなく、暗号資産が金融インフラに組み込まれる未来です。
個人投資家は、どうしても「ビットコインが上がるか、下がるか」を見ます。
しかし、大手金融グループは、取引所、ステーブルコイン、デジタル証券、法人向けカストディ、決済、送金といったインフラを見ています。
つまり、SBIにとってビットバンクの完全子会社化に向けた動きは、「仮想通貨価格がすぐ上がるから買う」という話ではありません。
相場が悪い時期でも、将来のデジタル資産ビジネスの入口を押さえるための動きと見ることができます。
この記事では、SBIがなぜ相場が悪い中で暗号資産事業を拡大するのか、ビットバンク完全子会社化に向けた動きの背景、国内取引所再編の意味、そして個人投資家が注意すべきポイントを徹底解説していきます。
国内で暗号資産を始める場合は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者を利用することが基本です。
取引所によって、手数料、スプレッド、アプリの使いやすさ、取扱銘柄数、積立機能、ステーキング対応は異なります。
- この記事の結論
- SBIはなぜ相場が悪い中で仮想通貨事業を拡大するのか
- ビットバンク買収は「相場への投資」ではなく「入口への投資」
- 相場が悪い時期ほど、業界再編は進みやすい
- SBIがビットバンクを取り込む意味
- SBI VCトレードとビットポイント統合の流れ
- ステーブルコイン戦略ともつながる
- デジタル証券・RWAにも広がる可能性
- なぜ「今」なのか
- 個人投資家はどう見るべきか
- SBIの本当の狙いは「次の金融の入口」を押さえること
- これから仮想通貨を始めるなら
- 【詳細比較】国内主要仮想通貨取引所5社
- 5社比較まとめ表
- あなたに最適な取引所は?
- よくある質問
- まとめ:SBIが見ているのは短期相場ではなく、次の金融インフラ
- 関連記事
- 出典・参考
この記事の結論
SBIが相場の悪い中で暗号資産事業を拡大する理由は、短期の値上がり狙いではなく、将来の金融インフラを押さえるためだと考えられます。
ビットコイン価格が下がっているからといって、暗号資産の事業価値がすべて消えるわけではありません。
取引所、ステーブルコイン、デジタル証券、法人向けカストディ、送金、決済といった分野は、価格相場とは別に整備が進んでいます。
要点1:SBIはビットバンクの完全子会社化へ動いている
SBIホールディングスは、ビットバンク株式会社の完全子会社化に向けて、基本合意書および株式譲渡契約を締結しました。
ビットバンク側の発表では、本株式譲渡の実行は2026年8月頃、本取引の完了は2026年10月頃が予定されています。
要点2:まだ完全子会社化が完了したわけではない
今回の発表は、完全子会社化に向けた契約締結の段階です。
本取引の実行には、公正取引委員会による企業結合審査のクリアランスなど、所定の前提条件を満たす必要があります。
そのため、本文では「買収完了」ではなく、「完全子会社化へ」「完全子会社化に向けた動き」と表現するのが正確です。
要点3:相場は悪くても、事業インフラの価値は残る
ビットコイン価格が弱いと、個人投資家は「仮想通貨はもう厳しいのでは」と考えがちです。
しかし、取引所の顧客基盤、セキュリティ、規制対応、取扱銘柄、法人向けサービスは、相場が悪い時期にも価値を持ちます。
要点4:個人投資家は「SBIが動くから安心」と考えない
SBIが暗号資産事業を拡大しているからといって、ビットコインやアルトコインがすぐ上がるとは限りません。
事業戦略としての買収と、個人投資家の短期売買は分けて考える必要があります。
SBIはなぜ相場が悪い中で仮想通貨事業を拡大するのか
仮想通貨市場が悪いときに、企業が暗号資産事業を拡大すると不思議に見えるかもしれません。
ビットコインが下がり、アルトコインも弱く、関連株も売られているなら、「今は撤退した方がいいのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、SBIのような大手金融グループは、短期の価格だけで事業を判断しているわけではありません。
見ているのは、数年後の暗号資産市場がどのような金融インフラになるかです。
ビットコインの価格は上がったり下がったりします。
しかし、暗号資産交換業者の口座、顧客基盤、法規制対応、セキュリティ体制、取引システム、法人向けサービスは、相場に関係なく積み上がる資産です。
SBIがビットバンクを取り込もうとしている背景には、こうした事業インフラを押さえたい狙いがあると考えられます。
ビットバンク買収は「相場への投資」ではなく「入口への投資」
ビットバンクの完全子会社化に向けた動きを考えるときに大切なのは、SBIがビットコインそのものを買っているわけではないという点です。
SBIが取りに行っているのは、暗号資産取引所という「入口」です。
暗号資産取引所は、ユーザーがビットコインやイーサリアムを買う場所です。
しかし、それだけではありません。
今後は、ステーブルコイン、デジタル証券、RWA、法人向けカストディ、送金、決済などの入口になる可能性があります。
つまり、取引所は単なる売買アプリではなく、デジタル資産ビジネスの基盤です。
SBIにとってビットバンクの完全子会社化に向けた動きは、相場が上がるか下がるかに賭ける投資ではなく、将来の金融インフラに参加するための投資と見ることができます。
個人は価格を見る。大手金融グループはインフラを見る
個人投資家は、どうしても価格を見ます。
「ビットコインは上がるのか」
「イーサリアムは買い時なのか」
「アルトコインは反発するのか」
このような見方になりやすいと思います。
一方で、大手金融グループは少し違う見方をします。
「暗号資産を売買する顧客基盤を持てるか」
「ステーブルコインを流通させる場所を持てるか」
「デジタル証券や法人向けサービスにつなげられるか」
「規制対応済みの事業基盤をグループ内に取り込めるか」
こうした点を見ています。
この違いを理解すると、相場が悪い中でSBIが動く理由が見えてきます。
相場が悪い時期ほど、業界再編は進みやすい
暗号資産業界では、相場が良い時期ほど企業の勢いが強く見えます。
取引量が増え、手数料収入も増え、利用者も増えます。
そのため、独立系取引所も強気で事業を拡大しやすくなります。
しかし、相場が悪くなると状況は変わります。
取引量が減ると、取引所の収益は落ちやすくなります。
一方で、規制対応、セキュリティ、システム開発、人材採用、内部管理体制には継続的なコストがかかります。
つまり、暗号資産交換業は、相場が悪いからといって簡単にコストを減らせる事業ではありません。
むしろ、相場が悪くても高い安全性と管理体制を維持しなければならないため、体力のある企業が有利になりやすいのです。
このタイミングで大手金融グループが動くと、業界再編が進みやすくなります。
SBIによるビットバンク完全子会社化に向けた動きも、その一例と見ることができます。
SBIがビットバンクを取り込む意味
ビットバンクは、国内でも知名度の高い暗号資産取引所です。
特に、現物取引やアルトコイン取引に強みを持つ取引所として知られています。
公式サイトでは、現物取引、信用取引、販売所、貸して増やす、法人向けサービスなどが案内されています。
SBI VCトレードは、大手金融グループの安心感、積立、ステーキング、電子決済手段への対応などに強みがあります。
一方で、ビットバンクは板取引やアルトコイン、取引画面、法人向け機能などで存在感があります。
この2つが同じグループに入ることで、SBIグループの暗号資産事業は大きく広がります。
単純に口座数や預かり資産が増えるだけでなく、ユーザー層やサービスの幅が広がることになります。
口座数と預かり資産の拡大
一部報道では、SBI VCトレードとビットバンクを単純合算した場合、口座数は約292万、預かり資産は約1兆1,000億円規模になる見通しとされています。
これは、国内暗号資産交換業界の中でも大きな規模です。
預かり資産が大きいということは、それだけ多くの利用者資産が集まっているということです。
もちろん、規模が大きければ必ず使いやすい取引所になるわけではありません。
しかし、システム投資、セキュリティ投資、法人向けサービス、流動性の面では重要な意味があります。
アルトコイン取引の強化
ビットバンクは、ビットコインだけでなくアルトコイン取引にも力を入れてきました。
SBIがビットバンクを取り込むことで、SBIグループとしての取扱銘柄や取引所機能が強化される可能性があります。
ただし、買収後すぐに銘柄が増えると決まったわけではありません。
国内で暗号資産を取り扱うには審査や管理体制が必要です。
そのため、今後の取扱銘柄やサービス変更は公式発表を確認する必要があります。
SBI VCトレードとビットポイント統合の流れ
SBIグループは、ビットバンクの完全子会社化に向けて動く前から、暗号資産事業の再編を進めていました。
SBI VCトレードとビットポイントジャパンは、2026年4月1日を効力発生日として合併しています。
合併後も、当面はVCTRADEサービスとBITPOINTサービスの2ブランドを維持し、将来的にはサービスの一本化を予定すると説明されています。
今回のビットバンク完全子会社化に向けた動きは、この流れの延長線上にあります。
SBIグループは、複数の暗号資産取引サービスを取り込みながら、グループ内のデジタル資産事業を強化していると見ることができます。
ステーブルコイン戦略ともつながる
SBIの暗号資産事業拡大は、取引所だけの話ではありません。
ステーブルコインやデジタル資産の流れともつながっています。
SBIグループは、信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」の提供開始も発表しています。(⇒関連記事はこちら)
JPYSCは、SBI VCトレードの口座内限定で先行提供され、関係法令や税務実務などが整理され次第、パブリックチェーン上での流通へ移行する方針が示されています。
ステーブルコインは、ビットコインのように価格上昇を狙う資産というより、決済や送金に使われるデジタルなお金に近い存在です。
企業間決済、国際送金、デジタル証券の決済、RWA取引などで使われる可能性があります。
ここで重要なのが、取引所や電子決済手段等取引業者の役割です。
ステーブルコインを発行するだけでは、利用者に届きません。
売買、保管、出庫、入庫、本人確認、取引履歴、法人対応などの仕組みが必要になります。
SBIが暗号資産取引所の基盤を強化しているのは、将来のステーブルコイン流通やデジタル資産ビジネスを見据えているからだと考えられます。
デジタル証券・RWAにも広がる可能性
暗号資産業界では、最近「RWA」という言葉が注目されています。
RWAとは、Real World Assetsの略で、不動産、債券、株式、ファンド持分など、現実世界の資産をトークン化する考え方です。
また、日本でもセキュリティトークン、つまりデジタル証券の取り組みが進んでいます。
株式や債券、不動産などの金融商品をブロックチェーン技術で管理し、決済や移転を効率化しようとする流れです。
暗号資産取引所の基盤は、こうしたデジタル資産ビジネスともつながる可能性があります。
本人確認、ウォレット管理、資産保管、取引履歴、法令対応、カストディなどは、暗号資産だけでなくデジタル証券やRWAでも重要になるからです。
SBIにとって、ビットバンクのような取引所を取り込む意味は、ビットコイン取引だけではありません。
将来的なデジタル資産市場全体の入口を押さえる意味があると考えられます。
なぜ「今」なのか
では、なぜSBIは相場が弱い今、暗号資産事業を拡大するのでしょうか。
理由のひとつは、弱い相場の方が再編しやすいからです。
相場が強い時期は、暗号資産企業の評価額が高くなりやすく、買収する側にとってはコストが高くなります。
また、独立系企業も成長期待が強いため、売却やグループ入りに慎重になりやすいです。
一方で、相場が弱い時期は、取引量が減り、収益も落ちやすくなります。
規制対応やシステム投資の負担は変わらないため、単独での成長よりも大手グループとの連携を選ぶ企業が出やすくなります。
SBIにとっては、弱い相場こそ、将来の暗号資産市場に向けて事業基盤を整えるタイミングとも考えられます。
これは、短期の相場に振り回される個人投資家とは違う時間軸の投資です。
個人投資家はどう見るべきか
SBIが暗号資産事業を拡大していることは、業界全体にとって前向きな材料です。
大手金融グループが参入・拡大することで、セキュリティ、コンプライアンス、サービス連携が進む可能性があります。
しかし、個人投資家は注意も必要です。
SBIがビットバンクを完全子会社化しようとしているからといって、ビットコインやアルトコインがすぐに上がるとは限りません。
注意点1:完全子会社化はまだ完了していない
今回発表されたのは、完全子会社化に向けた基本合意書および株式譲渡契約の締結です。
本株式譲渡の実行は2026年8月頃、本取引の完了は2026年10月頃が予定されています。
また、本取引の実行には公正取引委員会による企業結合審査のクリアランスなど、所定の前提条件があります。
そのため、「SBIがビットバンクをすでに完全子会社化した」とは書かない方が安全です
注意点2:事業戦略と相場予想は別
SBIの動きは、暗号資産事業の長期戦略です。
一方で、個人投資家が見るビットコイン価格やアルトコイン価格は、短期的には金利、ドル、ETF資金流入、株式市場、投資家心理に影響されます。
つまり、SBIが暗号資産事業を拡大していることは、すぐに相場が反発するサインとは限りません。
「大手が動いているから今が底」と考えるのは危険です。
注意点3:取引所の規模だけで選ばない
預かり資産や口座数が大きいことは、取引所選びの安心材料のひとつです。
しかし、それだけで自分に合うとは限りません。
手数料、スプレッド、取扱銘柄、アプリの使いやすさ、積立機能、ステーキング、入出金のしやすさなどを比較する必要があります。
注意点4:サービス変更は公式案内を確認する
ビットバンク側は、bitbankのサービスをこれまでどおり提供すると説明しています。
ただし、今後、ブランド、アプリ、手数料、取扱銘柄、規約、口座連携などが変わる可能性はあります。
利用者はSNSの噂だけで判断せず、SBIやビットバンクの公式発表を確認しましょう。
SBIの本当の狙いは「次の金融の入口」を押さえること
SBIのビットバンク完全子会社化に向けた動きは、暗号資産相場への短期的な賭けではなく、次の金融の入口を押さえる動きです。
今の暗号資産市場は、価格だけを見ると厳しく見えます。
ビットコインは下がり、アルトコインも弱く、関連株も不安定です。
しかし、裏側ではステーブルコイン、デジタル証券、RWA、法人向けカストディ、国際送金、決済の整備が進んでいます。
これらは、ビットコイン価格が今日上がるか下がるかとは別の長期テーマです。
SBIが取りに行っているのは、個別の暗号資産の値上がり益ではなく、暗号資産やデジタル資産を使うための入口です。
取引所の口座、本人確認、ウォレット、取引履歴、カストディ、ステーブルコイン流通、法人対応。
これらをグループ内に持つことで、将来のデジタル金融サービスを展開しやすくなります。
個人投資家が相場を見る一方で、大手金融グループはインフラを見ています。
今回のSBIの動きは、その違いを示すニュースといえます。
これから仮想通貨を始めるなら
SBIによるビットバンク完全子会社化に向けた動きは、国内の暗号資産市場が大きく変わりつつあることを示すニュースです。
ただし、暗号資産を始めるときは、ニュースの大きさだけで取引所を選ぶ必要はありません。
まずは、自分が何を重視するのかを整理しましょう。
コストを重視するのか、アプリの使いやすさを重視するのか、取扱銘柄数を重視するのか、積立やステーキングを使いたいのかによって、合う取引所は変わります。
国内で暗号資産を購入する場合は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者を利用することが基本です。
取引所によって、手数料、スプレッド、アプリの使いやすさ、積立機能、取扱銘柄は異なります。
仮想通貨を始めるなら、ニュースの見出しだけで判断せず、サービス内容とリスクを理解したうえで少額から始めることが大切です。
自分に合った取引所を選び、ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄の値動きを確認しながら投資判断を行いましょう。
【詳細比較】国内主要仮想通貨取引所5社
ここからは、国内の主要暗号資産取引所5社を比較して紹介します。
取引所を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、アプリの使いやすさ、取扱銘柄数、運営会社の信頼性、取引所形式の使いやすさも確認しておくことが大切です。
本記事では、初心者が比較しやすいように、それぞれの取引所の特徴・向いている人・注意点を整理しました。
SBI VCトレード(coinchoice人気取引所)
大手金融グループ運営|コストを抑えて始めたい人におすすめ
SBI VCトレードは、SBIグループが運営する国内暗号資産取引所です。
大手金融グループの安心感を重視したい人や、各種手数料を抑えながら暗号資産を始めたい人に向いています。
SBIは、SBI VCトレードとビットポイントジャパンの合併に続き、ビットバンクの完全子会社化に向けた動きも進めています。
今後のサービス連携や取扱銘柄、キャンペーンの変化にも注目したい取引所です。
おすすめの人:手数料を抑えたい人、大手金融グループ運営の安心感を重視したい人

Coincheck(コインチェック)
初心者に人気のアプリ重視型|スマホで始めたい人におすすめ
Coincheckは、スマホアプリの使いやすさに定評がある国内暗号資産取引所です。
はじめてビットコインや暗号資産を購入する人でも、画面を見ながら直感的に操作しやすい点が魅力です。
難しい取引画面に不安がある人や、まずは少額から暗号資産に触れてみたい人に向いています。
一方で、販売所形式で購入する場合はスプレッドが実質的なコストになるため、購入前に価格差を確認しておくことが大切です。
おすすめの人:スマホで簡単に始めたい人、操作の分かりやすさを重視したい人

bitbank(ビットバンク)
アルトコイン取引に強い本格派|SBIグループ入りで今後の変化に注目
bitbankは、ビットコインだけでなくアルトコインの取引にも力を入れている国内暗号資産取引所です。
取引所形式で売買したい人や、チャートを見ながら本格的に取引したい人に向いています。
今回、SBIによる完全子会社化に向けた契約締結が発表されたことで、今後のサービス運営やSBI VCトレードとの連携が注目されます。
ただし、取扱銘柄、手数料、アプリ、口座の扱いなどがどう変わるかは、今後の公式発表を確認する必要があります。
おすすめの人:アルトコインを取引したい人、取引所形式でコストを意識して売買したい人

OKJ
取扱銘柄数を重視する人におすすめ|新興銘柄も探しやすい取引所
OKJは、取扱銘柄の選択肢を重視したい人に向いている国内暗号資産取引所です。
ビットコインやイーサリアムだけでなく、さまざまな暗号資産を比較したい人にとって使いやすい候補になります。
新興銘柄に関心がある人には魅力がありますが、銘柄数が多い分、それぞれのリスクや値動きの大きさを確認することも重要です。
短期的な上昇だけで判断せず、プロジェクト内容や流動性も見ておきましょう。
おすすめの人:取扱銘柄数を重視したい人、ビットコイン以外の暗号資産も比較したい人

bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットコインを中心に始めたい人におすすめ|知名度の高い老舗取引所
bitFlyerは、国内でも知名度の高い暗号資産取引所のひとつです。
特にビットコインを中心に暗号資産を始めたい人や、長く運営されているサービスを選びたい人に向いています。
はじめて暗号資産を購入する場合でも利用しやすい一方で、購入方法によって実質的なコストが変わる点には注意が必要です。
販売所と取引所の違いを理解したうえで、自分に合った買い方を選ぶとよいでしょう。
おすすめの人:ビットコインを中心に始めたい人、知名度や運営実績を重視したい人

5社比較まとめ表

国内取引所を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、アプリの使いやすさ、取扱銘柄数、運営会社の信頼性、取引所形式の使いやすさもあわせて比較することが大切です。
コストを重視するならSBI VCトレード、スマホで手軽に始めたいならCoincheck、アルトコイン取引を重視するならbitbankやOKJ、ビットコインを中心に始めたいならbitFlyerが候補になります。
今回の発表により、SBI VCトレードとbitbankの今後の連携には注目が集まります。
ただし、サービス統合や条件変更は公式案内を確認する必要があります。
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よくある質問
SBIはなぜ相場が悪い中で仮想通貨事業を拡大しているのですか?
短期的なビットコイン価格ではなく、取引所、ステーブルコイン、デジタル証券、法人向けカストディなど、将来のデジタル資産インフラを見ているためだと考えられます。
SBIはビットバンクをすでに買収完了したのですか?
現時点では、完全子会社化に向けた基本合意書および株式譲渡契約を締結した段階です。
ビットバンク側の発表では、本株式譲渡の実行は2026年8月頃、本取引の完了は2026年10月頃が予定されています。
SBIがビットバンクを買うとビットコイン価格は上がりますか?
必ずしもそうとはいえません。
SBIの動きは暗号資産事業の長期戦略であり、ビットコイン価格の短期的な上昇を保証するものではありません。
ビットバンク利用者はすぐに手続きが必要ですか?
現時点では、発表だけで利用者がすぐに手続きをする必要があるとは限りません。
ビットバンクは、bitbankのサービスをこれまでどおり提供すると説明しています。
ただし、今後の変更は公式案内を確認することが大切です。
相場が悪いときに仮想通貨を始めても大丈夫ですか?
暗号資産は価格変動が大きいため、相場が悪いときでも良いときでもリスクがあります。
始める場合は、少額から、国内登録済みの暗号資産交換業者を利用し、価格変動や手数料、スプレッドを理解したうえで検討しましょう。
まとめ:SBIが見ているのは短期相場ではなく、次の金融インフラ
SBIホールディングスは、ビットバンク株式会社の完全子会社化に向けて、基本合意書および株式譲渡契約を締結しました。
ビットバンク側の発表では、本株式譲渡の実行は2026年8月頃、本取引の完了は2026年10月頃が予定されています。
足元の仮想通貨市場は弱く、ビットコインや主要アルトコインは上値の重い展開が続いています。
それでもSBIが暗号資産事業を拡大するのは、短期的な値上がりを狙っているからではなく、将来のデジタル資産インフラを押さえるためだと考えられます。
取引所は、ビットコインを売買するだけの場所ではなくなりつつあります。
ステーブルコイン、デジタル証券、RWA、法人向けカストディ、決済、送金などにつながる入口になりつつあります。
相場が悪い時期は、個人投資家にとっては不安な時期です。
しかし、大手金融グループにとっては、将来の市場を見据えて事業基盤を整えるタイミングにもなります。
今回のSBIによるビットバンク完全子会社化に向けた動きは、国内暗号資産市場が「投機の場」から「金融インフラ」へ変わっていく流れを示すニュースです。
ただし、個人投資家は「SBIが動いているから仮想通貨は安心」と単純に考えるべきではありません。
事業戦略と相場予想は別です。
暗号資産に投資する場合は、価格変動、手数料、スプレッド、取引所の特徴を理解し、無理のない範囲で向き合うことが大切です。
関連記事
出典・参考
- SBIホールディングス:ビットバンク株式会社の株式取得(完全子会社化)に関する基本合意書及び株式譲渡契約締結のお知らせ
- ビットバンク:SBIグループへの参画に向けた当社完全子会社化に関する基本合意書及び株式譲渡契約締結のお知らせ
- SBI VCトレード:SBI VCトレード株式会社と株式会社ビットポイントジャパンとの合併完了に関するお知らせ
- SBIホールディングス:SBIグループおよびStartale Groupによる、国内初の信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」の提供開始に関するお知らせ
- CoinDesk:Bitcoin back above $60,000, ETH, SOL recoup losses as AI stocks stage rebound
- CoinDesk:Bitcoin falls to $60,000 as AI trade continues to draw investor interest and capital
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の暗号資産、株式、金融商品の購入を推奨するものではありません。暗号資産は価格変動が大きく、元本割れのリスクがあります。企業買収やサービス内容は今後変更される可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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