ポリマーケット、取引基盤を全面刷新へ。新担保トークン「Polymarket USD」導入も

ポリマーケット、取引基盤を全面刷新へ

予測市場「ポリマーケット(Polymarket)」による、取引処理の高速化やガスコスト削減などを目的とした取引基盤の大規模アップグレードの実施計画が4月7日に発表された。今回の変更について「ローンチ以来最大のインフラ変更」と説明されている。

発表によると、今後2〜3週間で取引所スタック全体を刷新するという。刷新には新たなコントラクト、新しいオーダーブック、そして新しい担保トークンの導入が含まれるとのことだ。

今回のアップグレードでは、「CTFエクスチェンジV2(CTF Exchange V2)」と呼ばれるコントラクトが導入される。同コントラクトは、ポリマーケットのオンチェーン取引を管理する基盤であり、オーダー構造の簡素化や注文マッチングの最適化、手数料の回収および分配の効率化などが行われると説明されている。これにより、取引処理の効率化が図られるとされる。また、EIP-1271署名への対応により、スマートコントラクトウォレットによる注文署名にも対応するとのこと。

さらにポリマーケットは、新たな担保トークン「ポリマーケットUSD(Polymarket USD)」を導入する。これは米サークル(Circle)が発行する米ドル連動型ステーブルコインUSDCによって1:1で裏付けられるトークンであり、従来利用されていたブリッジ版USDCである「USDC.e」からの移行が行われる予定だ。

多くのユーザーにとって、この移行はフロントエンド上で自動的に処理されるため、1回の承認操作で完了するとしている。一方で、APIを利用するトレーダーやボット運用者などは、専用コントラクトのwrap()関数を用いて、USDCまたはUSDC.eをPolymarket USDへ変換する必要がある。

また、今回のアップグレードにあわせて中央指値注文方式(CLOB)も更新される。開発者向けには新たなSDKが提供される。タイプスクリプト(TypeScript)、パイソン(Python)、ゴー(Go)などの言語に対応する予定で、ボットや独自の統合を行っている場合は、SDKの更新および新しいオーダー構造への対応が必要になるとされている。

アップグレードの実施に伴い、既存のオーダーブックはすべてリセットされるとのこと。短時間のメンテナンスウィンドウが設けられ、未約定の注文はキャンセルされる予定だ。具体的な日時については、少なくとも1週間前に告知するとしている。

なおポリマーケットについては、独自トークン「POLY」の発行構想が噂されている。運営元であるブロックラタイズ(Blockratize)は、「POLY」および「$POLY」の名称について2月4日付で米国特許商標庁(USPTO)に出願していることが公開情報から確認されている。

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画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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