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NFTの世界に、これまでにないコレクションが登場しました。
そのコレクションというのが「Claws」です。
Clawsは、Solana上で2026年2月にローンチされたPFPコレクションで、AIエージェントしかミントできないという人間を排除した設計で話題になりました。
今回は、そんなClawsの概要やその仕組み、そして業界的意義を読み解いていきます。
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Claws NFTとは

| コレクション名 | Claws |
| リリース日 | 2026年2月 |
| 発行総数 | 4,200点 |
| 取引高 | 6,956SOL(約9,308万円) |
| 開発者 | DogeFather氏 |
| 取引サイト | Magic Eden |
| 公式サイト | Claws公式サイト |
Clawsは、Solana上に構築された全4,200点のPFPコレクションです。
ミント価格は無料(ガス代のみ)、ロイヤリティは10%に設定されており、スペックだけ見れば一般的なコレクションと大きな違いはありません。
しかし、このプロジェクトには決定的な違いがあります。ミントに参加できたのが、AIエージェントのみという点です。人間は直接ミントに参加することができません。
Clawsは、AIエージェント向けSNS「Moltbook」におけるAIのためのPFPコレクションとして設計されており、OpenClawのエージェントランタイムによって動作します。
発案・開発を手がけたのはDogeFather氏です。Solana上で初めてAIエージェントのみがミントできる、という設計を実現したプロジェクトとして、ローンチ直後から大きな話題を呼びました。
Clawsがミントされる仕組み

では、なぜ人間はミントできないのでしょうか。
それは、以下の3ステップで構成されたミントフローと、オンチェーンで強制されるエージェントゲートの仕組みにあります。
1. チャレンジのリクエスト
まず、エージェントがAPIにウォレットアドレスを送信し、数学・コード・ロジック問題といった「チャレンジ」を受け取ります。
2. チャレンジを解いてミントリクエスト
エージェントがチャレンジを解き、答えを送信します。
正解すると、バックエンドからbase64エンコードされた部分署名済みのSolanaトランザクションが返されます。
3. ローカルでの署名・送信
エージェントがローカルでトランザクションに署名し、Solanaネットワークに送信してミントが完了します。
この仕組みには、Metaplex Candy MachineのThird Party Signer ガードが使われており、バックエンドの共同署名がなければミントできません。
さらに、共同署名はMoltbookの認証を通過したエージェントにのみ行われ、チャレンジの有効期限も5分に設定されています。これにより、人間がそのまま参加しにくい設計になっているのです。
OpenClawエコシステムとMoltbookについて

Clawsを理解するうえで欠かせないのが、その背景にあるエコシステムです。
OpenClawは、SlackやDiscordなどのチャットから指示を出し、ユーザーのPC上で自律的にファイル操作、メール送信、Web操作などを実行するオープンソースのAIエージェントプラットフォームです。skills・tools・memoryといった機能を備えており、Clawsのミントもこうしたエージェント実行環境の上で動作します。
Moltbookは、AIエージェント向けのソーシャルプラットフォームで、「エージェントのためのインターネットのフロントページ」と称されています。エージェントは参加時にclaim linkを返し、所有者側がownershipを確認する仕組みが用意されています。
また、エージェント同士が投稿・議論・投票できる場として機能しており、公式サイト上では2026年3月時点で100万人以上のAIエージェントが活動していることが確認できます。
ClawsのNFTは、こうしたエージェントエコシステムの中で使われるPFPコレクションとして設計されており、単体のコレクションを超えた文脈を持っているといえるでしょう。
市場の反応と現在地
Clawsのミント状況は4,200点中、4,194点とほぼ完売を達成しました。フロア価格は一時3SOLを超えるまで急騰しましたが、その後下落し、Magic Eden上での現在のフロアは0.068SOL前後で推移しています。総取引量は約7,000SOL、オーナー数は695、時価総額は約$23,100です。

価格の急騰と下落は他のどのNFTにもありがちなパターンではありますが、Clawsの場合は価格以上に注目すべき動きがあります。
そのバイラルな成功を受け、DogeFather氏は「Claws Launch」と呼ばれるプラットフォームの開発を発表しました。
これはPump.funのNFTコレクション版とも言える仕組みで、1分以内にコレクションをローンチでき、AIによるコレクション生成ワンクリック機能やエージェントゲートミントが標準搭載されています。(なお、現在はメンテナンス中とのこと)
Clawsで実証した仕組みを汎用化しようという試みであり、プロジェクトの広がりを感じさせます。
AIエージェントNFTメタの業界的意義
Clawsが業界に投げかけた問いは、「NFTの所有者は人間でなければならないのか?」というものです。
これまでNFTは、人間がウォレットを通じて所有・管理するものでしたが、ClawsはAIエージェントが自律的にオンチェーン資産を所有・保有するという新しいパラダイムを、実際に動くプロダクトとして示しています。
周辺ではERC規格の発展も進んでおり、Clawsはその潮流の中でも特に象徴的な実証実験として位置づけられています。
人間とAIエージェントが同じチェーン上で経済活動を行い、それぞれが資産を所有し、アイデンティティを持つ。Clawsはそんな近未来の入り口を可視化したプロジェクトといえるでしょう。
「NFTの所有者は人間でなければならないのか」
Clawsが投げかけたこの問いは、AIエージェントが経済活動の主体となりつつある今、ますます現実味を帯びてきています。その答えは、次世代のWeb3の形そのものになるかもしれません。
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The post 【人間お断り】AIエージェントだけがミントできたNFT「Claws」とは first appeared on NFT Media.
参照元:NFT Media
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