トランプ氏一族関与のWLFI、為替・送金プラットフォーム「ワールド・スワップ」計画を公表
結論
トランプ氏の一族が関与すると報じられているWorld Liberty Financial(ワールド・リバティ・ファイナンシャル、WLFI)が、2026年2月12日に為替・送金プラットフォーム「World Swap(ワールド・スワップ)」の計画を公表しました。
ロイターなどの報道によれば、香港で開催された暗号資産イベント「Consensus」で発表されたものです。
年間7兆ドル規模とされる外国為替市場への参入を視野に入れ、USD1ステーブルコインを決済手段として活用する構想です。
既存の送金業者が数%規模の手数料を徴収している中、World Swapはより低コストでの送金実現を掲げています。
一方で、政治的影響や利益相反をめぐる懸念も指摘されています。
米民主党議員の一部は、WLFIの資金調達や取引関係について情報開示を求めています。
こうした規制や政治リスクは、暗号資産市場全体の値動きにも影響を与える可能性があります。
実際に取引を検討する場合は、手数料や取扱銘柄、安全性などを事前に比較しておくことが重要です。
3つの重要ポイント
1.WLFIが為替・送金市場に参入構想を発表
トランプ氏の一族が関与すると報じられるWLFIが、「World Swap」を通じて外国為替・国際送金市場に参入する計画を公表しました。USD1ステーブルコインを活用し、低コスト送金を目指すとしています。
2.USD1の急拡大と集中リスクへの懸念
USD1は時価総額を急速に拡大させていますが、一部報道では特定の大手取引所への保有集中が指摘されています。流動性や分散性、透明性をめぐる議論も続いています。
3.政治・規制リスクが大きな不確定要素
UAE関連投資や銀行免許申請をめぐり、利益相反や規制上の論点が浮上しています。政権や議会の動向次第で規制環境が変わる可能性もあり、政治リスクがプロジェクト評価に影響します。
7兆ドル市場への参入構想
報道によれば、WLFIの共同創業者ザック・フォークマン氏はConsensusのステージで為替市場の構造を批判し、「世界中で巨額の資金が通貨間を移動しているが、利用者にとって依然コストが高い」と述べました。
World Swapは、ユーザーのデビットカードや銀行口座と接続し、USD1を介して外国為替送金を決済する仕組みを想定しています。
具体的な手数料率は公表されていませんが、既存サービスよりも低コストを目指すと説明しています。
詳細は今後のイベントで追加発表される見通しです。
また、1月に開始した貸付プラットフォーム「World Liberty Markets」については、数億ドル規模の融資実績を公表しています。
ただし、その成長の内訳や持続性については現時点で詳細は明らかになっていません。
USD1ステーブルコインの時価総額は約50億ドル規模に達したと報じられており、ステーブルコイン市場で上位に位置しています。
USD1の成長と集中リスク
USD1の急成長については、市場でさまざまな見方が出ています。
米メディアの報道では、特定の大手取引所がUSD1の大部分を保有しているとされ、流動性や分散性の観点から集中リスクを指摘する声もあります。
2026年には、UAE関連投資家による大規模な出資や、暗号資産大手との取引関係が報じられました。
こうした資金流入がUSD1の拡大を後押しした可能性があります。
一方で、これらの資本関係については政治的影響や利益相反の有無をめぐる議論も続いています。
ホワイトハウスは問題はないとの立場を示していますが、議会関係者の一部は透明性確保を求めています。
銀行免許申請と規制環境
WLFIは、関連会社を通じて通貨監督庁(OCC)に信託銀行免許を申請していると報じられています。
承認されれば、顧客資産の保管や決済関連サービスの提供が可能になります。
銀行免許を取得した場合、州ごとの送金業規制との関係が整理される可能性があります。
ただし、連邦レベルでの監督や資本要件など別の規制枠組みが適用されるため、すべての規制が免除されるわけではありません。
暗号資産分野における規制当局の執行動向については、近年は件数や制裁金が減少傾向にあるとの分析もありますが、その評価は分かれています。
規制姿勢の変化か、優先順位の見直しかについては見解が分かれています。
WLFIトークンの評価は
WLFIトークンは発表後に一時的な値動きを見せましたが、大幅な上昇には至っていません。
トークン保有者への具体的な権利や収益分配の仕組みについては詳細が限定的であり、プロジェクトの成功が直接価格に反映されるかどうかは不透明です。
World Swapが実際にローンチされ、市場で一定のシェアを獲得できるかが今後の焦点となります。
ただし、国際送金分野では既に多くの既存企業やフィンテック企業が競争しており、規制対応やマネーロンダリング対策も重要な課題です。
政治環境の変化も無視できません。政権や議会構成の変化によって規制環境が見直される可能性があります。
送金市場は変わるのか
国際送金市場は年間数千億ドル規模とされ、Western UnionやMoneyGramに加え、WiseやRemitlyなどのフィンテック企業も存在感を高めています。
手数料は徐々に低下傾向にあります。
暗号資産を活用した送金モデル自体は新しいものではありません。
Rippleなどは以前から金融機関向けに展開しており、個人向けのステーブルコイン送金サービスも存在します。
World Swapの差別化要因は今後明らかになる見通しですが、技術的優位性や規制対応体制の整備が鍵になります。
競争が進み、送金コストが下がるのであれば利用者にとっては歓迎材料です。一方で、政治的影響力や資本関係が市場構造に影響を及ぼす場合には慎重な検証が必要です。
国内で選ばれている仮想通貨取引所(タイプ別)
少額から試したい仮想通貨が初めての方
手数料を抑えたい人
- SBI VCトレード:入出金・送金手数料が原則無料
アルトコインを幅広く触りたい人
【詳細比較】国内主要仮想通貨取引所6社
BitTrade(ビットトレード)
国内最多クラスの取扱銘柄数|少額取引に強み

SBI VCトレード
大手金融グループ運営|コスト重視派に人気

Coincheck(コインチェック)
初心者に人気のアプリ重視型取引所

bitbank(ビットバンク)
アルトコイン取引に強い本格派

OKJ
取扱銘柄数が多く、新興銘柄にも対応

bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットコイン取引量で知られる老舗取引所

6社比較まとめ表

あなたに最適な取引所は?
30秒診断であなたにぴったりの取引所を見つける

FAQ
Q1. World Swapは既存の送金サービスより本当に安くなるのですか?
A. 現時点では具体的な手数料は公表されていません。
低コストを掲げていますが、実際の料金体系や為替スプレッドが明らかになるまでは判断できません。
Q2. USD1は安全なステーブルコインですか?
A. 米ドルとのペッグを維持するとされていますが、保有構造や流動性の集中については報道ベースで議論があります。
透明性や準備資産の開示状況が今後の信頼性を左右します。
Q3. WLFIトークンは投資対象として有望ですか?
A. 現時点では慎重な見方が必要です。
プロジェクトの進展や規制環境、政治リスクなど不確定要素が多く、トークン保有者の具体的権利も限定的です。実態を見極めることが重要です。
まとめ
WLFIのWorld Swap計画は、為替・送金市場への参入を目指す構想です。USD1ステーブルコインを活用し、低コスト送金を掲げています。
一方で、資金調達や取引関係をめぐる政治的議論や、規制環境の不確実性も存在します。USD1の急拡大や保有構造についても、透明性確保が今後の焦点となります。
World Swapの具体的な手数料体系や開始時期が明らかになれば、市場の評価もより定まるでしょう。
投資判断にあたっては、プロジェクトの実態、規制動向、政治リスクを含めた総合的な検討が求められます。
参考資料・出典
- Reuters「Trump-linked World Liberty Financial to launch forex remittance platform」
- CoinDesk「トランプ関連のWLFIのザック・フォークマンがConsensus Hong Kongで為替プラットフォームを予告」
- CoinPost「トランプ一族関与のワールドリバティ、国際送金サービス『ワールドスワップ』をローンチへ」
- bitbank「トランプ家の暗号資産プロジェクトWLFI、為替プラットフォーム『World Swap』を近く開始すると発表」
The post トランプ家が暗号資産送金構想。「ワールド・スワップ」の狙い first appeared on CoinChoice(コインチョイス).


コメント