注目度が高まるアメリカ雇用統計
2016-08-28
これによりドル高へ推移。
アトランタ地区連銀のロックハート総裁も年に2回の利上げの可能と発言しており、他のアメリカ要人もタカ派発言が続いています。
9月の利上げ確率は36%、12月は64%へと上昇してきており、米長期金利も最近の高値を越えてきています。
イエレン議長は利上げの時期を示唆しなかったですが、フィッシャー副議長は「イエレンFRB議長の発言は9月利上げの可能性と整合」と発言しており、イエレン議長が利上げを示唆してしまうと、金融市場に衝撃が起きるので、その衝撃を緩和させるために、まずフィッシャーさんが先に示唆しているのではないかと思います。
市場に利上げが近いことを徐々に織り込ませようとしているように受け取れます。
これらの発言から、今週末の雇用統計に注目が集まります。
ただ、かなり良い数字が出れば9月利上げもあると思いますが、予想値と同じような数字であれば、私的には9月の利上げは無いと思っています。
雇用統計でかなり悪い数字じゃなければ、9月21日のFOMCに向けて、思惑によってドルが強くなりそうです。
黒田総裁も講演しましたが、ハト派な発言であったものの、当たり前のような発言しかなく、材料視されないように思います。
ただ、先週の本邦消費者物価の伸びが悪く、インフレ目標とされている2017年度中に2%というのはかなり難しい状況です。
9月の日銀会合では総括的な検証を行いますが、市場参加者の予想で多い「インフレ目標を先延ばしにする」という感じになりそうです。
追加緩和をするのではないかという予想もありますが、私的には何もしないように思っています。
ドル円はチャート的には103円ぐらいまで戻りそうな感じになっていますし、雇用統計次第ではもっと上がる可能性もありそうです。
ただ、アメリカの利上げ観測から、株式市場は上値が重くなるので、上昇トレンドにはなりにくいようには思います。
それでも9月21日に向けてはドル円は底堅い展開が続くと思うので、基本は押し目買いで考えています。
基本的にドル高だと思っていたのでユーロドルを売りたかったですが、こちらは結局売れず。
メリマンの変化日でもあり、オージードルは下がってきています。
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参照元:FXだけで生活しちゃおー