
イーサリアムのステーキング需給に変化
イーサリアム(Ethereum)のステーキングにおいて、退出を待つイーサリアムの数量がゼロになったことが1月6日時点の公開データで確認された。一方で、新たにステーキングへの参加を待つイーサリアムの数量は増加している。
イーサリアムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しており、ネットワークの安定性を維持するため、ステーキングの参加および退出は即時に処理されず、待機列(ステーキングキュー)を通じて段階的に実行される仕組みとなっている。一般に、参加キューは新たにステーキングを開始するために待機しているイーサリアムの数量を、退出キューはステーキングを終了するために待機している数量を示す。
公開されているデータによると、退出キューは2025年9月から10月ごろにかけて高水準で推移していたが、その後は減少基調となり、1月6日にゼロとなった。一方で、参加キューは2025年末ごろから増加傾向にあり、直近では100万ETHを超える水準まで積み上がっている。
こうしたステーキングキューの動きがみられる中で、イーサリアムを大量に保有する企業によるステーキングの実施も確認されている。イーサリアムの財務戦略を進めるビットマイン(BitMine)は、1月4日時点で65万9,219ETHをステーキングしていると発表している。
ビットマインは、イーサリアムを長期保有資産として位置付け、その一部をステーキングに活用する方針を示している。同社は、保有するイーサリアムの総量が400万ETHを超えることも明らかにしており、ステーキングを含む活用方針を示している。
イーサリアムのステーキングを巡っては、ネットワーク上でロックされるイーサリアムの数量や、参加・退出キューの状況が、ステーキング動向を示す指標の1つとして注目されている。今回のデータは、イーサリアムのステーキングにおける需給状況に変化が生じていることを示すものといえる。
昨年からイーサリアムを財務資産として保有する企業が増えている。ビットマインのように保有ETHをステーキングに活用する戦略を採る企業が増えた場合、ネットワーク上でロックされるETHの数量は今後さらに増加する可能性がある。
参考:イーサリアム・バリデーターキュー・プレスリリース
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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