テザー社のユヴェントス株取得案、エクソールが全会一致で拒否

テザー社のユヴェントス株取得案が拒否

テザー(Tether)社の独立投資部門テザー・インベストメンツ(Tether Investments)が、伊プロサッカークラブ「ユヴェントス・フットボール・クラブ(Juventus Football Club)」の持株会社エクソール(Exor)に対し、同クラブの株式取得を提案したが拒否された。エクソールが12月13日付で取締役会が同提案を全会一致で拒否したと発表した。

発表によると、エクソールはユヴェントスの株式を第三者に売却することはないという。

テザー社の12月12日の発表によれば、テザー・インベストメンツの提案は、発行済株式資本の65.4%に相当するエクソールの持分取得を想定していたという。また同部門は規制当局の承認を条件に、取引成立後は残りの株式も同一価格で公開買付け(TOB)を行う意向を示し、資金は自社資本で全額手当てする予定だった。

テザー社CEOパオロ・アルドイーノ(Paolo Ardoino)は今回の提案について、「取引が完了する場合、クラブの支援・発展のために10億ユーロ(約1,820億円)を投資する用意がある」と同発表にてコメントした。

なおユヴェントスは10月21日、テザー・インベストメンツが同クラブの株式の約11.5%を保有していると公表していた。 

参考:エクソールテザー社
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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