
バイナンスジャパンにFET上場へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパン(Binance Japan)が、暗号資産アーティフィシャル・スーパーインテリジェンス・アライアンス:Artificial Superintelligence Alliance(FET)の取り扱い予定を12月11日に発表した。
なお予定通りFETがバイナンスジャパンに上場すれば、国内取引所においてFETの取り扱いは初の事例となる。
発表によるとFETの取扱開始は12月12日17:00。対象サービスは、販売所および取引所における現物取引、自動購入(定期購入)、ユーザー間送金機能(P2P取引)の「バイナンスペイ(Binance Pay)」だ。取引所での取り扱いペアはFET/BTCとFET/BNBに対応するとのこと。対応ネットワークは、Fetch.aiおよびイーサリアム(ERC20)となる。
FETは、Fetch.aiとSingularityNETによる分散型AI連合「Artificial Superintelligence Alliance(ASIアライアンス)」によるトークンだ。当初はOcean Protocolも含む3プロジェクトの連合として構想されたが、現在はFetch.aiとSingularityNETが中心メンバーとなっている。
現在はFetch.aiの独自トークン「フィッチドットエーアイ(FET)」がリブランディングされたものとなっているが、今後対応ネットワークを「Artificial Superintelligence Network」へ移行し、トークンもFETからASIへ1:1で移行される計画となっている。なおフィッチドットAI(FET)は、Fetch.aiにおけるネットワーク手数料やステーキング、ガバナンスに利用されている。
今回のFET上場により、バイナンスジャパンの取り扱い暗号資産数は合計で64銘柄となった(一時停止中の「MKR」を含む)。この取扱数は国内暗号資産取引所において最多となる。
現在の同取引所の取り扱い銘柄はFETの他、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビルドアンドビルド(BNB)、カルダノ(ADA)、アルゴランド(ALGO)、アスター(ASTR)、コスモス(ATOM)、アバランチ(AVAX)、アクシーインフィニティ(AXS)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チリーズ(CHZ)、ダイ(DAI)、ドージコイン(DOGE)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、イーサリアムクラシック(ETC)、アイオーエスティー(IOST)、ジャスミー(JASMY)、チェーンリンク(LINK)、ライトコイン(LTC)、ポリゴン(POL:旧MATIC)、メイカー(MKR)※一時停止中、オントロジー(ONT)、クアンタム(QTUM)、ザ・サンドボックス(SAND)、シバイヌ(SHIB)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、テゾス(XTZ)、ジリカ(ZIL)、ヘデラハッシュグラフ(HBAR)、ニアプロトコル(NEAR)、オプティミズム(OP)、イミュータブルエックス(IMX)、アービトラム(ARB)、ザ・グラフ(GRT)、ディセントラランド(MANA)、ヴォルタ(A)※旧EOS、ガラ(GALA)、エイプコイン(APE)、カイア(KAIA)※旧KLAY、リスク(LSK)、ラップドビットコイン(WBTC)、ファイルコイン(FIL)、スイ(SUI)、マスクネットワーク(MASK)、サイバーコネクト(CYBER)、アプトス(APT)、ネオ(NEO)、シータ(THETA)、ソーラー(SXP)、トンコイン(TON)、レンダートークン(RENDER)、ペペ(PEPE)、セイ(SEI)、アイオーテックス(IOTX)、ファースト・ネイロ・オン・イーサリアム:First Neiro On Ethereum(NEIRO)、ライブピア(LPT)、スカイ(SKY)、オフィシャルトランプ(TRUMP)となっている。
参考:バイナンスジャパン
画像:iStocks/Ninja-Studio
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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