
Stablecoin(JPYC)Innovation Challenge 2025開催へ
ステーブルコインによるビジネス課題の解決をテーマにしたアイディアソン「Stablecoin(JPYC) Innovation Challenge 2025」が開催される。現在の確定賞金額は600,000円。ただし趣旨に賛同する協賛企業の参画により賞金総額が期間中に増額していくとのこと。エントリーおよび企画書提出の期間は12月9日から1月7日となっている。
同イベントはシステム構築・運用管理などを手がける国内企業シーエーシー(CAC)、Web3開発組織のKomlock labおよび、Web3領域では国内有数の実績を誇るセキュリティ監査サービス「Hi AUDIT」を運営するTECHFUNDの3社が共同開催する。
なおアイデアソンとは、特定のテーマや課題に対して新しいアイデアを生むワークショップ形式のイベントだ。本アイディアソンでは、技術力だけでなく、既存産業(Web2)が抱えるリアルなビジネス課題をステーブルコインで解決する「次世代のソリューション」を募集するという。
ステーブルコインとは、主にドル・円などの法定通貨の価値に連動させ、政府債などの伝統的資産を裏付けとして一定価値を維持するように設計された、ブロックチェーン上で発行・移転されるトークンの一種。ブロックチェーン技術の社会実装が進む中、既存産業との親和性が極めて高い領域だと伝えられている。
今回のイベントでは、MVP(Minimum Viable Product:プロトタイプ)の実装ができるチームは審査で加点となるが、アイデアソンのため必須ではないとのこと。また「スライドによる企画提案のみ」での参加も歓迎されており、エンジニアがいないビジネスチームや、学生チームも、アイディアと熱意があれば優勝のチャンスがあるという。ただし単なる「アイディア出し」ではなく、社会実装を見据えた「解像度の高さ」が評価されるとのこと。
具体的な審査基準は、「革新性」、「実現可能性」、「社会的インパクト」となっている。
「革新性」はステーブルコインならではの特性を活かし、既存のビジネスモデルや商習慣を変革できているか。「実現可能性」は技術的およびビジネス的に、実現への具体的な道筋(アクションプラン)が描けているか。AI等で出力しただけの抽象的なアイディアではなく、「誰が、いつ、どうやってやるか」という実行計画を重視する。そして「社会的インパクト」では、そのソリューションによって、どれだけの「不便(Pain)」が解消され、経済的なインパクトが生まれるか、が審査される。
参加対象は、個人、チーム(企業、学校、有志)問わず、誰でもエントリー可能とのこと。賞金は前述したように600,000円から増額されるというが、詳細な各賞の金額配分および総額は、後日イベントページ上で発表されるという。
イベントへのエントリーおよび企画書提出期限は1月7日17:59。12月中にCACが主催する第1弾の事前ワークショップ、12月18日19:00~20:00にはKomlock lab主催の第2弾のオンライン事前ワークショップが開催される。
一次審査結果発表・ファイナリスト選出は1月14日。Demo Dayは1月23日に開催予定だ。
アイデアソンへのエントリーはこちらから
アイディアソン「Stablecoin(JPYC) Innovation Challenge 2025」へのエントリーはこちらから。
登録完了メールにて、企画書提出用のフォームURLが案内されるとのことだ。
エントリーURL:https://luma.com/pzd68rs8
画像:PIXTA
参照元:ニュース – あたらしい経済


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