バイナンス、親管理型の子供向けサブアカウント「Binance Junior」を発表

家族向け暗号資産アプリ「Binance Junior」公開

世界最大手の暗号資産取引所であるBinance(バイナンス)は2025年12月3日に、親や子供が暗号資産(仮想通貨)に関する知識をより深められるようにすることなどを目的として“親管理型の子供向けサブアカウント”を提供する「Binance Junior(バイナンス・ジュニア)」を発表しました。

このアプリ・サブアカウントは、6歳から17歳までのお子様向けに設計された“親が管理する安全な暗号資産サブアカウント”を提供し、家族として暗号資産を学び、貯蓄し、探求する力を与えることを目的としています。

バイナンスは、このサービスを通じて「家族のために遺産を築く」ことを支援し、ご家族のデジタル資産を安全に増やせるようサポートすると説明しています。

子供やティーン向けの親が管理するアプリおよびサブアカウント「Binance Junior」のご紹介。

家族中心の暗号資産貯蓄を構築し、あなたの子どもが“クリプトを使いこなせる未来”に備えられるようにしましょう。

今すぐ試してみる 👉
https://www.binance.com/ja/binance-junior

「Binance Junior」の主な機能と安全管理体制

Binance Juniorアカウントは、親が所有するメインアカウントのサブアカウントとして機能する設計になっているため、若年ユーザーは親の管理下で暗号資産に触れるための実践的な機能を利用できます。

若年ユーザーに提供されるアカウントで有効化されている主な機能は以下の通りです。

  • 保管
    お子様のBinance Juniorアプリに暗号資産を入庫・出庫できる。
  • 稼ぐ
    Binance Earn(バイナンスアーン)のAPY支払いで我が子の暗号資産をどのように成長させるかを親が決定できる。
  • 送金
    お子様は事前に設定された送金限度内で、他のBinance Juniorアカウントに暗号資産を送金できる。

また「Binance Junior」のサービスでは、若年層の安全性を確保するために、以下のようなものを含む複数の取引制限や管理機能が設けられているとも説明されています。

  • 取引制限
    ジュニアアカウントは、他のジュニアアカウントや関連する親アカウントとのみ取引が可能。さらに、他のジュニアアカウントへの送金には「1日あたり400ドル(約62,000円)の制限がある。ジュニアアカウントでは、取引やオンチェーンでの出庫が許可されない。
  • アカウントの管理
    親アカウントのユーザーは、その下にあるBinance Juniorアカウントを削除する権限を持っている。
  • 開設数
    1人の親ユーザーが開設できるBinance Juniorアカウントの数は「最大5つまで」に制限されている。
  • 国別の制限
    Binance Payサービス(ジュニアからジュニアを含む)の年齢制限は国によって異なる。

これらの制限は、Web3(分散型ウェブ)ブロックチェーン技術を活用した金融学習を、安全かつ法規制に準拠した環境で進めるための措置です。

子供の暗号資産教育が重要になる時代

暗号資産・ブロックチェーン・Web3などの技術はこの数年間で急速に発展してきており、最近では一部の政府組織でもこれらの技術が採用されている他、世界的な大手企業でも暗号資産備蓄やブロックチェーン活用の取り組みが進められています。

このようなことを踏まえると、今後は更に多くの場面で暗号資産やブロックチェーンが使用されるようになり、暗号資産を保有・使用する機会も増加していくと予想されるため、この時代に生きる子どもたちにも「暗号資産の扱い方や伴うリスク」を早めに伝えていくことが重要です。

Binance Juniorのサービスを利用すれば親が管理する形で子供に「実際に暗号資産にふれる機会」を提供できるため、今後は同サービスを通じて我が子に暗号資産教育を行う家庭が増えていくことになると予想されます。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.36円)

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source:Binance公式発表
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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