【全国初】新潟県三条市のデジタル市長選挙!魅力や参加方法を聞いてみた

新潟県の中央に位置し、古くから金属加工業で栄えてきた燕三条地域。この「ものづくりの町」を盛り上げるために誕生したNFTプロジェクトが、「燕三条 匠の守護者(たくみのしゅごしゃ)NFT」です。

2019年の始動以来、地域の企業を擬人化した上でトレーディングカードやNFTとして発行し続け、これまでに202体のキャラクターが誕生しました。

2025年12月、「燕三条 匠の守護者NFT」を活用して、三条市公認による「デジタル市長選挙」が開催されます。このようなデジタル市長を決める取り組みは全国初です。

果たして、デジタル空間での選挙とは一体どのようなものなのでしょうか。

今回は、「燕三条 匠の守護者」を運営する株式会社燕三条の代表を務める結城 靖博氏に、デジタル三条市長選挙の核心や参加方法を伺いました。

デジタル三条市で関係人口を創出する

デジタル三条市では、遠方に住んでいる人でも燕三条のまちづくりへの参画が可能です。ここでは、デジタル三条市の取り組みを紹介します。

デジタル三条市とは

デジタル三条市とは、Web3技術の活用によって三条市の関係人口を増やす取り組みです。オンライン空間で地域に関する議論や交流に参加でき、デジタル市民のひとりとして町おこしに携われます。

具体的には、以下の3つの企画で構成されます。

  • デジタル市長選挙 ・・・NFT保有者が投票・立候補でき、町おこしのプロジェクトを実現できる
  • 匠の守護者DAO・・・デジタル三条市民のオンラインコミュニティで、町おこしに関与できる
  • Local Web3 Expo・・・「地域×Web3」をテーマにした見本市

全国初 デジタル三条市長選挙の開催が決定!

このデジタル三条市において、2025年12月に三条市公認の「デジタル三条市長選挙」が開催されます。

全国初となるデジタル市長を決める企画で、当選したデジタル市長は1年間の間、デジタル市民DAOの企画権やバーチャルSANJOの愛称決定権、空間制作の決定権が与えられます。

なお、今回のイベントは、公職選挙法に基づく選挙ではありません。

デジタル三条市長選挙に参加しよう

デジタル三条市長選挙に立候補したり投票したりするには、三条市のデジタル市民証NFTが必要です。ここからは、「燕三条 匠の守護者NFT」の入手方法や特典を紹介します。

有権者の証 デジタル市民証NFT「燕三条匠の守護者」

デジタル三条市長選挙を楽しむために必要となるのが、株式会社燕三条によって発行された「燕三条 匠の守護者NFT」です。

新潟県の燕三条は金物や洋食器などのモノづくりが盛んな地域で、老舗の企業が数多く存在しています。地元を活性化させるために各企業を擬人化したプロジェクトが、「匠の守護者」です。

トレーディングカードやNFTとして発行されており、なかでも「燕三条 匠の守護者NFT」は三条市が公式にデジタル市民証NFTとして認証しており、配付数は11月19日時点で1,200枚を突破しました。

「燕三条 匠の守護者NFT」を保有するメリット

デジタル市民証NFTである「燕三条 匠の守護者NFT」の保有によって、燕三条の町おこしに関与できます。

具体的なメリットは、以下の通りです。

◼ 燕三条のデジタル三条市民になれる
◼ Discord上のDAO「燕三条匠の守護者PJ」で交流、意見交換ができる
◼ DAO内での提案や投票を通じて、プロジェクトに参加できる
◼ オンラインで、企画会議や政策に参加できる
◼ デジタル三条市政で決まったイベントや展示会にスタッフとして参加できる
◼ 三条市のまちづくりに市民と一緒に参加できる

「燕三条 匠の守護者NFT」は、1,500枚分が無償配布されています。また、3,000円の「燕三条NFT 匠の守護者【建国のプレリュード】」を購入するとNFT1個に加えて、トレカ1パック(セット販売)を入手できます。

ぜひ、以下のリンクから「燕三条 匠の守護者NFT」を手に入れて、燕三条の町おこしに参加しましょう。

無料のデジタル三条市民証を入手する

3,000円の「燕三条NFT 匠の守護者【建国のプレリュード】」を購入する

「匠の守護者」の発起人 結城 靖博さんに聞いてみた

今回は、「匠の守護者」プロジェクトの発起人である株式会社燕三条の代表取締役 結城 靖博さんにインタビューを行いました。デジタル三条市長選挙の面白い点や今後のビジョンについて、伺います。

燕三条 結城 靖博氏
株式会社 燕三条
代表取締役 結城 靖博氏

ーーまず、結城さんの自己紹介をお願いします。

結城氏:私は、以下の3つの法人の代表を務めています。

  • 老舗料亭「遊亀楼 魚兵(ゆうきろう うおひょう)」
  • ニートや引きこもりの方の就労を支援する企業「Connection」
  • 新潟県燕三条のまちづくりに取り組む企業「株式会社燕三条」

家業は創業明治元年から続く料亭で、私が7代目を務めています。この他にも「Connection」ではニートやひきこもりの方に向けて内職業務の斡旋をしています。

そして今回の「燕三条 匠の守護者NFT」プロジェクトを運営しているのが、株式会社燕三条です。地元である燕三条を盛り上げるため、まちづくりに挑戦しています。

ーーデジタル三条市長選挙とは、どのような企画ですか。

結城氏:デジタル三条市長選挙とは、Discordサーバー上で投票を行う選挙企画です。デジタル三条市民証となる「燕三条 匠の守護者NFT」の保有者が立候補、投票でき、候補者はメタバース空間で公開討論を行います。

デジタル三条市長選挙で当選すると、1年間にわたってデジタル市民DAOの企画権やバーチャルSANJOの愛称決定権、空間制作の決定権を持ちます。

デジタル三条市長選挙の詳細は、以下の通りです。

 (1) 立候補期間  12月1日(月)~5日(金)
 (2) 公開討論会  12月20日(土)午後2時~4時
 (3) 投票日・投票時間  12月21日(日)正午~22日(月)正午

ーーデジタル三条市長選挙について、特に面白い部分を教えてください。

結城氏:デジタル市長が掲げる公約を、現実世界で実行に移せる点です。

一般的なキャンペーンイベントの場合、斬新な公約を発表し合って終わりというケースもあります。これに対してデジタル三条市長選挙は三条市から公認を受けており、20万ほどの予算が割り当てられています。

そのため、例えば「コスプレイヤー向けの撮影場を町に設置する」という公約を掲げて当選した場合、実現まで進められるのです。まち作りの提案から完遂までできる点で、非常に面白い取り組みとなっています。

ーー将来的なビジョンをお聞かせください。

結城氏:中長期的なビジョンとして、燕三条を日本一の産業観光地にすることを目指しています。産業観光とは、地域の産業を観光として捉えて、社会へとPRする取り組みです。

この目標に向けて、以下2点のアクションを実行中です。

  • 地域の子供たちに、トレーディングカードを通じて地元企業を知ってもらう
  • キャラクターを起点に、燕三条への聖地巡礼へと繋げる

2025年秋には、トレーニングカードゲームのアップデートがあります。今まで以上に完成度の高いコンテンツへと生まれ変わるので、カードゲーム愛好家にも満足してもらえるはずです。

NFT関連では、燕三条の各地にプロジェクトの足跡を構築していきます。地域外の人がNFT保有をきっかけにして燕三条に興味を抱き、実際にまちづくりに携わる姿が目指すべきゴールです。

――最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。

結城氏:一般的なNFTはデジタル空間で完結するケースが多い一方で、燕三条 匠の守護者NFTではNFTの所有を起点として、燕三条との関係性が深まっていきます。

今後もさまざまな展開を考えているので、ぜひ「燕三条 匠の守護者NFT」を所有し、燕三条に関わっていただければ幸いです。

▼「燕三条 匠の守護者NFT」の詳細はこちら

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参照元:NFT Media

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